2025年の新作としてフレデリック・コンスタントの複雑時計コレクション、「クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール」から、3つの新モデルが登場しました。スチールケースにブルーまたはシルバー仕上げの文字盤を擁した2モデル、オニキスブラック文字盤に18Kイエローゴールドケースを採用した世界37本限定モデルです。ケースは40mm、ジュネーブのフレデリック・コンスタント工房で制作された自社ムーブメント FC-776が搭載されています。フレデリック・コンスタントが誇るこのキャリバーにより、市場でもっとも手の届きやすいパーペチュアルカレンダー時計といえるでしょう。クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュールは、フレデリック・コンスタントが35年にわたって提唱し続けるコンセプト「手の届くラグジュアリー時計」を如実に体現しているコレクションです。
卓越した時計:その理由
クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュールは2つの点において、卓越した時計を名乗ることができるでしょう。
1点目は、搭載しているコンプリケーションです。パーペチュアルカレンダーは高級時計を象徴する複雑機構であり、150年間にわたるその歴史を通じてあこがれの的となってきました。グレゴリオ暦の託された不規則性をメカニカルなアプローチで再現することに、メカニズムの複雑性が宿されています。慣習的に用いられているグレゴリオ暦は、意識することなく日々変化する自然のリズムに合わせて、定期的に訂正されなければなりません。この解決策として、4年ごとに些細な点を補正するためのうるう年が導入されました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1390.jpgトゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーといった最高峰に位置するコンプリケーションは、今日に至っても、非常に少数のマニュファクチュールにおいてのみ製造されています。フレデリック・コンスタントは、このような少数のスイスにおけるマニュファクチュールに名を連ね、2016年、パーペチュアルカレンダームーブメント開発に成功しました。
2点目はその価格設定です。クラシック パーペチュアル カレンダー マニュファクチュールは価格設定においても特筆すべき存在であり、SSモデルは180万(税込)に抑えられています。このようなポジショニングを維持しながらも、綿密な研究開発を実現し、ムーブメントの大幅改善が実現しました。この進化を受けて、キャリバー775は776へと進化し、38時間であったパワーリザーブは72時間に拡張されました。今日、フレデリック・コンスタントは、自社製ムーブメント改良を実現しつつ、自社でコストを吸収して手の届きやすい価格を維持し続けているほぼ唯一のマニュファクチュールと言えます。
2025年パーペチュアルカレンダー新作
2025年4月に開催されたウォッチ&ワンダー 2025にて、クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュールの新作は一大トレンドのサーモンカラーダイヤルでお披露目されました。続いて、同年9月上旬に開催されたジュネーブウォッチデイズでは、3モデルの新作が発表されました。不動の人気を誇るブルー、そしてシルバーカラーのダイヤルの2モデル。そして、3つ目のモデルは世界限定37本のコレクターモデルです。18Kイエローゴールド製のケースに、手仕事で研磨された針、そしてブラックオニキスのエレガントな漆黒が際立つクラシックでタイムレスなダイヤルが、美しいコントラストを奏しているタイムピースです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1191.jpg高い操作性
クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュールは、とても簡単に調整することができます。ムーンフェイズ、日付、曜日、月、閏年といった表示が、ミドルケースに控えめに配されたプッシュボタンで設定が可能です。時計が巻き上げられている限り、日常使用において着用者は必要に応じてリューズで時針と分針を調整するだけです。
デザイン
曜日、日付、月表示がそれぞれに独立した3カウンターで直観的に見やすく配置され、視認性が重視されています。ムーンフェイズは、6時位置で優美な姿をアピールします。1年に1歩のみ進むうるう年針は、低度の重要性をかんがみて、月針と同軸にあたる12時位置に配置されています。ダイヤル表面には、アプライドインデックスや手仕事で研磨された針に美しく光が反射されるよう繊細なソレイユ装飾があしらわれています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1338.jpgClassic Perpetual Calendar Manufacture
クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール
Ref:FC-776N3H6
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.1mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:5気圧
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.FC-776、72時間パワーリザーブ
仕様:時・分・月・日付・曜日表示、パーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズ、ブルーダイヤル
価格:1,760,000円(税込)
Classic Perpetual Calendar Manufacture
クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール
Ref:FC-776S3H6
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.1mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:5気圧
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.FC-776、72時間パワーリザーブ
仕様:時・分・月・日付・曜日表示、パーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズ、シルバーダイヤル
価格:1,760,000円(税込)
Classic Perpetual Calendar Manufacture
クラシック パーペチュアルカレンダー マニュファクチュール
Ref:FC-776ONB3H7
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.1mm
ケース素材:18Kイエローゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.FC-776、72時間パワーリザーブ
仕様:時・分・月・日付・曜日表示、パーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズ、ブラックオニキスダイヤル
限定:世界限定37本
価格:4,950,000円(税込)
2025年の新作としてクロノスイスが、「オーパス クロノグラフ ダカール」を全国の正規代理店にて発売します。創業者ゲルト・R・ラング氏がクロノグラフの概念を再定義した傑作「オーパス」の誕生30周年を迎えその旅は現代も続いています。
