
昨年の2013年、メンズモデル「パルジョン(PULSION)」と、レディスモデルの「べルベット(VELVET)」を発表し、「エクスカリバー(EXCALIBUR)」や「モネガスク(MONEGASQUE)」を含めた4つの柱が出揃ったロジェ・デュブイ(ROGER DEBUIS)。
多彩な自社ムーブメントを開発してきたマニュファクチュールでありながら、華やかな世界観も持ち合わせており、SIHH会場でも異彩を放っていた。
なにせブースの作りからして、他社とは一線を画している。
入口ホールに鎮座しているのは、ジュネーブ州の旗のモチーフになった鍵を持つ鷲。見上げるほどに巨大なサイズの足がつかんでいる球体の中には、今年の話題作「エクスカリバー クアトゥオール(EXCALIBUR QUATUOR)」が展示されている。
さらにブース内にいるスタッフも、中世ヨーロッパの童話から抜け出してきたかのようなコスプレでお出迎え。これには、ちょっとやそっとでは驚かない世界中の取材陣も感動。みな写真に収めて、ツイッターやフェイスブックにアップしていた。