BASEL WORLD2016 RADO New Model2016年 ラドー新作情報

2017年に創業100周年を迎える「ラドー(RADO)」。節目を前に力をためておくのかと思いきや、今年は“デザイン”に注力してきた。最大のニュースは、ドイツの人気プロダクトデザイナーであるコンスタンチン・グルチッチに時計デザインを依頼したこと。
ラドー×プロダクトデザイナーの例では、以前ジャスパー・モリソンと共に「r5.5」というモデルを作ったことがあるが、実は今回組んだコンスタンチン・グルチッチは、ジャスパー・モリソンの弟子。両者ともノーマルで普遍的なデザインを得意としており、ラドーの世界観とうまくかみ合うのだろう。
さらにハイテクセラミックの加工技術を駆使したスリムなモノブロックケースやシリコンナイトライドという特殊セラミックに硬化64チタンを組み合わせ、カラーリングにこだわる。
時計界にハイテクセラミックを持ち込んだラドーは、先進素材で創るモダンなデザインを得意としてきた。その伝統が今も健在であることを、改めて示した形となった。
取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2016年8月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2016年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>2016年 BASEL WORLD(バーゼルワールド)レポート トップへ戻る
ラドー(RADO) についてのお問合せは……
スウォッチ グループ ジャパン株式会社 ラドー事業本部
〒104-8188 東京都中央区銀座 7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター 11F
TEL: 03-6254-7331
>>ラドー(RADO) 公式サイトはこちら
>>ラドー(RADO) のGressive掲載ショップはこちら
BASEL WORLD2016 CARL F. BUCHERER New Model2016年 カール F. ブヘラ新作情報
スイス中央部に位置する観光都市ルツェルンにて、1888年に創業した時計店ブヘラ。そこで作っていたオリジナルウォッチは、品質とデザインに優れており、高精度の証となるクロノメーター認定を取得するモデルも多かった。
もはや“時計店のオリジナル”というレベルを凌駕していたため、創業者に名を冠した高級時計ブランド「カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER)」として独立。現在は歴史を受け継いだクラシックモデルと、現代的な機構とデザインを持つスポーティモデルを両輪としている。

2016年のカール F. ブヘラは、ブランドの起源を見直す“リ・ブランディング”の年とし、“ルツェルン生まれの時計である”という個性を明確にするために、8つのキーワードを立てた。
1:先見性の優れた創業者「カール・フリードリッヒ・ブヘラ」
2:活気あふれる観光都市「ルツェルン」
3:創業年は新たな何かが始まる19世紀末「1888年」
4:エネルギーの源は「テロワール(地勢)」
5:独自性に富む「マニュファクチュール」
6:長年積み重ねたブランドの「ノウハウ」
7:中央スイスに根付いた反骨心が生み出す「自由な精神」
8:国際都市で養った「国際感覚」
これら8つのキーワードを時計に巧みに組み込みながら、より魅力的な時計ブランドへと、さらなる進化を遂げていく方針だ。
>>> マネロ ペリフェラル(MANERO PERIPHERAL)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2016年8月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2016年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>2016年 BASEL WORLD(バーゼルワールド)レポート トップへ戻る
CARL F. BUCHERER(カール F. ブヘラ) についてのお問合せは……
ブヘラジャパン
〒104-0045 東京都中央区築地2-15-19 ミレニアム築地ビル 8階
TEL: 03-6226-4650
E-mail:info@carl-f-bucherer.co.jp
>>カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER) 公式ページはこちら
>>カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER) のGressive掲載ショップはこちら
