SIHH2013 ROGER DUBUIS New Model | 2013年 ロジェ・デュブイ新作情報

巨大な舞台装置が
時計の魅力を伝える
ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)

  昨年の2013年、メンズモデル「パルジョン(PULSION)」と、レディスモデルの「べルベット(VELVET)」を発表し、「エクスカリバー(EXCALIBUR)」や「モネガスク(MONEGASQUE)」を含めた4つの柱が出揃ったロジェ・デュブイ(ROGER DEBUIS)。

  多彩な自社ムーブメントを開発してきたマニュファクチュールでありながら、華やかな世界観も持ち合わせており、SIHH会場でも異彩を放っていた。

  なにせブースの作りからして、他社とは一線を画している。

  入口ホールに鎮座しているのは、ジュネーブ州の旗のモチーフになった鍵を持つ鷲。見上げるほどに巨大なサイズの足がつかんでいる球体の中には、今年の話題作「エクスカリバー クアトゥオール(EXCALIBUR QUATUOR)」が展示されている。

  さらにブース内にいるスタッフも、中世ヨーロッパの童話から抜け出してきたかのようなコスプレでお出迎え。これには、ちょっとやそっとでは驚かない世界中の取材陣も感動。みな写真に収めて、ツイッターやフェイスブックにアップしていた。


  今年のSIHHでロジェ・デュブイが表現したのは、中世ヨーロッパを舞台にした「アーサー王伝説」。石に刺さった聖剣エクスカリバーを抜いた者に、魔法の力が宿るというヨーロッパ人なら誰もが知っているストーリーを、時計に投影したのが「エクスカリバー」コレクションである。

  このようなロマンティックな世界観は、実は言葉で説明するのは難しい。高精度やロングパワーリザーブのように数値化されたスペックであれば、論理的にメリットを語れるが、世界中の人々に世界観を伝えるのは困難だ。

  しかし高級腕時計は実用品というより、“ブランドが持っている世界観”を楽しむためにあるといってもいいだろう。

  だからロジェ・デュブイは、メカニカルな魅力だけでなく、ブランドが持つ冒険心や色気を、常に的確にビジュアル化しアピールしているのだ。

  それは高級ブランドとして、非常に正しいやり方である。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)

※表記は2013年3月現在のものになります。



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