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JAEGER-LECOULTRE | ジャガー・ルクルト SIHH 2019新作モデル「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」で「アート・オブ・プレシジョン」~精度という名の芸術~を披露

ジャガー・ルクルト、SIHH 2019新作モデル「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」で「アート・オブ・プレシジョン」~精度という名の芸術~を披露

 ジャガー・ルクルトは、1833年に精緻なスイス高級時計製造の発祥地であるジュウ渓谷で創立されました。それ以来、ジャガー・ルクルトは正確な計時を実現するために、革新性を絶えず追求し続けています。創業者アントワーヌ・ルクルトによる初期の発明品の一つが、ミクロン単位での測定を初めて可能にした計測器「ミリオノメーター」でした。野心、そして時計製造に不可欠である革新性に、高級仕上げと芸術性を組み合わせることは、ジャガー・ルクルトに伝わる誇り高き伝統であり、これまでに1,200種類を超えるキャリバーを生み出してきました。時計製造および時計に関連する様々な技術は180種類にもおよび、400以上もの特許を取得しています。また、希少なクラフトマンシップを継承するジャガー・ルクルトのアトリエでは、ギョーシェ彫りやグラン・フー エナメルなどの 伝統的な装飾技巧を蘇らせてきました。「グランド・メゾン」と称されるジャガー・ルクルトが、2019年の国際高級時計展SIHHにおいて「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」を発表します。これは、コンスタントフォース機構、ウェストミンスターチャイム、永久カレンダーを搭載する初の多軸トゥールビヨンです。


「マスター・グランド・トラディション・
ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・
パーペチュアル」の特長

● ジャガー・ルクルトによる5番目の多軸トゥールビヨンであり、より使いやすい時計を製作するために、トゥールビヨンの部品デザインを変更し、サイズを縮小。
● ロンドンにある有名な時計台、ビッグ・ベンの鐘の音を再現したウェストミンスター・カリヨン・ミニッツリピーターは、旋律のリズムを最適化するためのサイレントタイム リダクション機能(デッドタイムを低減する機能)を搭載。
● 1分間のコンスタントフォース機構を組み込み、繊細なトゥールビヨンに安定した エネルギーを供給することで、正確にジャンプする分針と、より精度の高い ミニッツリピーター機構を実現。
● スマートで現代的な新しい美的要素に伝統的な高級仕上げを組み合わせることで、機械式時計製造の世界の頂点に位置する、現代的で着用しやすいタイムピースが誕生。



「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」は、ジャガー・ルクルトによる多軸トゥールビヨンの最新世代であり、「マスター・ジャイロトゥールビヨン 1」(2004年)、「レベルソ・ジャイロトゥールビヨン 2」(2008年)、「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン 3・ジュビリー」(2013年)、「レベルソ・トリビュート・ジャイロトゥールビヨン」(2016年)の後続となるモデルです。


 精密なトゥールビヨンはジャガー・ルクルトの有名な専門分野でもあり、その質の高さは、2009年の国際クロノメーターコンテストで2つの最優秀賞を受賞したことからも明らかです。目を見張るほど壮観なジャイロトゥールビヨンウォッチを開発するには、精度の高いトゥールビヨンを創作できる優れた技術と、熟達した専門技能の両方が求められます。たとえ大型の多軸トゥールビヨンに相当のエネルギーが必要でも、時計の性能に影響が出てはいけません。ジャイロトゥールビヨンに必要な要件を満たし、非の打ちどころのない時計性能を持たせるには、絶妙なバランスを実現する手腕が求められます。この偉業を達成できるのは、186年の歴史の中で経験と技術を培ってきたマニュファクチュールだけなのです。


 多軸トゥールビヨンという極上の機構をさらに進化させたマスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルが搭載するトゥールビヨンは、これまでのジャイロトゥールビヨンウォッチに組み込まれていたものに比べ、サイズが非常に小さくなっています。原則として、機構のサイズを削減すると誤差許容範囲も小さくなります。小型化の成功を目指す取り組みに大きな価値があり、かつ複雑なのはそのためです。ジャガー・ルクルトは、より小さなトゥールビヨンを開発する中で、実際に着用可能なジャイロトゥールビヨンを生み出しました。時計の保管ケースに入れたままにするのではなく、手首に着用して毎日楽しめる高度なコンプリケーションウォッチを誕生させたのです。



