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藤崎本館6F 宝飾・時計売場宮城県仙台市青葉区一番町三丁目2番17号

取扱ブランド

  • FRANCK MULLER(フランク ミュラー)

    FRANCK MULLER(フランク ミュラー)

    世界的なマスターピースの修復作業と共に独自の創作活動において、評判と名声を得ていたフランク ミュラーが、自らの名前を冠した時計ブランドを設立したのは1992年のこと。
    10代に時計学校に在籍していた頃よりその才能と技術の高さはスイスの時計業界ではつとに有名になっており、学生にもかかわらず様々な有名メーカーから引きも切らずスカウトが押し寄せていたほどである。そして1986年の「フリー・オシレーション(自由振動)トゥールビヨン」の発表は、その実力を一挙に世界に知らしめることになった。ジャンピングアワー機能付きの、レギュレーター・タイプの文字盤を持つトゥールビヨンという超絶複雑機構でその天才ぶりを見せつけたが、それ以降もほぼ毎年トゥールビヨン、スプリットセコンド・クロノグラフ、ミニッツリピーター、ワールドタイムなどを搭載した名作を次々と発表し続けた。
    「自分の時計を望む人達のために、良い時計を届けたい」というフランク・ミュラーの思いのもと、1992年にブランドを設立。以降は、その複雑機能を備えた腕時計はもとより、【フランク ミュラーの時計】の存在感そのものを不動のものにしていった。「カサブランカ」や「マスターバンカー」、「コンキスタドール」、「ヴェガス」など、独特のトノウケースのモデルの世界的な人気はもちろん、トノウケースと同じくアールデコを強く意識したレクタンギュラーの「ロングアイランド」などは、現在でもフランク ミュラーの人気を支える重要なモデルとして堂々たる地位をしめている。
    1995年にはジュネーブ郊外のジャントゥに、フランク ミュラーの工房である【ウォッチランド】を建設した。現在フランク ミュラーをはじめとする9つのブランドで、【ウォッチランド・グループ】が形成されている。
    独立時計師の時代から、その卓越した技術とアイデアで現代の機械式時計のあり方そのものを変革させ、希有なビジネスセンスで世界的な時計ブランドへと成長したフランク ミュラー。2003年には、インデックスの配列やそれまでの時計の概念をくつがえした「クレイジー・アワーズ」の発表、そしてそれまで複雑時計に加え、トゥールビヨンや永久カレンダー、スプリットセコンド・クロノグラフなどの機能が満載の「エテルニタス」シリーズの2006年からの参入など、今後のグランドコンプリケーションの新しい流れを垣間見せている。
    2008年はシンプルなラインのデザイン変更から、限定の「コンキスタドール・ジョーカー」や、インデックスのグラデーションカラーが鮮やかな「ロングアイランド・カラードリーム グラデーション」、ロングアイランドと同じレクタンギュラーケースの「マスターカレンダー・トゥールビヨン」登場まで、その懐の深さを見せるラインナップになった。

  • BREGUET(ブレゲ)

    BREGUET(ブレゲ)

    ブレゲ(BREGUET)の誕生は1775年。時計の進化を2世紀早めたと称された、天才時計師アブラアン-ルイ・ブレゲによって創業された。ブレゲ氏の歴代の顧客は、ナポレオン・ボナパルト、ロシア皇帝アレクサンドル1世などの重要人物が名を連ねるが、なかでも悲劇の女王、マリー・アントワネットから「最高の時計を」と注文を受けたことが、たいへん有名なエピソードである。こうしてアブラアン-ルイ・ブレゲは数々の偉業を時計の歴史に残した。  世界初の自動巻機構の発明を始め、ミニッツリピーター、クロノグラフ、永久カレンダー、ツインバレル、トゥールビヨンなど、現在機械式時計に使用されている多くの機構が、彼の発明を基本ベースとしていることからも、ブレゲ氏の傑出した才能がうかがえるだろう。現在でも、先端的な工作技術と伝統的な時計製造の手法を融合した環境のなかで、シリコン素材の採用や磁力を応用した調速機構など、完璧無比な技術とスタイルを追求している。

  • BLANCPAIN(ブランパン)

    BLANCPAIN(ブランパン)

