2016年に誕生し、2018年に自動巻きムーブメントを搭載したモデルを発表すると、瞬く間にモーリス・ラクロアを代表するコレクションとなった「アイコン」。以後、自動巻きの三針モデルを軸に、そのカラーバリエーションやクロノグラフ、GMT機能搭載モデルなどを次々と発表して高い支持を獲得してきた。6個のアームを配したベゼルや、トレンドでもあるブレスレットと一体感のあるケースといった特徴的なディテールも魅力的なエレメントではあるが、何より同コレクションの人気を決定づけたのは、“知覚価値”の追求によって実現した、プライスタグ以上の質感とルックスである。
1990年代にリリースされたモーリス・ラクロアのヒット作「カリプソ」。このモデルに着想を得てデザインされた「アイコン」は2016年にクォーツモデルとしてデビューし、やがて2018年に自動巻きムーブメントを搭載した「アイコン オートマティック」をリリース。その後はバリエーションを拡充して好調なセールスを記録し、文字どおりブランドの“アイコン”と呼べるコレクションへと急成長した。
「アイコン」が世界的な人気を博した要因はまず、そのデザインにある。ひと目で同モデルと分かるアームを施したベゼルや、ケースとブレスレットが一体化したデザインは、「カリプソ」のそれを継承しつつもモダンでスポーティーな雰囲気にアップデート。しかも、ケースとブレスレットの仕上げはポリッシュとサテンを細かく使い分け、スポーティーウォッチにふさわしい立体感と躍動感を生み出した。とりわけ、アームやベゼルの側面、ケースのエッジに施されたこのポリッシュ仕上げは、実に艶やかな鏡面を実現。「アイコン」のデザインにおいて、絶妙なアクセントになっている。
このように、細部に至るまで丁寧な仕上げを施しながらも、ベーシックな自動巻き三針モデルの価格は20万円程度と現実的なプライス。これこそが「アイコン」が掲げる“知覚価値(High Perceived Value)”である。「価格以上の質感とルックスを兼ね備え、手にすることで良さを実感できる」というブランドのフィロソフィーであり、「アイコン」ではこれを徹底したことが顧客満足度の高さを生み、世界的ヒットにつながったわけだ。
2018年発表の「アイコン オートマティック」はその後、ダイアルのカラーバリエーションを拡充させるとともに、ケースサイズも42mmに加えて39mmをラインナップ。さらに「アイコン オートマティック クロノグラフ」や、ダイバーズウォッチを想起させる「アイコン ベンチュラー」を発表。そして2021年はコレクションで初めてGMT機能を搭載した「アイコン ベンチュラー GMT」や、ケースにチタニウムやブロンズといった素材を用いたモデルも加えるなど、選択肢を広げてセレクトする楽しさも提供している。
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※価格は2021年6月30日現在のものです。
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