 ウェストミンスターチャイムは、ロンドンのウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)にある時計台、ビッグ・ベンから響く、誰もが聞き覚えのある有名なメロディです。その4フレーズのメロディは4つの音階からなり、1時間のうちの15分ごとに、演奏されるフレーズと分量が変わります。マスター・グランド・トラディション・ジャイロ トゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルでは、ミニッツリピーターを起動すると、4組のゴングとハンマーがウェストミンスターチャイムを奏でて15分単位の時を知らせます。内部に組み込まれたメカニズムの複雑さゆえに、チャイムで時を告げる腕時計は非常に格別な存在とみなされています。


 打鐘の間に雑音や無音の状態があると、最高に美しいチャイムの魅力が損なわれる恐れがあります。比類のない音色を響かせるチャイムを実現するために、マスター・グランド・ トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルのチャイム機構はサイレントタイム リダクション機能を備えています。この機能が、ウェストミンスターチャイムの15分単位の打鐘がない場合でも、時と分の間に、不要である15分単位の打鐘に相当する無音状態が発生することを防ぎます。そのため、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルのリピーター機構では、どのタイミングでチャイムを鳴らしても、1時間単位、15分単位、1分単位の打鐘がスムーズに調和します。


 その正確さのカギは、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルの心臓部にあります。1分周期のコンスタントフォース機構が、時計機能に影響を与えることなく、多量のエネルギーを必要とするトゥールビヨンに安定したパワーを提供します。このコンスタントフォース機構には、伝統的に「ルモントワール・デガリテ」として知られる1本のゼンマイが使われています。このゼンマイが主ゼンマイによって定期的に巻き上げられ、第二の動力源としての役割を果たし、ムーブメントの調速機構を保護するのです。


 マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルのコンスタントフォース機構には、もう一つ利点があります。この機構がミニッツホイールの動きを規則正しく調整し、時刻表示におけるジャンピング分針の精度を一段と高めているのです。さらに特筆すべきは、分打鐘を制御するメカニズムもまた、この1分刻みのジャンピングシステムに連動しているという点です。つまり、分と分の間に ミニッツリピーターが起動されてチャイムが演奏される時に、時刻表示に1分の差異が生じるというチャイム機構のエラーを完全に排除することができるのです。



 高級時計製造に映画のような魅力を添えるジャガー・ルクルトの技巧を示す多軸トゥールビヨン、そして最も高度な複雑機構を自社製造できる優れた技術の証であるミニッツリピーターに加え、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルは、日常生活に深く関わり、実用的な価値を持つもう一つの複雑機能、すなわち永久カレンダーをも搭載しています。その名前が示す通り、永久カレンダーは永遠に作動することを意図して設計されています。このカレンダーは、日数の異なる月でも手動で調整する必要がなく、自動的に正しい日付を表示します。閏年には、2月末に1日分を追加することまで考慮されています。最も一般的な構造の永久カレンダーは一方向にしか調整できませんが、このマスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルは使いやすさと利便性に重点を置き、日付を前後に動かして調整することが可能です。これによってムーブメントに悪影響がおよぶことはありません。このタイムピースにおける精度への こだわりをさらに強調するのが、ポインタースタイルのデイト表示です。魅惑的な動きで回転する脱進機を最適な状態で鑑賞できるように、この針はトゥールビヨンの窓を飛び越えて進みます。


 マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルは、186年間にわたって積み重ねられた時計製造技術、そして現在まで続く革新的な精神の結晶です。マスター・グランド・トラディションのラウンド型ケースには、伝統と先進性の融合というデザイン方針が反映され、輪郭の美しさが際立っています。ミニッツリピーターのプッシュボタンはケースに格納することができるため、ケースの滑らかなラインを妨げることがありません。このボタンは、「マスター・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・フライングトゥールビヨン」に初めて採用されたものです。手彫りのギョーシェ装飾、繊細なハンマリング(鍛金)、グラン・フー エナメルは高級時計製造における代表的な仕上げであり、ジャガー・ルクルトはその歴史を通じてこれらの技巧を用いてきました。中でも傑出した細工を施したものが、壮麗な「ハイブリス・アーティスティカ」コレクションです。しかしながら、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」では、これらの仕上げは控えめかつ現代的な方法で表現され、オープンワークのダイヤルとして昇華しています。ダイヤルには美しいディープブルーのグラン・フー エナメルで彩られたモデルと、よりクラシックなグレイン仕上げのシルバーダイヤルのモデルがあり、どちらも見る者の心を捉える多軸トゥールビヨンが搭載されています。希少なクラフトマンシップを継承するジャガー・ルクルトのアトリエで、熟練の職人たちがその才能を活かして古くから伝わるこれらの装飾技巧を駆使し、ムーブメントにも最高級の伝統的な仕上げを施しています。



