機械式時計最大の弱点は、衝撃への耐性が低いことである。多くのブランドが衝撃に強いスポーツウォッチが開発した現在でも、腕時計を装着したままのゴルフプレーは、手首に甚大な衝撃がかかるためご法度とされてきた。しかし、2006年にスイスで誕生したヤーマン&ストゥービ(JAERMANN & STÜBI)は、他ならぬ「ゴルファーの為に開発された腕時計」を展開する、気鋭のブランド。
2009年の同社の新作「ロイヤルオープン」シリーズは、「ゴルフ・ショック・ガード」と呼ばれる独自開発の新免震機構を備えている。ムーブメント外周に配置した6つのショック・アブソービング・ラバーが衝撃を吸収、さらに衝撃でダメージを受けやすいリューズの巻き芯に柔軟性のある素材を用い、強いインパクトのショットなどから時計を守る構造となっている。また「ロイヤルオープン・コースタイマー&GMT」には、プレー中に便利なコースタイマー機能も装備。快適なゴルフプレーを約束する、頼もしい相棒になってくれること請け合いである。