単なる様式を備えた作品とはひと味異なる新しいトレド1951は、ヴァシュロン・コンスタンタンによるヒストリーク・コレクションを象徴するモデルとして、さまざまな時代における素晴らしさを思い起こさせてくれます。

1950年代の豊かな創造性

　 1951年に発表された新しい「形」の時計に関して、おもしろい逸話を覚えている時計のコレクターも多いことでしょう。それは当時としては驚異的なスクエア型のケースを採用していたのです。これはイタリアで瞬時に人気となり、ケースの形がお菓子のチョコレートに似ていたことから、「チョコレート」と呼ばれるようになりました。

　 実際、このまったく新しいデザインを備えた時計は、生き生きとした時代の躍動感を捉えようとする熱狂的な雰囲気から誕生したものでした。1950年代は傑出したバイタリティと楽観主義が特徴であり、あらゆる分野のデザイナーたちが新しい手法を熱心に求め、時にはお互いに競い合うことで、創造性が高められてきました。

　 ヴァシュロン・コンスタンタンでは、トレンド感のあるデザインを積極的に追求し、ダイナミックなデザインを作り上げました。これが見事に結実したのが「トレド」モデルです。

ヒストリーク・コレクションの新モデル

　 伝統を伝えたいという情熱から、象徴的なモデルを復刻させたヒストリーク・コレクションが誕生しました。この手法は、ヴァシュロン・コンスタンタンの特徴的な美しいデザインを強調する絶好の機会となりました。ヒストリーク・コレクションは、まったく異なる、革新的で成功を収めたデザインを備えたさまざまなシリーズを復刻させたものです。これにトレド1951ウォッチが含まれることはごく自然なことでした。 2003年にはすでに、トレドのバリエーションは完全なカレンダー機能を備えて復刻されました。この年に発売された新しいトレド1951は、オリジナルの1951モデルとよく似た特徴を備えていました。3針による表示を備えたスクエアケースのウォッチは、ラテンの魅力を秘めた暖かみのあるムードが特徴的でした。

技術を組み合わせ、バランスを取る

　 新しいトレド1951のデザインは、曲線とスクエア型について研究を重ねた結果、可能な限りバランスの取れた方法で組み合わせたものです。このスクエアケースと抑制された曲線の最適なバランスを見つけるため、徹底的な調査が行われました

　 18Kピンクゴールド製のケースには、このタイムピースのシグネチャーである、曲線的な3つの面が備わっています。これら高さの異なる3つの面は、同じポリッシュ仕上げを施し、四隅を丸くすることでケースに統一感のある躍動的な印象を与えています。ファセットカットされたダイヤモンドのように、ケースは光を捉え、曲線や面に反射します。光と影の両方があることで、このタイムピースの生き生きとした美しさがより引き立てられています。サファイアクリスタルの風防もまた、わずかに曲線を描いており、同様の美しさを放っています。

　 ヴァシュロン・コンスタンタンによって育まれてきた素晴らしい職人技の伝統に忠実に、ダイヤルの中央には手作業でギヨシェ装飾が施されています。オリジナルをアレンジした幾何学模様が付属しており、ケースの形を強調するデザインとなっています。繊細なビーズ装飾が施され、くり抜かれたミニッツサークルからは、18Kゴールド製のダイヤルを眺めることができます。最も注目を集めるのは、そのスクエア型のケースです

　 張りつめた糸のような視覚的効果は、このオパーリン・シルバートーンの仕上げを施したダイヤルのデザインが十分に考え尽くされたものであることを証明しています。サイズが縦42.30mm Ｘ 横33.30mm Ｘ 厚さ8.93mmのこのタイムピースは、重すぎることなく、手首にぴったりと収まります。 シースルーではないケースバックはこのモデルの特徴となっています。また、アリゲーター・レザーストラップには、半マルタ十字のピンバックルが付属しています。

新しいジュネーブ・シールの基準をクリア

　 新しいトレド1951ウォッチには、ヴァシュロン・コンスタンタンが自社開発および製作した有名なキャリバー2460SCが搭載されています。毎時2万8800振動するこの自動巻きキャリバーには、22Kゴールドの回転錘が付属しており、約40時間のパワーリザーブが確保されています。マニュファクチュールから誕生したキャリバーの素晴らしい伝統に則って、ブリッジは手作業でカットされ、面取りが施されています。サイドは手作業でやすりがけされ、ネジの1本1本にまで丁寧にポリッシュ加工が施されています。

　 このタイムピースは、新しいジュネーブ・シールの基準を満たしています。ジュネーブ州議会によって1886年に設立されたジュネーブ・シールは、原産地、高品質、持続性、ノウハウを全て保証しています。この唯一の品質証明であるジュネーブ・シールは、2011年に従来のキャリバーのみを対象とすることを廃止し、今後は時計全体を対象にするという根本的な変革を行いました。この大改革をヴァシュロン・コンスタンタンは大いに歓迎しました。これによって、造詣の深い顧客の期待により完璧に応えることができるようになったからです

　 ヴァシュロン・コンスタンタンでは、ヒストリーク・コレクションによって、コレクターや熱狂的な愛好家との間に特別な関係を築くことを目指しています。このような視点から見ると、新しいトレド1951は、この今後も継続する関係に新たな話題を提供する存在であると言えるでしょう

ヒストリーク・トレド1951

Ref.:86300/000R-9826
ケースサイズ：縦42.30mmＸ横33.30mm
ケース厚：8.93mm
ケース素材：18K（5N）ピンクゴールド
ブレスレット：ブラウンのミシシッピ・アリゲーターレザー・ストラップ、手縫い、サドルステッチ、ラージ・スクエア・スケール、18K（5N）ピンクゴールド製バックル、ポリッシュ仕上げの「半マルタ十字」
ムーブメント：自動巻、Cal.2460 SC(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造）、ジュネーブ・シール あり 、27石、2万8800振動/毎時(4 Hz)、約40時間パワーリザーブ
防水性：3気圧 (約30m）
仕様：時、分、センターセコンド、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
価格：396万6000円(税込)