    時計ブランドとしては最古の歴史を持つブランパンは、1735年、ジャン・ジャック・ブランパンによってスイスのヴィルレに誕生した名門ブランドである。創業から2世紀、伝統と最新技術を時計に惜しみなく投入しながら独自の時計づくりを続けたが、1932年に後継者が途絶え、経営に関してはブランパン家の手を離れた。もちろんその後もブランパン・ブランドとして活動は続き、1953年発表のオートマチック・ダイバーウォッチ「フィフティファゾムス」(ちなみにこのモデルはクストー博士の海洋ドキュメンタリー映画『沈黙の世界』で使われ、またフランスやアメリカ、ドイツなどの軍にも採用された)、1956年には当時世界最小のムーブメントを搭載した小型時計「レディバード」を発表。しかし1970年代、クォーツショックによって苦境に立たされたブランパンは一旦休眠状態に入る。そのまま深い眠りから目覚めることはないかと思われたブランパンだが、ジャック・ピゲと、当時オメガ社にいたジャン・クロード・ビバーの手により、 1983年にトリプルカレンダー機能を持つ世界最小のムーンフェイズの発表で名門ブランパンは再び目覚めた。その後も高い技術力に支えられた時計を次々と世に送り出し、1991年には「ウルトラスリム」「ムーンフェイズ」「パーペチュアルカレンダー」「トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」「スプリットセコンド・クロノグラフ」の6つの時計の機能を1つの時計に組み込んだ「1735」という傑作モデルで、時計史に燦然と輝く金字塔をうち建てる。近年は「レマン」シリーズのハイスペックモデルや、「ル・ブラッシュ」シリーズでも話題性にあふれたコンプリケーションを発表。2007年には新たな自社製ムーブメント・キャリバー1315を搭載した、5日間パワーリザーブの「フィフティ ファゾムス」が注目を集めた。
    2008年は、ブランパンの時計への独自のアプローチを感じさせる「ワン ミニット フライング カルーセル」や、「スピード コマンドフライバック クロノグラフ」、2007年発表の「フィフティ ファゾムス」にニューカラーを登場させ、ブランパンはまた新たな歴史のページを開いた。

  • CHOPARD(ショパール)

    CHOPARD(ショパール)

    ショパールの歴史は1860年、スイスのジュラ山脈地方のソンヴィリエにて、若き時計技術者のルイ-ユリス・ショパールが時計工房を開設したことにはじまる。実用的で精度の高い懐中時計とムーブメントの製造を行い、瞬く間にその評判は広まっていった。そして1963年、ショパール(CHOPARD)の3代目であるポール-アンドレがドイツのジュエラー、カール・ショイフレ社に経営権を譲ったことで、ドイツの宝飾工芸技術とショパール(CHOPARD)のもつ本格機械式時計の製造ノウハウが見事融合し、ショパール(CHOPARD)は一流ジュエリー&ウォッチメーカーブランドとしての地位も確立させたのだ。
    そして1976年、2重にした風防の間にダイヤモンドを入れた「ハッピーダイヤモンド」が誕生。クオーツムーブメントの搭載により小型化に成功、女性用ジュエリーウォッチとして「ハッピーダイヤモンド」は、世界中の女性を魅了する腕時計となった。
    また1988年から毎年イタリアで開催されるヴィンテージ・カーレース「ミッレ ミリア」のスポンサーとなり、それを記念してスポーツラインの「ミッレ ミリア」を発表。さらに1996年には念願の自社ムーブメント「Cal. L.U.C 1.96」の開発に成功し、その機構を搭載した「L.U.C 1860」を翌1997年に発表した。時計師であり創業者のルイ-ユリス・ショパールのイニシャルを持つ「Cal. L.U.C 1.96」はクロノメーターとジュネーブ・シールの両方を取得し、その完成度の高さが話題となった。その後、完全自社開発の機械式ムーブメントを搭載した「L.U.C」シリーズが次々と登場。2006年ショパール(CHOPARD)初の自社製クロノグラフを搭載した「L.U.C クロノ ワン」や、超薄型時計の「L.U.C XP」の登場は、時計業界の一大ニュースとして注目を集めた。
    このようにショパール(CHOPARD)はマニュファクチュールとしての礎を着実に築くとともに、常に進化し続ける姿勢を貫いている。

  • ARNOLD&SON(アーノルド・アンド・サン)

    ARNOLD&SON(アーノルド・アンド・サン)