BASEL WORLD2016 ORIS New Model2016年 オリス新作情報

一見すると華やかで安定感のある時計界だが、ブランドごとの浮き沈みが激しいのが実情だ。
一世を風靡するモデルを発表したとしても、それが長続きせず、ついにはブランド自体が傾きかねない事実を、この20年以上の取材で何度か経験している。
一方で、バーゼル会場で耳目を集めるような華美さとは少し縁遠いものの、時を経るにつれて磐石な地位を徐々に築き上げる“時計会社”も存在する。その代表格のひとつがオリスだ。
オリスのコレクションは、ウィリアムズF1チームとの提携で熟成した「モータースポーツ」、BCコレクションに代表される「アヴィエイション」、定番中の定番モデルを揃える「ダイバーズ」、オーセンティックな時計「カルチャー」の4本柱。これらはいたずらに変えることなく、現在も継続中であることはもっと賞賛されるべきだ。

本年も手堅い新作を発表したオリスだが、特に昨年リリースした「ダイバーズ 65(Divers sixty-five)」の評価が高い。オリジナルは1965年発表モデルだが、その当時の意匠を損なわない復刻ぶりが時計ファンの心を掴んだ。本年はさらにアーカイブの検証を深めた新作が登場した。
また同じダイバーズ・モデルでも、米海軍史に名を残す伝説の潜水士を讃える「カール・ブラシア リミテッドエディション(Carl Brashear Limited Edition)」や、モータースポーツでは長年の提携関係にあるウィリアムズF1チームのドライバー、バルテッリ・ボッタスを顕彰する「ウィリアムズ バルテッリ・ボッタス リミテッドエディション(Williams Valtteri Bottas Limited Edition)」など、期待を裏切らない確実な新作をラインナップ。
そして一般の時計ファンが手の届く範囲内での価格設定。オリスは今年も良心的な時計を世に送り出している。
>>>ツートーンダイアルの「ダイバーズ 65(Divers sixty-five)」
取材・文:田中克幸 Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2016年8月現在のものになります。
>2016年 BASEL WORLD(バーゼルワールド)レポート トップへ戻る
オリス についてのお問合せは…
オリスジャパン株式会社
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目14番5号 銀座小寺ビル
TEL:03-6260-6877
ORIS(オリス) の公式サイトはこちら
ORIS(オリス) のGressive掲載ショップはこちら
BASEL WORLD2016 ULYSSE NARDIN New Model2016年 ユリス・ナルダン新作情報

1846年にル・ロックルで誕生したユリス・ナルダンは、2016年の本年、創業170周年を迎えた。当社の特徴は、まず19世紀から20世紀にかけて、一時は50カ国の各国海軍に採用された船舶用クロノメーターにある。1996年の創業150周年のバーゼルでは腕時計型クロノメーター・モデルを発表、ライン河に船舶を係留しこれを盛大に祝ったことが記憶に残る。
次に1983年より順次発表された複雑天文時計三部作。これらは同年、当社のオーナーとなった故ロルフ・W.シュナイダー氏のもと、ルードヴィヒ・エクスリン博士により開発され、現在に続く複雑時計開発製造の基盤が整えられたと解釈される。
もうひとつはクロワゾネ・ダイアル等、美術価値の高い工芸品としての時計開発。1990年代初頭に早くもクロワゾネやシャンルベ技法を用いた時計を揃えていたことは、まさに先見の明である。

2001年はシリシウム製脱進機、2016年には新型エスケープメントが登場するなど、技術への探求は加速する。またこの期間は好調なロシア市場向けの新作が加熱する状況だったが、本年はこれを軌道修正、より自社の出自を意識した堅実路線に進んだ印象を受けた。
特に船舶用クロノメーターの開発史を検証する自社製造モデル「マリーン クロノメーター マニュファクチュール(Marine Chronometer Manufacture)」コレクションの45mmケースや、43mmケースのアニュアルカレンダー、さらにダイバーズモデルではクロノグラフが印象的だ。これら以外にはクラシック・コレクションにおけるトゥールビヨン「グランド デッキ マリーン トゥールビヨン(Grand Deck Marine Tourbillon)」やクラシック・コレクションのクロワゾネ・モデル、ユリス・ナルダンの原点とも言えるスモールセコンド・モデルなど、「海」のイメージを強烈に打ち出した新作が多数、登場した。
