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2021 New Model | CZAPEK
2021年 チャペック新作 アンタークティック・ラトラパント シルバー・グレイ

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 本年(2021年)8月開催の「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2021(GENEVA WATCH DAYS 2021)」に合わせて発表された新作「アンタークティック・ラトラパント(Antarctique Rattrapante)」。2015年の復活以来、初となるモノプッシャー・スプリットセコンド・クロノグラフである。特徴はクロノグラフの輪列構造をオープンワークダイアル側に配置することで、メカニズムの美観を明らかにした点。高度な技術と洗練された機械美の融合を目指すチャペックの時計哲学のひとつの回答であり、それはダイアルのレイアウトが初代フランソワ・チャペックによる懐中時計「No.3430」を踏襲していることにも表れている。クロノード社との共同製作ムーブメント、自動巻きCal.SHX6搭載。


Antarctique Rattrapante Silver Gray
アンタークティック・ラトラパント シルバー・グレイ
ケース径:42.5mm
ケース厚:10.5mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、独自の「イージー・リリース」システム、カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH6、約60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、49石
仕様:時・分・秒表示、ダイアル側に配置されたオープンワークのスプリット・セコンド・クロノグラフ(世界初)、オープンワークダイアル、シースルーケースバック
限定:77本

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パートナー企業のクロノード社との共同製作ムーブメント、自動巻きCal.SXH6。径34mmのムーブメントを径42.5×厚さ10.5mmのケースに収納するため、主要部品数を292個に減らし厚さを抑えることに成功。シースルーバック仕様だが当モデルの魅力はむしろダイアル側に集約される。


2番車からの動力伝達によりスプリットセコンドは機能するが、その美観を強調するためCal.SXH6では垂直クラッチではなく水平クラッチを採用。垂直二重構造のコラムホイールは上部がクロノグラフ、下部がスプリットセコンドを担当。スプリットセコンドのメカニズムを維持するのは、センターのトライポッド・ブリッジである。


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    チャペック(CZAPEK)についてのお問合せは・・・

    株式会社ノーブルスタイリング
    〒153-8580 東京都目黒区三田1-4-1
    TEL: 03-6277-1604


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