RAYMOND WEILレイモンド ウェイル創業50周年イベント「ザ・レガシーツアー・トーキョー」レポート 01
その偉大なる足跡をアピールした
レイモンド ウェイルの創業50周年イベント
「レイモンド ウェイルにおいて、音楽、芸術、文化は単なる情熱を超え、創作の源泉であり、革新を牽引する原動力です。確固たる家族の歴史に根ざしたこの揺るぎない姿勢は、ブランドの強靭さを育むだけでなく、独自のアイデンティティを形作っています。約50年にわたりレイモンド・ウェイルは芸術という普遍的な言語を駆使し、世代を超えて共鳴するグローバルなパートナーシップとブランド体験を創出してきました」と語るCEOのエリー・ベルンハイム氏。
スイスでも数少ない独立企業である高級時計メーカー「レイモンド ウェイル(Raymond Weil)」は、1976年にジュネーブにおいて、ブランドと同じ時計職人であり起業家であったレイモンド・ウェイル氏により設立された。
この創業から50周年を迎えた2026年、レイモンド ウェイルは「ザ・レガシーツアー・トーキョー」と題し、世界を巡るプロモーション・ツアーを敢行。去る3月13日、東京青山において創業50周年を記念するイベントを行った。
現在の当主は創業者の孫であり3代目となるCEOエリー・ベルンハイム氏。つまりレイモンド ウェイルとは創業から現在まで、完全に独立した家族経営を続ける、極めて珍しい国際時計ブランドのひとつなのである。
そもそもレイモンド ウェイルとは、クォーツショックにより危機的状況に直面していたスイス機械式時計産業を再興すべく、新たなコンセプトを掲げて創成されたウォッチ・ブランドであった。現在では3代目のエリー・ベルンハイムがCEOを務め、「ミュージック&アート」をブランド・コンセプトに掲げることで、高品質なスイス製腕時計を手の届く価格帯で提供。「フリーランサー」、「ミレジム」、「マエストロ」、「トッカータ」といったいくつものコレクションを展開することで、スイス製機械式時計の魅力を世界に発信している。
ブランドに新時代をもたらした「ミレジム」
そして旗艦ブティック・オープンを発表
1976年の創業以来、世界各国の雑誌などで展開してきた広告ビジュアルを一同に集めて展示された。
このレイモンド ウェイルにとって大きな節目となったのが、2023年に発表された「ミレジム」である。
“腕時計の黄金時代”と呼ばれた1950~60年代のモデルを思わせるノスタルジックかつレトロな外観と最新の自動巻きムーブメントを組み合わせることで誕生したこのコレクションは、時計業界で最も権威ある「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(略称:GPHG)」において、2,000スイスフラン以下の最優秀時計に贈られる「GPHG 2023チャレンジ賞」を「ミレジム オートマティック スモールセコンド」が獲得。手頃な価格で卓越したスイス製時計を提供するというレイモンド ウェイルのフィロソフィが高く評価された結果の受賞であった。
また創業以来、スイス時計産業の主要都市であるジュネーブに拠点を構えるレイモンド ウェイルだが、この記念すべきイベントにおいてジュネーブ旧市街の中心地に新たな旗艦ブティックを間もなくオープンすることがエリー・ベルンハイムCEOにより発表された。
そしてまた、このイベントにおいて、もうひとつの重要な発表がなされた。それが創業50周年を記念して開発された記念限定モデルの登場であった。
レイモンドウェイル50周年記念動画
創業者のレイモンド・ウェイル氏、そして二代目オリビエ・ベルンハイム氏(ウェイル氏の娘婿)、三代目エリー・ベルンハイムCEOがその思いを語る特別なムービーが創業50周年を期して公開された。
歴史的な傑作ムーブメントを
現代に蘇らせた記念限定製造モデル
クラシカルでありながらモダンさも感じさせる「ミレジム ザ フィフティ」の文字盤。4分割された中央部とアワートラック、ミニッツトラック、インダイアルの4つのパートで構成され、それぞれに異なる装飾を施すことで、針やインデックスがくっきりと浮き上がり、最上級の視認性を提供する。
今回の「ザ・レガシーツアー・トーキョー」と題された創業50周年記念式典において発表されたのが、「レイモンド ウェイル」の創業年である1976年に製造されたクロノグラフの名機「バルジュー236」を搭載した「ミレジム ザ フィフティ」である。
ケースはステンレススティール製で、ベゼルには18Kホワイトゴールドを採用。ケース径は37.0mmと往年の手巻きクロノグラフを思わせるミニマムで端正なスタイルが採用されている。
文字盤は中央部、アワートラック、ミニッツトラック、インダイアルの4つのパートで構成されており、各要素を独立して設計することで、高い視認性と装飾性を両立させたという。
その中央部には 縦横の筋目を四分割したエリアごとに切り替えた「タペストリー」モチーフを採用。上部にブランドのロゴと創業年を示す「EST. 1976」を記し、文字が入る部分をベースから、わずかに隆起させることで光を受けて浮き上がる立体的な表情を演出し、その光の受け具合で刻々と変化する表情をも楽しむことができる。
また、細かなグレイン仕上げが施されたアワートラックやスネイル仕上げのミニッツトラック、さらに個別に仕上げられたインダイアルのメモリが、それぞれに異なる質感を持つことで、文字盤のコントラストと針の存在を際立たせ、豊かな表情と同時に高い視認性を確保することに成功している。
クラシカルにしてモダン
時計愛好家の心を捕らえるレア・ピース
ブランド創業と同じ1976年に製造されたクロノグラフの傑作キャリバーを採用。ただし単純に搭載するのではなく、ルテニウム仕上げのブリッジにロゴを彫り込んだり、コラムホイール等にブルースチール仕上げを施すなど、固有のアイデンティティを付与する丁寧な加工が施されている。
そして、このクロノグラフの心臓部となるムーブメントには、「レイモンド ウェイル」の創業年である1976年に製造された手巻きクロノグラフの傑作「バルジュー236」を採用。高級クロノグラフに必須といわれるコラムホイールで作動を制御することで、確実かつソフトな感触で操作できるのが大きな特徴となっている。
また、ブランド・ネームを彫り込んだブリッジやテンプ受けにはコート ド ジュネーブ仕上げを施した上でブラックルテニウム処理を施し、単なるノスタルジアにとどまらない、モダンな印象を与えている。
さらに操作の要となるコラムホイールとネジにはブルースチール仕上げ(青焼き処理)を施し、メカニズムの立体感と精緻なコントラストをアピール。クラシカルな造形美と現代的な仕上げが高次元で融合することで、このクロノグラフを50周年記念の限定バージョンにふさわしい存在感を与えている。
その製造数は50周年記念にちなんで世界限定50本。ケースバックには 創業年の「1976」と50周年となる「2026」、さらに限定ナンバーを刻印。「レイモンド ウェイル」の歩みと節目となる年を象徴するディテールが随所に盛り込まれ、 過去への敬意と未来への継承を宣言する、節目となる年にふさわしい逸品となっている。
INFORMATION
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