2013年は「シーマスター アクアテラ“15000 ガウス”(Seamaster Aqua Terra "15000" Gauss)」という“超耐磁性ウォッチ”で話題をさらったオメガ(OMEGA)だが、2014年のバーゼルでは、この仕様を大幅に導入しつつ、さらに魅力的なモデルを展開し、時計界のトレンドを牽引する存在であることを改めてアピールした。
まず“超耐磁性ウォッチ”だが、ムーブメントから磁気を帯びる素材を徹底排除した、この機能を持つモデルを「マスター コーアクシャル」と命名し、多数のモデルに採用。この機能はオメガにおける普遍的なものとなりつつある。
さらに1969年に人類が初めて月面に降り立ち、オメガの時計が携行されてから45周年を記念し、「スピードマスター プロフェッショナル“アポロ11号”45周年 リミテッドエディション(Speedmaster Professional“Apollo 11”45th Anniversary Limited Edition)」を発表。
1949年以降発表のコレクションである薄形時計の古典的名作に超耐磁性の手巻きコーアクシャル・ムーブメントを搭載した「デ・ヴィル トレゾア マスター コーアクシャル(De Ville Trésor Master Co-Axial)」が誕生。ドレスウォッチでもオメガの卓越した業績を知ることができる。
そのほか「スピードマスター プロフェッショナル“アポロ11号”45周年 リミテッドエディション」にも採用されたNATOストラップをオメガが初めて販売を開始。ナイロン製(17,000円〜)に加え、バレニア・カーフ製(29,000円)もあり、このタイプのストラップの大流行の起爆剤となるに違いない。