ジュネーブの最も厳格な高級時計製造の伝統を余すところなく伝える「トラディショナル」コレクションに、ヴァシュロン・コンスタンタンが2011年に発表した有名なワールドタイムに特別モデルが加わります。世界の37タイムゾーンを同時に表示するこのトラベル・ウォッチは、文字盤が3つの部分から構成され、手作業によるエナメルでゴールドの世界地図が描かれています。ブルーの微妙なグラデーションで表現された海や大陸は、忍耐強い入念なクラフツマンシップが作り出したミニチュアの作品に仕上げられており、ディテールは精緻を極め、立体感も際立っています。技巧を凝らした職人技と完璧な熟練技術が見事に融合した新しい「トラディショナル・ワールドタイム」は、あらゆる機能がリュウズの操作だけで調整可能という、群を抜く使い勝手の良さも特色です。ジュネーブ・シールを取得するこのモデルは、稀少なプラチナ製の10本限定品です。

エナメルを熟知した専門技術

　ヴァシュロン・コンスタンタンの「トラディショナル」コレクションに加わったこの限定モデルには、18世紀からジュネーブで受け継がれる高級時計製造の伝統が隅々まで表現されています。不透明エナメルとグリザイユ・エナメルによって作られた文字盤は、何世紀にも渡り継承される伝統的な装飾工芸によってもたらされた、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの時計製造技術を浮き彫りにしています。3枚のディスクで構成された独特の洗練されたワールドタイムの文字盤を引き立てるのは、ミニアチュール・エナメルによるゴールドの世界地図です。

　 海は不透明なブルー・エナメルの陰影で描かれ、海に囲まれた大陸は、細部まですべての輪郭が強調されています。海岸や陸地のレリーフは、グリザイユ・エナメルの技法を使い、ブルーとホワイトの微妙な陰影によって一段とリアルです。この繊細なペイントは、リモージュ・ホワイトと呼ばれる非常に珍しいもので、濃色のエナメルの上に微細な白いパウダーにオイルと混ぜたものをごくわずか塗り重ねながら、針や筆などを使ってモチーフを慎重に描き出す技法です。グリザイユ・エナメルは特に作業が難しく、器用さや経験に加えて、層を重ねる毎のエナメルの焼成時間をコントロールする正確さも求められ、それが秒単位になることさえあります。不透明エナメルについても入念な配慮が求められ、キズはいっさい許されません。不透明エナメルの場合は、伝統的なエナメルの半透明な透光性なら吸収されるようなごくわずかな隆起や粗い斑でも、光が直接当たると目立ってしまうからです。世界地図の描写に用いられたこの技法は、ゴールドのアワーマーカーを配した24時間ディスクとダークブルーの不透明エナメルの上にペイントされた37の都市名にも引き続き用いられています。1時間の時差がある都市名はホワイトで、30分や15分の時差がある都市名はスカイブルーで描かれ、文字盤のセンター針はすべてゴールド製で、文字盤外周をミニッツトラックのリングが取り囲んでいます。こうしたエナメルによる絵画は、20時間に及ぶ装飾の職人技と10回の焼成を経て誕生し、どこまでも繊細な細部や素晴らしい陰影の効果によって優美な姿に仕上げられています。

エレガンスと使いやすさ

「トラディショナル・ワールドタイム」の特別な文字盤を縁取るのはプラチナによる直径42.5㎜のケース。30mの防水性があり、ヴァシュロン・コンスタンタンの自社開発・製造によるキャリバー2460 WTを搭載しています。この自動巻きの機械式ムーブメントは、センターの時針、分針、秒針のみならず、UTCからの時差30分や15分を含む世界の37タイムゾーンの同時読み取りとデイ／ナイト表示を組み合わせた独自の機能をも動かし、しかもこれらの表示の調整がリュウズひとつで行えるシンプルな操作性を併せ持っています。さらには、ストップセコンド機能により、正確な時刻合わせも可能です。北半球の冬時間に設定されたキャリバー2460 WT は、225個の部品から成り、22K ゴールド製のローターを配し、テンプの振動数は毎時28,800振動で、約40時間のパワーリザーブが備わります。