砂丘にインスパイアされた文字盤と堅牢なアースカラー
クロノスイスが世界で初めて自動巻きスケルトン・クロノグラフとして発表した「オーパス」シリーズ。2025年に誕生30周年を迎え、機械式時計の復元力、大地の持つ本源的な美しさ、そして大地と光の削ぎ落とされた美学へのオマージュとして、新作「オーパス クロノグラフ ダカール」は発表されました。このモデル名は、この地域の温もりと落ち着きを備え、過酷な環境にも耐える強さと、静かに息づく力強さをデザインに反映。大自然のたくましさと静謐な美からインスピレーションを得ています。リズム、静寂、そしてありのままの機械的な透明性の中での時刻計測を象徴しています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1395.jpg砂漠の美しさを表現したデザイン
「オーパス クロノグラフ ダカール」は、軽量で、耐久性に優れた41mmのグレード5チタンケースに収められています。CVDコーティングされたスケルトンブラウンの文字盤が温かさを放ち、その下にある開かれたメカニズムが、移ろう影と繊細な奥行きを生み出します。
サンドカラーのヌバックレザーストラップを採用し、太陽が照りつける、豊かな質感を持つ砂漠の精神を反映しています。砂漠から立ち上る熱のように、静寂の中で響き渡る時間のように共鳴します。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1196.jpg精密な心臓部が姿を現す透明な構造美
ムーブメントはガルバニックブラックで仕上げられ、完全にスケルトン化された自動巻クロノグラフキャリバーC.741Sが搭載されています。センターセコンド、30分積算計、12時間積算計、アナログ日付、スモールセコンドといったすべてが、アイコニックな3Dオープンワークのレイアウト内に配置され、すべてが目視できるようになっています。
1995年に登場し、世界初の自動巻きスケルトン・クロノグラフとして話題になった「オーパス」のDNAを受け継いだ「オーパス クロノグラフ ダカール」は、現代的な素材と丁寧な仕上げで、より洗練されたタイムピースに仕上がっています。シグネチャーディテールであるオニオン型リューズ、ローレット加工のベゼル、構造美を感じさせるスケルトンムーブメントはそのままに、温かみのある色合いと自然なコントラストで再構築されています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1342.jpgOpus Chronograph Dakar
オーパス クロノグラフ ダカール
Ref:CH-7543T.1S-BR
ケース径:41.0mm
ケース厚:14.8mm
ケース素材:グレード5チタン
防水性:10気圧
ストラップ:サンドカラーのヌバックレザー
ムーブメント:自動巻き、Cal.C.741S、約46時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、25石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノグラフ(30分計、12時間計)、CVDコーティングを施したスケルトン加工ダイヤル、特許取得済みのオートブロックシステムを採用したねじ込み式ラグ、オニオンリューズ、サファイアクリスタルケースバック
価格:3,300,000円(税込)
発売予定:2025年11月
ゼニスが2022年に発表した「デファイ スカイライン」は、瞬く間にマニュファクチュールが誇る現代のアイコンのひとつへと成長を遂げました。大胆なラインと一体型の構造、テクニカルなエッジを特徴とする「デファイ スカイライン」は、これまでに多数のバリエーションが製作され、複雑機構と素材の領域を幅広く探究しています。そして今回、ゼニスはその洗練を新たな高みへと押し上げ、華やかなローズゴールドを初めて全体に使用した「デファイ スカイライン トゥールビヨン」を2025年の新作として発表しました。深みのあるブリックレッド(テラコッタ)の文字盤は、ル・ロックルに建つゼニスの歴史的マニュファクチュールに敬意を表し、赤と白の特徴的なレンガ造りの外観をイメージしています。ブランドのヘリテージとゼニスの最先端のクリエイションを結びつける象徴的なタイムピースが誕生しました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1398.jpg現代のアイコンが表現する、洗練されたエッセンス
1969年に誕生したオリジナルの「デファイ」コレクションを受け継ぎながら、現代的に進化を遂げた「デファイ スカイライン」。大胆さと耐久性で知られるこのコレクションは、伝統と革新が交差する都会的なタイムピースというゼニスのビジョンを体現します。角張った幾何学的なケース、力強いシルエット、そして汎用性に優れたデザインにより、「デファイ スカイライン」はゼニスのコレクションの礎を築いています。
トゥールビヨンを搭載したフルローズゴールド製の新たなタイムピースは、「デファイ スカイライン」のシャープなファセットを上質なメタルの温かみのある輝きが彩ります。表面に交互に施されたサテン仕上げとポリッシュ仕上げが41mmケースの幾何学的なシルエットを際立たせ、建築的なデザインの印象的な一面を新たに引き出しています。これまでの「デファイ スカイライン トゥールビヨン」と同様、文字盤には6時位置のトゥールビヨンの小窓を起点に、4つの点を結んだ星のエングレービングが広がる魅惑的なパターンが描かれています。ローズゴールドモデルのために選ばれた深みのあるブリックレッドの文字盤は、赤と白のレンガ造りを特徴とするル・ロックルの歴史あるマニュファクチュールを色彩で表現します。ローズゴールド製の針は、スーパールミノバを塗布して視認性を確保するとともに、高級感あふれるケースの色合いと調和を生み出しています。ローターもまた温かみのあるゴールドの輝きを放ち、タイムピースの洗練された個性を際立たせます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1197.jpg「デファイ スカイライン トゥールビヨン」の内部では、高振動自動巻キャリバー エル・プリメロ 3630が時を刻みます。ゼニスが一貫して自社で開発・製造を行うこのムーブメントは、5Hz(毎時36,000振動)の振動数で動作し、50時間のパワーリザーブを実現します。わずか0.25gのトゥールビヨンキャリッジは、ゼニスの卓越した小型化技術と精度を物語ります。ムーブメントは文字盤と同様、星空をテーマとする幾何学的な構造を特徴とします。表面には最新式の3Dレーザーエングレービングでコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、トゥールビヨンから広がるサンレイパターンがウォッチの心臓部へと視線を引きつけます。ローターの素材にローズゴールドを用いるのは「デファイ スカイライン」では初めてのことです。星をかたどったオープンワークローターは、キャリバーのコンテンポラリーなデザインを遮ることなく披露します。
この特別なモデルは、一体型のローズゴールド製Hリンクブレスレットがケースからフォールディングバックルへとなだらかなラインを描き、快適に着用できます。また、「デファイ スカイライン」の精神に基づいて汎用性を重視し、文字盤の深い色合いと調和するブリックレッドのラバーストラップが交換用に付属します。ブレスレットとストラップは、ゼニスのクイックストラップチェンジシステムにより、工具を使わず簡単に付け替えられます。
「デファイ スカイライン トゥールビヨン」は世界中のゼニス ブティックとオンラインブティック、一部の正規代理店にて販売されます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1343.jpgDEFY Skyline Tourbillon
