
2010年は小規模な展示会をGTEで開催したアントワーヌ・プレジウソ(ANTOINE PREZIUSO)だったが、2011年はジュネーブの自社ブティックを舞台にアットホームな展示会となった。
今回の新作は2010年発表の"世界最大のトゥールビヨン腕時計"、「メガ・トゥールビヨン(MEGA Tourbillon)」がベースの自動巻きモデル「パワー(POWER)」。これは直径65.0mmの「メガ・トゥールビヨン」のメカニカル感を直径48.0mmに凝縮した自信作である。
「2010年のメガ・トゥールビヨンを見て、誰もが『この小さいモデルを!』と要望したので、これを開発しました。ケース構造は、建築物から着想したもの。ベゼルが12本のボルトで固定され強力な防水性を発揮します。しかも、ラグもベゼルもボルト留めなので簡単に修理できるのも利点です」(アントワーヌ・プレジウソ氏)