　 ヴァシュロン・コンスタンタンのブティックのみで販売されるこの10本限定モデルは、それぞれに固有番号とジュネーブ・シールの刻印が刻まれています。時計にはまた、ラージ・スクエア・スケールのミシシッピアリゲーターレザーストラップにプラチナ製フォールディング・クラスプが組み合わされています。

トラディショナル・ワールドタイム

Ref.：86060/000P-9772
ケース径：42.50mm
ケース厚：11.62mm
ケース素材：プラチナ 950
防水性：3気圧 （約30m）
ストラップ：ダークブルーのミシシッピ・アリゲーターレザー、プラチナ 950製フォールディング・クラスプ
ムーブメント：自動巻き、Cal.2460 WT（自社開発・製造）、毎時28,800振動、約40時間パワーリザーブ、27石
仕様：ジュネーブ・シール取得、時、分、センターセコンド、ワールドタイム（37都市）、エナメルの地図と都市名を配したゴールドのディスク、デイ／ナイト表示が備わる24時間ディスク（18：30から6：30の部分はダークブルーの背景で強調）、ミニッツトラックをペイントした外周リング、サファイアクリスタルのシースルーケースバック、ケースバックに《Limited Edition》と《x/10》の刻印
限定：10本限定、ブティックのみで販売
価格：時価
発売予定：2017年4月

　2017年のバーゼルワールドにおいて、現在のブライトリングを1984年の登場以来、35年以上も牽引するフラッグシップ・モデル「クロノマット（CHRONOMAT）」から、極めて稀少な日本特別モデルが発表される。それが「クロノマット JSP（CHRONOMAT JSP）」。毎年のように発表されてきた日本特別モデルの中でも、「クロノマット JSP」がとりわけ魅力的な最大の特徴は、これが1984年のオリジナル・モデルの現代への再臨かと思わせるほど、原点を忠実に解釈した完成度にある。

　 そのポイントを簡潔に記すと、

（1） ツヤ消しの逆回転防止ベゼル上のインデックス。「15」「30」「45」にのみアラビア数字表記で、他は5分ごとに太いバーで強調された1分刻みのインデックス。12時はオリジナルのライダータブを想起させる形状のタブ。
（2） 3つのインデックスのスケール表示が5分ごと（3時の30分積算計）、2時間ごと（6時の12時間積算計）、10分ごと（9時のスモールセコンド）にアラビア数字表記で強調。
（3） ダイアルのバーインデックスが完全な長方形の形状（クロノマット44では中心軸側がカットされている）。
（4） デイト表示窓が白地に黒色の数字表記。

　搭載ムーブメントは1999年の「100%クロノメーター化宣言」に基づき、2009年に発表された自社開発製造ムーブメント、自動巻きCal.01を搭載。コラムホイール、70時間以上のパワーリザーブ、24時間日付調整可能なカレンダーなど、500m防水性能を誇る強靭なクロノグラフである。なお、ダイアルカラーはブラック、ブルー、シルバーの3色が用意される。

　 以上が日本限定モデルの解説だが、何と言っても今回の新作は「カッコいい」のひと言に尽きる。1980年代からクロノマットを知る人も、2000年代以降にファンになった人にも、どのファンの心にも強く訴える普遍の魅力を備えている。さらに、戦略的な価格設定も見逃せない（SSケース＋SSパイロット・ブレスレット仕様は予価・税抜で890,000円。SSケース＋ラバーストラップ仕様は予価・税抜で760,000円）。

　 これは日本市場限定品であるが、瞬く間に世界中の時計ファンの知るところとなることは間違いなく、よって当モデルは今後、海外も含めた世界争奪戦になると思われる。

自社開発製造ムーブメント Cal.01

　1999年の「100%クロノメーター化宣言」の10年後の2009年に発表された、1884年以降のブライトリング史上初となる自社単独開発製造自動巻きクロノグラフ・ムーブメント、Cal.01。