　 純粋性、希少性、永続性を備えたプラチナは、高級時計の世界で最も人気のある素材です。2006年、ヴァシュロン・コンスタンタンは洗練された技術力に極めて希少性の高い素材を組み合わせたコレクター向けの限定シリーズ、プラチナ・コンセプトを発表しました。

　 プラチナ・コンセプトの製作にあたって、ヴァシュロン・コンスタンタンでは、18世紀の探検家であり天文学者でもあったアントニオ・デ・ウジョーアによって発見されたプラチナの優れた特徴に焦点を当てました。ヴァシュロン・コンスタンタンが、金属の中で最も価値の高いプラチナを初めて使用したのは1820年のことでした。18Kゴールドがその75%しかゴールドを含まないのに対し、プラチナの場合の含有率は通常95%を占めます。しかも、主に岩漿岩から成る堆積物からわずかしか入手できません。プラチナの比重と重量はほかの金属よりもはるかに重く、摩耗しにくい特徴をもっており、時計産業で使用する金属として最適の素材だと言えます。プラチナは長い間、王族やマハラジャ達しか身につけることが許されていませんでした。プラチナの長期間に渡って劣化しない優れた性質は、つまり耐久性に優れていることを意味しており、今日ではコレクターや趣味の良い愛好家の方々も手にする事ができる魅力的な素材となっています。

　 パトリモニー・トラディショナル・14デイズ・トゥールビヨンは、プラチナ・コンセプトの中でも特別扱いを受けるにふさわしい素晴らしい時計です。このたぐい稀なタイムピースは、トゥールビヨンなどのコンプリケーションを作り上げている最高の技術力を結集したものです。ヴァシュロン・コンスタンタンは、この手間のかかる作業を必要とする分野で、長年に亘ってその存在感を示し続け、現在ではその第一人者として知られています。

　 パトリモニー・トラディショナル・14デイズ・トゥールビヨン プラチナ・コンセプトには、驚異的な14日間のパワーリザーブを備えた手巻き機械式トゥールビヨン ムーブメント、キャリバー2260が搭載されています。6時位置のスモールセコンドと重なるトゥールビヨンや、わずかにオフセンターに配された時分表示に加え、280度の弧を描くことで高い視認性を実現したパワーリザーブ表示も兼ね備えています。従来よりも広い面積で表示されるパワーリザーブは、12時間ごとに区切られており、読み取りやすくなっています。

　 14日間のパワーリザーブを保証するため、ヴァシュロン・コンスタンタンのキャリバー2260には2つ1組の香箱が2セット、合計4つの香箱が付属しています。これらはすべて連動して同時に作動しますが、当然ながら香箱が1つの時と比べてそのスピードは1/4となります。

　 231個の部品で構成されたキャリバー2260には、2つの大型の受けがあしらわれています。こうして確保された広い表面部分は、このムーブメントに施された仕上げ装飾をさらに引き立て、中でもコート・ド・ジュネーブ装飾が大きな存在感を漂わせています。トゥールビヨン・ケージは、ブランドのシンボルである「マルタ十字」にインスパイアされています。また、ムーブメントの部品の1つ1つに施された手作業による面取り加工および最高レベルの仕上げ装飾を堪能することができるこのケージは、まるで本物のショーウィンドウを彷彿させます。そして、アンクル受けに施す唯一のポリッシュ仕上げは、理想的な状態に達するまでに、11時間以上にもおよぶ手作業を必要とします。

　 今後、ジュネーブ・シールはムーブメントだけに限らず、時計一式が対象となります。つまり、時計のケースのほかにも、ケースにキャリバーを固定する部品も検査の対象となります。

　 プラチナ・コンセプトでは、この限定モデル特有の性質がさらに強調されています。控えめなデザインによる精巧な美しさが、優美で完璧な美へと昇華し、新たな光を放つのです。2006年にプラチナ・コンセプトが発表されて以降、このコレクションから発売されたすべてのモデルに、サンドブラスト仕上げが施され、4時位置と5時位置の間に「PT950」の英数字が控えめにプリントされた、すっきりとしたプラチナ950製のダイヤルが備わっています。プラチナ950製のフォールディング・クラスプが付属したストラップは、ダークブルーのミシシッピ・アリゲーターレザー製で、美しいサドルステッチが施され、シルクを絡ませたプラチナ950の糸で手縫いされています。製造番号入りで50本のみの限定生産となっています。

パトリモニー・トラディショナル・14デイズ・トゥールビヨン プラチナ・コンセプト

Ref.:89000/000P-9843
ケース径：42.00mm
ケース厚：12.22mm
ケース素材：プラチナ950
ストラップ：ダークブルーのミシシッピ・アリゲーターレザー、手縫い、プラチナ950およびシルク、サドルステッチ、ラージ・スクエア・スケール、プラチナ950製の三つ折り式フォールディング・クラスプ、ポリッシュ仕上げの「半マルタ十字」
ムーブメント：手巻き、Cal.2260(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造）、ジュネーブ・シール あり 、31石、1万8000振動/毎時(2.5Hz)、約336時間（14日間） パワーリザーブ
防水性：3気圧(約30m）
仕様：時、分、 6時位置にスモールセコンド（トゥールビヨン キャリッジ上） 、トゥールビヨン 、14日間のパワーリザーブを可能にする2つ1組になった合計4個の香箱、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
価格：3160万5000円(税込)
限定数：製造番号入りで50本のみ