音の精度

 チャイム機構を持つ腕時計を製造できるほどの専門性を有するマニュファクチュールは、ごくわずかしかありません。1870年から1世紀半にわたって経験とサヴォアフェール(ノウハウ)を培い、それらの時計を製作してきたマニュファクチュールとなれば、さらに希少な存在です。過去、そして現在のラインナップにおいて、チャイム機構を備えるキャリバーが200種類以上も並ぶ時計マニュファクチュールは、世界に一つしかありません。それこそが、ル・サンティエに位置するジャガー・ルクルトです。


 マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルには、チャイム機構にまつわる数々の革新と改良が融合しています。ジャガー・ルクルトが世界で初めて世に送り出したこれらの技術は、高級時計製造におけるグランド・メゾンの創造性と独創性を体現するものです。


 19世紀、リピーターチャイムは主にアンクルとフライホイールを使った機構で制御されていました。そのため、アンティークのリピーターウォッチや、今でも旧式のシステムを使っている現代の時計では、チャイム音に重なって、特徴的な低い唸り音が聞こえる場合があります。ジャガー・ルクルトは、1895年に、打鐘速度を調節する新しいサイレント・ストライク・ガバナーの特許を取得しました。これは、摩擦と遠心力を使ってチャイムを 制御する装置です。現在このメカニズムは、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルを含む、チャイム機構を搭載した主要なタイムピースに使われています。


 マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルのミニッツリピーターもまた、最近の革新技術の恩恵を受けています。2005年の「マスター・ミニッツリピーター アントワーヌ・ルクルト」に初めて採用された、特許取得済みのクリスタルゴングもその一例です。これらのクリスタルゴングは、ダイヤルのサファイアクリスタルに溶接されていました。サファイアクリスタルの優れた音響伝送を十分に活用し、それまでに製作された腕時計のチャイムの中で最も大きく、最も澄んだ音色を実現するためです。マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルには、ゴングを強く、迅速に打つための関節とバネを持つトレビュシェ・ハンマーが採用されています。このハンマーは当初、2009年に登場したもう一つのウェストミンスターチャイム ウォッチ、「ハイブリス・メカニカ・グラン・ソヌリ」にのみ使われていました。ミニッツリピーターウォッチでは円形断面のゴングが標準的ですが、マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルに使われている角形断面のゴングは、打鐘ハンマーとの接触面が最大になるように設計されたもので、チャイム機構を備えるジャガー・ルクルトのタイムピースには2006年から採用されています。


精度をもたらす旋風

 あらゆる時計ムーブメントの中で最も重要な部分が、テンプとヒゲゼンマイを組み合わせた調速機構です。この機構により、時計が正確に拍動し、時を計測することができるのです。トゥールビヨンは、姿勢差による誤差を打ち消すことで調速機構の計時性能を高め、時計の機能をさらに強化する役目を果たします。ジャガー・ルクルトが有するトゥールビヨンの専門性は、他の追随を許しません。回転式脱進機、賞を受賞した古典的なジャガー・ルクルト製トゥールビヨンキャリバー978、様々な多軸ジャイロトゥールビヨン ウォッチ、軸に傾きを持たせたスフェロトゥールビヨン、「マスター・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・フライングトゥールビヨン」に搭載されたフライングテンプ付きフライングトゥールビヨンなど、その範囲は多岐にわたります。

 他に類を見ないトゥールビヨンの種類の豊富さに加え、ヒゲゼンマイ技術を深く理解するジャガー・ルクルトは、自社製ツールを開発して高度な球状のヒゲゼンマイを製作し、最も進化したトゥールビヨンウォッチの一部に搭載されています。


 マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルは、コンスタントフォース機構をもって、こうした精度の探求を新たなレベルへと押し上げます。ルモントワールと呼ばれるゼンマイを用いたコンスタントフォース機構を採用したことで、精度の実現に向けた情熱が、トゥールビヨンの旋風が渦巻く範囲をはるかに超え、調速機構にまで広がったのです。マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアルのコンスタントフォース機構は、1分間というサイクルで届けられるパワー、ジャンピング分針が示す時刻表示、そしてリピーターチャイムの音色など、あらゆる要素に揺るぎない精度をもたらします。


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TEL: 0120-79-1833


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