CHRONOMAT JSP
クロノマット JSP （写真右上から順に）

Ref.：A001B70PA （ブラックダイアル）
ケース径：44.00mm
ケース厚：16.95mm
ケース素材：SS
防水性：500m
ストラップ：SSパイロット・ブレスレット
ムーブメント：自動巻き、Cal.01、毎時28,800振動、70時間以上パワーリザーブ、47石
仕様：1/4秒クロノグラフ秒針、スモールセコンド、30分計、12時間計、ブラックダイアル
予価：890,000円（税抜）
発売予定：2017年4月

Ref.：A001C56PA （ブルーダイアル）
ケース径：44.00mm
ケース厚：16.95mm
ケース素材：SS
防水性：500m
ストラップ：SSパイロット・ブレスレット
ムーブメント：自動巻き、Cal.01、毎時28,800振動、70時間以上パワーリザーブ、47石
仕様：1/4秒クロノグラフ秒針、スモールセコンド、30分計、12時間計、ブルーダイアル
予価：890,000円（税抜）
発売予定：2017年4月

Ref.：A001G29PA （シルバーダイアル）
ケース径：44.00mm
ケース厚：16.95mm
ケース素材：SS
防水性：500m
ストラップ：SSパイロット・ブレスレット
ムーブメント：自動巻き、Cal.01、毎時28,800振動、70時間以上パワーリザーブ、47石
仕様：1/4秒クロノグラフ秒針、スモールセコンド、30分計、12時間計、シルバーダイアル
予価：890,000円（税抜）
発売予定：2017年4月

※各カラーともラバーストラップ仕様あり。ラバーストラップ仕様は予価：760,000円（税抜）

　Rebellion Timepiecesが、第87回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、Zenvo Automotive（ゼンヴォ・オートモーティブ）との戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。パートナーシップの一環として、Rebellion Timepieces社はZenvo Automotive社のスーパーカーのための新しい時計を開発しました。このパートナーシップはRebellion Racingとの技術的提携で、それはエンジニアリング能力、データ、テストにまで及んでいます。

　 モーターショーでは、限定生産の「Predator 2.0 GMT Zenvo」が公開されました。レーシングカーのブレーキにヒントを得たデュアルタイムゾーン・ウォッチで、カリパス（コンパス型の計測器）が取り付けられたディスクで構成された時針が特徴です。これは、このコラボレーションの第一弾となりました。

　 Zenvo Automotive社は、デンマークの高性能スーパーカー・メーカーです。Rebellion Timepiece社と同様、最高の自動車技術、革新性、そして細部にわたるまで人の手により製作された、高度にカスタマイズ可能なプロダクトを限定で製作したいという欲求に支えられています。

Zenvo Automotive社グローバル・コマーシャル・ディレクター
Nigel Gordon-Stewart氏のコメント

「私たちは、今回のRebellion Timepieces 社とのパートナーシップについて本当に興奮しています。私は、彼らのブランド、時計、そしてレーシング・チームを所有していることにとても憧れています。彼らの時計の仕組みは本当に印象的です。私たちは彼らの製作する高精度の時計や、計測機器を私たちの車に搭載することができるのを楽しみにしています」

Rebellion Timepieces社CEO Philippe Dubois氏のコメント

「数ヶ月前からNigelとZenvo社のことはとてもよく知っています。Zenvo社と弊社には多くの共通点があります。私は彼らのエンジニアリングとデザインに非常に感銘を受けました。そしてそれらが時計だけではなく、Rebellion Racingにとっても大きな強みになると考えています」

　 Zenvo Automotive社の「Anniversary TS1 スーパーカー」、「Predator 2.0 GMT Zenvo」ウォッチ、そしてRebellion Racingのレーシングカーは、Palexpo コンベンション・センターでの国際モーターショーにて2017年3月19日まで展示されています。