>>>グランド デッキ マリーン トゥールビヨン(Grand Deck Marine Tourbillon)
取材・文:田中克幸 / Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2016年8月現在のものになります。
>2016年 BASEL WORLD(バーゼルワールド)レポート トップへ戻る
ユリス・ナルダン についてのお問合せは…
ソーウインド ジャパン株式会社
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-2-1 平河町共和ビル3F
TEL: 03-5211-1791 FAX:03-5211-1799
>>ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン) のGressive掲載ショップはこちら
>>>ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン) のWebサイトはこちら
オリンピックの始まりの歓喜につつまれた2016年8月6日、リオデジャネイロの土曜日の夜、イパネマビーチにできたオリンピック期間限定のクラブハウス「オメガハウス」で開催されたオープニング・イベントに、オスカー俳優でオメガのブランドアンバサダーでもあるエディ・レッドメインが登場しました。
1932年以来、27回目のオリンピック公式計時をつとめるオメガは、イパネマビーチにあるこの特別な場所からも、オリンピックという世界規模のスポーツイベントを盛り上げます。大会期間中に数々のイベントを開催し、「オメガハウス」が話題のスポットのひとつになるのは間違いありません。
オープニング・イベントには、モナコ大公アルベール2世殿下、伝説のブラジル人セーリング選手でオメガ フレンドでもあるトーベン・グラエル、ブラジル人デザイナーのフランシスコ・コスタ、そしてアメリカ人女優のカミーラ・ベルも参加し、最高の夜に一層の華やかさを与えました。
レッドカーペットに登場したエディは、オメガハウスのオープニングについて尋ねられ「オメガハウスは豪華絢爛だと聞いていましたが、その通りですね。この場所で色々な人と交流するのは素晴らしい経験になるでしょう。できれば、オリンピック選手に会ってみたいです。ここはまるで天国ですね。」と語りました。
エディはまた、ブラジルの印象について「ブラジルには今回初めて訪れました。ほとばしるエネルギーや、活気、独特の文化、そしてダンスと音楽が有名である事は知っていましたが、実際は、全部私の期待以上です。妻と私はここに来られてとてもラッキーだと思っています」と答えました。
オープニング・イベントに出席したオメガCEO兼社長のレイナルド・アッシェリマンは、オメガハウスのオープンが盛大に祝福されているのを目の当たりにし、「このハウスはオメガにとって、とても大切な存在です。ここには我々の多大な情熱と思い入れが詰まっています。オリンピックにおける貴重な憩いの場所になると同時に、オメガの公式計時担当としての役割を祝福する場所でもあるのです。公式計時を担当することは、オメガブランドにとって非常に重要なことなのです」と喜びのコメントをしました。
トーベン・グラエルも登壇し、今回のイベントの前日に行われたオリンピック開会式に参加した自身の体験などを語りました。
砂浜とヤシの木越しの景色を臨む「オメガハウス」は、イパネマビーチにあるイベントスペース「Casa de Cultura Laura Alvim(カーサ・デ・カルチュラ・ラウラ・アルヴィム)」に設けられた、メンバーの方のみにご利用いただけるクラブです。室内は、「スポーツ計時」、「宇宙探索」、「大海原の遺産」、「女性のためのタイムピース」、「腕時計作りのイノベーション」というテーマ別に演出されており、オリンピック開催中にはスペシャルイベントが数多く予定されています。
オープニング・イベントに参加したVIPゲスト
エディ・レッドメインと彼の妻ハンナ・レッドメイン、モナコ大公アルベール2世殿下、アメリカ人女優カミーラ・ベル、ブラジルで最も有名なセーリングのオリンピックメダリスト トーベン・グラエル、ブラジル人デザイナー フランシスコ・コスタ、オメガ タイミングのアラン・ゾブリスト、イギリスオリンピック委員会CEOのビル・スウィートニー、元陸上競技選手でオリンピック金メダリストのイギリス人ダレン・キャンベル、ブラジル人女優クレオ・ピレス、ブラジル人女優カロリーナ・フェラツ、ブラジル人俳優レナト・ゴエス、オスクレン創設者でスタイル・ディレクターのオスカル・メツァヴァト、歌手のトニ・ガヒード、そしてブラジル人ブロガーのヘレナ・ルナデリ
ゲストのファッション
