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SUUNTO  スント エッセンシャルはいかにして生まれたのか?

スント エッセンシャルはいかにして生まれたのか?

  1936年に世界初の液体封入型コンパスを開発したスントは、優れた技術力が評価され、現在では世界最大級のコンパスメーカーにまで成長した。そして現在は、コンパスやダイビングコンピューター、そして高機能デジタルウォッチのトップブランドとなっている。


  スントの魅力は、優れた機能性にある。センサー技術を駆使してアウトドアウォッチにおける“ABC”、すなわちAltimeter(高度計)、Barometer(気圧計)、そしてCompass(方位計)の機能を世界で初めて腕時計サイズに収め、その計測機能は後の世界標準となっていることは意外と知られていない。さらに、モデルによってはパソコンと連動させたデータ管理も可能だ。


  さらに端正で美しいビジュアルも好まれる理由。日本ではファッション系のセレクトショップで扱われることも多く、ファッションアクセサリーとして楽しむ人も多かった。 ここ数年のスントは新基軸として、“ラグジュアリー化”を進めている。高級時計ユーザーも魅了できる時計を目指しているのだ。


「スント エッセンシャル」もその一つ。ESSENTIAL=本質的。古くから王侯貴族を魅了し、現在はステイタスシンボルとなっている時計の魅力を追求しようという試みだ。


  このコレクションのデザインを担当したのは、ティモ・イリルオマ。創業時の傑作コンパスである「M-311 フィールドコンパス」のケース形状を引用し、素材は316Lと呼ばれる高品位ステンレススティール。ストラップにはベジタブル・タンド・レザーを使用し、使い込むほどに味わいが増してくる。ちなみにナイロンストラップは、世界的ラグジュアリーメゾンと同じ工場にて、同じ素材を使って作っている。これも高級感を引き出すテクニックだ。


  しかしこれらの時計たちは、フィンランドの本社工場にて、限られたスタッフの手によってハンドメイドで製作しているという。だから品質には絶対の自信を持っているのだ。


  スントと言えば高機能スポーツウォッチというイメージがあるが、「スント エッセンシャル」は高級時計店でしか販売しない。所有すること自体を楽しむという、高級時計の本質を意識した戦略だが、時計の質感やデザインを見れば、それも納得できる。



スント エッセンシャル ストーン

ケースサイズ:50×50×13.5mm
ケース素材:ステレンレススティール
ストラップ:ブラックのフレンチテキスタイル ナイロン
機能:高度計、気圧計、電子コンパス、デュアルタイム、
日の出/日の入時刻表示、温度計、ウェザーアラーム、 急激な天候変化を知らせるウェザーアラーム機能
防水性:30m(3気圧)
価格:82,000円(税抜)


【1】こちらがフィンランドの首都ヘルシンキの郊外に広がる巨大なスントの本社工場。アウトドアウォッチの世界基準を生み出した計測機器メーカーとしての誇りを感じる堂々たる建物で、この時計が作られる。【2】全てのモデルにはカルテがついており、担当者のチェック項目とシリアルナンバー、そしてサインが入っている。【3】ユーザーの使い勝手を考え、簡単に電池交換ができるシステムに。蓋をあける道具と電池、パッキンを付属する。【4】柔らかなフォルムとシンプルなボタンで構成されたケースは、どこから見ても美しい。ラグは可動式なので、腕馴染みに優れる。【5】風防ガラスには、高級時計でお馴染みのサファイアクリスタルを使用。透明度が高く、しかも頑丈で傷がつきにくい。【6】スントが何十年もかけて熟成させたAltimeter(高度計)、Barometer(気圧計)、Compass(方位計)は、3時位置のモードボタンですばやく選択できる。


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構成・文:篠田哲生 / Composition&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto



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