Armin Strom | アーミン・シュトローム 2025新作 象徴的なレゾナンス・タイムピースが、ローズゴールドケースとブラック・ギョーシェ・ダイヤルで新たな時代へ。アーミン・シュトローム「ミラード・フォース・レゾナンス ローズゴールド」

　2025年の新作としてアーミン・シュトロームが、ミラード・フォース・レゾナンス・コレクションに18Kローズゴールド製の新たなエディションを加えました。象徴的なケースにこの温かみある貴金属を採用するのは初めてで、直径43mmのケースには、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが巧みに組み合わされています。サファイアクリスタルの下には、大胆なコントラストを放つ大型のオフセンター・ブラックダイヤル。伝統的なローズエンジン旋盤で手彫りされたサンレイ・ギョーシェ装飾が施され、サーキュラー仕上げのチャプターリングが奥行きと表情を添えます。ダークグレーのアルカンターラ製ストラップと相まって、機械的革新とタイムレスなエレガンスを融合させたこの新作は、ブランドの象徴的タイムピースにおける“黄金期”の到来を告げます。

精度を極めたレゾナンス

　モデルを駆動する手巻きキャリバーARF21は、レゾナンス機構の分野で画期的な成果と称されるムーブメントです。特許取得のレゾナンス・クラッチによって、2つのテンプを連動させ、それぞれ独立したテンプとヒゲゼンマイを持つ振動子同士を同期させます。この機構により、精度とクロノメトリーの安定性が向上します。2時位置のプッシャーを押すと、ふたつの秒カウンターが同時にリセットされ、レゾナンス機構の正確性を目で確かめることができます。

仕上げのすべてが物語るもの

　アーミン・シュトロームにおいて、手仕上げは時計製作に欠かせない工程です。サファイアクリスタル越しに両面から見えるムーブメントは、手作業で面取りされたブリッジ、ポリッシュ仕上げとマット仕上げのコントラスト、そしてブラック・ポリッシュのスクリューが織り成す美しい構造を披露します。ペルラージュやコート・ド・ジュネーブといった装飾も丁寧に施され、その一つひとつがアーミン・シュトロームの揺るぎないクラフトマンシップを物語ります。各時計は、精度と仕上げの完全性を確保するため、二度組み立てられます。

アーミン・シュトロームからの声明

「18Kローズゴールドケースの採用は、ミラード・フォース・レゾナンスにおける重要な節目となります。この素材の選択は、美観を高めるだけでなく、お客様に多様な選択肢を提供するという当社の姿勢を反映しています。ローズゴールドの温かみある色調は、精緻なメカニズムとクラフトマンシップを引き立て、伝統と現代性が調和する魅力的な一本に仕上がりました」 - アーミン・シュトローム 共同創業者兼マスターウォッチメーカー クロード・グライスラー