「プロフェッショナルのための計器」であることを哲学として掲げる
ブライトリング(BREITLING)は、各シーンで活躍する専門家の相棒にふさわしい、高いスペックをそなえたモデルを展開している。2007年は、ケース径46mmと38mmの2サイズ展開する本格ダイバーズウォッチ「
スーパーオーシャン・ヘリテージ」を発表して反響を呼んだ。2008年は、ブライトリングが70年代に発表したパイロットウォッチを進化させた「
クロノマチック49」が登場。過去のモデルをデザインに採り入れるセンスは、さすがである。

セイコー(SEIKO)は近年、機械式時計と同様にゼンマイを動力源としながら、水晶からの正確な信号によってクォーツ並みの精度を追求したムーブメント、「スプリングドライブ」を搭載したモデルを精力的に展開している。2007年はストップウォッチを搭載した「グランドセイコー スプリングドライブ クロノグラフモデル」が登場。2008年はノリタケ製磁器をダイヤルに使用した手巻スプリングモデル「
クレドール ノード 叡智」を発表し、テクノロジーと美しさの両軸で時計ファンを陶酔させた。


モータースポーツにインスパイアされたコレクションの、幅広さが注目の
タグ・ホイヤー(TAG HEUER)。2007年はクロノグラフの可能性をさらに拡大するエレクトローメカニカル・ムーブメント「キャリバーS」にを搭載した「
リンク クロノグラフ キャリバーS」が満を持して発表された。2008年は「RS」シリーズから限定のチタンケースの「
グランドカレラ クロノグラフ RS2」が登場。クロノグラフの未来を担う意気込みと情熱、そして進化への期待が高まっている。