　 ごくわずかな時計メーカーしか実現できない技術、それは製造が最も難しいと考えられているオロロジカル・コンプリケーションでしょう。マニュファクチュール ヴァシュロン・コンスタンタンは、2世紀以上に亘ってこのような驚異的な小型装置を作り続けてきました。そして現在、ジュネーブ・シールを取得したパトリモニー・コンテンポラリー・エクストラフラット・キャリバー1731によって新たな一歩を踏み出しました。この優れた技術によるマスターピースには、傑出した複雑機構が備わっています。製造に当たっては、現在生産しているタイムピースの中で最薄のミニット・リピーター・キャリバーを開発し、最薄のミニット・リピーター ウォッチとして発売するという挑戦が行われました。ムーブメントの厚さは3.90mm、ケースの厚さは8.09mmとなっており、どちらも最高の時計製造技術によって製造されています。

　 電灯照明が出現する前の時代に、暗闇でも時刻がわかるようにするために最初のミニット・リピーター ウォッチが発案されたのは18世紀のことでした。現在では、このコンプリケーションはもはや絶対に必要なものではなくなりましたが、時計製造技術の最高峰としてその存在感を示し続けています。これは小型のリピーター・ウォッチはそれぞれが唯一無二の存在であり、これを製作した時計師のシグネチャーでもあるからです。それぞれが独自の人生を歩み、自分だけの音楽を奏でます。そしてその素晴らしい時の流れは鐘の音の響きで刻まれます。このミニット・リピーターは、1時間、15分、1分を音で知らせてくれます。リピーターのスライダー （この場合はケースサイドに見えるコンプリケーションとしての唯一の要素） をスライドさせると、ハンマーがゴングを打ち鳴らします。低音は「時」を、低音と高音の2つのゴングは「15分単位」を、そして高音は「残りの分」を知らせます。

受け継がれる伝統

　 ヴァシュロン・コンスタンタンは、ただ単に伝統を積み重ねるだけではなく、傑出した時計との永続的なラブストーリーを作り上げています。マニュファクチュールがポケットウォッチに搭載する最初のミニット・リピーターを作成したのは1810年のことでした。その後何十年にも亘って、この傑出した機構は主なコンプリケーションと組み合わせられ、それぞれがその時代で最も複雑なたぐい稀なタイムピースとなりました。1929年にエジプトのフアード王のために製作された時計や、1935年にその息子であるファルーク王のために製作されたタイムピースは、それぞれ歴史的価値が高いものです。1941年、ヴァシュロン・コンスタンタンは内部に超薄型のムーブメント、キャリバー4261を搭載したミニット・リピーターを備えた最初のリストウォッチを発売しました。数年に亘って究極の薄さを追求し続けた結果、1992年、マニュファクチュールはキャリバー1755によってこれを実現しました。前例のない厚さわずか3.28mmのミニット・リピーターが誕生したのです。今日、ヴァシュロン・コンスタンタンでは、先代モデルにインスパイアされ、創業者であるジャン=マルク・ヴァシュロンの生年にちなんだまったく新しいキャリバー1731を搭載したコンプリケーションを自信を持って発表します。

キャリバー1731、革新的な装置を搭載した最高の宝石

　 ヴァシュロン・コンスタンタンがスレンダーで、ピュアな音と美しいデザイン、高い信頼性を備えた、頑丈な新しいミニット・リピーターの作成に着手したのは2009年のことでした。これらの難しい条件を満たすのに4年の歳月がかかりました。新しいキャリバー1731は厚さが3.90mmで、先代モデルの3.28mmに比べて若干厚くなっていますが、これは驚異的な65時間のパワーリザーブを備えているためです。にも関わらず、今日生産されているタイムピースとしては最薄であり、これを実現するまでには難しい部品の組み立ておよび調整を克服する必要がありました。キャリバー1731にはヴァシュロン・コンスタンタンが2007年に開発したキャリバー2755の精巧な装置が組み込まれているため、超薄型という大きな特徴を兼ね備えています。キャリバー2755は、ミニット・リピーターを備えた最高級シリーズに属し、フライングガバナーを備えていました。従来のレバータイプのガバナーとは異なり、フライングガバナーはまったく音を出しません。その役割は、ハンマーがゴングを打つ間隔を一定に保つことです。ガバナー（レギュレーター）がないと、バレルの強さに合わせて音が打ち鳴らされ、時にははっきり聞き取れないような音になることがあります。ヴァシュロン・コンスタンタンが開発した装置には、ガバナーの回転シャフトでブレーキとして動作するように設計された2つの慣性ブロックまたはウェイトが収められています。これによって、バレルによって供給された動力が均一になります。これを達成するには、2つの対立する遠心力と求心力を利用します。ガバナーが回転すると、遠心力によってウェイトの一方の端が外側に向かって回転するため、もう一方の端が回転スピードを抑えるようにシャフトを押します。これによって、一定のスピードが確保されます。最も小さなディテールにまで完璧な仕上げが施されていますが、ガバナーに付属したヴァシュロン・コンスタンタンの紋章であるマルタ十字をキャリバーの正面から見ることはできません。

完璧な調和を求めて

　 パトリモニー・コンテンポラリー・エクストラフラット・キャリバー1731を傑出した存在にしているのは、その音の素晴らしさであり、これを完成させるためには特別な調整が必要になります。透明感のある美しい音を作り出すため、さまざまな技術が使用されています。ゴングは音を増幅するためにミドルケースにつながっているだけでなく、並んでではなく重ねて配置されています。ケースはムーブメントに合わせて製作されており、音が最適に広がるように、機構とケースの間には空気の流れが発生する構造になっています。完璧な調和の探求はこれだけではありません。ケース自体につなぎ目がなく、文字通り金属と金属が触れ合っているため、音の広がりが良くなっています。

