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エポス(epos)
クォーツ時計が世界中を席巻し、再び機械式時計隆盛の時代が来るとは誰もが考えなかった1980年代初頭。その時代に、将来再び機械時計が復権することを予見して機械式時計を専門的に製作する会社としてMontres EPOS SAを設立したのが、エポスの創業者ピーター・ホッファーである。1983年に創設されたこのブランドは、実は1925年にスイス・ジュウ渓谷に設立されたジェームス・オーバートのウォッチカンパニーが源流になっている。彼はかつて「Valjoux社」と「Landeron社」で伝統的な時計製作の技術を身につけており、独立後はクロノグラフとミニッツリピーターの発展に研究を重ねて「複雑時計のスペシャリスト」としての地位を確立していた。
そのジェームズ・オーバートの技術と知識を受け継いだ一人、義理の息子であるジャン・フィロンは現在もなおEPOSウォッチエンジニアのチーフとして活躍し、ジャンピングアワーやムーンフェイズレギュレーターのような複雑時計の製作は全て彼の工房であるジェームズ・オーバートSAで行われている。品質にこだわる姿勢は時計愛好家のためのウォッチメイキングを目指したものであり、斬新なデザインとアイデア、そして同時にそのコストパフォーマンスの高さで世界中にエポス・ファンを着実に増やし続けている。
2002年にホッファーはエポスの後継者として、スイスの時計産業で重要なキャリアと幅広い人脈を持ったタムディ・チョンゲをCEOに、そしてスイスのウォッチメーカーの一族の出身である妻のウースウ・フォスターを社長に選んだ。そしてこの2人によって、エポスはさらに精力的に新たな境地を切り拓いている。
エポスの時計は全て機械式時計であり、全ての基本的モデルのベースムーブメントにETA社のものを使用。これにエポス独自の機能やデザインを加え、ユニークなタイムピースを生み出している。2005年には400万円アンダーの「フライングトゥールビヨン」を発表、2006年には、懐中時計用の手巻きムーブメントであるETA製のユニタスCal.6498搭載の「ソフィスティク コレクション」と名付けられたワンハンドのモデルの時計が話題を呼び、2007年には「センタースモールセコンド」や両面スケルトンの「ポケットウォッチ」が華麗な時計世界を見せた。
2008年は、精悍なデザインの「スポーツ コレクション」やエポスが得意とするスケルトン仕様の「スポーツ コレクション スケルトンクロス」がエポスの幅を感じさせ、同時にエレガントな「エモーション」シリーズから登場したラウンドケースのレギュレーター仕様や「トリプルカレンダー ムーンフェイズ」が、その深さを見せるラインナップとなった
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機械式時計を専門的に製作する会社とし、1983年にピーター・ホッファーより創設されたエポス(epos)のモデルをご紹介。
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ユーロパッション株式会社
千代田区内神田
03-5295-0411
http://www.europassion.co.jp/epos/
百貨店
専門店
ブティック
101-0047
東京都
3-5-5
大同ビル607
ユーロパッション株式会社
腕時計
エドックス(EDOX)
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◆THE WATER CHAMPION
優秀な時計職人クリスチャン・リュフリ=フルーリーが、妻の誕生日を祝うため自身でデザインして作った懐中時計。この贈り物の美しさに感動した妻から、時計ブランドを立ち上げることを勧められ、1884年にスイスのビール/ビエンヌでエドックスを創業しました。ブランド名は、「時間」を意味する古代ギリシャ語に由来しており、ブランドエンブレムである砂時計のマークは「不朽」を象徴しています。
創業当時は懐中時計で名を成していましたが、1950年代から腕時計の製造にシフト。世界初の特許を取得した防水機構を開発するなど、過酷な環境下でも計時機能を維持できる高性能な時計づくりを追求してきました。1961年に発表したブランド初の防水時計『デルフィン』に始まり、現在のフラッグシップコレクション『クロノオフショア1』、海の神を象った最新シリーズ『ネプチュニアン』に至るまで、50年以上にわたってダイバーズウォッチ開発の先駆者として最前線を走り続けています。
国際的なラグジュアリースポーツの大会オフィシャルタイムキーパーを務めるなど、スポーツシーンとのパートナーシップを数多く締結しています。耐衝撃性や防水性などのタフネスに優れたエドックスウォッチは、一流アスリートからも厚い信頼を得ています。
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スイス・グランジュの才能ある時計師として名をなしていたクリスチャン・リュフリィ・フルーリーが設立した、エドックス(EDOX)のモデルをご紹介。
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株式会社ジーエムインターナショナル
台東区池之端
03-5828-9080
http://www.edox.jp/
百貨店
専門店
ブティック
110-0015
東京都
1-6-13
株式会社ジーエムインターナショナル
腕時計
エベル(EBEL)
「時の建築家」を標榜し、ヨーロッパのエスプリの薫り高い時計ブランド、エベル。創業は1911年である。ブランド名は、公私ともにパートナーであった創業者のユージン・ブルムとアリス・レヴィの名前から頭文字をとり(Eugene Blum Et Levy:ユージン・ブルムとレヴィ)、「EBEL」と名付けられている。ユージンは技術的、品質的な面を、そしてアリスは美的なデザインの面で才能を発揮し、婦人用のジュエリーウォッチから男性用の風格ある実用時計まで、<時計>というフィールドで素晴らしい作品を作り上げた。1914年にはスイス・ベルンでのスイス博覧会でエベルの「リングウォッチ」が金メダルを受賞し、この頃から既に、エベルでは時計がジュエリーとして位置づけられていた。1925年にはパリの装飾芸術博覧会でグランプリを受賞、品質とそのデザインで高い評価と広い認知を得たのである。
そして2人の息子、シャルル・ユージン・ブルムの入社で、エベルはさらにその品質と精巧さに磨きをかける。それはビブログラフにさきがける、精度測定装置の独自の発明や、COSC(スイス公式クロノメーター検定協会)の基準強化につながるCTM(時計技術検定)の制定を推進したという姿勢にも表れているだろう。そして第二次世界大戦中には英国陸軍で主たる時計供給メーカーとなり、戦後はヨーロッパにとどまらず国際的な評価を受けるブランドへと躍進して行くのだ。
1970年代にはシャルルの息子、ピエール・アラン・ブルムが社長に就任し、1977年、ケースとブレス一体型の「スポーツクラシック」ライン、そして現在もブランドの大きな柱である「ベルーガ」、「1911クロノグラフ」の発表が続く。そして特に1980年から90年代にかけ、テニスのモンテカルロオープンやゴルフのヨーロピアンマスターズなど、大きなスポーツイベントのスポンサーとして更にその知名度を広げて行った。
そしてエベルといえば、1986年に創業75周年を記念して購入した、ラ・ショー・ド・フォンの<ヴィラ・トゥルク>である。ル・コルビュジェの建築物であり、現在も<エベル・ハウス>として世界中から見学者が絶えない。そして「時の建築家」であるエベルの、PRセンターとして重要な役割を果たしている。
2008年は「ベルーガ」のデザインをリニューアルし、「1911 ディスカバリー」や「1911 テクトン」などのスポーツモデルにも力を入れている。そしてドイツ・バイエルン・ミュンヘンと交わしたオフィシャルタイムキーパー契約や<ヴィラ・トゥルク>の文化遺産保全活動など、他ブランドでは見られない多様な動きにも注目が集まっている。
株式会社ムラキ
中央区日本橋
03-3273-0321
https://www.ebel.com/
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東京都
3-9-10
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