　Rebellion（レべリオン）が、他のコレクションと同じスピリットをもつ新作、「Predator 2.0（プレデター2.0）」を考案、開発しました。洗練されたデザイン、妥協のないクオリティとパフォーマンス。過去において、レギュレーター・クロックは、ウォッチメーカーが時間調整や精度チェックのための基準として使用されていました。「プレデター2.0 レギュレーター・パワーリザーブ」は、ウォッチメイキングの歴史と、レーシングカーの美しさをブレンドしたデザインで、レギュレーターによる時刻を表示します。「プレデター2.0 レギュレーター・パワーリザーブ」を着用するということは、レーシングカーに乗り込むようなものです。「ダッシュボード」のような、2つの魅力的な時、分表示のためのインカウンターと、ユニークなシェイプの秒針により時刻が表示されます。6時位置の燃料ゲージをチェックして、ポール・ポジションに入りましょう！ 3D効果を生かした日付表示は4時位置にあります。自動巻きのムーブメントは、約46時間のパワーリザーブを有しています。これはまさに、耐久レースへの真の敬意を表したものです。

Predator 2.0 Regulator Power Reserve
プレデター2.0 レギュレーター・パワーリザーブ （写真左上）

ケース径：48mm
ケース素材：チタニウム、チタニウム＋ブラックDLCまたは5N ゴールド＋フォージド・カーボン
防水性：100m （10気圧）
ストラップ：加硫（※）処理されたラバー、フォールディング・バックル
ムーブメント：自動巻き、Cal.ETA A07167（特別なモジュールを追加搭載）、毎時28,800振動、約46時間パワーリザーブ、38石
仕様：時・分・秒表示、日付表示、パワーリザーブ表示、サファイアクリスタル風防（無反射コーティング）、オープンワークのブラックDLCダイアル、ユニークなシェイプの秒針

（※）加硫（かりゅう）とは、架橋反応の一種で、ゴム系の原材料（生ゴムなど）を加工する際に、弾性限界を大きくするために、硫黄などを加える行程のことである。1839年、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤー（C. Goodyear）により発見され、1843年にイギリスの発明家トーマス・ハンコック（T．Hancock）により、反応の仕組みが解明された。

　優れた複雑性を誇る「プレデター2.0 レギュレーター・トゥールビヨン」は、レーシングカーとファイン・ウォッチメイキングの完璧な技術的、美的な融合であり、レギュレーターによる時刻表示と6時位置には、1分間で1回転するトゥールビヨンを備えています。地球の重力により生じる姿勢差を補正するアブラアン-ルイにより発明された機構によりエンジンは制御され、優れた精度を保証します。「ダッシュボード」のような2つの魅力的な時、分表示のためのインカウンターと、ユニークなシェイプの秒針により時刻が表示されます。レーシングカーの美学は4時位置の日付表示に見て取ることができます。自動巻きのムーブメントは、約65時間のパワーリザーブを有しています。これはまさに、耐久レースへの真の敬意を表したものです。「プレデター2.0 レギュレーター・トゥールビヨン」は、30本の限定生産です。

Predator 2.0 Regulator Tourbillon
プレデター2.0 レギュレーター・トゥールビヨン （写真左下）

ケース径：48mm
ケース素材：チタニウム、チタニウム＋ブラックDLCまたは5N ゴールド＋カーボン
防水性：100m （10気圧）
ストラップ：加硫処理されたラバー、フォールディング・バックル
ムーブメント：自動巻き、Cal.ETA A07167（特別なモジュールを追加搭載）、毎時28,800振動、約65時間パワーリザーブ、51石
仕様：時・分・秒表示、日付表示、6時位置にトゥールビヨン（1分間で1回転）、サファイアクリスタル風防（無反射コーティング）、オープンワークのブラックDLCダイアル、ユニークなシェイプの秒針
限定：30本

　優れた複雑性を誇る「プレデター2.0 GMT」は、レーシングカーとファイン・ウォッチメイキングの完璧な技術的、美的な融合です。ユニークな時刻表示は、エンジンと同様に、車両の性能、パワー、持久性、耐久性、信頼性の不可欠な部分であるレーシングカーのブレーキから直接インスピレーションを受けたものです。実際、「プレデター2.0 GMT」を装着することは、レーシングカーのブレーキペダルを押すようなものです。ダッシュボードには、赤いカリパス（コンパス型の計測器）が取り付けられたディスクで構成された時針があります。6時位置にセットされたラウンド型のタイムゾーン・インディケーターにより第2時間帯を表示します。それは、DaytonaからLe Mansまで、世界中の素晴らしいトラックでレースをするようなものです。レーシングカーの美学はユニークなシェイプの分針にも現れています。自動巻きのムーブメントは、約42時間のパワーリザーブを有しています。これはまさに、耐久レースへの真の敬意を表したものです。このモデルは、25本の限定生産です。

