2008 BASEL & SIHH ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)



T「今年、バーゼルワールド、そしてSIHHを含め色々なブランドで新作をたくさん見ましたが、どのブランドも復刻版を出していますね。」

A「そうですね。我がジャガー・ルクルトも創業175周年ということで、記念のウルトラ・シンを発表しましたし、メモボックス ポラリスは、まさに1968年当時そのままと言っても良い復刻版です。もちろん時計には機械としての技術の高さ、そしてそれに裏打ちされた実用性は大切ですが、どのブランドもウォッチメイキングの原点を、もう一度見つめ直そうという動きがあるのではないでしょうか。」




T「そうですね。そして今年はやや収まった感じはありますが、複雑時計に対するこだわりもひしひしと感じるところです。ただ気になるのは、発表されても中々デリバリーが追いついてこないので、リテイラーとしては歯がゆいところなのですが・・・・・・。」

A「確かに!それは、我が社としても何とか急ぎたいところです。ただ、やはりマニュファクチュールとして最高の技術を納めた時計をユーザーに届けるには、どうしても時間をかけて時計を製造したいという思いがあるんです。」

T「それともう1つ気になるのは、どのブランドでも<ダイヤ>がメンズの時計にふんだんに使われていますね。<メンズ ウィズ ダイヤモンド>と言いますか、ジュエリーと時計の新しい未来を感じます。ジャガー・ルクルトとしては、今後ジュエリーとしてのメンズウォッチというあり方をどうお考えですか?」

A「これはファッションのトレンドとして、世界的に男性がジュエリーウォッチを着けることへの抵抗が少なくなっているというのはありますね。確かにそういう側面は、ウォッチブランドとしてフォローしなければならないところではあると思いますが、我々は時計のマニュファクチュールとして、常に同じスタンスで、良い時計を作って行きたいと思っています。」

T「実に質実剛健ですね!まさにジャガー・ルクルトらしい姿勢だと思います。これからも、マニュファクチュールならではの時計を、楽しみにしています。」

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