　 時計師がそれぞれの音楽をミニット・リピーターに奏でさせるには、組み立てと微調整に数カ月を要します。この音は、マニュファクチュール内の鋭い聴力を持った専門技師によって決定されます。また、低音と高音の完璧な調和には特別な調整が必要になります。音に関するテストが実行されるのはちょうど4時49分です。なぜならその時刻は、「時」を知らせる音が4つ、「15分単位」を知らせる和音が3つ、「残りの分」を知らせる音が4つというほぼ等間隔で鳴らされるため、はっきりと聴き取ることができるからです。

　 リピーター・ウォッチの魂であるチャイムは、時計がマニュファクチュールから出荷される前に録音されて、厳重に保管されます。これは、「サウンドプリント（音を識別する特徴）」としてヴァシュロン・コンスタンタンのアーカイブに登録されます。この方法によって、現在発売している時計だけでなく、過去に発売された時計を含めたすべてのタイムピースを長期間に亘って修理することが可能になっており、さらにワークショップ内でミニット・リピーターが付属した各モデルのそれぞれの音を復元することもできます。

卓越した時計師による仕事

　 傑出した時計師にとって、優れた時計作りに携わることは最高の栄誉です。時計作りに適した手先の器用さに恵まれていること、厳しい忍耐を要する長期間の経験があること、そして音楽的に優れた聴力を持っている必要があります。時計師には、上流階級の人々の厳しい鑑識眼にかなう傑出した機構を作り出す能力が必要とされるからです。ヴァシュロン・コンスタンタンでは、「グランドコンプリケーション」ワークショップに属す熟練した時計技師のみがこれらの素晴らしい時計の製造に携わっています。この聖域とも言えるワークショップに所属するには、少なくともほかのワークショップで15年の経験を積み、さらに2年間の修行期間が求められます。ミニット・リピーターはおそらくすべてのコンプリケーションの中で最も魅惑的な存在でしょう。多数の小型部品を根気よく組み立て、スムースに動作し、完璧な音を出すまでに何度も調整を繰り返す必要があります。1つの時計を組み立てて、調整するのに3か月から6か月を要します。これには、あらゆる場面で集中力が要求されます。なぜなら、ゴングにやすりを1回かけただけで、音が違ってしまうからです。

　 このような複雑機構を作るために、時計師は1,200以上の道具を使います。これらの多くは時計師が自分自身で作ったものであり、1回しか使わないものも含まれています。これらの道具一式に加えて、時計師にとっての究極のツールは自分自身の耳です。音の調整段階でミニット・リピーターにその時計師自身の音を奏でさせることは、その時計師の「シグネチャー」を付与することに他なりません。

崇高な時計製造の歴史を受け継ぐ仕上げ

　 本物の高級時計製造に使用されてきた昔ながらのノウハウの素晴らしさを証明するように、キャリバー1731の部品はそれらが表からは見えないものであっても、1つ1つに入念な仕上げが施されています。メインプレートにはサーキュラーグレイン装飾が施されている一方、ハンマーはポリッシュ仕上げになっています。光を捉えて反射するか、もしくは表面に施された加工の跡が目立たないようにディープブラックで覆われています。ブリッジには繊細なコート・ド・ジュネーブ装飾が施されており、洗練された波形を作り出しています。マニュファクチュール ヴァシュロン・コンスタンタンの職人は、さまざまな仕上げ技法に熟練していますが、これを習得するためにキャリバー1731の7つのブリッジに見られるような内角での作業、つまり面取りに18か月間の厳しい訓練が必要とされます。

キャリバーとケースを組み合わせて最薄を達成

　 古典主義の典型として究極の純粋さを表現したパトリモニー・コンテンポラリー・エクストラフラット・キャリバー1731は、その明白なシンプルさの下に驚くべき複雑さを秘めています。そのデザインは1955年に製作された超薄モデルにインスパイアされたものであり、2004年にヴァシュロン・コンスタンタンの200周年を記念して復刻されました。これが、リファレンス・ナンバー81180のパトリモニー・コンテンポラリーです。それ以降、その究極の薄さ、丸い形、曲線状のベゼル、面取りされたダイヤルとクリスタル、ビーズで飾られたミニッツサークル、三角形とバトン型のアワーマーカー、バトン型の針、これらすべてがタイムレスなクラシカルさを作り上げています。新しいパトリモニー・コンテンポラリー・ エクストラフラット・キャリバー1731はタイムレスなデザインを忠実に再現していますが、そのケースはキャリバー1731を搭載するために複雑な作業によって作られています。これによって、現在生産されるタイムピースの中で最薄のミニット・リピーター ムーブメント（3.90mm）を内包する最薄のミニット・リピーター ウォッチ（8.09mm）という2つの記録を達成しています。ミドルケースの曲線はスリムになったシルエットを強調しています。ケースバックからはハンマーをはっきりと見ることができ、ゴングもちらっと見ることができます。ダイヤルの表側には、パトリモニー・コンテンポラリー・ラインとしては初となるエレガントなスモールセコンドが8時位置に付属しています。パトリモニー・コンテンポラリー・エクストラフラット・キャリバー1731は、有用なだけでなく遊び心にあふれているのです。

パトリモニー・コンテンポラリー・エクストラフラット・キャリバー1731

今日現在生産しているミニット・リピーターにおいて、世界最薄のキャリバーならびにケースを搭載し、まさに【２つの世界記録】を誇るモデル。 創業者であるジャン＝マルク・ヴァシュロンの生まれた年にちなんで自社開発された、まったく新しいキャリバー「1731」を搭載。

