2011年、2012年は、「ブラック・クロコ(BLACK CROCO)」のコレクションや「ギガ・トゥールビヨン(GIGA TOURBILLON)」で話題をさらい、それが好調なセールスを記録したフランク・ミュラー。2013年となった今年は、これらのコンセプトをさらに推し進め展開させた充実の新作で我々を迎えてくれた。
まずは「ブラック・クロコ」である。ストラップに用いるクロコダイルのパターンをケースや文字盤にまで展開し、強烈なインパクトを残したこのコレクションが、2013年、さらに充実。フランクならではの機能であるクレイジーアワーズや3か国の時刻が読み取れるマスターバンカーも登場し、幅広い選択肢を提供してくれる。
また、一目見で度肝を抜かれたのは「サンダーボルト™トゥールビヨン(Thnderbolt Tourbillon)」。これは、トゥールビヨンが超高速で回転する! その早さはなんと5秒で1回転。一体、どうやってそれを実現しているのかはモデル解説をお読みいただきたい。
また、人気の高い「ブラック・クロコ(Black Croco)」の発展バージョン「アイアン・クロコ(Iron Croco)」と「ゴールド・クロコ(Gold Croco)」や、ダイアルにスカル(髑髏)を立体的にあしらった「ゴシック・アロンジェ レリーフ(GOTHIQUE ALLONGE Relief )」、力強さ満載の「コンキスタドール・コルテス グランプリ(Conquistador Cortez GP)」など、魅力的な新作が続々と発表された。
一方、レディスでも、立体的なインデックスが特徴の「インターミディエ レリーフ(Intermediate Relief)」や、カラフルなプレシャス・ストーンでインデックスを彩った「ロングアイランド マジック・カラー(LONG ISLAND“MAGIC COLOR”)」、フランク独自のビザン数字をモチーフにエナメルで仕上げた「タリスマン ナンバーペンダント“エマイユ”(TALISMAN Number PENDANT “email”)」など、ウォッチからジュエリーまでの幅広い新作コレクションで美と精緻を極めたのである。