
レーシング・スピリッツをそのまま時計のデザインに投影した「メカニケ・ヴェローチ(Meccaniche Veloci)」は、2006年にイタリアのミラノで創業された時計メーカー。彼らはエジプトで行われるファラオンス・ラリーをサポートしたり、フェラーリにも使用されているブレンボ社のブレーキディスクをケースに使用したりと、独自のスタンスで時計を作ってきた。
そして2010年にイタリアの大手宝飾メーカーの傘下に収まることで、デザインはヴィチェンツァで行い、時計はスイスで製造するという体制が整った。
その一方でデザインやモデルを整理、配色はダークトーンを基調とし、ビビッドカラーは限定モデルのみに絞るという。
2011年のバーゼルワールドでは、戦闘機やレーシングバイクの一部を使った鮮やかな色の限定モデルが登場しており、今後の展開にも期待が集まっている。