デファイ スカイライン トゥールビヨン
Ref:18.9301.3630/67.I001
ケース径:41mm
ケース素材:ローズゴールド
防水性:10気圧
ストラップ:一体型ローズゴールド製Hリンクブレスレット、フォールディングバックル、ブリックレッドラバーストラップが付属、交換可能なストラップシステムにより工具を使わず付け替えが可能
ムーブメント:自動巻、Cal.エル・プリメロ 3630、約50時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分表示、6時位置に60秒で1回転する「ダブルZ」の星をかたどったブラックのトゥールビヨンキャリッジ、サンレイパターンを施したブリックレッド文字盤、スーパールミノバ SLN C1を塗布したアワーマーカーと針、シースルーケースバック
価格:12,760,000円(税込)
2025年10月29日、ミラノ・コルティナ 2026 冬季オリンピックの開幕まで、ちょうど100日となりました。2026年2月6日の開幕に向けて、アスリートたちの調整も大詰めを迎える中、オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガは、この記念すべき節目を祝して特別な「スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026」を発表しました。
1932年以来、オメガは数々のオリンピックにおいて最高水準の計時を提供してきました。冬季オリンピックで初めて計時を務めたのは、1936年のガルミッシュ パルテンキルヘン大会。それ以来90年以上にわたり、アスリートの偉業を正確に記録するための計時技術を進化させ続け、精度と卓越性の基準を自ら引き上げてきました。2026年のミラノ・コルティナ大会では、8競技116種目すべての計時を担当し、新たに、スキー マウンテニアリング競技の計時にも初めて挑みます。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_m01_45.jpg「スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026」は、フルポリッシュ仕上げのステンレススティール製38mmケースを採用し、ブルーのセラミック製ベゼルリングには、ホワイトエナメルのタキメータースケールが配されています。
冬の情景を想起させるデザインとして、ホワイトラッカー仕上げのダイアルには淡いブルーのフロスト加工を重ね、表面には指先でなぞったような軌跡が走ります。この軌跡は、ミラノ・コルティナ 2026のエンブレムにある『26』をモチーフに描かれています。さらに、サブダイヤルも同様にラッカー仕上げが施され、特別なアジュラージュ装飾によって、まるで整備されたスキーコースの斜面を思わせる、繊細で立体的な表情を演出しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/01_m02_34.jpgまた、クロノグラフ秒針には、美しいブルーのグラデーションが施され、6時位置の日付表示には、ミラノ・コルティナ 2026のフォントを用いた数字がダークブルーで配され、デザイン全体のアクセントとなっています。さらには、ミラノ・コルティナ 2026のメダリオンがケースバックに施され、歴史的スポーツの祭典とこのタイムピースの永遠的な結びつきを象徴しています。
ポリッシュとブラッシュ仕上げのステンレススティール製ブレスレットは、オメガ独自のコンフォートリリースシステムを備え、快適な着用感をもたらします。ムーブメントには、52時間のパワーリザーブを誇る、自動巻きコーアクシャル キャリバー3330を搭載し、高い精度と信頼性を保証します。
/sites/default/files/newsImage1/01_s01_38.jpgSpeedmaster 38 Milano Cortina 2026
スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026
Ref:522.30.38.50.04.001
ケース径:38.00mm
ケース厚:14.75mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(10m)
ストラップ:ステンレススティール、コンフォートセッティング付きフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.3330、52時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、31石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、クロノグラフ、タキメータ―、淡いブルーのフロスト加工を重ねたホワイトラッカーダイアル、ケースバックにミラノ・コルティナ 2026 オリンピックのロゴをあしらったメダリオン
価格:957,000円(税込)
2025年の新作としてパルミジャーニ・フルリエより、ステンレススティールとローズゴールドのツートーンカラーにストーンブルーのダイヤルを組み合わせた「トンダ PF マイクロローター」が登場します。
2021年のデビュー以来、トンダ PFコレクションは「プライベート・ラグジュアリー」のコンセプトを核とするパルミジャーニ・フルリエ独自の哲学を体現し、現代の高級時計界における不可欠な規範として確固たる地位を築いています。奥ゆかしいエレガンスと個性あふれる不朽の美を特徴とするこのアプローチは、流行を超越したタイムレスな魅力をつくりあげています。
パルミジャーニ・フルリエCEO グイド・テレーニは次のように述べています。「プライベート・ラグジュアリーとは、製品そのものの価値を高めることを意味します。これにより、単なるステータスシンボルを超えた、文化度の高い、洗練や永続するよろこびの対象を選ぶ自由を、愛好家に提供します」
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1394.jpg新しいデザインと卓越したクラフツマンシップ
トンダ PF マイクロローターコレクションに、上品なステンレススティールとローズゴールドのツートンカラーモデルが加わります。ダイヤルは深いミネラルカラーの「ストーンブルー」。このタイムピースは、控えめでありつつ洗練された現代的な個性を表現しています。
ストーンブルーダイヤルの魅力は、めくるめく変化で目を楽しませてくれる美しい色調。環境によって優美に変遷し、繊細なグレーから輝くようなライトブルー、さらには鮮やかなダークトーンへと微妙に遷移して、とどまることのない視覚体験を約束します。
この新しいモデルは、トンダPFのクリエーションすべての中核にある職人技の卓越性を、さらに高めています。メゾンを象徴するバーリーコーン模様が手作業で刻まれたギョーシェダイヤル、繊細なローレット加工が施されたプラチナ製のベゼル、ローズゴールドアプライドのインデックス、丹念なポリッシュとサテン仕上げが交互に施されたブレスレットなど、すべてが熟練の職人技と美的な技巧を駆使した証です。
繊細なるツートンの芸術:響き合う対話
パルミジャーニ・フルリエは、ステンレススティールとローズゴールドの組み合わせを、単なる異素材の併用ではなく、考え抜かれた美的表現へと進化させました。ケースからクラスプに至るまで、あらゆるディテールにこだわったデザインは、ふたつの素材の流れるような調和を際立たせ、端正なシルエットを実現しています。この調和のとれた組み合わせによって輪郭が際立ち、建築的なラインを強調します。そして、ローズゴールド製のベゼルからブレスレットの側面に沿って継ぎ目なく流れるローズゴールドによって、優雅に包み込まれています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1195.jpg究極の調和の探究に導かれて