Predator 2.0 GMT
プレデター2.0 GMT （写真右）

ケース径：48mm
ケース素材：チタニウム、チタニウム＋ブラックDLCまたは5N ゴールド＋カーボン
防水性：100m （10気圧）
ストラップ：加硫処理されたラバー、フォールディング・バックル
ムーブメント：自動巻き、Cal.ETA 2892（モジュールを追加搭載）、毎時28,800振動、約42時間パワーリザーブ、25石
仕様：レーシングカーのブレーキにインスピレーションを受けた赤いカリパスがセットされたディスクによる時表示、センターに地図が描かれたタイムゾーン表示、サファイアクリスタル風防（無反射コーティング）、ユニークなシェイプの秒針
限定：25本

「スイス メイド」ラベルのある初の高級コネクテッド ウォッチ

タグ・ホイヤーがスイスで設計、開発、組立。

真のモジュール ウォッチ

コネクテッド ウォッチの分野ではまったく新しい独創的なコンセプトを採用：デジタル式コネクテッド モジュールを、高級時計の機械式モジュール（3針やCOSC認定クロノグラフ・トゥールビヨン）に取り替えることができます。また、素材と色の豊富なバリエーションにより、幅広い組み合わせが可能です：ラグ、ストラップ、バックルもモジュールコンセプトが適用されます。この新作は気分に合わせて自由に時計を交換できる、パーフェクトな高級時計です。

美しいデザインと大胆な美学

Intelと共同開発された真のスイス高級時計：50m防水、GPS、決済用のNFCセンサー、驚くほど高解像度なAMOLED画面、幅広い選択肢から無限にカスタマイズ可能なタグ・ホイヤーの文字盤。GoogleのAndroid Wear 2.0とタグ・ホイヤーの新しいアプリCompanionがソフトウェア・エクスペリエンスを向上させ、興味のある情報とつながり続けることができます。製作にあたり、デザインの妥協は一切ありません。チタン、セラミック、ピンクゴールドなど、高品質の素材だけを使用し、ディテールにも細心の注意が払われています。

2017年3月15日、世界同時発売

日本時間2017年3月15日（水）、タグ・ホイヤー ブティックと正規取扱店にて発売開始。日本国内では3月末にかけて順次入荷予定。

新しい時計を発表するため、スイスとカリフォルニアで2つのイベントを開催

　2017年3月14日、タグ・ホイヤーが、パートナーであるIntelおよびGoogleとともに、第2世代のコネクテッド ウォッチを発表しました。また、この機会に、スイスとカリフォルニアで記者会見が開催されました。

　 スイスでは、スイス中央部に位置する、スイスらしい風景の広がるリュトリ牧草地の近くで記者会見が行われました。会見には、タグ・ホイヤーCEO兼LVMHウォッチディヴィジョン プレジデント、ジャン-クロード・ビバー氏、Intel新技術グループ ゼネラルマネージャー兼上級副社長ジョシュ・ウォールデン氏とGoogleのAndroidエンジニアリング担当副社長デヴィッド・シングルトン氏が出席しました。

　 サンフランシスコでは、その数時間前、サンフランシス・ヨットクラブにおいて、IntelのCEO ブライアン・クルザニッチ氏、タグ・ホイヤーのゼネラルマネージャーのギィ・セモン氏、およびタグ・ホイヤーのコネクテッド製品＆テクノロジー担当副社長トム・フォルデシ氏が記者会見を行いました。

