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  トノウ カーベックス 30th
  
  自動巻、K18YGケース、縦45.0×横32.0mm、日常生活防水、スイス製
  2,695,000円
  
  1992年のブランド創設と同時に生まれ、独創的なフォルムが高い評価を得たことで＜フランク ミュラー＞がラグジュアリー・ウォッチメーカーの地位を確立する原動力となった「トノウ カーベックス」。 2022年、ブランド創設30周年記念モデルはシンプルな三針仕様だが、文字盤のギョウシエは“ダミエ”（damier）と呼ばれる、過去の記念碑的なモデルにのみ採用されたもの。ここには“原点回帰”の思いと共にこの記念モデルが特別であることを暗示している。

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  トノウ カーベックス レリーフ “ハート ダイヤモンド”
  
  クオーツ、K18PGケース、縦35.0×横25.0mm、日常生活防水、スイス製
  1,650,000円
  
  ＜フランク ミュラー＞の代表作「トノウ カーベックス」のブランド創設30周年記念のレディースモデル。＜フランク ミュラー＞が創出した個性的なアラビア数字インデックスの「ビザン数字」はダイヤルを内側から型押しする技法によって立体感が強調され、表面を鏡面加工することでラグジュアリー感を演出する。そして1時のインデックスにはダイヤモンドで飾られたハートをあしらい、記念すべき年にふさわしい華やかさを演出している。

驚きと革新に満ちた
冒険の旅
＜フランク ミュラー＞
30年の軌跡

　独立時計師という存在を世に知らしめ、革新的な時計作りで時代を築いたフランク ミュラー。彼が自身のブランドを創設して30周年を迎えた。この間に＜フランク ミュラー＞が成し遂げた功績は数知れない。たとえば複雑時計の価値を認知させた。彼は独立時計師として活動を開始した1980年代後半から永久カレンダーやトゥールビヨンといった複雑時計を多く手掛け、それは今も続いている。そしてブランド創設と同時に開発された「トノウ カーベックス」は時計界にブームを巻き起こした。この快進撃のきっかけは日本。実はブランド創設と同じ1992年、東京・青山に世界初のフランク ミュラー・ブティックがオープンし、＜フランク ミュラー＞は新たにコレクションを構成しシリーズ生産を開始したのだ。つまり、時計ブランドとしての＜フランク ミュラー＞は日本でのブティック開設がなければ始まらなかったのだ。そして2022年、創設30周年を記念して「トノウ カーベックス 30th」が発表された。それは極めてシンプルな三針モデルだが、そこには時計師としてのアイデンティティを「トノウ カーベックス」というフォルムに込めた時計師フランク ミュラーの想いが込められているように思う。

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  古いトノウ型腕時計を徹底的に研究して生み出した＜フランク ミュラー＞独自のフォルム「トノウ カーベックス」。彼はこれに複雑機構を搭載し、“世界初”を次々に実現した。

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  ブランド創設以前に製作されたフランク ミュラー初期のカタログには、さまざまな種類の複雑時計が掲載されている。