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HARRY WINSTON  伝統の技術を極めた ダイヤモンド・セッティングの神秘

伝統の技術を極めた ダイヤモンド・セッティングの神秘

ベゼルとラグにハリー・ウィンストンがチョイスしたバゲット・ダイヤモンドをセッティングすることで、ラグジュアリーを極めた「HW オーシャン・クロノグラフ オートマティック 44mm」。

 18Kローズゴールドのケースを採用したラグジュアリーにしてスポーティな「HW オーシャン・クロノグラフ オートマティック 44mm」には、ダイアルを取り巻くベゼルと、ストラップを装着するラグにバゲット・ダイヤモンドをセッティングしたゴージャスなバージョンが用意されている。


  ダイヤモンドといえば、ハリー・ウィンストンのもっとも得意とするところ。同社はその宝石に対する稀有な才能から”キング・オブ・ダイヤモンド”と称された創始者、ハリー・ウィンストン(1896~1978年)が、1932年に米国ニューヨークの5番街に開いたサロンからスタートした。


  1935年には726カラットの巨大なダイヤモンド原石『ヨンカー』を入手。1938年には、『ヨンカー』を上回る、ブラジルで発見された726.60カラットのダイヤモンド原石『ヴァルガス』を購入し、世界にその名を轟かせる。


  1940年代には、ダイヤモンドひとつひとつの輝きが最大限に引き立つ先駆的なセッティング技法を考案してハリー・ウィンストンのジュエリーデザインの基本を確立。1944年には、アカデミー賞授賞式において、主演女優賞を受賞したジェニファー・ジョーンズにダイヤモンド・ジュエリーを貸し出したことで、『スターたちのジュエラー』と呼ばれるようになった。


  そしてさらにその名を有名にしたのがマリリン・モンロー。彼女は主演映画「紳士は金髪がお好き」(1953年)の中で、“教えて、ハリー・ウィンストン!私にダイヤモンドのすべてを!”と歌い、世界中の誰もが『スターたちのジュエラー』としてのハリー・ウィンストンの存在を認識したのだ。


  そんなハリー・ウィンストンが厳選した最上級のバゲット・ダイヤモンドで飾られた「HW オーシャン・クロノグラフ オートマティック 44mm」は世界限定20本という極めて稀少なモデル。


取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto

※表記の価格及び内容は掲載当時(2016年)のものとなります。



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