Ref.:30110/000R-9793
ケース径：41.00mm
ケース厚：8.09mm
ケース素材18K（5N）ピンクゴールド
ブレスレット：ブラウンのミシシッピ・アリゲーターレザー・ストラップ、手縫い、サドルステッチ、ラージ・スクエア・スケール、18K（5N）ピンクゴールド製バックル、ポリッシュ仕上げの「半マルタ十字」
ムーブメント：手巻き、Cal.1731(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造)、ジュネーブ・シール 取得、36石、2万1600振動/毎時、3Hz、約65時間パワーリザーブ
防水性：非防水
仕様：時、分、8時位置にスモールセコンド、ミニット・リピーター、サファイアクリスタルのシースルーケースバック、アクセサリー ミニット・リピーターの音を増幅させる特別な音響振動子 ≪ La Musique du Temps ≫
価格：3601万5000円(税込)

　 セイコーのブランド＜クレドール＞より、日本の伝統工芸である螺鈿細工を施した限定モデル2機種が発売されます。ダイヤル（文字盤）に螺鈿をストライプ状にデザインしたモダンな角型モデル（GSWE859・写真）は、希望小売価格388,500円（税抜き370,000円）にて、2013年10月11日（金）より全国のセイコープレミアムウオッチサロン（※1）にて販売を開始し、その後、2014年1月11日（土）からは全国の＜クレドール＞取扱店においても発売いたします。また、螺鈿をダイヤルで美しく輝く貴石のようにアレンジしたオーバル型モデル（GSWE858）は、希望小売価格441,000円（税抜き420,000円）にて、10月11日（金）より全国のセイコープレミアムウオッチサロンのみで発売いたします。各モデルとも150本ずつの限定商品です。

（※1）セイコープレミアムウオッチサロン
セイコーのプレミアム3ブランド（クレドール、グランドセイコー、ガランテ）を一堂に取り揃えてコーナーづくりをしている店舗。2013年9月末日現在全国25店舗。

≪商品の特徴≫

　 今回のモデルは、見る角度や光の当たり方により、さまざまな表情をみせる螺鈿細工を用いて、華やかに仕上げたダイヤルが特徴です。螺鈿細工とは、切り出した板状の貝片を漆で地板に接着し、上から漆を塗って隙間などを埋めた後、貝片がみえるまで余分な漆を研ぎだす装飾技法で、日本では奈良時代より用いられている伝統工芸技法です。本モデルの螺鈿細工は、老舗漆器メーカーの「漆器 山田平安堂（やまだへいあんどう）」（※）により、一点一点手作業で製作されています。落ち着いた輝きが特徴の細い線材を編み込んだブレスレットが、螺鈿の煌めきを一層引き立てるデザインです。

（※）漆器 山田平安堂（やまだへいあんどう）

1919年創業。伝統と技術を大切にしながら、現代のライフスタイルに合うオリジナリティー溢れる新しい漆器の提案を行う宮内庁御用達の老舗漆器メーカー。

＜クレドール＞シグノ螺鈿限定モデル　GSWE859（角型）

・螺鈿部分は、短冊状に切り出し、裏打ちによりピンク色に仕上げたあわびの貝をストライプ状に並べて、華やかかつモダンなデザインに仕上げました。
・ダイヤル外周部には白蝶貝を使用し、やわらかな輝きが螺鈿部分を引き立てるデザインです。
・アワーマークや時分針にピンクゴールド色を使用することで、ピンク色の螺鈿を一層華やかに見せています。

Ref.:GSWE859（写真左）
ケースサイズ：縦23.0mm×横17.6mm
ケース厚：5.3mm
ケース素材：ステンレススチール（ダイヤモンド18個入り）
ブレスレット：ステンレススチール
ムーブメント：クオーツ、平均月差±15秒（気温5℃?35℃において腕につけた場合）、耐磁時計（JIS耐磁時計1種）
電池寿命：約2年
防水性：日常生活用防水
仕様：サファイアガラス（内面無反射コーティング）、2年間のメーカー保証
価格：388,500円(税込）
限定：150本

＜クレドール＞シグノ螺鈿限定モデル　GSWE858（オーバル）

・螺鈿部分は、裏打ちにより鮮やかな緑色に仕上げた夜光貝を用いて、貴石のような煌めきを放つゴージャスなデザインに仕上げました。
・ダイヤルの外周部分は、緑の螺鈿とのコントラストが美しい黒のカラーをベースに、アワーマークとして11個のダイヤモンドをレイアウトした華やかなデザインです。
・ダイヤモンドがセッティングされているケース部分には18Kイエローゴールドを、時分針にもイエローゴールド色を用いることで螺鈿の輝きを引き立てています。

Ref.:GSWE858（写真右）
ケースサイズ：縦22.5mm×横21.4mm
ケース厚：5.1mm
ケース素材：ステンレススチール・18Kイエローゴールド（ダイヤモンド20個入り）
ブレスレット：ステンレススチール
ムーブメント：クオーツ、平均月差±15秒（気温5℃?35℃において腕につけた場合）、耐磁時計（JIS耐磁時計1種）
電池寿命：約2年
防水性：日常生活用防水
仕様：サファイアガラス（内面無反射コーティング）、2年間のメーカー保証
価格：441,000円(税込）
限定：150本


