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Jaquet Droz辣腕の新CEOアラン・デラムラ氏が語るジャケ・ドローの新たな戦略 02

あらゆる素材と加工を可能とする
ジャケ・ドローのマニュファクチュール

デラムラ氏の構想では、彼ら職人と顧客をオンラインでつないでディスカッションすることで、新たなモデルを作り上げる体制を構築するという。

スイスのラ・ショー・ド・フォンにあるジャケ・ドローのマニュファクチュールには、彫金師、エナメル師(七宝でダイアルやケースを飾る職人)などのアルチザンおよびアーティストが在籍し、個性豊かなタイムピースの製作を進めている。デラムラ氏の構想では、彼ら職人と顧客をオンラインでつないでディスカッションすることで、新たなモデルを作り上げる体制を構築するという。


 その“フィジタル”が反映された新作はすでにあるのですか?


「たとえば、新しいトゥールビヨン・モデルは、ゴールドケースですがスケルトン化してサファイアのダイアルを入れたモダンなデザインにしました。さらにケースをサファイアで作り、すべて透明にしたモデルも作りました。ミドルケースと裏蓋は一体で、ガラスとベゼルも一体。つまりケースがふたつのパーツで構成されています。

 このモデルは100%スイス製のサファイアクリスタルを用いています。これはグループ内初です。ネジは一切使っていません。ミドルケースもサファイアなので、側面からもムーブメントが見えることも特徴です。

 その他、レッドゴールドやホワイトゴールドのモデルもありますが、それだけで生産終了するのはもったいないので、今後、受注生産によって、すべてが1本限定で生産することは可能です。

 ですから私はジャケ・ドローの時計を、年に2000~3000個も売ろうとは思っていません。2023年は50個。つまり50人の顧客に売れば良いのです。その結果、受注生産が主体になるでしょう」(デラムラ氏)


 これまでのお話をうかがっていると既存モデルの仕様変更が主体のように思いますが、まったくの新製品の開発は考えているのでしょうか?


「もちろん考えています。過去のレガシーをリスペクトしながら、高度な技術を使ったハイテクノロジーな時計を作っていきます。その一方で、アートとしてのアプローチも考えています。それはエナメルのダイアルや、随所にアーティストの手の技が込められたような製品です。

 もっとも私は、こんなふうに言葉で説明することしかできませんが、実際に工房に来ていただいて職人の作業を見ることで、彼らの技術と情熱を感じ取っていただけたらと思います」(デラムラ氏)

  • アラン・デラムラ
  • Alain Delamuraz
    アラン・デラムラ

    1964年スイス生まれ。12年以上ホテル業界に従事する。スイス有数のホテルであるローザンヌの「ボー-リバー ジュ パレス」のディレクターに就任するなど、スイスを中心に英国やエクアドルなど世界中のホテルに勤務する。1996年、スウォッチ グループに転職し、オメガを経てブランパンに移り、15年以上にわたりブランパン経営委員会メンバーとしてブランドの世界的な拡大に貢献した。2021年、同じスウォッチ グループのジャケ・ドローCEOに就任。



INFORMATION

ジャケ・ドロー(JAQUET DROZ)についてのお問合せは・・・

スウォッチ グループ ジャパン株式会社 ジャケ・ドロー ブティック銀座
〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18
TEL: 03-6254-7288


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