
この「マネロ マブ・トリビュート」は、1950年代前半の完全復元のオリジナルムーブメント<バルジュ92>を搭載したコラムホイール式のクロノグラフ。地板やブリッジなどのパーツをローズゴールドで、しかもコート・ド・ジュネーブに仕上げ、主要な歯車は全てエッジ面取りが施されている。ダブルドームのサファイヤクリスタルや、スターリングシルバー製のカーブを帯びたダイヤルで、伝統的で美しいフォルムが追求された。このモデルは、「マブ」と友人達に呼ばれた、カール・フリードリッヒ・ブヘラの末の弟へのトリビュートモデルである。ヨーロッパ各地や、北アフリカと各地を巡って木彫りの作品や叙情的な絵、そして優れた宝飾細工という作品を残し、ブヘラ一族のボヘミアンであった彼の多彩な芸術家人生に敬意を表して製作された。