筋金入りのクルマ&バイク愛好家であるマルコ・コロンボが2006年に立ち上げた時計メーカー、メカニケ・ヴェローチ(MECCANICHE VELOCI)。彼が愛するモータースポーツの世界を投影した時計たちは、その独創的なデザインによって、一躍話題を集めるようになった。
2010年はイタリアでジュエリー会社を経営するセルジオ・チェロ氏が新CEOに着任。新たな歴史が始まった。
今後はデザインに一層力を入れることで、時計ブランドとしての個性をより明確にしていくそうだが、創業時から守ってきた「スピード」「クオリティ」「フューチャー」というコンセプトは不変である。
またヨーロッパで絶大な人気を誇る「スーパーバイク世界選手権」の2009年オフィシャルタイムキーパーも担当しており、レースファンへもかなり浸透しつつある。
2010年のバーゼル・ワールドでは、新生メカニケ・ヴェローチをアピールすべく、新型ケースを投入。そのケースを使用する「クロノ・ドライバー・エボ(Chrono Driver Evo)」は時計の角度が変化するドライバ−ズウォッチであり、ここにもモータースポーツへの情熱を感じることができる。さらに従来モデルも「スーパークアドロ(Superquadro)」と「クアットロ・ヴァルヴォレ(Quattro Valvole)」に計3つの新ダイアルが追加された。
また、時計の品質面も向上しており、ケースをスイスメイドに移行中。レザーストラップは名門カミーユ・フォルネ製になっている。
強烈な個性はそのままに、時計メーカーとして一層の進化が期待できそうだ。
取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)
※表記は2010年6月現在のものになります。
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