エディ・レッドメインは、ハーディエイミスの白のスーツ、彼の妻ハンナは、マックイーンのドレス。カミーラ・ベルは、キャロライナ・ヘレナを着用。
オメガハウス -イパネマビーチにある完全招待制メンバー限定クラブ-
イパネマビーチ沿いにあるオメガハウスの夜の表情
リオデジャネイロのオメガハウスに一歩足を踏み入れた瞬間に、あなたは旅に出かける事になります。豪華な地中海の海岸線からオメガの輝かしい歴史までを表現したオメガハウスは、非常にラグジュアリーな空間だといえます。
オリンピック リオデジャネイロ大会における、オメガの完全招待制メンバー限定クラブを作るのに一番適した場所はどこかと検討した結果、リオデジャネイロのアーティストや文化人達に親しまれてきた場所に行き着きました。そこは「Casa de Cultura Laura Alvim」です。
長い歴史と深い文化が詰まった場所である「Casa de Cultura Laura Alvim」は、自然光が活きる無駄のないデザインが特徴の美しい歴史的建物です。目の前には世界有数のビーチが広がり、建物内からはその素晴らしい景色を楽しむ事ができます。「Casa de Cultura Laura Alvim」を取り囲む、イパネマビーチの風に揺れるヤシの木や、白と黒のモザイク模様の歩道はそのままですが、建物自体は、改装され、デザインも一新し、オメガハウスとして生まれ変わりました。
オリンピック リオデジャネイロ大会の開催期間中、オメガハウスの各部屋は、オリンピックを盛り上げるようなデザインがなされ、同時にオメガの豊かな歴史とストーリーを伝える場所にもなります。オメガハウスの各部屋を訪れることで、ゲストは、不思議の国のワンダーランドでアドベンチャーを楽しむアリスのような気分になることができます。
エントランス
エントランスホールには、オリーブの木が並べられていますが、これはオリンピックの起源をイメージしたデザインです。このホールの先には、思わず息をのむ9mもの高さの滝が流れています。ここには、プールに向かって完璧なダイブをする瞬間をとらえたいくつかの像があしらわれています。側面の壁には、オメガが歩んできた素晴らしい計時の歴史が書かれた歴史年表があります。また、オメガのクラシックモデルとオリンピックモデル、そして、1932年からのオリンピック開催国をテーマとして、紙で作られたユニークなアート作品も展示されています。
パティオ(中庭)
ゲストが歓談を楽しみ、交流が出来るメインの場所は、広々としたパティオとなっています。この場所はオメガハウスの全体的なテーマが象徴された場所でもあります。マイアミや、イビサ島、ミコノス島などで目にすることのできるクールでラグジュアリーなイメージにインスパイアされてデザインされました。典型的なギリシャ支柱に支えられた目を見張るばかりのアーチ梁に掛かった白いカーテンに全体が覆われています。このデザインは、もちろん、元の建物の原型を十分に活かして作られたものです。パティオの端には、噴水が穏やかに流れ、幾つかの大型の鏡がパティオの印象に奥行きを与えています。もう一方の端にはオリンピックの競技が映し出される巨大スクリーンがあり、その下にはバーが設置されています。そして、白に白を重ねる“ホワイト・オン・ホワイト”というデザインテーマの逆のデザインとして、オメガの輝かしい計時の歴史が記録された白黒写真が壁には飾られています。
スウィング・エリア
リラックスできる場所として、パティオの隣の小さなスペースには、大きなブランコと、ロッキング・チェアーが設置されています。友達と飲み物を片手にリラックスする場所としては最適です。
上階へ
吹き抜け階段の上階は、オメガハウスの新たなスペースになります。上階では、オメガブランドが持つ色々な側面を垣間みる事が出来ます。まず最初は、オメガと地元団体のVivaRio とのコミュニティ・カウントダウンプログラムに関する一連の写真が目に入ってきます。その他、12個の社会プロジェクトの紹介と併せて、地元Viva Favela Community Correspondent Course の学生が撮影した3枚の写真も展示されています。これは、オメガとVivaRio とのパートナーシップの一環として学生が参加出来る写真コンクールが開催され、貧民街におけるスポーツをテーマとしたこのコンクールに入賞した3枚の写真です。
スペース・ルーム
オメガブランドエリアの最初のスペースは、地上階とは対照的なコンセプトでデザインされています。宇宙探査におけるオメガの歴史を反映して、ゲストは、満点の星空を眺めながらヴェルヴェットのソファでくつろぐことができます。壁には、月に行ったヴィンテージモデルから、最新のセラミック製モデルまで、オメガのムーンウォッチの変遷が掲示されています。