トンダ PFコレクションのすべてのクリエーションは、非の打ち所のない純粋なフォルムを体現していて、無駄をそぎ落とし、真に不可欠なものだけを残すことにこだわっています。グイド・テレーニは、メゾンのデザインの源についてこのように表現しています。「パルミジャーニ・フルリエは、偶然に委ねることなく、絶対的な調和の飽くなき探求に突き動かされたデザインを求めるミシェル・パルミジャーニのビジョンを忠実に守りながら、純粋な美学の明確な表現をつねに追い求めてきました」
クラフツマンシップへの敬意
パルミジャーニ・フルリエは、バーリーコーンのギョーシェを取り入れることで、比類のない美しさと品質を兼ね備えた時計を提供しながら、何世紀にもわたる伝統を永続させています。世代を越えて継承されてきたこのサヴォワ・フェールは、完成された技術とタイムレスなエレガンスを組み合わせるブランドの哲学を体現しています。
高められた機構:マイクロローター
この時計の心臓部にあるのは、自動巻きムーブメントのキャリバーPF703。22Kローズゴールド製のマイクロローターは、バーリーコーンのギョーシェで繊細に飾られています。ムーブメントの地板に組み込まれたマイクロローターは、48時間のパワーリザーブという最適な駆動効率を実現しながらも、わずか7.8mmという、並外れた薄さを可能にしました。その高度な構造は、精密な自動巻き上げ機構を確保しつつ、エレガントでスリム、そして主張することのないフォルムを保ちます。これが、「審美眼を持つ愛好家のための静かなる卓越性を提供する」というメゾンの哲学を完璧に体現しています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1341.jpgTonda PF Micro Rotor
トンダ PF マイクロローター
Ref:PFC914-1020022-100182
ケース径:40.0mm
ケース厚:7.8mm
ケース素材:ポリッシュとサテン仕上げの18Kローズゴールドとステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ポリッシュとサテン仕上げの18Kローズゴールドとステンレススティール、ステンレススティール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF703(自社製)、毎時21,600振動(3Hz)、約48時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分表示、ローレット加工ベゼル、18Kローズゴールド製デルタ型スケルトン針、バーリーコーンのハンドギョーシェを施したストーンブルーダイヤル、18Kローズゴールド製ハンドアプライドインデックス、シースルーケースバック
価格:4,642,000円(税込)
オリンピック オフィシャルタイムキーパーを務めるオメガが、ミラノ・コルティナ 2026において、冬季オリンピックでは初となる特別な“オメガ ハウス”を設置します。これまでオメガ ハウスは、ロンドン 2012、リオ 2016、パリ 2024の夏季オリンピックにおいて、アスリートや招待ゲストのための会員制クラブハウスとして親しまれてきました。そして、来たるミラノ・コルティナ 2026では、この特別な空間が冬季オリンピック仕様として新たに進化を遂げます。
今回のオメガ ハウスは、オメガのブランドアンバサダーであり、世界的に著名なシェフ、カルロ・クラッコ氏が手掛けるレストラン「Cracco」に設けられます。ミラノの中心部で、ガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世内という由緒あるロケーションに位置し、2026年2月7日から21日までの期間、洗練された雰囲気とラグジュアリーが融合する特別な空間として訪れるゲストを迎えます。
/sites/default/files/newsMainImage1/02_m01_41.jpg会場となる、ガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は、ミラノを象徴する歴史的アーケードであり、壮麗なガラスドームや、装飾的な鉄骨構造、そして自然光が差し込む大理石の床で知られています。レストランの中へ一歩足を踏み入れると、洗練されたインテリアが広がり、優雅な建築美とともに、革新性と伝統を融合させた料理がゲストをもてなします。
1階のカフェスペースは「オメガ カフェ by Cracco」として生まれ変わり、オメガの世界観を表現しながらも、これまで通りCafe Craccoチームによる上質なサービスが提供されます。
一方、2階と3階は、冬季オリンピックのために特別に設けられた空間となり、日中はラウンジでくつろぎながら、大スクリーンでスポーツ観戦をライブで楽しみ、レストランで美食を堪能することができます。夜には、オメガならではのテーマでさまざまなイベントが連日開催され、ブランドを象徴するセレブリティたちが集い、華やかなひとときを演出します。これまでのオメガ ハウスには、シンディ・クロフォード、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、マイケル・フェルプス、ノア・ライルズなど、オメガを代表するブランドアンバサダーやスポーツアンバサダーたちが訪れ、輝かしい瞬間を刻んできました。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_m02_31.jpgオメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは「これまでのオリンピックでオメガ ハウスは大好評だったので、その楽しさと特別感をミラノにも届けたいという強い思いがありました。今回、冬季としては初の試みとなりますが、まずそのロケーションには、豊かでイタリアらしい雰囲気が溢れています。素晴らしいスポーツの瞬間を、世界中から集まる仲間たちとともに体験できることを心から楽しみにしています」と、述べました。
1932年以来、オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めてきたオメガにとって、ミラノ・コルティナ 2026は32回目の大会となります。オメガはすべての競技会場に常駐し、アスリートたちのあらゆる瞬間を記録します。長年にわたり培ったノウハウと最先端計時技術を駆使し、競技の舞台における精度と信頼性を支え続けます。オフィシャルタイムキーパーとしての役割は、オメガの高い精密性と革新性を象徴するものであり、ブランドが誇りをもって継承してきたレガシーでもあります。
表示クロノグラフの革新と人間工学的デザインの新基準
創業150周年を迎えたスイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲはR&D部門による革新的な最新作を発表しました。卓越した技術、優れた性能、そしてアイコニックなデザインに、これまでにない人間工学な新基準を融合させた「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン フライング トゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)」は、クロノグラフの歴史と複雑機構開発の歴史に新たな一歩を刻みます。オーデマ ピゲのチームが5年の歳月をかけ開発したこの特別なタイムピースには、高い審美眼を持つ時計愛好家の期待に応えるべく、内部構造を一から再構築した新ムーブメント、キャリバー8100を搭載しています。この特許取得済のムーブメントは細部に至るまで入念に設計され、人間工学の限界を押し広げることで、クロノグラフのプッシュボタンにかつてない感触を生み出しています。さらにRD#5は、「ロイヤル オーク」コレクション初となる、瞬時にジャンプする30分積算計をもつフライバック クロノグラフとフライング トゥールビヨンを搭載している点も特徴です。軽量性・耐久性・輝きのバランスを追求し、チタンと希少なバルクメタリックガラス(BMG)を用いたこのマイルストーン的なモデルは世界限定150本で展開されます。