　 タグ・ホイヤーCEO兼LVMHウォッチディヴィジョン プレジデント ジャン-クロード・ビバー氏は、次のように述べました。「最初のタグ・ホイヤー コネクテッドは大成功を収めることができましたが、それに続いて本日、タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45を発表することができ、非常にうれしく思っております。これは未来の高級スタイルを体現したスイス時計で、未来につながることができるだけでなく、シンプルでスマートなモジュール設計により、永遠とつながることができます。この革新的でユニーク、そして比類のない時計は、シリコンバレーが誇る最新技術の最前線に立つものであると同時に、「スイス メイド」ラベルのある真のスイス時計でもあります。この時計は、高級コネクテッド ウォッチと高度な技術を有する私たちがリーディングカンパニーであるからこそ実現できたのです。」

　 Intelの新技術グループ ゼネラルマネージャー兼上級副社長ジョシュ・ウォールデン氏は言います。「すばらしいパートナーと一緒に、スマートなコネクテッド・デバイスのネクストウェーブを作り出すことは、Intelのコア戦略の一つとなっています。私たちは、タグ・ホイヤーと強力なコラボレーションを継続することができたことを大変うれしく思っております。革新的なデザインとテクノロジーを採用したタグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45は、高級スマートウォッチの限界を乗り越えるものとなります。」

　 GoogleのAndroidエンジニアリング担当副社長デヴィッド・シングルトン氏はこう述べました。「第1世代のタグ・ホイヤー コネクテッドは、伝統的な時計製造技術と最先端技術を組み合わせたことで可能となる境界を押し広げました。私たちは再びタグ・ホイヤーと協力し、タグ・ホイヤーのクラフトマンシップとAndroid Wearのプラットフォームのたえまない革新を示す、新しいパワフルなコネクテッド ウォッチを作ることができ、興奮しています。」

時計を発売するにあたって、リュトリを一望するブルンネンを選んだ理由

　リュトリはドイツ語で「小さな牧草地」を意味します。これはスイス創設の伝説の場所であり、国定記念物とされています。1291年、ルツェルン湖のほとりにあるこの地で、州の代表者がリュトリの誓約を交わし同盟を結びました。時と共にリュトリの牧草地はスイスを象徴する「国の聖地」となりました。ここでは毎年8月1日にスイスの建国記念日が祝われます。シリコンバレーのパートナーと世界中のメディアの関係者をこの地に招いたのは、タグ・ホイヤーの新作と、真のスイスの価値との強いつながりを感じてほしいというジャン-クロード・ビバー氏の思いからです。

タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45 ウォッチの本質とは

　タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45は、純粋なスイス時計の伝統に基づいて設計、製造されています。この製品はスイス製高級時計であり、タグ・ホイヤーが育んできた150年以上にわたる時計製造の専門知識、ノウハウ、伝統が集約されています。タグ・ホイヤーはスイス時計産業の中心地（そしてユネスコ世界遺産にも登録されている）ラ・ショー・ド・フォンに本社を置く時計メーカーであり、150年以上にわたり、エレガントなスポーツ ウォッチを開発、製造しています。その中には、スイス時計産業が生み出した製品の中でも、正確さの点で右に出るものがないとされる高精度なクロノグラフウォッチも含まれます。

最高の時計のラベル：スイス メイド

　タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45は、スイスのラ・ショー・ド・フォンにあるタグ・ホイヤーのマニュファクチュールにおいて、機械式クロノグラフなど、他のスイスメイド品質の高級製品と同じように設計、開発、組立が行われています。同じ技法、同じ入念な仕上げ、同じディテールへのこだわり、同じ厳格な基準を用いています。このスイスの厳密さ、精度、時計製造の専門知識によって、最高水準のスイス品質を保証する「スイス メイド」ラベルが獲得されたのです。

モジュール方式という独創的なコンセプト：アヴァンギャルドな高級時計メーカーによってのみ可能

　このコネクテッド ウォッチは、何よりもまずタグ・ホイヤー カレラ モデルです。つまり、アヴァンギャルド、マニュファクチュールの芸術、手の届くラグジュアリーを完璧に表現した、タグ・ホイヤーの代表的コレクションに属しています。エレガントな直径45mmのタグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45のデザインは、まぎれもなく正真正銘の時計です。ラグ、ストラップ、バックル、そして特にケース（時計モジュール）は交換可能です。

