SEIKO | セイコー 【夏のダメージをリセット】時計修理技能士が語る「オーバーホールの重要性」
セイコータイムラボ株式会社(以下、セイコータイムラボ)は、1964年の創業以来、腕時計のメンテナンスを手がけています。
秋は、夏を乗り越えた腕時計のコンディションを見直すのに適した季節です。夏の暑さや汗、水濡れなどによる負担は、目に見えなくても腕時計内部に蓄積していることがあります。新しい年を良い状態の腕時計とともに迎えていただくためにも、この時期の点検やオーバーホールは大切です。
今回は、オーバーホールの必要性や、セイコータイムラボならではのメンテナンスについてご紹介します。
■ 夏を終えた秋に見直したい腕時計の健康状態
・海やプールで使用した
・アウトドアやスポーツで汗を多くかいた
・急な雨に濡れた
・高温になる車内に置いた
・ここ数年の酷暑のなかでも(長年)メンテナンスをしていない
夏にこうした経験はありませんか。これらの環境は、腕時計に少しずつ影響を与えます。特に汗や湿気、水濡れは、防水性能を支えるパッキンの劣化やケース・バンドの傷みにつながることがあります。
夏を乗り越えたこの時期は、腕時計の状態を見直し、新しい年の前にメンテナンスを検討する良い機会です。
■ オーバーホールの重要性
腕時計は見た目に異常がなくても、内部では潤滑油の劣化や部品の摩耗、パッキンの劣化が少しずつ進行しています。
オーバーホールでは、ムーブメントを分解し、洗浄・注油・組み立て・調整を行い、腕時計本来の精度や性能を維持します。定期的に実施することで不具合のリスクを抑え、腕時計をより良い状態で長く使い続けることができる、精度維持に欠かせない大事な作業です。
時計修理技能士が語る「“健康診断”としてのオーバーホール」
腕時計のオーバーホールは、人でいう「健康診断」のようなものです。大きな故障につながる前に状態を確 認することで、腕時計をより長く良い状態でお使いい ただくことができます。
一般的には3~4年ごとのオーバーホールが推奨されています。人の健康管理と同じように、腕時計も定期的なンテナンスが大切です。
■ セイコータイムラボの修理・メンテナンスサービスについて
腕時計の中には、多いものでは300点以上の部品で構成される時計もあります。セイコータイムラボでは、そのような腕時計を修理技能士が一本一本手作業で点検し、状態に応じたメンテナンスを行っています。
全ての防水時計を製造工場と同じ基準で検査
メーカー修理を行うセイコータイムラボでは、防水性能をはじめ、時計ごとに求められるさまざまな機能について専用設備を用いた検査を実施しています。
なかでも、夏場に活躍することの多い防水時計は、日常生活用防水から空気潜水防水(ダイバーズウオッチ)まで、製造工場と同じ基準で防止性能を確認しています。防水検査には空圧式(エアリーク)と水圧式がありますが、セイコータイムラボでは2種類の防水試験を行い確実な防水機能チェックをします。防水性能は、安全な使用にも関わる重要な機能であるため、確実な検査が行われています。
セイコーダイバーズウオッチアフターサービス:https://www.seiko-stl.co.jp/service/maintenance/divers/
■ 腕時計を長く愛用するための簡単なケア
日頃のちょっとしたお手入れも、腕時計を長く快適にお使いいただくためには大切です。ご自宅で簡単にできるケア方法をご紹介します。
(1) 使用後はやわらかい布で汚れや汗を拭き取る
汗や皮脂、水分は、ケースやバンドの劣化の原因になることがあります。使用後に軽く拭き取ることで、腕時計を清潔な状態に保てます。
(2) りゅうずの締め忘れがないか確認する
時刻合わせなどでりゅうずを操作した後は、しっかり締まっていることを確認しましょう。締め忘れたまま使用すると、水やほこりが内部に侵入する原因となります。
(3) 磁気の強い機器の近くに置かない
スマートフォンやスピーカー、タブレット端末などの磁気の影響を受けると、腕時計の精度に影響が生じる場合があります。保管場所にもご注意ください。
こうした日頃の心掛けが、腕時計をより良い状態で長く保つことにつながります。
■ 新しい一年を、より良い状態の腕時計とともに
腕時計は、定期的にメンテナンスを行うことで、より長く安心してご愛用いただけます。年末は修理やメンテナンスのご依頼が増える時期でもあります。年末が近づくにつれて修理受付が混み合うため、夏を頑張って乗り越えた腕時計をリフレッシュし、気持ちよく新しい一年を迎えるために、この秋のオーバーホールをおすすめします。
セイコータイムラボは、これからも確かな技術と丁寧なサービスで、お客様の大切な腕時計を支えます。
◆ オンライン修理受付
セイコーの腕時計のメンテナンス・修理をオンラインでお受けします。お申込みの方は下記よりアクセスください。
https://www.seikowatches.com/jp-ja/customerservice/afterservice
※2026年10月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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