2025年10月1日から10月31日まで、当店ではドイツ時計3プランド（JUNGHANS （ユンハンス）、NOMOS GLASHUTTE
（ノモス グラスヒュッテ） MeisterSinger（マイスタージンカー））を強化展示いたします。
“シンプル時計”と呼ばれる時計群の中にあって、これら3ブランドはそれぞれまったく異なる個性を持っています。
ぜひその違いを、腕に「つけて」感じていただければと思います。

・ドイツ時計の根底にある哲学
ドイツ時計には、ドイツ車のような「基本性能への忠実さ」が宿るように思います。
もし自動車の基本性能を「走る・曲がる・止まる」とするなら、時計の基本性能は「正確に時を刻む」「視認性が高い」「装着感が良い」という点に帰結します。
そして、各ブランドはこの基本をベースに、自らの個性をどのように表現するかを設計段階から磨き込んでいます。
今回の展示では、3ブランドがその「基本性能」と「表現の違い」にどう向き合ってきたかを体験していただきたいと考えています。

・体験すべき「違い」をあなたの腕で
名刺のように見られることがある腕時計ですが、真価は着けて初めてわかる”もの。
光の反射、針の動き、装着感、視認性、それぞれの特色や目線に語りかけてきます。

同じシンプル”を冠す時計であっても、ユンハンスならではのバウハウス・ミニマリズム、NOMOS の抑制と技術力、MeisterSinger の詩的時間観・・・・・・。
その違いを、この30日間の展示でぜひ体感してください。
時計という存在が、単なる時刻表示の道具以上に、人生をそっと彩る存在になりうることを、皆さまと共有できれば幸いです。