　ケース（時計モジュール）は、サテンまたはポリッシュ仕上げのグレード 5のチタン製、18K 5N ピンクゴールドプレート、ブラックセラミック、ダイヤモンドセッティングの有無から選ぶことができます。発売当初は56種類（店頭では10種類のスタンダードモデルが用意されており、その他の46種類もご要望に応じてご用意可能）を選んでから、時計の外観全体をカスタマイズ可能です。

　 このカスタマイズにより、多数の素材と色の組み合わせが可能になります。ストラップだけでも、ラバー、天然皮革、レザー、チタン、セラミックなど、18種類の中から選択することができます。

驚嘆に値する…… 世界初の時計？

　スイス製の機械式ムーブメント モジュールを追加購入すると、この時計の特徴を十分に楽しむことができます。たとえば、3針のキャリバー 5搭載モジュールや、究極の技術的表現であり、タグ・ホイヤーの誇りでもある、超複雑機構トゥールビヨン搭載モジュールです。それも単なるトゥールビヨンではありません。チタンとカーボンのケースを採用した、COSC認定の自社製クロノグラフ、ホイヤー02-Tです。今日タグ・ホイヤーは、この製造レベルに到達できる世界唯一のマニュファクチュールといえるでしょう。

　 このように機会や気分に応じて、時計の心臓部（モジュール）をコネクテッド ウォッチから機械式時計に、またはその逆に、非常に簡単に交換することができます。つまり、真の時計のエレガンスと見事なスイス時計のすべての特徴、仕上げのレベルを、この時計は余すところなく備えているのです。

スマートな美しさ

　タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45は、Intelとの共同開発により、生活をシンプルなものにします。驚くほど実用的な内蔵GPSは、旅行やスポーツなどの活動追跡を可能にします。しかも、スマートフォンは必要ありません。必要なすべての情報が手首から得られます。

　 50m防水の機能により、水中でも、こうしたテクノロジーをすべて利用することができます。水泳、ランニング、スキー、冒険をしたり、人生をフルに楽しむことができます。この時計により、日常生活はさらに快適になり、時間も節約できます。NFCチップとAndroid Pay™アプリを使って、非接触型の支払いができるからです。この手段により、利用可能な店舗で、時計を使って直接支払を済ませることができます。

　 最後に、画面に使用されている OLED テクノロジーにより、驚くべき解像度とすばらしい発色が可能になりました。洗練された時計の文字盤上で、高いコントラストによって圧倒的な効果を生み出します。目を疑いたくなるほどです！

タグ・ホイヤーのアイコニックなスタイルを備えた、豊富なデジタル時計の文字盤

　モジュール コンセプトは、文字盤のカスタマイズとともに、時計のソフトウェアにも及んでいます。タグ・ホイヤーは30種類の時計の文字盤を開発しました。いずれもタグ・ホイヤーのアイデンティティーを強く持ち、有名なPanda文字盤など今でも人気のあるヒストリカルピースにインスピレーションを得たもので、ブランドの偉大な伝統を受け継いでいます。

　 色はホワイト、ブラック、ライトグレー、アントラサイトグレー、チョコレートブラウン、ネイビーブルー、ゴールド。デザインはサンレイ仕上げまたはスケルトン文字盤、機能は3針、GMT、1～3個のカウンターを備えたクロノグラフ、日付および曜日表示窓などです。これらは文字盤をタップするだけで交換可能です。

自分だけの文字盤を自由にカスタマイズ

　文字盤コンフィグレーターの タグ・ホイヤー スタジオにより、お客さまは時計メーカーと全く同じように、自分だけの文字盤を作ることができます。まずは機能を備えた標準文字盤を選択し、次に色、インデックスと針のメタルなど外観、そして機械式時計ではSuperLuminova™が採用されている蛍光インデックスやラッカー仕上げの先端など、印象を変えるディテールを一瞬にしてカスタマイズすることができます。