    19世紀の時計工房アーノルド&サンの名を冠する、2001年創業の時計ブランド。所在地はスイスのラ・ショード・フォン。創業者のジョン・アーノルドは、デテント脱進機、バイメタル・バランス、ヘリカル・バランス・スプリングを発明し、特にマリンクロノメーターを実用化した功績は大きい。かつてザ・ブリティッシュ・マスターズ社が持つブランドのひとつだったが、現在はシチズン傘下のプロサーホールディングスに所属している。代表作は「ロンジチュード」「インストゥルメント コレクション/タイムピラミッド」など。近年は複雑時計にも注力している。

  • GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)

    GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)

    ジラール・ペルゴは、今では貴重な存在となった真のスイスマニュファクチュールのひとつです。腕時計の外装はもとより、ムーブメントを初めとする内部の部品に至るまで全てを自社で設計、開発、製造しています。この方針を貫くことにより、100 種類を超える高性能ムーブメントと機械式高級腕時計のラインナップを取りそろえています。ジラール・ペルゴは、1791 年にまでさかのぼる自身の過去から着想を得ながらも、技術に関しては研究開発部門を重視した最新のアプローチを実践しています。80 近い特許申請を誇る会社の遺産は、最先端技術の適用を通じて製品に反映されます。腕時計は、単なる過去の焼き直しではなく、研究と改良によって導かれる革新的な創造物なのです。

  • CORUM(コルム)

    CORUM(コルム)

    コルム社は、世界的に有名な最高級時計メーカーで時計製造に携わった、ルネ・バンヴァルトによりウオッチメーキングの経験を基に、1955年に時計製造の聖地であるラ・ショー・ド・フォン に設立されました。CORUMとは、「議会で議決をとる為の絶対多数」という意味を持つラテン語の「Quorum」という言葉に由来しています。
    これは、世の中に支持されるブランドになりたいという強い思いがこめられています。
    また、ブランドのエンブレムとなっている空を指す鍵は、新たな扉を開ける「革新」を象徴しています。そして、設立当初からの革新的な時計作りにより、時計業界の先端を走るブランドとして他ブランドには無い斬新な時計製造にチャレンジを続け、数々の歴史に残る名作を作り続けてきました。
    スイス時計産業の中心地であるラショードフォンにハイレベルの工房を構えており、 ミニッツリピーター、トゥールビヨン等の複雑時計や、多くの自社ムーブメントの開発や精度の高い検査を行えるその環境は、スイスの時計メーカートップクラスです。

  • CENTURY(センチュリー)

    CENTURY(センチュリー)

    センチュリーの創業は1966年、創業者ハンス・ウルリッヒ・クリンゲンベルグは既に数々の発明により知られた存在でしたが、自らのアトリエを構えることで遂にその発明が創造的作品を生み出しました。

    それは時計のケース内を真空にした画期的なバキュームウォッチや、2種類のサファイアを一体化させたケース構造「メガリス」など、数々の革新的な技術により、輝かしい歴史の第1章を記すことになりました。

    透明でピュアな、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つサファイアは耐久性に優れジュエラーの夢とも言える素材です。

    この素材はセンチュリーのクラフトマンの創造性と伝統的なカッティング技術の融合と、極めて繊細な作業により光と色の煌めく輝きを生み出して全てのセンチュリーウォッチを唯一無二の素材となりました。

  • MINASE(ミナセ)

    MINASE(ミナセ)

    ミナセの製造元である「協和精工株式会社」は、1963年東京に精密工具メーカーとして創業し、1973年に社長の生誕の地である秋田県湯沢市に工場を新設しました。
    先端の刃が0.03mmというドリルさえ製作する技術力は、軽量化が進むスマートフォン、携帯電話、そして自動車のエンジン、航空機、医療機器、注射針の穴開けなどの製造に活かされてます。
    創業当時は時計業界にとって、これらの技術力は羨望のまなざしで迎え入れられました。
    特にリューズ部分の穴開けに用いる特殊な段付ドリル開発で一気に時計業界に参入。
    時計のケース製造にも 着手しその地位を確立しました。
    1996年には時計の設計開発から製作までの総合時計製作メーカーとして発展。2005年には自社ブランド「ミナセ」を立ち上げるに至りました。
    現在も精密加工と研磨技術の融合で、世界に誇る高品位の時計を製作するに至っています。
    2011年発表の HiZシリーズの商品は、そのデザイン性の高さと国産に拘った時計として各種メディアから多く取り上げられています。
    「ミナセ」ブランドは、秋田県湯沢市皆瀬のアトリエでクラフトマンシップに溢れた製造を行う人々に敬意を表しネーミングされました。
    私どもは、この日本独特の匠の技で秋田県皆瀬から世界を目指しております。

