毎年毎年、話題に事欠かないフランク ミュラー(FRANCK MULLER)。2014年の今年は、独特のビザン数字を導入したテーブルウエアのコレクションを発表するなど、時計以外の分野の進出も図っている。
そして新作時計の目玉は、近未来的なフォルムが際だつ新作「ヴァンガード(VANGUARD)」である。
フランク ミュラーの看板とも言うべき「トノウ カーベックス」をベースに、さらにボリューム感をアップさせつつ、ストラップの装着に新たな構造を開発することによって一体感を高めたデザインは、新たな時代のスタンダード・モデルとしての使命を帯びたもの。
素材も、ステンレススティールやチタン、新素材のエルガ、18KPGなど、多彩にそろっている。
現在は三針デイトとクロノグラフがラインナップするが、今後、さらに増えていくに違いない。
また2014年は「クレイジー アワーズ(CRAZY HOURS)」誕生10周年ということで記念モデルが登場。それが10時のインデックスがダイヤモンドで飾られた「クレイジー アワーズ 10th アニバーサリー ダイヤモンド(CRAZY HOURS 10th ANNIVERSARY DIAMOND)」である。これは18KPGが限定10本、18KWGが同じく10本という希少な限定モデルである。
そして、もうひとつの注目の新作が「サンライズ(SUNRISE)」 。これはマザー・オブ・パールの文字盤とステンレスあるいは18KWGのケースにダイヤモンドをセットした紳士のためのジュエリー・ウォッチ。ベーシックなラウンドに加え、トノウ カーベックス、ロングアイランド、マスタースクエアなど、さまざまなスタイルで展開するという。
さらに2014年は「カサブランカ(CASABLANCA)」が誕生して20年。このモデルについても新たな記念モデルが登場する予定というから、その発表が楽しみである。