オーシャン・ルーム
オメガハウスの前の通りを横切る人々から眺めたオメガハウスの上階の窓は、人がダンスで戯れる水族館のように見える事でしょう。この部屋がオーシャン・ルームで、海というテーマが見事に表現されています。珊瑚礁のDJブースと海がテーマのデコレーションは、特別な素材でつくられています。この製作を担当したのは、リオの象徴的なカーニバルの山車を製作したチームです。珊瑚礁の中にはガラスのボールが幾つか入っており、それぞれのボールの中には、海がテーマのオメガの時計が展示されています。日が暮れると、この部屋はブルーに染まり、煌びやかな海の世界が壁に映し出され、ダンスを楽しむ人たちを海の底に誘います。この部屋越しに見える大西洋をフレームに収めて、ここからセルフィーを撮るのは誰もが憧れる体験になるはずです。
ヘリテージ・ルーム(遺産の部屋)
オメガの168年に渡る時計製造の歴史を祝福して、この部屋は、ゲストを時計の繊細な構造の世界へと誘います。145,000個にも及ぶカスタム・メイドの時計部品が壁に展示され、反対側の壁にある複数のベルの形をしたガラスケースの中にはオメガの時計、時計製作ツール、そしてその他の関連品が展示されています。また、この部屋には時計職人のテーブルもあり、この場所で、ゲストは飲み物を片手にオメガの耐磁技術について学ぶことができます。
ウィメンズ・ルーム
女性なら誰でもこの部屋が持つプライベートな雰囲気を好きになるでしょう。プライベート・メイク・アップ・ルームをテーマにデザインされたこの部屋には、くつろぐためのテイラーメイドの家具、繊細なガラスのテーブル、そして年代物の鏡が付いたクラシックな化粧台が置かれています。壁には女性向けに製作された、オメガの美しいヴィンテージ広告の数々が展示されています。これらの多くは、ポール・エルーや、リム、ルネ・グリュオら、著名なアーティストによって手掛けられました。部屋にはその他、オメガの美しい時計の数々が、白いメタルの薔薇の中に展示されています。この部屋のアーチ状の窓からは、イパネマビーチの光り輝く水と砂浜を眺める事ができます。
オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400 表示
SPIRIT OF BREITLING SENDAI by HF-AGE “杜の都”仙台に東北初の 「スピリット・オブ・ブライトリング」がオープン! SPIRIT OF BREITLING SENDAI by HF-AGE
日本全国で12番目、東北地方初となるブライトリングのコンセプトショップが、先頃、宮城県仙台市の定禅寺通りにオープン。
世界共通にして最新のワールドワイド・コンセプトに基づく「スピリット・オブ・ブライトリング 仙台 by HF-AGE」に注目だ。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
取材協力:ブライトリング・ジャパン / Special Thanks:BREITLING JAPAN
HF-AGE仙台店 についてのお問合せは・・・
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町2-14-18 定禅寺パークビル1F
Tel:022-711-7271
営業時間:10:30 - 19:30
定休日:水曜不定休
>>>店舗オフィシャルサイトはこちら
>>>ショップ詳細はこちら
BREITLING(ブライトリング) についてのお問合せは……
ブライトリング・ジャパン株式会社
〒105-0011 東京都港区芝公園 2-2-22 芝公園ビル
TEL: 03-3436-0011
>>ブライトリング(BREITLING) 公式サイトはこちら
>>ブライトリング(BREITLING) のGressive掲載ショップはこちら
BASEL WORLD2016 HARRY WINSTON New Model2016年 ハリー・ウィンストン新作情報

ニューヨークを代表するジュエリー&ウォッチ ブランド、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)。その新作ウォッチが、2016年のバーゼルワールドで発表された。
バリエーションは実に豊富。いまやハリー・ウィンストンが生み出すウォッチは、ジュエラーとしての枠を越えて超絶的メカニズムを搭載する複雑時計の領域に踏み込み、その探求する世界は、ますます深度を増している。
2016年新作の筆頭が「イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 7(Histoire de Tourbillon 7)」である。このシリーズは2009年から発表を開始し、どれひとつとっても他に類をみない、大胆なデザインと革新的なメカニズムを搭載する希有なコレクション。
