Gressive Impression |  創業185年を祝賀する渾身の新作『コンクエスト V.H.P.』名門ロンジン、185年目の偉業

クォーツの新次元を提示した
『コンクエスト V.H.P.』グローバル・ローンチ

ロンジンが『コンクエスト V.H.P.』発表の場に選んだのはスイスのヌーシャテル天文台

ロンジンが『コンクエスト V.H.P.』発表の場に選んだのはスイスのヌーシャテル天文台。その内部は、この発表会のためにロンジンが作り出したクォーツ時計の歴代モデルなどが展示され、ミニ・ミュージアムとなった。

  2017年3月。世界最大の時計見本市バーゼルワールドを目前に控えたタイミングで、ロンジンはスイス・ヌーシャテル天文台を舞台に新作『コンクエスト V.H.P.』のグローバル・ローンチ・イベントを開催した。


  “一体、なぜこのタイミングで?”私だけでなく、おそらく多くの方が、こんな疑問を抱かれただろう。しかし、このタイミングでの発表は、ロンジンにとって『コンクエスト V.H.P.』が、バーゼルワールドに先駆けて発表する価値があることを示しているように思う。


  2017年3月9日夕刻。世界中から集まったおよそ100名のジャーナリストやインフルエンサーはヌーシャテル天文台に集結。この天文台こそ、ロンジンをはじめとするスイス有数の時計メーカーが究極の精度を競った「天文台クロノメーター・コンクール」の舞台。そう考えると、まずその場所に自分が立っていることだけでも感慨深い。


  美しくライトアップされた天文台の内部に案内された我々は、ロンジンのクォーツ時計における高精度化挑戦の歴史についてレクチャーを受けた。この天文台の内部にはロンジンの歴史を彩った、数々の傑作クォーツ時計がズラリと展示されている。


  そもそもロンジンのクォーツ時計に関する歴史は、長く深い。まず1954年、ロンジンは同社にとって初めてとなるクォーツ時計を開発し、ヌーシャテル天文台のクロノメーター・コンクールに提出。これが精度維持期間の記録を次々と塗り替え、クォーツ時計が実用的に非常に優れたものであることを立証した。


  さらにロンジンは『Chronocinegines』と呼ばれる陸上競技用の計時装置を開発。このマシンはクォーツ時計と連動し、1/100秒単位で撮影したフィルムで、アスリートがゴールラインを通過した瞬間を捕らえることで、極めて正確な計時と着順判定が行えるようになったのである。


  このような高度な技術を基盤として、1969年にロンジンは『ウルトラクォーツ』を発表。それは同時に世界初の量産可能なクォーツ腕時計の発表となった。


  さらに1984年、ロンジンは当時の精度記録を塗り替えたクォーツ・ムーブメントを搭載した最初の『コンクエスト V.H.P.』を発表。腕時計の精度追求において不滅の金字塔を打ち立てたのである。

「我々は時計を作ろうと考えました。
唯一無二の高精度な時計を」

ロンジン社長のウォルター・フォン・カネル氏(左)と副社長兼インターナショナルマーケティングディレクターのファン=カルロス・カペリ氏(右)

ロンジンの総力を挙げて開発された超高精度クオーツ・ウォッチ『コンクエスト V.H.P.』の発表を喜ぶ、ロンジン社長のウォルター・フォン・カネル氏(左)と副社長兼インターナショナルマーケティングディレクターのファン=カルロス・カペリ氏(右)

  このようなクォーツ時計におけるロンジンの華々しい歴史と高度な技術力を背景にして誕生したのが、今回のイベントでお披露目された、新しい『コンクエスト V.H.P.』。


  このモデルは単に新しい高精度クォーツ腕時計というだけでなく、衝撃が加わったり、強い磁場にさらされるとGPD(ギアポジション探知)システムを使って針がリセットされ、正確な時刻を維持する世界初の機構を搭載している。


  ロンジンの副社長兼インターナショナルマーケティングディレクターのファン=カルロス・カペリ氏は、『コンクエスト V.H.P.』開発の経緯とその意義を、発表会でのディスカッションでこう説明した。


「我々は新しい時計を作ろうと考えました。それはコンピュータでも、スマートウォッチでもなく、クォーツ腕時計で一番、精度の高いものです。それが『コンクエスト V.H.P.』であり、いわばトレンドとは対極に位置するものでしょう。

  しかし『コンクエスト V.H.P.』は年差±5秒という高い精度を持ち、充電なしで5年間も駆動し、無修正で正確な日付を表示するパーペチュアルカレンダーも搭載しています。いわば、これは次世代の時計なのです」(ファン=カルロス・カペリ氏)


  カペリ氏の説明するとおり、スマートウォッチは確かに便利かもしれないが、バッテリー持続時間の短さが弱点。また、純粋に正確な時間が知りたいだけの人にとっては、余計な装備が多すぎるという問題がある。


  そう考えると、時計の基本機能である正確な時刻を表示し、外部からショックを受けても狂うことのない時計は、時計としてひとつの究極の姿である。


「ですから、ターゲットは世界中のすべての人々。優れた性能を持ち、価格もリーズナブルです。当然、これは日本の方にとってもパーフェクトな時計だと思います。デザインもベーシックです。ロンジンとしてのエレガントさを追求するため、あえてベーシックなデザインを選んだのです。

  もちろん、これは唯一無二の時計であり、他社と競争するようなプロダクトではないと考えています。時計が必要とするすべての要素を持っていますし、三針モデルとクロノグラフを発表しましたが、今後、派生モデルもあるかもしれません」(ファン=カルロス・カペリ氏)


  ヌーシャテル天文台という歴史的にも意義深いスペシャルな場所を舞台として、世界に向けて発表された『コンクエスト V.H.P.』。それはロンジンが時計の歴史に打ち立てた新たなマイルストーンである。

取材・文・写真:名畑政治 / Report,Text&Photos:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎、江藤義典 / Photos:Ryotaro Horiuchi(Part.1),Yoshinori Eto(Part.3)
協力:スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部


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