取扱店：
2013年10月11日（金）より
全国のセイコープレミアムウオッチサロンにて発売（2013年9月末日現在 全国25店舗）

（GSWE858のみ）
2014年1月11日（土）より
全国の＜クレドール＞取扱店にて発売

　 ブライトリングは、多機能クロノグラフ、エアロスペースを、よりパワフルで、よりダイナミックで、よりテクニカルなスタイルでリニューア ルしました。

比類のない機能性を引き立てる、この上なくプロフェッシ ョナルなデザイン。

　 1985年に発表されたエアロスペースは、ブライトリング・プロフェッショナル・シリーズのフラッグシップ・モデルのひとつとして、世界中のパイロットが愛用する《腕に装備する計器》となりました。

　 通常の10倍の精度を誇るスーパークオーツCOSC 公認クロノメーター・ムーブメントを搭載し、数多くの機能をシンプルで論理的に操作することができます。飛行に有用な1/100 秒クロノグラフ、カウントダウンタイマー、 第2 タイムゾーン、アラーム、ミニッツリピーター、カレンダーの各機能を、リューズを回す、引く、押すの3 操作のみで実行できるのです。またエアロスペースは、ディスプレイのバックライト機能により、優れた視認性を実現しています。このバックライト機能は、リューズを軽く回すだけでバックライトが点灯し、NVG（ナイトビジョンゴーグル）に対応しています。

　 2013年ブライトリングは、エアロスペースの比類のない精度、視認性、機能性に、パフォーマンスあふれる新たなスタイルを与えました。ひとまわり大きくなったケース径。ライダータブが統合されたニュータイプのベゼル。新たにデザインされた数字インデックスと指針。ベベルカットされたサファイアクリスタル・ガラス。航空界に馴染み深い、耐久性に富み軽量なチタンを全面サテン仕上げしたケース…。ケースバックには度量単位の変換スケールがついています。新しいエアロスペース・エヴォは、ブラック、ブルー、グレーの3 つの文字盤カラーをラインナップし、レザー、クロコダイル、ラバーストラップ、およびチタン・ブレスレットからお選びいただけます。また電子補助時計コーパイロットをブレスレットに統合したモデルもラインナップされています。

エアロスペース・エヴォ：すべての使命を成功に導く、ニューデザインの《プロフェッショナルのための計器》。

AEROSPACE EVO（エアロスペース・エヴォ）

ケース径：43mm
ケース素材：チタン
防水性：100m（10気圧）
ストラップ/ブレスレット：レザー・ストラップ、クロコダイル・ストラップ、ダイバープロIII・ラバーストラップ、チタン・プロフェッショナル・ブレスレット
ムーブメント：ブライトリング 79 公認クロノメーター・キャリバー、温度補正スーパークォーツ。アナログ + 12 / 24 時間液晶デジタル表示、バックライト機能 （NVG対応）、1/100 秒クロノグラフ、カウントダウン・タイマー、第2 タイムゾーン、アラーム、ミニッツリピーター、4年間プログラムされた曜日・日付、バッテリー寿命表示機能（EOL）
仕様：両面無反射コーティング処理サファイアクリスタル・ガラス、ラック・ピニオン式逆回転防止型ベゼル
ダイアル：ボルケーノ・ブラック、マリン・ブルー、タングステン・グレー

~夜空を想起させ詩情溢れるジャケ・ドローの2010年に発表されたムーンフェイズ モデル「エクリプス」に、直径39mm径が新たに登場しました~ エクリプスは、今まで43mmのケースに収納されたジャケ・ドローのシンボル的コンプリケーションです。2013 年、これまでの43mm ケースに加えて39mm ケースが採用されるとともに、文字盤にはアイボリーカラーの高温焼成エナメルとマザー オブ パールといった2 つの新作モデルを発表いたしました。究極の美と可憐な装いを纏うマザー オブ パールと高温焼成エナメルは、ブランドの熟練した職人によって精巧な加工が施されています。職人の匠の技である文字盤と、ケースや針といった素材の輝きと、ムーンフェイズといった、ブランドの代名詞とも言える伝統的なコンプリケーションが見事に融合されています。

　 エクリプス マザー オブ パールとエクリプス アイボリー エナメルは、コンプリケーション機構がこのモデルでは新しいサイズのケースに収納されています。ブランドの愛好家の期待に応え、もちろんこの錚々たるモデルも、再設計された直径39mm へと進化を遂げています。

　 月、日付、曜日、時分表示に加え、ゴールド製の月が、ホワイト マザー オブ パール製またはホワイトオニキス製のムーンフェイズ・レトログラードディスクによって、6時位置に正確に姿を現します。ジャケ・ドローのラッキーナンバーにかけ、8個の星を散りばめた闇夜の空で繰り広げられるスペクタクルとして、月が浸食されて、また現れる満月から新月に至るまでを再現されています。

　 詩的なタイムピースを好む愛好家達を魅了する斬新な上品さを纏う、このエクリプス（The Eclipse:月食）の新作バージョンが持つ洗練された構造は、ホワイトゴールドケースにあしらわれたダイヤモンドまたはレッドゴールドケースの輝きによってより明るく照らし出されています。

エクリプス マザー オブ パール(写真左）

Ref.: J012614570
ケース径:39mm
ケース素材：248個(約1.62ct)のダイヤモンドを施した18KWG製ケース
防水性: 3気圧
ストラップ : グレーサテンストラップ
美錠：24 個（約0.15ctのダイヤモンドを施した18K ホワイトゴールド製美錠）
ムーブメント：自動巻、ツインバレル、cal.JAQUET DROZ 6553L2、レトログラードによるムーンフェイズ、22K ホワイトゴールドローター、28石、毎時28,800振動、約68時間パワーリザーブ
仕様: セントラル 時分表示と日付表示、12時位置 曜日と月表示、6時位置 ムーンフェイズ、ホワイト マザー オブ パールダイアル、ロジウム加工を施した8 個の星と月の金細工、18K ホワイトゴールド製時分針と日付針、ホワイト マザー オブ パールのムーンフェイズディスク
価格:3,790,500 円(税込)