  • FREDERIQUE CONSTANT(フレデリック・コンスタント)

    FREDERIQUE CONSTANT(フレデリック・コンスタント)

    1988年、スイス・トアネに創業したフレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は「スイスの高品質な腕時計を、適正な価格で多くの人に楽しんでもらいたい」という現C.E.Oピーター・スタース氏と、その妻アレッタ・バックス氏の情熱から生まれたブランドである。 1994年に発表した文字盤からムーブメントの動きが見てとれる「ハートビート」の大ヒットにより、一躍有名ウォッチブランドの仲間入りを果たしたフレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は、高品質でクラシックなデザインの時計をリーズナブルな価格で提供する姿勢を決して緩めることはなかった。そして2001年、さらなる高みを目指すべく、マニュファクチュールとしての道を歩むことを高らかに宣言。2004年には初の自社製ムーブメントを搭載した「ハートビート マニュファクチュール」を、2006年に「ハートビート マニュファクチュール オートマチック」を発表した。さらに2008年、時計業界の話題をさらったのは、完全自社開発のトゥールビヨン機構を搭載した「マニュファクチュール トゥールビヨン」の登場。このように惜しみなく技術向上に力を注ぎつつも、やはり高いコストパフォーマンスは守り続けている。
    また、フレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は、デザインの立ち上げから製造、開発、品質管理など、すべての工程を一貫して行っている数少ないメーカーのひとつ。2006年に完成した新工場は、スイス・ジュネーブのパテック フィリップや、ヴァシュロン・コンスタンタン、ロレックスなど名門ブランドの工場が立ち並ぶ一角に佇んでいることからも、マニュファクチュールとしての意欲がうかがい知れる。

  • G-SHOCK(ジーショック)

    G-SHOCK(ジーショック)

    強さは、さらなる高みへ。
    時計にタフネスという 新たな概念を築き上げたG-SHOCK。
    すべては、落としても壊れない時計を つくるという開発者の熱き信念、当時の常識を覆す、 無謀ともいえる挑戦から始まった。

    1981年、プロジェクトチーム・タフ結成。
    200を超える試作が繰り返され、 約2年にも及ぶ歳月が費やされた。
    完成したのが、耐衝撃構造。
    タフの中核を担うテクノロジーの誕生である。

    以来、G-SHOCKは、 終わりなき進化を続けてきた。
    構造、素材、機能。 あらゆる面から、 さらなるタフを追い求めて。
    そして今、 そのあくなき挑戦、 たゆまぬ努力が、3つの重力加速度に耐える強化構造、 TRIPLE G RESISTに結実。

    さらに、あらゆる環境下での使用に 応えるオールマイティタフの追求により、軽快かつ確実な操作性を叶える SMART ACCESSの搭載を実現。

    どこまでも強く。その先の強さを目指して。
    G-SHOCK、その挑戦に終わりはない。

  • OCEANUS(オシアナス)

    OCEANUS(オシアナス)

    OCEANUS オシアナス
    その名前はギリシア神話における
    海の神「オケアノス(ラテン名:オケアヌス)」に由来。
    波をモチーフとしたブランドロゴは、柔らかな曲線と鋭利なラインで
    優雅さと先進性を表現している。

    絶対精度の追求という挑戦も、高速で自在に動く
    運針表現も、「青」への執拗なまでの拘りも。
    時計づくりの常識に囚われない冒険心と遊び心から生まれた。

  • Grand Seiko(グランドセイコー)

    Grand Seiko(グランドセイコー)

    国内最大手の時計メーカーであると同時に、世界有数のムーブメント製造技術を誇るセイコー(SEIKO)。1881年にセイコーの前身となる服部時計店が誕生し、1892年に時計製造工場として精工舎が設立された。また、1969年には業界初のクオーツムーブメントを搭載した腕時計を発売し、セイコーは一躍世界に勇名を轟かせた。このことは俗に<クオーツ・ショック>と呼ばれ、時計史を変えた大革命として知られる。また、近年は機械式時計同様にゼンマイを動力源としながら、水晶からの正確な信号によってクオーツ並みの精度を叶えた、<スプリングドライブ>という次世代ムーブメントの開発に尽力。常に時代を塗り替えるセイコーのフロンティアスピリッツには、世界中から熱い視線が注がれている。