今回の新作は、異なる速度で回転する二軸トゥールビヨンをふたつ装備し、ディファレンシャルギアで連結した画期的なモデルである。

さらに本作で10作目となる「プロジェクト Z10(Project Z10)」も発表。ニューヨークのシンボルともいわれるマンハッタンブリッジを発想の原点として、こちらも大胆かつ個性的なデザインを実現している。
また、ここでは紹介しきれなかったが、「HW プルミエール・パーリーレース オートマティック 36mm」では、0.2mmのマザー・オブ・パールをレース編みのようにレーザーで繊細に透かし彫りし、極めてフェミニンなタイムピースを現実のものとした。
このように超絶な機械式時計から婦人向けのエレガントなモデルまで、ハリー・ウィンストンが生み出すタイムピースの可能性は実に無限である。
>>>超絶機構を搭載する「イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 7」
取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎 Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2016年8月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2016年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>2016年 BASEL WORLD(バーゼルワールド)レポート トップへ戻る
HARRY WINSTON (ハリー・ウィンストン)についてのお問合せは…
ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション
TEL: 0120-346-376 (11:00~18:00)
>>ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON) 公式サイトはこちら
>> HARRY WINSTON (ハリー・ウィンストン)のGressive掲載ショップはこちら
この夏、スイス時計協会FH本部が製作した、スイス時計産業プロモーション・イベント、『WATCH.SWISS(ウォッチ・ドット・スイス)』が、世界に先がけて東京、大阪、名古屋で初公開されます。スイスやスイスの時計に関する7つのテーマ(腕時計の歴史やデザイン、複雑な機構など)を、パネルに触れながら学ぶことができる体験型のイベントです。(画像は設置イメージ)
会場内には、タッチパネルを操作することにより、時計のムーブメントの組立が体験できる、『ワークベンチ』(画像右下)を設置するとともに、この工程の修了書が用意されています。また、美しいスイスの景色をバックに記念撮影をすることができ、その場で製作したポストカードをお持ち帰りいただけます。
/sites/default/files/newsImage2/1293.jpgWATCH.SWISS イベント詳細
東京会場
開催期間:2016年8月18日(木)~23日(火) 10時~20時
(1階は21時まで/最終日8階催事場は17時まで)
開催会場:東武百貨店池袋店 ワールドウォッチフェア(1階&8階催事場)
東京都豊島区西池袋1-1-25 TEL:03-3981-2211(代表)
大阪会場
開催期間:2016年9月2日(金)~10日(土) 常時展示(一部の機材は18時まで)
開催会場:スイスホテル南海大阪 6 階メインロビー
大阪府大阪市中央区難波5-1-60 TEL:06-6646-1111(代表)
名古屋会場
開催期間:2016年9月17日(土)~26日(月) 10時~20時
開催会場:名古屋三越栄店 ワールドウォッチフェア(1階&7階催事場)
愛知県名古屋市中区栄3-5-1 TEL:052-252-1111(代表)
後援:在日スイス大使館/スイス政府観光局/スイス商工会議所/一般社団法人 日本時計輸入協会
日本語監修:瀧澤 広氏(時計ジャーナリスト)
スイス時計協会FH(Federation de l'industrie horlogere suisse FH)について
スイス時計協会FHは、スイス時計業界の保護と発展を目的とした組織で、スイス・ビエンヌ(本部)、香港、東京、ラテンアメリカに事業所を設置して運営しています。腕時計、置時計、時計部品の生産および販売に従事するスイス企業の9割以上、約500社が加盟しており、会員の法的な利益を守るための活動を行っております。
スイス時計協会FH
TEL:03-3221-9678 表示