エクリプス アイボリーエナメル(写真右)

Ref.: J012613200
ケース径:39mm
ケース素材：18KRG 製ケース
防水性:3気圧防水
ストラップ : ブラックアリゲーターストラップ
美錠：18Kレッドゴールド製美錠
ムーブメント：自動巻cal.JAQUET DROZ 6553L2、ツインバレル、レトログラードによるムーンフェイズ、22K ホワイトゴールドローター、28石、毎時28,800振動、約68時間パワーリザーブ
仕様:セントラル 時分表示と日付表示、12時位置 曜日と月表示、6時位置 ムーンフェイズ、アイボリーカラーの“高温焼成”エナメルダイアル、18Kレッドゴールド製の8個の星と月の金細工、18K レッドゴールド製時分針と日付針、アイボリーカラーオニキスのムーンフェイズディスク
価格:2,845,500 円(税込)

　 ハリー・ウィンストン特有のスタイルを備えるオーシャン バイレトログラードは、エレガントなデザインと最高品質の技術を巧みに融合した、女性のための特別なモデルです。オーシャン コレクション™の発表から約10年、そして最初のオーシャン バイレトログラードの発表から7年を経た今、ハリー・ウィンストンは、このコレクションに非常に魅力的な新ダイヤルを加えます。オートオルロジュリー オーシャン バイレトログラードの美学を新たに解釈して表現した新しいダイヤルカラーと立体的なデザインによってタイムピースに独特な魅力が生まれます。

　 柔らかなサンドホワイト、黒っぽいスレートグレー、そして、温かみのある濃いチェスナッツ（くり色）カラーの新しい3つのダイヤルカラーが、このタイムピースの女性らしさを強調します。いずれも魅力的なダイヤルは、時・分のサブダイヤルを囲むダイヤモンドポイント・サンレイ仕上げで、ダイヤルのダイヤモンドのポイントは、扇状に広がるにつれて大きくなり、非常に凝った作りです。3つのサブダイヤル（時・分、曜日、秒）には、サーキュラー・スネイル仕上げが完璧に施され、ダイヤモンドポイントとともにダイヤルを美しく装飾します。ダイヤモンドポイントとサーキュラー・スネイル仕上げの巧みな組み合わせによって、非常に洗練された、高性能のタイムピースにふさわしい表情と深みがダイヤルにもたらされます。

　 まさに優美さを体現するオーシャン バイレトログラードは、完璧を理解し、自信あふれる女性のためにデザインされました。曜日の針と秒針がフライバックし、ダイヤルに命を吹き込むダブルレトログラード機能を搭載した精密な機械式ムーブメントをこのコレクションによって女性の皆様にお届けします。絶え間なく動き続けるダイヤルはドラマを生み、見るものを魅了します。拡大レンズを備えた6時位置の日付窓と、時間を表わす3つのダイヤモンドインデックスもまた、ダイヤルのアクセントとなっています。

　 オートジョワイユリーとオートオルロジュリーが見事に融合した36mmのオーシャン バイレトログラードは、HW1029機械式ムーブメントを搭載しています。このムーブメントは、256個の部品から構成され、これらの部品が見事に連係して、時、分、日付表示、そして誰もが憧れるレトログラード式の秒表示と曜日表示を行います。環状テンプと平ヒゲゼンマイにより、このタイムピースには約42時間のパワーリザーブが備わっています。このタイムピースは、ゴールド製スケルトンローター、コート・ド・ジュネーブ装飾、サーキュラー・グレイン仕上げ、面取りを施したブリッジを駆使して巧みに仕上げられています。これらはすべてサファイアクリスタルのケースバックから眺めることができます。

　 全部で16種類のバージョンが用意された新しいオーシャン バイレトログラードは、ストラップやブレスレットの種類、また、ダイヤモンドのセッティング（ダイヤモンドなし、一部にセット、全面にセット）をお選びいただけます。ハイジュエリーと高級時計製造の世界におけるハリー・ウィンストンの名だたる才能を示す各タイムピースは、ハリー・ウィンストンを象徴するディテールをエレガントに備えます。各ケースには、3時位置にハリー・ウィンストンのアイコン的な3つのアーチが配され、リューズを美しく包みます。また、ケースには合計約2.15カラットの57個のブリリアントカット・ダイヤモンドがセットされています。

　 18Kホワイトゴールドまたはローズゴールド製タイムピースの各種ダイヤモンドモデルは、聡明な女性のお客様の様々な好みを満たすようにデザインされました。ダイヤモンドを一部にセットしたブレスレットモデルには、120個のブリリアントカット・ダイヤモンド（約1.95カラット）が飾られ、また、ダイヤモンドを全面にセットしたブレスレットには、約5.45カラットの372個のブリリアントカット・ダイヤモンドがセットされ、息をのむような輝きを放ちます。すべてのバックルに、33個のブリリアントカット・ダイヤモンドがセットされています。モダンでありつつスポーティでシックなオーシャン バイレトログラード タイムピースは、10気圧防水を備え、エレガントなフォルムと優れた機能を同時に提供しようとするハリー・ウィンストンの熱意をさらに強調します。

