マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN) 2009 SIHH 新作モデル


 かつては独立時計師アカデミーに所属し、日の出、日の入り時刻を示す画期的な機構を搭載した「イオス」を2001年のバーゼルワールドにて発表し、一躍その名を知られるようになったマーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)。天文学を研究し尽くし、それを腕上の小宇宙で再現しようとする試みこそが、彼のウォッチメイキングにおける首尾一貫したテーマとなっている。2007年にフランク・ミュラー ウォッチランドに参加してからは「天文時計」という独創を貫きながらも、ケースや文字盤のブラッシュアップによって洗練度を増しているのは明らかだ。
 2009年のWPHHの展示会では、月が描かれたプレートが分刻みで動く、レトログラード式のムーンフェイズ表示を備えたブランド初のトゥールビヨンウォッチ「イペリオン」や、既存の複雑機構を搭載したふたつのモデルを組み合わせた、マーティン・ブラウン随一の超絶コンプリケーション「ケファロス・ヘリオゼントリック」などが披露された。大いなる宇宙へのロマンを秘めた機械式天文時計は、デザイン的な処理によって、ますますその奥行きを深めて行っている。


マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)
Hyperion
モデル名:イペリオン
Ref: HPY
ケース径: 44mm
ケース厚み: 14.5mm
ケース素材: 18KRG
防水性: 日常生活防水
ストラップ: アリゲーター
ムーブメント: 手巻きCal.MB108、毎時18,000振動、60時間パワーリザーブ
仕様: レトログラード式ムーンフェイズ表示、新月/満月を示す表示、日付表示、トゥールビヨン
予価: 14,332,500円(税込)
発売予定:未定

※クリックすると詳細をご覧になれます
 マーティン・ブラウン初となる、地球の重力による精度への干渉を相殺する役割を果たす複雑機構、トゥールビヨンを搭載したモデルが誕生した。さらに月の満ち欠けを表すムーンフェイズ機構を11時位置に、そして月齢が新月、もしくは満月のどちらに向かって動いているかを示すインジケーターを12時と1時の間の位置にレイアウトし、マーティン・ブラウンの天体時計としてのアイデンティティを掲げ示している。世界初の試みとなる、分刻みで動くレトログラード式ムーンフェイズは、122.5年でたった1日の誤差しか出ないという驚異的な精度を誇る。立体的な文字盤の処理は、まさしくウォッチランドでの生産体制の充実ぶりが反映されたものだろう。
マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)マーティン・ブラウン(MARTIN BRAUN)
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文:越知絵里香 写真:板津亮
※表記は2009年2月現在のものになります。


マーティン・ブラウン についてのお問合せは…
フランク・ミュラー ウォッチランド東京
〒104-0061東京都中央区銀座 5-11-14-B1 POSCO東京ビル
TEL: 03-3549-1949



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