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BASEL WORLD2015 CITIZEN New Model2015年 シチズン新作情報

快適な使い心地に力を注ぐ 国産ウオッチの良心
シチズン(CITIZEN)

  ここ数年、バーゼルワールドのシチズン(CITIZEN)ブースには、多くの人が集まっている。自社製のムーブメント地板を使って、様々な時間を表現するインスタレーションが評判なのだ。

  2015年も世界各国でプロジェクトを進める建築家ユニットDGT.が会場設計を担当し、「宇宙のはじまりの直後」をテーマにした「Expansion Time」というインスタレーションを行っていた。

  その一方で新作モデルの発表に関しては、かなりモデル数を絞り込んできた。純粋な新作は1モデル。世界最速の衛星電波時計「サテライト ウエーブ F100」の進化版として、GPS衛星電波を使用する「サテライト ウエーブ F900」のみを発表した。

  国産ブランドではセイコーもカシオもGPSウオッチを発売しているが、シチズンでは他社と比較してスピードにこだわった。針の動きや情報処理が速いため、使用時のストレスがない。

  日常的に使うものだからこそ、高精度だけでなく使い勝手も考慮する。“市民の時計”を目指してきたシチズンらしいアプローチだ。



  バーゼルワールドでは、シチズンらしい発表がもうひとつあった。

  展示ブースの大きなスペースを割いていたのは“素材”。「スーパーチタニウム」という素材を大々的に発表したのだ。

  そもそもチタン素材は、軽くて頑強な上に、金属アレルギーの心配もないため医療現場でも使用される優秀な素材。シチズンではこのチタン素材を、いち早く時計素材として採用してきた実績がある。しかも表面加工技術にも長けており、デュラテクトという硬化処理を行っている。この”チタン×デュラテクト”の組み合わせを「スーパーチタニウム」と呼んでいる。

  チタンは頑強だが少々柔らかくて表面が傷つきやすいのだが、デュラテクト加工を施すことで耐傷性能を高めれば、美しいケースやブレスレットをキープできる。これらの技術も、時計をいつまでも永く使ってもらうために開発されたもの。常に“市民のための時計”を目指す信念は、こういうところに現れる。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Shinoda Tetsuo
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto

※表記は2015年10月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2015年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



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シチズン時計株式会社
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