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CYPRIS最上級の素材と技術で実現したハイエンドなウォッチケース誕生 01

カスタムオーダーで世界にひとつ
あなただけのウォッチケースを

日本国内有数のトランク製造工房において、内部の木枠作りから皮革の縫製まで、すべての工程を行って製作される「キプリス/ルガ ショルダー ウォッチ ケース」

日本国内有数のトランク製造工房において、内部の木枠作りから皮革の縫製まで、すべての工程を行って製作される「キプリス/ルガ ショルダー ウォッチ ケース」。3本入り、6本入り、10本入りの3サイズが設定されているが、細かなカスタム・オーダーによって唯一無二の個性的なケースを手に入れることができる。


 1995年4月、東京の江東区にて創業した「MORPHO(モルフォ)」は、「CYPRIS(キプリス)」のブランドで知られる国内有数の皮革製品企画製造会社である。

 この「キプリス」から先ごろ、輸入高級皮革を用い、日本の一流鞄製造工房にて製作するハイグレードなウォッチケースが発表された。それが「Ruga Shoulder Watch case(ルガ ショルダー ウォッチ ケース)」である。

 このウォッチケースには3つのサイズを設定。小さなものから順に3本入り、6本入り、10本入りとなっているが、時計を収めるコンパートメントのサイズを手持ちの時計に合わせて微調整することで、収納本数を変更することも可能だという。

 また、このウォッチケースは、伝統的な皮革製トランクと同じ技法を採用し、木枠から製作し、そこに上質な皮革を張り込み、要所にステッチを施すことで実に堅牢に仕立てられている。このように湿度や気温による影響を受けやすい天然素材である木材と皮革を使ってのケース製作には、匠(たくみ)と呼ばれる熟練職人の技が不可欠。「モルフォ」の代表取締役である小澤廣幸さんによれば、このような本格的なトランクやケースを木枠から製作できる職人は、今や日本では数名ほどという。

 このケースに用いられる皮革は、ベルギー唯一のタンナー「Tannerie Masure(タンナリー マズール)」社の独自製法による「Rugato shoulder(ルガート ショルダー)」と呼ばれるもの。厳選された最上級のヨーロッパ原産の原皮を、ゆっくり時間をかけて植物タンニンで鞣したこの皮革は、原皮の肩(ショルダー)部分に現れる「トラ」と呼ばれるシワの模様をあえて生かし、豊かな表情を醸し出しているのが大きな特徴となっている。

 この「ルガート ショルダー」をはじめ、ケースの内張りにもスウェード仕上げの天然皮革を採用。これらの皮革のみならず、カスタムできる部分としてはステッチやコバ、金具やラベルの刻印に至るまで、それぞれ専用のカラーチャートから選ぶことで、世界で唯一無二の個性あふれるウォッチケースを手にすることができる。

 したがって「キプリス/ルガ ショルダー ウォッチ ケース」はカスタムオーダーによる受注生産が基本。価格はそのカスタマイズにより変動する。そして、「モルフォ」が運営する直営店「キプリス・大丸心斎橋店」をはじめとする日本各地の特約店や百貨店などの催しの際に直接、オーダーするシステムが採用されている。












取材・文・写真:名畑政治 / Report Text Photo:Masaharu Nabata
取材協力:モルフォ / Thanks to:Morpho

INFORMATION

キプリス(CYPRIS)についてのお問合せは・・・

モルフォ
〒136-0073 東京都江東区北砂5丁目19番27号
TEL: 03-6666-8800

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