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ORIS“Go Your Own Way”高品質・良心価格を実現するオリスの新・視点

海洋投棄プラスティック問題へ
新たな支援活動を開始

スチューダー氏が手にするのは海洋投棄プラスティックから再生された、「オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション」のケースバックメダル

スチューダー氏が手にするのは海洋投棄プラスティックから再生された、「オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション」のケースバックメダル。時計収納ボックスも同じ再生資源で製作されている。抽象画的な模様は製造過程で出来上がる偶然の産物で、同じものは世界にふたつと無い。


 オリスは世界的な社会貢献活動に熱心な時計ブランドとしても知られている。特に海洋環境保護活動に重点を置き、その原点は2010年、オーストラリア海洋生物保護団体と共に始めた、同国北東岸に世界最大級のサンゴ礁地帯を誇るグレートバリアリーフの保護活動だ。現在でもこの活動は継続しており、絶滅の危機に瀕している世界最大の哺乳類シロナガスクジラ(ブルーホエール)の保護活動も本年は行っている。

 彼らの活動にはサステイナブル(持続可能)な地球環境保全という大きな目的があり、本年はグレートバリアリーフやシロナガスクジラのような特定種・特定地域の保護のほか、地球全体の海洋環境保全という新たな視点に立ったことに注目したい。それは昨今、メディアでも頻繁に取り上げられ、世界的に問題意識が喚起されている“海洋プラスティック廃棄物”問題である。


「現状のままにプラスティック廃棄物を海洋投棄し続ければ、2050年には海洋生物より海洋プラスティックの方が多くなると言われています。

 そこで『パシフィック・ガベージ・スクリーニング(Pacific Garbage Screening/GPS)』」という組織を支援することにしました。彼らの計画は海上浮遊装置『フローティング・プラットフォーム(Floating platform)』による海洋プラスティックのクリーニング。

 幅40mもの巨大な装置ですが、再生PETを使用したフィルタリング(濾過)装置によって、海洋プラスティックを海水から濾し取っていく計画です」(スチューダー氏)



 日本の地上波TVでも紹介された「パシフィック・ガベージ・スクリーニング(GPS)」とは、建築家であるマルチェラ・ハンシュ(Marcell Hansch)女史によって2016年11月に設立された非営利組織(本部はドイツ・アーヘン)。科学者、エンジニア、建築家などの専門チームによる海洋プラスティック廃棄物の収集と濾過を目的とし、そのために海洋渦(円形パターンの海流)内に浮遊する巨大なフローティング・プラットフォームを開発、すでに海洋での試験稼働を行っている。


海洋クリーン活動の象徴的モデル
「オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション」

 GPSの活動に賛同するオリスは、その象徴的な新作としてアクイスコレクションから「オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション」を発表した。

  • オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション
  • オリス クリーンオーシャン リミテッドエディション
    ORIS Clean Oceans Limited Edition


    「オリス ダイバーズ」「オリス プロダイバーズ」と共に、ダイビングコレクションの一角を占める「オリス アクイス」から登場した、海洋環境保全活動協賛モデル。ダイアルのグラデーションブルーが海洋をイメージさせ、ケースバックに嵌め込まれたメダルと特別ボックスは再生プラスティックで製作されている。その抽象画を思わせる模様は製造過程での偶然性に左右されるため、それぞれが世界唯一の存在となる。世界限定2,000本。


    Ref.:01 733 7732 4185-Set
    ケース径:39.50mm
    ケース素材: ステンレススティール
    防水性:30気圧(300m)
    ストラップ:ステンレススティール、エクステンション付きセキュリティホールディングバックル
    ムーブメント:自動巻き、Cal.Oris 733(SW200-1ベース)、38時間パワーリザーブ、28,800振動/時(4Hz)、ストップセコンド機能
    仕様:時・分・秒・日付表示、再生プラスティック素材のケースバックメダル、セラミックベゼル
    限定:世界限定2,000本
    価格:260,000円(税抜)


「この時計の収納ボックスはPETからできています。つまり廃棄物がラグジュアリー時計を収めるボックスに変わるのです。またケースバックのメダルにも再生プラスティックを使用しています。

 我々はこのモデルを着用する人に、海洋汚染という環境問題への意識を持って欲しいのです。なぜなら、このような時計を購入される方は経済的に余裕のある人たちで、彼らは世の中に変化を起こすことが可能な立場にあるからです。

 ケースバックのメダルの模様は一様ではなく、ひとつとして同じものがありません。これにより、廃棄物という捨てられる存在に新たな命を与えることができました。時計はこういうことを伝えるのに最適な存在だと思います」(スチューダー氏)




取材・文:田中克幸 / Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
協力:オリスジャパン / Thanks to:ORIS JAPAN

INFORMATION

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オリスジャパン株式会社
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