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※1960年代製作。プラチナ製のケースに、最高級のダイヤが22.60ctあしらわれている。ジュエリーウォッチには並々ならぬ情熱を見せるブヘラならでは。
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 メンズの複雑時計は、クロノグラフへの探求に始まり、そしてレディースのジュエリーに関しては、徹底して<宝飾品>としての美を貫いている。

 例えばレディースの時計の場合、ケースにダイヤをちりばめるパヴェダイヤの技法があるが、手でその部分を触ってもツルリとなめらかなのだ。これは、例えばシルクの衣服に袖を通した時も、パヴェダイヤでひっかけないように、という宝飾店ならではの細やかな配慮による。ダイヤを止めるファセット(爪)に高度な技術が駆使され、さらに後年磨きをかけたとしても爪が摩耗してダイヤの留めが甘くならないよう、地金はしっかりと圧をかけて密度を高くしたものを使用しているという。 
 またこれはメンズの時計にもしかりなのであるが、ケースやブレスに使用するインゴッド(金属の塊)は、ケースに高い圧をかけ、金属の中にある小さな「鬆(す:金属を溶かして塊にしたときにできる小さな気泡)」をつぶしてしまったものを使う。これも、後年時計を研磨した際、「鬆(す)」がでる可能性をなくすためである。
 圧をかけた金属を使うことで、通常よりも時計としての重量感かなり増す。しかし使う人が50年、60年と長く使用することを考え、そうしたときのメンテナンスを想定しているからだ。

 ユーザーに愛され時代を超える時計、まさに『カール F. ブヘラ』はこれを追求し続けています。

※まさにブヘラの複雑時計へのこだわりを感じさせる、バルジュー72 Cを搭載したクロノグラフ。ステンレススチール製で、普遍的なデザインが魅力的。 (クリックすると拡大画像がごらんになれます)
.『カール F. ブヘラ』、技術の最新プロダクト
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