アイコニックなデザイン、“ジャンボ”
50年の歴史上初めて、ロイヤル オーク “ジャンボ”から、クロノグラフとフライング トゥールビヨンという2つの複雑機構を搭載するモデルが誕生しました。アイコニックなサイズ感を保ちながら、2つの複雑機構を同時搭載することは、オーデマ ピゲにとって大きな挑戦でした。
ジェラルド・ジェンタのデザインにより1972年に発表された初代ロイヤル オークは、当時としては極めて大胆なプロポーションから、“ジャンボ”というニックネームがつけられました。現在も時計愛好家から高く評価されるこのモデルは、直径39mm、厚さ8.1mmというサイズで、人間工学に配慮した完璧な装着感を実現しています。こうした特徴から、デザインを際立たせる新ムーブメントを搭載するに相応しいとして、このモデルが選ばれました。
オーデマ ピゲの研究開発チームは、ユーザーの快適性とこのコレクションのデザインコードに忠実であることを最優先にクロノグラフの構造を全面的に再設計し、これまでにない繊細なタッチを実現しながら、ムーブメントの厚みも最小限に抑えました。こうして、高度な技術構造を搭載しながらも使いやすく、デザインもシンプルな美しいタイムピースが完成しました。
指先に広がるエルゴノミー
当初より、#RD5のプロジェクトは、より優れた快適性を備えたクロノグラフの実現を目指して進められてきました。この開発では、ムーブメント、ケース、そしてデザインに至るまで人間工学に基づいた検証を重ね、ユーザーのニーズを明確にし、その期待に応えるべく最適な仕様が導き出されました。この取り組みは、ブランドが掲げる革新への揺るぎない姿勢に忠実に、顧客体験と複雑時計の設計を両立させるという新たな方向性を示唆しています。
第一の革新は、3時位置のリューズの両側にあるプッシュボタンです。今日、多くのクロノグラフは、プッシュボタンをしっかりと押し込む必要があります。ウォッチ コンセプション ディレクターのジュリオ・パピは、「ボタンを押し込む幅は多くの場合1mm以上あり、約1.5kgの力を必要とします。私たちの目標は、これらの数値を抑え、顧客体験を向上させることでした。そのため、通常キーストロークが0.3mm、押す力が約300gのスマートフォンのサイドボタンから着想を得たのです」と説明します。
1950年から60年代のモデルには、すでにクロノグラフのプッシュボタンの快適な操作性への配慮が見られましたが、それは職人の精密な調整によってのみ実現できるものでした。そして、1970年代に防水シールが導入され、時計製作の工業化が進むと、プッシュボタンの操作にはより強い力が必要になりました。本モデルを通じ、オーデマ ピゲは最新の技術革新によって、これまでにない快適なユーザー体験を届けることができます。
さらにRD#5は、巻上げと時刻設定の2つのポジションを切り替えるためのプッシュボタンを内蔵したファンクション セレクター付きリューズも特徴です。この使いやすく控えめな切替システムは、懐中時計から受け継がれた伝統的なリューズに代わるものでありながら、ロイヤル オークのオリジナルデザインに忠実に設計されています。
“ジャンボ”の繊細な魅力を損なわずに、2つの複雑機構搭載を実現するため、オーデマ ピゲの技術チームは文字盤とケースバックの両面に“グラスボックス”と呼ばれるサファイアクリスタルを採用しました。外側は完全にフラットな一方、内側は窪んだ形状になっており、針の回転、ムーブメントとローターの動きを可能にするための余裕を持たせた空間が確保されています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1401.jpgキャリバー8100:新たなクロノグラフのエネルギー
150年以上にわたり、クロノグラフは形状や機能面で進化を遂げてきましたが、その中心となる伝統的な ハンマーとハートカムに基づくリセット機構は、ほぼ変わることはありませんでした。RD#5で初めて搭載されたキャリバー8100により、オーデマ ピゲはこのゼロリセット機構を抜本的に再設計し、よりエルゴノミックで直感的、そして高精度な一体型フライバック クロノグラフを実現しました。
デザインと人間工学の観点に配慮した最高水準のムーブ メントの製作を目標として開発されたキャリバー8100は、“ジャンボ”のケースに完璧にフィットし、9時位置と3時位置に対称的に配された大きなサブダイヤルにより、高い視認性を提供します。
オーデマ ピゲの技術チームは、ムーブメントおよび短いストロークと少ない力で作動するプッシュボタンのエネルギーを最適化する、新たに特許を取得したムーブメントを開発しました。この革新的な仕組みは、従来のハンマーとハートカムの代替として開発されたラック&ピニオン機構をベースとしています。この機構はラックに動力を蓄えることで歯車列にテンションを保ち、クロノグラフ針の揺れを防ぎます。同時に、従来のクロノグラフに搭載されている、動作時およびリセット時の両方で常にブレーキの役割を果たす摩擦スプリングを取り除くことが可能になりました。結果的にエネルギーの消費量は同等ながら、そのエネルギーは分散されるのではなく蓄積されるようになりました。
従来のクロノグラフが抱えるもう一つの課題は、リセット時に必要な動力です。この課題に対応するため、慣性を減らし、リセット動作をより滑らかにする技術の開発に取り組みました。ラックに蓄えられたエネルギーを解放することで、クロノグラフ針を逆戻りさせてゼロに戻すことができます。針やクロノグラフホイールなどの部品にチタンを採用することで、リセットは瞬時に行われ、必要なエネルギーは最小限で済みます。「伝統的なクロノグラフをサイドブレーキをかけたまま走る車に例えると、キャリバー8100ではサイドブレーキがなくなり、車はガレージを出るときにゴム製のバンドで繋がれているような状態です。このゴム製のバンドは、車を再びガレージに引き戻す役割を果たします。以前はサイドブレーキの摩擦によって失われていたエネルギーが、今ではこのゴム製のバンドに蓄えられているのです」とジュリオ・パピは語ります。「クロノグラフをリセットすると、蓄えられたエネルギーが放出され、針は0.15秒以内に元の位置に戻ります。針の動作を徹底的に分析し、リセット時の針の動きを視認できないほど最適化しつつインスタントジャンプミニッツという、愛好家から高い評価を受ける機能も兼ね備えています」
新しいキャリバー8100は、フライング トゥールビヨンに加え、革新的な垂直クラッチシステムが新たに採用されています。このデザインでは、従来のクラッチとフリクションクラッチを融合させ、クラッチホイールが垂直方向に作動するようになっています。これにより、不要な回転が減少し、針のジャンプを最小限に抑えますこのキャリバーは、スタート/ストップ機能のスムーズな作動を実現するコラムホイールを備えています。リセット操作では、特許保有のシステムがエネルギーを蓄え、一定のポイントに達すると一気に解放され、針が素早く正確にゼロ位置へ戻ります。ケースバックは、オーデマ ピゲが開発したプラチナ製ペリフェラル式ローターが厚みを抑えると同時に、手作業で面取りが施されたクロノグラフのブリッジや、シャープな内角、サテン仕上げといったムーブメントの精緻な仕上げを余すことなく鑑賞できるようになっています。72時間のパワーリザーブを搭載したこの堅牢なクロノグラフは、スポーティなアクティビティを含む現代のライフスタイルに柔軟に対応し、高い精度を保ちます。