グルーベル・フォルセイの 2名と、巨匠・フィリップ・デュフォーによって立ち上げられた “Garde-temps”(時を計る時計の誕生)- Naissance d'une Montreプロジェクト(URL:http://www.legardetemps-nm.org/)において、神戸市にある正規販売店「カミネ」が日本国内の正式なパートナーとして認可されました。
このプロジェクトの一員であるグルーベル・フォルセイから2名の来日と、意義あるプロジェクトへの「カミネ」正式参画を記念し、2016年9月3日(土)にイベントが開催されます。
「Kamine Time Aeon Foundation」パートナー記念イベント 詳細
開催日時:2016年9月3日(土) 14:00~15:00(予定) ※受付13:00~ 開場13:45~
開催会場:ホテルオークラ神戸35F「スターライト」 兵庫県神戸市中央区波止場町2-1
※事前申込制となります。ご興味のある方は「カミネ トアロード店/TEL:078-321-0039」またはinfo@kamine.co.jpまでお問い合わせください。
株式会社カミネ:上根 亨 氏コメント
あらゆるものが文明の開化や技術の革新で淘汰され、デジタル化する時代の傍らで、「機械式時計」に施される「手作業」は人々を魅了しつづけています。世界的な人気に後押しされるようにして、スイス時計産業には次々と大きな資本が参入し、ここ 30 年あまりで急速に生産能力や技術の高度化が進み、消費者は驚くばかりに上質化した機械式時計を手に入れることが出来るようになっています。その一方で、伝統的な「手作業」で時計製作に係る技術者がどんどん減っていく時代がやってきました。
「LE “Garde-temps” (時を計る時計の誕生)- Naissance d'une Montre 」
グルーベル・フォルセイの2名と、巨匠・フィリップ・デュフォーによって立ち上げられたこのLE “Garde-temps”(時を計る時計の誕生)- Naissance d'une Montreプロジェクトへの賛同に際しまして、このプロジェクトは、時計製作のノウハウを次世代に継承し、長い年月愛されてきた手作りの時計の文化をこれからも残していくことを目的としています。彼らから指名された、フランスの時計製造の教師でありエンジニアのミッシェル・ブーランジェは約6年の歳月を費やし、このプロジェクトのテーマとなるタイムピースを完成させました。記念すべきその1本目は、2016年6月 香港・クリスティーズオークションにて約1億1,600万円で落札。クリスティーズではその全額をプロジェクト基金に寄贈と、そのニュースが業界を駆け巡ったばかりです。合計11本製造されるタイムピースの残り10本は、全世界で各国一店の時計専門店が取扱います。この時計を購入することは、プロジェクトの意義を理解し、スポンサードすること、すなわちそれは明日のスイス時計産業を支えることになり得るのです。スイス高級時計産業の芸術性を支えることに携わる人々。そして、この素晴らしい世界を次世代へ、そして後世に残していく為のプロジェクトにカミネが参加できることを 日本の専門店として心より感謝し、光栄に思います。
時計製造における大胆な冒険から生まれた新作
手作業のノウハウを集め、次世代へ受け渡していくという強い意志によって、さまざまな思いがけない展開と予期せぬ出来事を経て、ようやく今日「Le Garde-Temps -Naissance d'une montre」は、伝統が詰まった機能的なタイムピースという、非常に重要な段階までたどり着きました。我々はこの最初のタイムピースを販売(2016年末納品予定)できることを誇りに思っています。11本シリーズのタイムピースには、時代と過ぎ行く時間に立ち向かうことに決めた、一途な時計職人たちの信念が込められています。その点において、このタイムピースは技術的であると同時に人間的な冒険の証なのです。またこの新作は、時計製造の伝統が凝縮された歴史の一部分でもあります。そして、今さら改めて示すまでもなく伝統の継承に注力していることで認められている、グルーベル フォルセイの2名とフィリップ デュフォーのタイムピースに求める品質基準も完全に満たしています。
トゥールビヨンを搭載した、手作業による3針のタイムピース(写真右下)
ケース径:45mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:手縫いのストラップ
ムーブメント:手巻、毎時18000振動
仕様:ブルースチール針、ピンバックル
カミネ トアロード店
TEL:078-321-0039(またはinfo@kamine.co.jp)
Naissance d'une Montreプロジェクトについてのお問合せは…
