Gressive Spiceal  CASIO 「オシアナス マンタ」から始まる旅支度

旅にスタイルが決まると必要な時計が見えてくる。

 「旅の時計」を見つけるのは難しい。
 時計業界には時差調整機能を持った時計が多い。いちばん有名なのは、24時間針がもう一本付いた「GMT」。あるいは24時間リングと都市表示を使って世界中の時間帯を同時に知ることができる「ワールドタイム」も人気だ。
 私自身、どちらの時計も所有している。しかし、どちらもちょっと物足りない。
 自分の旅のスタイルに合っていないのだ。

 

 仕事の場合もプライベートの場合も、一か国に留まることが多い。それにヨーロッパの場合は、隣国なら同タイムゾーンであることがほとんどだ。それより知りたいのは、日本の時間。渡航中も仕事は進んでいるので、いま日本が何時なのかを、常に気にする必要があるからだ。このようなワガママに応えてくれる時計は、実はそれほど多くない。

 

 自分のスタイルに合った旅時計とは…。その疑問に一つの答えを与えてくれたのが、カシオから発売された「オシアナス マンタ OCW-S2400」だった。
 このモデルの最大の特徴は、時差調整機能に特化し、デュアルタイムを備えていること。しかもメイン表示と3時位置のサブ表示は、2時位置ボタンを押すことで入れ替えが可能。
 つまり、渡航前に3時位置表示を目的地に合わせておけば、到着時に表示を入れ替えるだけでいい。しかも海外では3時位置に日本時間が表示されるということになる。これは簡単だし使い勝手も良い。前述した「1.時差調整機能に優れていること」を満たしてくれる。

 

 「2.相応の高級感があること」というのも重要だ。時計は自分のスタイルやクラスを表現する小道具。高級ホテルに短パン+Tシャツで行かないように、時計にもTPOがある。
 あまりにもカジュアルなルックスは旅時計に不向きだが、「オシアナス マンタ OCW-S2400」はそれもしっかりクリアする。
腕に馴染む薄型ケースやケースの磨きは、スイス高級時計にも匹敵するレベルにあるといえるだろう。

 

 では「3.幅広いシーンに対応できること」。これはどうだろうか?
 海外出張時は、豪華なパーティーもあるし、気のおけない仲間たちとの食事会もある。休日であれば、ちょっと海や山に足を延ばすことだってある。
 だからといってシーンの数だけ時計を持っていくのはかなり面倒。出来れば最少本数で済ませたいというのが本音である。
 「オシアナス マンタ OCW-S2400」は、ドレスアップするシーンにも、カジュアルな格好にもすんなりなり馴染む。チタンケースで軽量なので、休日の時計として使っても問題ない。この使い回し対応力も、旅時計には欠かせぬ価値になる。

 

 どうやら現在の私の旅のスタイルに合っている時計は、「オシアナス マンタ OCW-S2400」の様だ。しかし大切なのは、実際の旅でも便利に使えるかどうかである。そこでさっそく明日から始まるプライベート旅行に持っていくことにしよう。その様子は 次回レポートする。

  • 1大き過ぎず小さ過ぎないバランス。
  • 2フィット感良好の薄型ケース
  • 3細部に秘めた美へのこだわり
  • 4使い勝手の良さも合格点
  • 5渡航先のタイムゾーンはココ
  • 6表示の入れ替えは2時位置ボタン

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