5世代にわたる時計製作の革新
オーデマ ピゲの研究開発部門が何世代にもわたり積み重ねてきた革新的な技術をベースに、本モデルは、2022年にRD#3で初めて導入された高振幅フライング トゥール ビヨンを搭載しています。このフライング トゥールビヨンは、オリジナルモデルのプロポーションを保ちながらも厚みを減らすため、全面的な設計の見直しが行われました。チームは各部品の配置を見直し、チタン製ケージをペリフェラル方式で駆動するエスケープメントを開発。これにより、エネルギー効率が向上し、さらなる軽量化と薄型化が実現しました。この新しいエスケープメントは、従来のものよりも大きな振幅に対応できるローターと連動し、バックラッシュの影響を抑えながら、信頼性、エネルギー管理、精度を向上させています。この革新をさらに発展させ、マニュファクチュールは新しい超薄型クロノグラフキャリバーと、この技術的成果を融合させ、かつてないダブルコンプリケーションを完成させました。
2015年の誕生以来、RDシリーズはオートオルロジュリー界が長年直面してきた課題に取り組み、時計の構造に関する解決策を提示してきました。RD#1では音響性能において新たな基準を打ち立て、2018年のRD#2では構成部品を一層にまとめることで、超薄型のパーペチュアルカレンダーの設計を見直しました。2022年、RD#3で超薄型フライング トゥールビヨンを発表し、マニュファクチュール史上最も複雑でエルゴノミックな腕時計であるRD#4への道を切り拓きました。そして今日、オーデマ ピゲはRD#5を発表し、何十年にわたり、ほぼ進化がみられなかったクロノグラフの操作性に革命をもたらしました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1200.jpg軽やかさとパワー
このモデルのスリムなシルエットを引き立てるために、オーデマ ピゲの開発チームは、軽量なチタンと優れた耐久性を誇る希少なBMG(バルクメタリックガラス)を融合した革新的な素材をケースとブレスレットに採用しました。
1960年代に発見されたBMG(バルクメタリックガラス)とは、急速に冷却されることで、非晶質構造や高強度といったガラスのような性質を示す金属合金のことです。パラジウムを50%以上含むオーデマ ピゲ独自のBMGは、摩耗や腐食に対し極めて優れた耐性を備え、独特の輝きを放っています。2021年にチャリティオークション「Only Watch」のために製作されたユニークなロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン(Ref.15202XT)で初採用されたこの素材は、2023年、正式にコレクションに使用されることになりました。
今回の限定モデルでは、ベゼル、プッシュボタン、リューズのファンクションセレクター、ブレスレットスタッズにBMGが採用され、輝きを際立たせるミラーポリッシュ仕上げが施されています。ケースバックはサーキュラーサテン仕上げが施されており、チタンのケースとブレスレットリンクには、サテンとポリッシュ仕上げを交互に組み合わせ、光の美しいコントラストを演出しています。
また、“ナイトブルー、クラウド50”の象徴的なプチタペストリーダイヤルが、洗練された美しさを際立たせます。ロジウムトーンのゴールドのアワーマーカーと、蓄光加工を施した18Kホワイトゴールドの針が上品な輝きを添えています。3時および9時位置のカウンターは視認性を高めるため同色のブルーにスネイル仕上げが施され、クロノグラフ針には軽量なチタンが使用されています。
ダイヤルの12時位置にはブランドの創業150周年を記念し、アーカイブデザインに着想を得た特別な「Audemars Piguet」のシグネチャーが配されています。ケースバックには「1 of 150 pieces」と「150」のロゴが刻印され、このタイムピースの希少性、伝統と革新が融合した魅力を際立たせています。
クロノグラフ:精密さと優れた性能を 備えた複雑機構
時間を計測し分割しようとする人間の欲求は、時計製作の歴史よりも古くから存在しています。しかしながら、私たちが今日知っているクロノグラフの発明は、何世紀にもわたる創意工夫と技術の積み重ねによるものです。
1776年、ジュネーブの時計師ジャン=モイーズ・プゼは、秒針の停止と再始動が可能な時計を製作しました。1799年にはイギリスのラルフ・ガウトが、競馬中の馬の歩数をカウントするための歩数計付き時計を製作しました。その後、1816年にはルイ・モネが、スタート、ストップ、リセット機能を備えた「コンター・ドゥ・ティエルス(1/60秒カウンター)」を発表。5年後の1821年、フランスの時計師ニコラ=マチュー・リューセックは、回転するダイヤルにインクで時間を記録する装置を発明しました。この発明によって、「chronos(時間)」と「graph(書く)」を意味するギリシャを語源とする「chronograph(クロノグラフ)」という言葉が誕生したのです。
最初の現代的なクロノグラフは1862年に登場しました。ジュウ渓谷とロンドンを拠点とするニコル&キャプト社が、ローカルタイム表示に加え、独立した針で経過時間の測定が可能な懐中時計を開発しました。この針は、スタート、ストップ、リセット機能を備えたプッシュボタンで制御されており、これが現代的クロノグラフの先駆けとなりました。社会の発展と産業化に伴い、より高度な性能が求められるようになり、さらにスポーツの大衆化により、クロノグラフは瞬く間に普及していきました。1913年、ロンジンは飛行中のパイロットのために設計された、最初のクロノグラフ腕時計の一つを発表しました。その頃から、クロノグラフは性能を追求するための道具から、洗練されたスタイルと高度な技術の象徴へと進化していきました。
オーデマ ピゲは、1930年代に初のクロノグラフ腕時計を発表しました。1980年までにわずか307本しか製作されなかったこれらの時計はまさに世界屈指の希少モデルです。当時、マニュファクチュールによって製作された時計はすべてが一点物で、「モデル」という概念が取り入れられたのは1950年代に入ってからのことです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1346.jpgRoyal Oak "Jumbo" Extra-Thin Selfwinding Flying Tourbillon Chronograph(RD#5)
ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン フライング トゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)
Ref:26545XT.OO.1240XT.01
ケース径:39.0mm
ケース厚:8.1mm
ケース素材:チタン
防水性:2気圧
ストラップ:チタン&BMGブレスレット、チタンAPフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.8100、約72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、44石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、フライバック クロノグラフ、バルクメタリックグラス(BMG)ベゼル、“ナイトブルー、クラウド50”のプチタペストリーダイヤル、蓄光加工を施したロジウムトーンの18Kピンクゴールドバスタブ型アワーマーカー、スネイル仕上げのブルーカウンター、ロジウムトーンのインナーベゼル、BMG&サファイアケースバック、チタン&BMGリューズ
限定:世界限定150本
価格:要お問い合わせ
