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GRAHAM軽さとクリエイションの高さを実証したカーボンファイバーの採用

軽さとクリエイションの高さを実証した
カーボンファイバーの採用

クロノファイターのアイコンでもあるクロノグラフトリガーにもカーボンを採用

クロノファイターのアイコンでもあるクロノグラフトリガーにもカーボンを採用。指掛かりを左右するトリガーの形状がしっかりと成型されており、加工精度の高さが伺える。

  腕に載せた……いや、時計を持ったその瞬間に実感するケースサイズ47mmの「クロノファイター スーパーライト カーボン」の軽さ。とりわけ、従来のクロノファイターを一度でも手にしたことがあれば、その重さがイメージできるだけに、驚きはより大きくなるはずだ。


  実測値は約98g。現行モデル「クロノファイターオーバーサイズ」が約165gなので、「クロノファイター スーパーライト カーボン」は約60%の重量に抑えられたことになる。これほどの軽さを実現した最大の理由、それはやはり、カーボンファイバー・ケースの採用であろう。


  カーボンファイバーは現在、レーシングカーのボディや航空機の翼、自転車のフレーム、ゴルフクラブにフィッシングロッド、さらには建造物に至るまで幅広い分野で採用されており、一般的にもよく知られた素材である。特性は、“高い強度”と“軽さ”という相反する要素を兼備していること。さらに、耐摩耗性や耐熱性、熱伸縮性、耐酸性といった特徴を備えており、それがゆえに、航空やレース、スポーツといった分野で重宝されてきた。


  だが一方で、デメリットもある。ひとつは、素材を作る上で手間とコストがかかる点。もうひとつは、素材の加工が難しいという点だ。


  カーボンファイバー(炭素繊維)とは、その名のとおり“繊維”。元々はアクリル繊維などを炭化させて作った糸で、これを縦横に編み上げることで通常私たちが目にする格子状のシートが出来上がる。そして、シート状のカーボンファイバーと樹脂を混ぜ合わせて加熱・圧着し硬化させたものがCFRP(炭素繊維強化プラスチック)であり、これがクルマや航空機のパーツの材料となる。


  カーボンファイバーは複雑な工程を経て作られるだけでなく、素材単体の製造に際しては大型の専用のマシンも必要となる。元は衣料などに用いられるアクリル繊維であっても、素材自体を作る段階でコストがかかってしまう。カーボン製品が高額になってしまうのはそのためだ。

  繰り返しになるが、カーボンファイバーの特性は軽くて強いこと。比重は鉄の約1/4であるにも関わらず、強度は鉄の約10倍もある。そのため、カーボンファイバーの加工・切削には特殊な工具と技術力が求められる。


「クロノファイター スーパーライト カーボン」は、ケースをはじめ、ベゼル、さらには小さく複雑な形状のクロノグラフトリガーにもカーボンファイバーを採用した。当然、これを形成するためには相当な技術力が必要となるが、グラハムではそのプロセスを確立。圧倒的な軽さと強度を備え、格子状のパターンを随所に残すことでスポーティなイメージも付与した。それは同時に、グラハムのクリエイションの高さをも立証したのである。

文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto


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