トレンドを程よく取り込んだ現代的なデザイン、細部まで行き届いたフィニッシング、そしてスポーツシーンにも対応できるハイスペックを備えながら、非常に“小慣れた”価格設定が魅力のエドックス(EDOX)。ここ数年のスポーツウォッチ大流行の追い風を受けて、「クラスワン」「クラスロイヤル」などの<海>にちなんだダイバーズモデルを中心に人気を集め、ファッションに敏感な若者の感性を刺激する一方、地に足の着いた時計づくりは目の肥えた時計ファンも納得させる、高いパフォーマンス性を秘めている。
2009年は、エドックス誕生125周年を祝す新コレクション、「グランドオーシャン」がお披露目された。同コレクションは、エドックスが公式タイムキーパーを務めるドバイ インターナショナル マリンクラブ(DIMC)にちなんで、レーシングヨットのテイストをデザインに取り入れたもので、複数のパーツで構成されたケース、“3本足”のラグ、エンジンターンドベゼルなどを特徴とした、精悍で高級感のあるスタイルに仕上がっている。2009年はレギュラーで展開される3針、クロノグラフモデルのほか、ジャンピングアワー機構を搭載した「シードバイ リミテッドエディション」や、1950年代に製造されたオールドムーブメント<Cal. Venus 203>を搭載する、エドックス誕生125周年を記念する特別版「スーパーリミテッドエディション 1884」など、「グランドオーシャン」シリーズから創意工夫を凝らした豊富なバリエーションが用意された。
一方、従来の「クラスワン」からもパワフルな装備が頼もしいクォーツクロノ「アイスシャーク」が発表され、まさに精鋭ぞろいのアニバーサリーイヤーとなった。