
2010年のSIHHでは、薄型ムーブメントをいくつも発表してきたピアジェ(PIAGET)だが、2011年はやや沈静化している。しかし現在保有する26種の自社ムーブメントの中に“薄型タイプ”が17種もあるというピアジェにとっては、薄型ムーブメントはアイデンティティであり、揺るぎない自信の源でもある。
その決意表明は“MASTER OF ULTRA-THIN MOVEMENTS”というスローガンにも表れており、また世界で最も薄い自動巻き式トゥールビヨン・ムーブメントCal.1270Pを完成させたというのも、薄型ムーブメントの大家としての自信の表れだろう。
またピアジェユーザーの若返りを目指して2年前からスタートした、本格スポーティウォッチの「ピアジェ ポロ FortyFive(Piaget Polo FortyFive)」が好評だという。
薄型とスポーティというふたつの看板が、今後のピアジェを面白くしていくのだ。