Ocean Biretorograde
オーシャン バイレトログラード

ケース径：36 mm
ケース厚：9.05 mm
ケース素材：18Kホワイトゴールドまたは18Kローズゴールド
防水性：10気圧
ストラップ：手縫いのアリゲーター レザー、またはポリッシュ仕上げブレスレット、ダイヤモンドを一部にセットしたブレスレット、ダイヤモンドを全面にセットしたブレスレット、18Kホワイトゴールドまたは18Kローズゴールドのアルディロン バックル、33個のブリリアントカット・ダイヤモンドをセット（約0.3カラット）
ムーブメント：自動巻き、cal.HW1029、約42時間パワーリザーブ、34石、毎時28,800振動、ゴールド製スケルトンローター、コート・ド・ジュネーブ装飾、サーキュラー・グレイン仕上げ、面取りを施したブリッジ
仕様：時・分表示、秒・曜日のレトログラード表示、日付、サファイアクリスタルバック、ダイヤモンド・セットケース、57個のブリリアントカット・ダイヤモンド（約2.15カラット） ダイヤル、、時・分のサブダイヤルを中心とする、広がるにつれて大きくなるダイヤモンドポイント・サンレイ仕上げ、スネイル仕上げの3つのカーブを描くカウンター、 3個のブリリアントカット・ダイヤモンド（約0.01カラット）をセットした、3時、6時、9時位置のインデックス、アップライトHWロゴ、日付の上に拡大レンズを備えた日付窓、スーパールミノバを施した時針と分針
ダイヤルカラー：サンドホワイト ダイヤル、スレートグレー ダイヤル、チェスナッツ ダイヤル
価格：(写真左上/18KWGケース&ブレスレット、ダイヤモンド180個、総カラット数約4.1カラット）￥9,114,000(税込） 、(写真右/18KWGケース&ブレスレット、ダイヤモンド60個、総カラット数約2.16カラット）￥7,056,000(税込）

　 ラルフ ローレンの「867 コレクション」は、ニューヨークのブランド旗艦店が位置するマディソン アベニュー 867番地にちなんで名付けられた“ウォッチ コレクション”です。1920年代の華麗でエレガントなエスプリと、アールデコの幾何学的なデザインに対するオマージュを見事に体現しています。ローマン数字とアラビア数字が正方形のダイアル内にグラフィカルに配置され、ブレゲ針とともにクラシカルな優美さを主張しています。

　 ジェントルマンにもレディーにも、装いをエレガントに仕上げるこのウォッチ コレクションは、ケース サイズを27.5mmと32mmの2サイズで、また素材はホワイトゴールドまたはローズゴールドでご用意いたしました。ダイヤモンドがセットされたグラマラスなモデルも数々ございます。搭載するマニュファクチュール ムーブメントは、ラルフ ローレンのためにピアジェが製作する超薄型の手巻きムーブメント、キャリバーRL430です。

　 2013年10月16日(水)?10月29日(火)の期間中、ラルフ ローレン ウォッチをご購入いただいたお客様にはラルフ ローレン フレグランスキャンドルを進呈いたします。

開催期間：2013年10月16日(水)?10月29日(火)
開催場所：日本橋三越本店 本館6階 時計サロン ラルフ ローレン ウォッチコーナー
〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
お問い合わせ：03-3241-3311 (大代表)

Ralph Lauren 867 ウォッチ　詳細

ケース径：32mm
ケース厚：5.7mm
ケース素材：K18ローズゴールドまたはK18ホワイトゴールド
防水性:3気圧
ムーブメント:手巻、ラルフ ローレンのためのピアジェ製 極薄ムーブメント、cal.RL430
ストラップ：ブラック アリゲーター ストラップ、ピンバックル
価格：ローズゴールドモデル(写真右)1,627,500円(税込)
ホワイトゴールドモデル（写真左上）178万7100円（税込）

　 2013年1月に開催されたスイス国際高級時計展（SIHH）で発表されたラルフ ローレンの話題の新作 「サファリ RL67」には、長らく時計愛好家達を魅了し続けてきた稀少な複雑機構“トゥールビヨン”が搭載されています。この自動巻きメカニカル （13 1/4 リーニュ）の マニュファクチュール ムーブメントには、テンプ、ひげゼンマイ、脱進機を組み込んで1分間に１回転するケージが６時位置に組み込まれています。ケースバックから眺めることのできる珍しいマイクロローターにより、最大38時間のパワーリザーブを備えています。“サファリ”の世界観を表現するケース素材として採用されたステンレス スティールには、こだわりの“ガンメタル加工”を施しました。ヴィンテージ感あふれる洗練された外観だけでなく、耐久性を大いに高める化学熱処理が施され、スティール本来の銀色から、粗く黒光りする表面へと仕上げられています。ウォッチのケース、ベゼル、リューズ、バックル、ボタン、ネジなどの部品には全て、サンドブラスト仕上げ、ブラッシュ仕上げ、ポリッシュ仕上げ、面取りが手作業で施され、その技術には高度な緻密さと、最先端の時計製造にふわさしい職人のクラフツマンシップが要求されるのです。

　 ラルフ ローレン 表参道では、遂に2013年の新作 「サファリRL67トゥールビヨン」を 発売いたします。過去に類を見ないラルフ ローレン初の複雑時計「サファリ RL67 トゥールビヨン」をぜひこの機会にご覧ください。

ラルフ ローレン 表参道 新作ウォッチ イベント
開催会場:ラルフ ローレン 表参道
開催期間:2013年10月19日（土）?10月27日（日）11:00 ? 20:00 （金曜日、土曜日は21:00まで営業）
住所：150-0001東京都渋谷区神宮前4-25-15
電話：03-6438-5800

サファリ RL67 トゥールビヨン

ケース径：45mm
ケース素材：ガンメタル仕上げをほどこしたステンレス スティール
防水性：50m
ムーブメント：マイクロローター式自動巻、トゥールビヨン
ストラップ：ヴィンテージ仕上げのアリゲーターストラップ、ガンメタル仕上げをほどこしたステンレス スティール製ピンバックル
価格：￥4,826,850（税込）