SIHH2014 CARTIER New Model | 2014年 カルティエ新作情報

100種類以上もの新作を発表した 伝統と独創の老舗メゾン
カルティエ(CARTIER)

  毎年、力のこもった新作で時計の世界をリードし続けるカルティエ(Cartier)。2014年は昨年に引き続き、トータルで100種類以上もの新作を発表し、その存在感を誇示した。

「オート オルロジュリー(HAUTE HORLOGERIE COLLECTION)」では新型キャリバーを5種類発表。伝統の宝飾技術を駆使したハイジュエリーの分野では、24種類の新作が登場。さらに女性に向けてのコンプリケーションも昨年に引き続き発表された。

  これらの新作に共通するのが、エレガンスとクリエイティビティの共存。より美しく、カルティエならではのデザインを生み出すことに加え、そこにマニュファクチュールとしての独創性と最先端の技術が融合し、唯一無二のタイムピースが生まれるのである。


  このカルティエの哲学は、すべてのモデルに息づいている。カルティエ初のダイバーズ ウォッチ「カリブル ドゥ カルティエ ダイバー ウォッチ(CALIBRE DE CARTIER DIVER WATCH)」は、カルティエ特有のエレガントなスタイルを保ちつつ、ダイバーが求める機能を完璧に満たす。その登場でラグジュアリー・ブランドのこの分野への参入が増加する予感がある。

  また、人気コレクション「バロン ブルー ドゥ カルティエ(BALLON BLEU DE CARTIER)」から派生した婦人用モデルの「バロン ブラン ドゥ カルティエ(BALLON BLANC DE CARTIER)」は(ブランは仏語で白)。独特の丸いフォルムに軽量でしなやかなブレスレットを纏う究極のフェミニン・ウォッチとなった。

  170年近くもの伝統を受け継ぎ、大胆な試みで進化を続けるカルティエ。その時計作りは常に世界の注目の的なのである。



取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:高橋和幸(PACO)Photos:Kazuyuki Takahashi(PACO)、堀内僚太郎 Photos:Ryotaro Horiuchi

※表記は2014年3月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。

※2014年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。




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