
1883年に創業された時計メーカー「アルピナ(ALPINA)」は、時計界の最高峰を目指す登山家(=アルピニスト)という意味から命名された。
しばしの休眠期間を経て2003年に復活して以降は、スポーティなデザインのレギュレーターや名門サーキットとのコラボレーションなど、様々な形で魅力ある時計を生みだしてきた。
そして2011年の新たな提案として登場したのが「航空時計」だ。
実はアルピナは、20年間も軍用航空時計メーカーのサプライヤーとして活躍してきたという実績があり、しかも1930年代の伝説のドイツ空軍パイロット、エルンスト・ウーデットがアルピナ社の時計を愛用していたという逸話も残っている。この歴史を背景に、時計デザインを再構築したのだ。
奇しくも2011年は飛行機にちなんだ時計が数多く登場し、注目度も高い。アルピナ「スタータイマー(Startimer)」シリーズもその一員として、大いに時計界を盛り上げてくれそうだ。