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Leica Watchドイツの高級カメラーメーカー「ライカ」が作った本格機械式時計 「ライカWatch」登場!

ドイツ・メイドの自社キャリバーを搭載した
独創機構満載の新型機械式ウォッチ

  プロ・アマ問わず、世界のカメラマンが羨望する「ライカ」。その端正なスタイリングと高度な精密感からインスピレーションを得て誕生した新しい「ライカWatch」が「ライカL1」および「ライカL2」である。


  デザインを手がけたのは、ベルリン芸術大学教授であり、プロダクトデザイナーでもあるアキム・ハイネ氏。彼は、長年に渡って数多くのライカ製品の設計を指揮してきたが、その深い経験と洞察力が、新しい「ライカWatch」にも存分に反映されている。


  それを証明するのが、カッチリとしたケースのフォルムとリューズに刻まれた溝、カメラレンズを思い起こさせる丸みを帯びたドーム型のガラスなど。


  これらのモデルには、新たに開発された機械式の手巻きムーブメントが搭載されており、その仕上げと機能は、ベーシックなスタイルのケースから受ける印象とは大きくことなるモダンなものだ。


  まずベーシック・モデルである「ライカL1」では、センターの時分針に加えて6時位置のスモールセコンドを備え、8時と9時のインデックスの間にはパワーリザーブインジケーターが置かれている。また、3時位置のセンター寄りにある丸い窓では、時計の可動時に白が表示され、リューズを操作して時刻あわせの状態にするとセコンドストップ機能が働き、作動を停止していることが赤で示される。さらに3時位置にある日付表示は2時位置にある専用プッシュボタンで修正できる。


  そして、もうひとつの新作「ライカL2」では、ベーシックな機能に加え、GMT(第2時間帯表示)とデイ&ナイト表示が付け加えられている。GMTは12時間制でダイアル外周部のリングで示し、4時のインデックス先端にある窓が昼は白く夜は黒くなって昼夜の別を示す。


  これらのムーブメントは、バーデン=ビュルテンベルク州、つまり時計製造の伝統を持つドイツ南部のシュヴァルツヴァルト(黒い森地方)に拠点を置くレーマン・プレシジョンウーレン社との共同で新たに開発・製造された。つまり「ライカWatch」専用の自社キャリバーである。


  リューズには赤いルビーが埋め込まれ、ゼロ設定機能も装備。時計の正面と裏蓋にはサファイアガラスを用い、表のガラスには両面無反射コーティングが施されダイアルをすっきり見ることができる。


  この視認性に優れた「ライカWatch」のダイアルにはブラックの他、レッドなどのカスタマイズも予定されている。

  • 新開発されたムーブメント
  • 時計の外観デザインは極めてシンプルかつベーシックだが、新開発されたムーブメントにはモダンな造形美が光る。このモデルのためドイツ南部シュバルツバルト地方に拠点を置くレーマン・プレシジョンウーレン社と共同開発された。

  • ムーブメントに統合された形で新たに設計されている
  • 地板やブリッジの造形は、スイス時計にはない独特のスタイルであり、基本的な構造は「ライカL1」と同様である。これにGMT機能やデイ&ナイト表示機能などが、完全にムーブメントに統合された形で新たに設計されているのが特徴。

取材・文:名畑政治 / Report & Text:Masaharu Nabata
協力:ライカカメラジャパン / Thanks to Leica Camera Japan

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