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PARMIGIANI FLEURIER“常識破りの思想家”が混迷の世界で実践する時計新常識 02

文化の多様性を暦法表示機構で実践した
世界初の時計「トンダ ヒジュラ パーペチュアルカレンダー」

「時計愛好家は世界的なコミュニティを形成し、そこには様々な文化と伝統が混ざり合っています」と語るトラクスラー氏

「時計愛好家は世界的なコミュニティを形成し、そこには様々な文化と伝統が混ざり合っています」と語るトラクスラー氏は、「トンダ ヒジュラ パーペチュアルカレンダー」が「文化の多様性を話し合う機会になるのでは」と期待する。2019年12月にドバイで開催された発表会では、技術的な事ではなくすべて文化的な事柄に質問が集中したという。


「トンダ ヒジュラ パーペチュアルカレンダー」は、イスラム教圏で15世紀にわたり使用されているヒジュラ暦の表示機構を搭載する、世界初のパーペチュアルカレンダーである。

 世界では大多数が太陽暦、つまり太陽に対する地球の周期運行を基にした暦法を採用している。一方、ヒジュラ暦とは月齢周期を基とする太陰暦のひとつで、29日または30日の12カ月で構成される。月の周期は約29.5日、当然、太陽暦との間に差が生じ、これによって毎年10日~12日のマイナスが生じ続ける。従って毎年の月はそれぞれ違う季節を迎えることになる。イスラムの祝日はこのヒジュラ暦によって定められるので、イスラム教圏の人々にとっては神聖かつ絶対的な暦法だ。



 では、なぜこのような(日本人から見ると)極めて特殊な腕時計を開発したのだろうか?


「オスマン帝国のスルタンから依頼された時計の修復が始まりです。これが後年の置時計へとつながりました」


 その時計とは、ミシャル・パルミジャーニ氏が自身のブランドを立ち上げる3年前の1993年に修復した懐中時計のこと。これが2011年の、ヒジュラ暦カレンダーを備えた世界初の置時計の開発へと繋がり、さらに今回の腕時計へと発展したのである。


「主に太陰暦に関するカレンダーのメカニズムでは、すでに置時計で特許を取得していましたが、機械的な側面だけではなくイスラム教の文化に抵触していないか、非常にデリケートな問題もありました。例えばコーランに従えば、素材に金を使用することができません(註:金の所持はイスラム教ではハラム=禁忌行為に当たる)」


 ハラムに従い当モデルの素材は金を使用せず、ケース、ダイアル、ローターはプラチナ製。さらにコーランの聖典で使用される、重なり合う正方形“ルブ・エル・ヒズブ”を象ったブリッジや、二重香箱の三日月型ローターといったデザインもイスラム文化への配慮だ。そして、これらのデザインを担当したのがステファノ・マカルーソ(Stefano Macaluso)氏、あのジラール・ペルゴ等ソーウインド グループ総裁の故ルイジ・マカルーソ氏のご子息(次男)である。


「ステファノは時計界でとても評判が良く、誰にでも尊敬されている人物です。今回のような文化的に繊細な取り組みには、業界で信頼されている人にお願いしたかった。我々はブリッジ等において、もう少し特徴を出したかったので、彼に依頼しました」






協力:パルミジャーニ・フルリエ・ジャパン / Thanks to:Parmigiani Fleurier Japan


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