  • ASTRON(アストロン)

    ASTRON(アストロン)

    2012 年9月に誕生した世界初のGPS ソーラーウオッチ「セイコー アストロン」。1969 年にセイコーが世界に先駆けて発売した、クオーツウオッチ「クオーツアストロン」から名を受け継いでいます。アストロンの歴史は、ブランドのルーツである「絶対精度の追求」と、それを実現するための「絶え間ない進化」にあります。

  • CITIZEN(シチズン)

    CITIZEN(シチズン)

    CITIZEN―市民―の名を与えられたシチズン(CITIZEN)は、1918年に創業された尚工舎(しょうこうしゃ)時研究所から歴史の端を発する、メイド・イン・ジャパンを代表する時計メーカー。1924年に同社が独自の設計によって開発した、懐中時計の第1号モデルを発売した。このとき、当時の代表・山崎亀吉と親交があった東京市長の後藤新平が、<市民に広く愛されるように>という願いを込めて、この記念すべきファーストモデルに「シチズン」というペットネームをつけた。それが6年後、新社名として採用されたのである。17世紀から脈々と伝統を継承するヨーロッパに比べて、日本の機械式時計の製造は遥かに遅れてスタートした。それゆえシチズン創業当時は舶来時計の人気が高く、国内で生産された時計が認知されて信頼感を得るまで少々時間が必要だった。しかしシチズンは短期間で技術研鑽を重ねながら、古来の「モノづくり」精神を発揮した、揺るぎなき「日本品質」をつくり上げていったのである。
    こうして長年、研究開発に腐心したシチズンの実力は、1956年に発表された、国産初の耐震装置を備えたモデル「パラショック」によって証明される。その強度を実証するために、地上30mの高さから落下実験を行なうなど、斬新なプロモーションも話題性に拍車をかけた。また精度の面においても、舶来ブランドに劣らぬ正確さをすでに実現していたシチズンは、この時期を境に市民権を得ることになる。
    1970年代に入ると、従来の機械式時計からクォーツで駆動する時計を中心に展開し始め、世界初のデジタル式アラーム機能搭載の時計や、太陽電池充電式時計、電卓機能つき時計を発表するなど、エレクトロニカルな技術を駆使した次世代型のムーブメントの開発によってアドバンテージを築いた。そしてシチズンはもはや国内だけではなく、世界の市民に広く愛用される時計メーカーへと成長を遂げたのである。また近年のシチズンは、わずかな光でも発電し、電池交換が不要なクリーンエネルギー発電システムの「エコ・ドライブ」や、国内、海外の送信所から発信される標準時刻電波を受信して、自動的に時刻修正を行なう「電波時計」に主力を注いでおり、特に環境保護が提唱される昨今、世界中からその動向に注目が集まっている。
    2008年は、機械式時計では数百万円から数千万円級の値段がつく超複雑機構を、クォーツ式のムーブメントで体現した「カンパノラ」のシリーズに、立体的な3Dダイヤルが美しい「カンパノラ エコ・ドライブ クロノグラフ」や、人気モデル「カンパノラ パーペチュアルカレンダー」のブランニューカラーなど、新作が数点加わった。このほか、源氏絵巻のストーリーをコンセプトに据えたレディースラインや、電波時計を搭載したダイバーズウォッチなど、話題作が目白押しだ。

  • CHRONOSWISS(クロノスイス)

    CHRONOSWISS(クロノスイス)

    1983年にスイスの古典的な時計づくりを愛した一人の時計技術者、ゲルト・R・ラング氏が立ち上げたクロノスイス。
    時、分、秒針を独立させたレギュレーター式ダイヤルを腕時計で初めて量産したことで有名になりました。
    本社アトリエで熟練の職人が手掛けるのは、ギョーシェ彫りやエナメル焼きなどの美しい文字盤、スケルトンのサファイアクリスタルから見える透かし彫りやエングレービングが施されたムーブメント。時代に逆らうように昔ながらの手作業で生まれるクロノスイスは、満ち足りた時間を過ごす方に似合う時計です。

  • SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)

    SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)

  • ZTAGE(ステージ)

    ZTAGE(ステージ)

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