『カール F. ブヘラ』が仕掛ける、時計メーカーとしての戦略
 宝飾店としてスタートしながらも、古代から有数の交通の要衝の地であったルツェルンにあったためか、ブヘラは現在我々が頭に思い浮かべる、老舗ブランドとの交流、コラボレーションでの製品製作は1980年代まで続いた。
  そうした形で時計製作に当たっていたブヘラであったが、次第に現在のような<ブランディング>がブランドごとに意識され始め、そうしたコラボレーションはほどんど無くなった。
 しかしそうした様々なブランドと培った、時計製作に関するノウハウ、知識、そして消費者の心はブヘラの現在のマーケティングを支えている。

※1939年、プラチナケースに72個(1.3ct)のダイヤモンドをあしらったアールデコ様式のレディースウォッチ、ブラックのコードストラップ
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※1948年、「ヴィーナス210」キャリバー搭載のクロノグラフビッグデイト、17石、インカブロック
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※1969年、「ベータ21」キャリバーを搭載。最初の量産スイス製クォーツ時計の1つ。
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※200mの防水機能とワールドタイム機能を装備。アルキメデス スーパーコンプレッサー。
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