2025年の新作としてシチズン時計株式会社が、雄大な宙に想いを馳せ、今という時を愉しむためのウオッチブランド「CAMPANOLA(以下、カンパノラ)」から、ブランドでは初となるケース・バンドすべてにデュラテクトDLCを施した「星響(ほしのひびき)」3モデル【希望小売価格 451,000円(税込)~1,320,000円(税込)】、数量限定で2025年11月13日(AH4084-51EとAH7064-52Eは2025年12月4日)に発売します。
※価格・発売日ともに予定です。
「カンパノラ」ブランド誕生25周年を記念し、宙と時、そしてカンパノラが共鳴する新製品「星響」が数量限定で発売されます。夜空に輝く星々が互いに影響し合い、軌道を保つように、時の流れと宇宙の調和を表現した特別なモデルです。ブランドで初となるデュラテクトDLCを施した漆黒の宇宙のようなオールブラックのケースとバンドに、星の輝きを象徴するゴールドカラーが映える限定仕様となっています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1400.jpgラ・ジュー・ペレ社(スイス)のムーブメントを搭載するメカニカルモデル NZ0004-57Eは、会津塗の伝統工芸士、儀同哲夫(ぎどうてつお)氏の手による、煌めく螺鈿細工の漆塗り文字板を備えます。ひとつひとつ手作業で仕上げる文字板は、ひとつとして同じものがなく、宇宙で輝く星々のようです。
ミニッツリピーターモデル AH7064-52Eは、針やダイヤルを飾るリングパーツのゴールドカラーがケースとバンドの艶やかなブラックと美しいコントラストを描きます。ミニッツリピーターを操作する2時位置のプッシュボタンもゴールドカラーにすることで音の広がりを視覚的に表現しています。音の広がりを電鋳パターンで表した文字板も特長のひとつです。
ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフの4大複雑機構を備えるグランドコンプリケーションモデル AH4084-51Eは、ミニッツリピーターの高低ふたつの音の広がりを見返しリングにグラデーションで表現。本モデルも2時位置のプッシュボタンはじめ、各パーツをゴールドカラーにすることで、漆黒のケース、バンドと美しいハーモニーを作ります。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1199.jpg【商品仕様】
■ 限定モデル 星響 メカニカル
会津塗の伝統工芸士、儀同哲夫氏による螺鈿細工を施した漆塗り文字板を備えるメカニカルモデル。
~儀同哲夫氏プロフィール~
昭和23年、福島県会津若松市生まれ。伝統工芸士として会津漆器の伝統を守り、新たな可能性を追求している。またその技を次の世代に伝えるべく、後進の育成にも情熱を傾けている。平成14年よりカンパノラの漆塗り文字板制作に携わる。令和元年、瑞宝単光章受章。
■ 限定モデル 星響 ミニッツリピーター
ケース/バンドの艶やかなブラックカラーに、針やリングパーツのゴールドカラーが映えるミニッツリピーターモデル。
■ 限定モデル 星響 グランドコンプリケーション
ミニッツリピーターの高低ふたつの音が響きあうさまを表現する、グランドコンプリケーションモデル。
カンパノラ 25周年記念限定モデル
星響(ほしのひびき) メカニカル
Ref:NZ0004-57E
ケース径:42.0mm(設計値)
ケース厚:14.0mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(デュラテクトDLC)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス(デュラテクトDLC)
ムーブメント:自動巻き/手巻き、Cal.Y513、42時間パワーリザーブ(最大巻上時)、平均日差-5~+10秒、毎時28,800振動、25石
仕様:時・分・秒表示、ビッグデイトカレンダー、パワーリザーブ表示機能、秒針停止機能、日付早修正機能、漆塗り文字板(電気鋳造+漆塗り+螺鈿)、シースルーバック(サファイアガラス)
限定:150本
価格:1,320,000円(税込)
発売日:2025年11月13日
カンパノラ 25周年記念限定モデル
星響(ほしのひびき) ミニッツリピーター
Ref:AH7064-52E
ケース径:42.5mm(設計値)
ケース厚:15.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(デュラテクトDLC)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス(デュラテクトDLC)
ムーブメント:クオーツ、Cal.6762、電池寿命約2年、月差±20秒
仕様:時・分・秒表示、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、アラーム1・2、デュアルタイム、ローカルタイム、ローカルタイムアラーム、24時間表示
限定:250本
価格:451,000円(税込)
発売予定:2025年12月4日
カンパノラ 25周年記念限定モデル
星響(ほしのひびき) グランドコンプリケーション
Ref:AH4084-51E
ケース径:43.0mm(設計値)
ケース厚:16.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(デュラテクトDLC)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス(デュラテクトDLC)
ムーブメント:クオーツ、Cal.6772、電池寿命約2年、月差±20秒
仕様:時・分・秒表示、ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフ(1/4秒、12時間計)、24時間表示
限定:250本
価格:506,000円(税込)
発売予定:2025年12月4日
2025年の新作としてシチズン時計株式会社が、プロフェッショナルスポーツウオッチとしての高い性能に加え、「想像力」という価値を提案する「シチズン プロマスター」から、航空自衛隊アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」をイメージした限定2モデル【希望小売価格 88,000円(税込)、99,000円(税込)】を数量限定で発売しました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1399.jpg航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は、2025年に創設65周年を迎えました。これを記念し、「シチズン プロマスター」より、「ブルーインパルス」から着想を得た限定モデルの第6弾が登場しました。今回はケース径40mmのコンパクトサイズを採用したことで、より多くの方にフィットしやすく、日常使いにも適したモデルになりました。文字板とベゼル、見返しリングにそれぞれ、深みのあるブルーとシルバーを交互に配色することで、ブルーインパルスを彷彿させるカラーリングに仕上げられています。メタルバンドと革バンドの2モデルは、文字板のカラーリングが反転されています。限定モデルの証として、文字板と裏ぶたにブルーインパルスのカラーエンブレムが配されています。ブルーインパルスの現行機種T-4の飛行シーンフォトカードを同梱した、ロゴ入りの専用BOX付です。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1198.jpg■ 商品特長
・「ブルーインパルス」限定モデルの第6弾。
・ケース径40mmのコンパクトサイズを採用。より多くの方にフィットしやすいモデル。
・ブルーインパルスを彷彿させる、深みのあるブルーとシルバーを組み合わせたカラーリング。