URL:http://www.legardetemps-nm.org/ 表示
いよいよ開幕するオリンピック リオデジャネイロ大会。1/1,000秒差で勝敗が決まるこの偉大なスポーツイベントで、オメガは公式計時を担当します。
オメガは1世紀にわたってオリンピックの計時に携わっており、その歴史は単一ブランドとして全競技の計時を初めて担当した、1932年のロサンゼルス大会までさかのぼります。一人の計時担当者と30個の高精度クロノグラフを投入したこの大会から始まり、約450トンもの最新鋭の計時機器を使用する今大会までオメガは計27回の公式計時を担当しています。そしてその後の2018年ピョンチャン大会、2020年の東京大会までオメガが公式計時を務めることが決まっています。
リオデジャネイロ大会で使用される主な計時機器
オメガは計時を担当するだけでなく、計時技術の開発にも注力してきました。競泳のタッチパッドや陸上のスターティング・ピストルなど、現在オリンピックで採用されている計時機器のほとんどはオメガが開発したものです。リオデジャネイロ大会では新たな計時機器も登場し、高度な計時技術で選手を支えます。
スキャン・オー・ビジョン・ミリア(画像左上)
リオデジャネイロ大会で初めて導入される写真判定カメラ。時間検出器とクロノグラフが組み合わさったものです。2008 年 北京大会では毎秒2,000 枚だった写真判定画像が、今大会では毎秒最高1 万枚記録できる高性能のデジタル撮影装置になりました。光の感度も向上し、これまでの写真判定カメラよりも高画質です。
スターティング・ピストル(画像左中)
このデバイスでは、スターターが引き金を引くと、3 つのアクションが同時に始まります。「閃光が走る」、「スタート信号が計時機器を作動させる」、「スタート音の再生」です。スタートの音は、各アスリート後方に設置されたスピーカーで再生されるため、スターターからの距離に関係なく、アスリートがみな同時にスタート音を聞けるようになっています。
スターティング・ブロックとフライング検知システム(画像左下)
走者の反応時間を、動きからではなく、スターティング・ブロックにかかる圧力で計測します。スターティング・ブロックにかかる力を毎秒4,000 回計測できる新しいセンサーを搭載することでより高性能になりました。この検知システムは、計測したデータを現場のコンピューターへ送信、そのデータで選手の身体の反応をビジュアル化した力曲線を作成します。この力曲線からスターターはフライングを判定することができます。このシステムにより、フライングとされる、スタートのピストル音から0.1 秒未満というわずかな反応時間も、検知することを可能にしました。
タッチパッド(画像右上)
プール会場で各レーンの端にあるのがこのタッチパッドです。1968 年メキシコシティー大会以降、オリンピック全大会で使用されています。水圧には反応しませんが、選手が1.5 キロから2.5 キロの圧力をかけると「タイムを止める」ことができる精密なテクノロジーです。パッドのどの部分を触っても同じ圧力がかかるように、デザインされています。
アーチェリー・ターゲット・システム(画像右中)
今大会では、オリンピック史上初めて、アーチェリーの得点の記録にハイテク機器が導入されます。これまでは、審判員が専用スコープを使って標的を調べ、人の目だけで得点を判定してきました。今回、オメガは、スキャニングシステムを搭載した新しい標的を導入します。矢が標的に当たると、2 つのスキャナーが縦方向と横方向をそれぞれスキャンして、中心点から矢までの距離を計算します。このシステムは人の目では不可能な、誤差0.2mm という高い精度を誇り、また測定スピードも速く、矢が標的に当たってからわずか1 秒以内に結果が出るのです。
ゴルフ用スコアボード(画像右下)
100 年ぶりにオリンピックへの復活を果たしたゴルフのために、オメガは、ゴルフ専用の新しいスコアボードを導入します。4 カ所の専用ティーグラウンド上に、レーダー計測システムを搭載したスコアボードが設置される予定です。選手がティーショットを打つと同時に、さまざまな情報が取り込まれてスコアボードに表示されます。表示されるのは選手の名前や現在のスコアだけでなく、ストロークのスピードやボールの推定飛距離、ストロークの高さもライブで表示されます。そのため、観客は選手の動きをしっかりと追うことができるのです。
このような高度な計時技術に加え、オメガの計時・データ処理チームによる高い技能、これまでの経験が、スポーツ計時で高い精度を誇るブランドとして圧倒的な評価につながっています。
[オメガに関するお問合せは]オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400 表示
