オランダでハイエンド・ウォッチを製作しているバートとティムのグローネフェルド(Grönefeld)兄弟もGTEを訪れ、プライベートでその作品をプレゼンテーションしていた。彼らが持参したモデルが、この「GTM-06」。これはミニッツリピーター搭載のトゥールビヨンであり、これまでオランダで製作された時計のなかで、もっとも複雑なものだという。その完成まで費やした期間は4年。製造数は世界限定20本。そのうち10本が18KRG、10本がプラチナ。現地での価格は、RGモデルが32万5000ユーロ、プラチナ・モデルが38万5000ユーロとのこと。

グローネフェルド兄弟から「GTM-06」について説明を受ける田中編集長。身長に大きな差があるが、これは編集長が小さいのではなく、彼らが身長190cmを越える巨人だから!