・文字板と裏ぶたにエンブレムを配置。ブルーインパルスの現行機種T-4の飛行シーンフォトカードを同梱した、ロゴ入りの専用BOX付。
シチズン プロマスター
ブルーインパルス限定モデル
Ref:CA4665-59L
ケース径:40.0mm(設計値)
ケース厚:13.2mm(設計値)
ケース素材:ステンレス
防水性:20気圧
ストラップ:ステンレス
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.B620、月差±15秒、フル充電時約9ヶ月可動
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノグラフ機能(1/5秒、60分計)、夜光(針+インデックス)、航空計算尺、1種耐磁時計
限定:900本、限定BOX付
価格:99,000円(税込)
シチズン プロマスター
ブルーインパルス限定モデル
Ref:CA4661-09A
ケース径:40.0mm(設計値)
ケース厚:13.2mm(設計値)
ケース素材:ステンレス
防水性:20気圧
ストラップ:牛革
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.B620、月差±15秒、フル充電時約9ヶ月可動
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノグラフ機能(1/5秒、60分計)、夜光(針+インデックス)、航空計算尺、1種耐磁時計
限定:500本、限定BOX付
価格:88,000円(税込)
パネライが、2025年の新作として「ルミノール GMT チェラミカ PAM01460」を加え、ルミノール コレクションに新たな息吹を吹き込みました。40mmのルミノールケースに、セラミックを初めて採用したモデルです。この新作は、パネライの素材革新における高度な技術と、時代を超越したイタリアンデザインを体現し、ルミノールならではの独特の美学をコンパクトなサイズで捉え、多才で現代的な魅力を高めています。ルミノールのシグネチャーデザインを忠実に再現した新作PAM01460は、セラミック製の独特なリュウズプロテクター、夜光のサンドイッチダイヤルを特徴としています。スイスの精密な時計製造技術とパネライの大胆な美学が融合し、現代のライフスタイルのニーズに応えます。
「新しいルミノール GMT チェラミカ PAM01460は、パネライの機能的なデザインの伝統を尊重しつつ、技術革新の限界を突破するというパネライのコミットメントを体現しています。パネライ初となる40mmのブラックセラミックケースと印象的なブラックダイヤルのコンビネーションを特徴とするこのタイムピースは、パネライの高度な製造能力とハイテク素材に関する専門知識、特にセラミックの複雑な加工を駆使した技術力の高さを際立たせています。コスモポリタンな旅行者のためにデザインされたこの時計は、控えめなエレガンスと、革新的なスピリットを表現しています」と、パネライのチーフオペレーティングオフィサー(COO)であるジェローム・カヴァディーニは述べています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1393.jpg卓越した性能で高く評価されているセラミックは、2007年にラジオミール ブラックシール チェラミカ PAM00292で初めて導入され、パネライのポートフォリオにおいて重要な素材になりました。軽量であることから優れた装着感を、高温、腐食、傷に対する高い耐性により、長寿命を実現します。ケース製作においてこそ、メゾンの真髄が発揮され、セラミックを精巧で高度な機能を備えたプロフェッショナルツールウォッチへと昇華させています。こうしてメゾンのスポーティでありながら洗練されたタイムピースは誕生しました。
パネライのケースは、複数の丸みを帯びた面と、リュウズプロテクターやレバーといった象徴的なパーツの、緻密な構造で設計されています。PAM01460は30気圧(約300m)という高い防水性を実現しています。すべての時計は、表示された防水性能よりも25%高い圧力下で厳格なテストを受けており、パネライの高い品質基準を満たしていることが保証されています。セラミックでこの強度と防水機能を維持するには、比類のないレベルの技術力と高度な製造工程が必要です。パネライは、この専門知識をスイスのヌーシャテルにあるマニュファクチュールで守り続けています。さらに、ラグを含むケースの最も露出度が高く繊細な部品を強化するために、広範な研究開発が行われてきました。これらの改良により、日常の着用中に最も大きな負荷がかかるラグも、パネライの耐衝撃基準をクリアすることができました。
パネライ ルミノール GMT チェラミカ PAM01460は、洗練されたオールブラックの美学を体現しています。直径40mmのブラックセラミックケースに収められたこのモデルは、パネライが得意とするサンブラッシュ仕上げのブラックサンドイッチダイヤルと、視認性を高めるホワイトのスーパールミノバ®X2を塗布した夜光のインデックスを備えています。文字盤には、イタリア語で「デュアルタイム」を意味する「BiTempo」の文字がさりげなく刻まれ、パネライのイタリアの伝統を彷彿とさせます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1194.jpgPAM01460は、3日間のパワーリザーブを備え、高い信頼性で知られる自動巻きP.900/GMTムーブメントを搭載しています。スモークサファイアクリスタルのオープンケースバックから眺められるこのキャリバーは、直径12.5リーニュ(28.2mm)、厚さわずか5.20mmという、驚くほど洗練されたプロポーションの中に、豊富な機能が凝縮されています。3日間のパワーリザーブに必要なエネルギーは、双方向ローターによって供給され、シングルバレルに蓄えられます。
毎時28,800振動のテンプは、テンプ受けによってしっかりと固定されています。キャリバーにはストップセコンド機能が搭載されており、正確な時刻合わせが可能です。12時間表示のGMT機構は、メゾンの伝統への回帰であり、2000年代初頭に開発された初期モデルを想起させます。このGMT機構は、時計の使いやすさに新たな次元をもたらし、特に複数のタイムゾーンを移動する人にとって不可欠な機能です。
PAM01460は、しなやかなブラックカーフレザーストラップとブラックラバーストラップが付属します。ストラップとバックルの両方にPAMクリックリリースシステム™が搭載され、工具を使わずに簡単に交換可能で、様々なシーンやスタイルに合わせることができます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1340.jpgLuminor GMT Ceramica
ルミノール GMT チェラミカ
Ref:PAM01460
ケース径:40.00mm
ケース厚:13.45mm
ケース素材:サンドブラスト加工セラミック
防水性:30気圧(~300m)
ストラップ:ホワイトステッチ入りブラックカーフ、PAMクリックリリースシステム™のストラップとバックル、ブラックラバーのスペアストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900/GMT、3日間パワーリザーブ、毎時28,800振動、インカブロック®耐震装置
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、12時間表示GMT、ストップセコンド、ブラックサンブラッシュ仕上げサンドイッチダイヤル、夜光アラビア数字とバーインデックス、ポリッシュとサンドブラスト加工セラミック製ベゼル、スモークサファイアクリスタル窓付きグレード5チタンケースバック
価格:2,266,000円(税込)