　 タグ・ホイヤー スタジオを使うことで、ビジネススーツ、ランニングギア、さらにはスイミングスーツに合わせて時計をコーディネートすることができます。そして、自分で撮影した写真（愛する人、美しい夕日、懐かしい思い出など）を壁紙に設定したい場合も、自由に想像力をはばたかせることができます。どのような写真でも文字盤に設定できるからです。

インタラクティブ カウンターのカスタマイズ

　インタラクティブ カウンターにより、お気に入りのアプリを3つまで文字盤に表示させることができます。歩数、燃焼したカロリー数、ドル為替レート、次の会議までの自由時間などです。これらは興味関心に応じて選べる多くの選択肢の一部にすぎません。必要なあらゆるものが、指先にあります。

新しいアプリTAG Heuer ConnectedはAndroidで入手可能、iOSサポートもまもなく開始

　新しいアプリCompanionは、お買い上げいただいた時計をスムーズに使い始め、またすべての機能を快適かつ簡単に体験できるよう設定されています。Androidユーザーの場合、この時計の全オプションを利用するためには、新しい「タグ・ホイヤー コネクテッド アプリ」ダウンロードし、用意されたさまざまな文字盤をプレビューしたり、大きな画面でタグ・ホイヤー スタジオを使うことができます。また、このアプリを使って、自分で撮影した写真を時計画面に設定することもできます。

まったく新しいタイムマネジメント・エクスペリエンス

　タグ・ホイヤーは、世界でも類を見ない、まったく新しいタイムマネジメント・エクスペリエンスを導入します。文字盤と同様、モジュール式となっているユニークな時計表示とアプリ Companionは、ユーザーの1日の予定を把握し、会議、仕事、電話、予定、旅行、その他多くのことについて知っておくべきことを表示します。これは、もう午後6時に花を買うために寄り道をするよう思い出させる、という類のものではありません。この新しいエクスペリエンスはユーザーのスケジュールに対応し、予定より遅れた場合でも、物事の途中の段階で思い出させます。たとえ当初の予定より15分遅れていたとしても。タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45は、現代のライフスタイルに合わせて時間という概念を見直します。つながり続けて下さい。そしてユーザーにとって時間とは何かを理解している時計を体験して下さい。

最後に

　タグ・ホイヤーはIntelおよびGoogleと密接に協力することで、スイスの時計製造の専門知識とコネクティビティやスマート テクノロジーとを融合させた高級時計を生み出しました。この時計はIntel® Atom™ プロセッサ Z34XXシリーズで駆動され、Android Wear™ 2.0で動作します。パワーとテクノロジーの融合。それは、さながら最新のGTカーのようです。

　 タグ・ホイヤーはIntelと協力し、時計の優れた性能と多数のコネクティビティ オプション（Bluetooth、Wi-Fi、GPS、NFCなど）の背後にあるスマート テクノロジーを作りました。これにより、ユーザーはOSとなるAndroid Wearのもとで提供される幅広い機能も利用することができます。マザーボードはスイスで製造されています。最終組立とテストは、ラ・ショー・ド・フォンにあるタグ・ホイヤーの自社ワークショップで実施されます。

　 タグ・ホイヤー コネクテッドは、4GBの記憶用メモリと、日中のフル使用に耐える最新世代リチウム バッテリーを内蔵しています。また、防水仕様の小型マイクロフォンを装備しているので、着用者はGoogle Assistantを使ってウォッチと意思疎通を図ることができます。さらに、サファイアクリスタル タッチスクリーンと3時位置の制御リューズも使用できます。

　 電話をオフにしたら、どうなるでしょうか。問題ありません。ウォッチは単独で計算、表示とデータ交換を行います。ユーザーがWi-Fi接続をお持ちであれば、クラウドとつなげることができます。もちろん、インストール済みのアプリケーション（ミュージック、タイマー、アラーム、歩数計など）は接続がない状態でも有効に機能します。

　 最新のAndroid Wear 2.0 アップデートにより、iPhoneユーザーも、時計に直接ダウンロード可能なアプリの揃ったプラットフォームのほぼ無限の世界と、優れた環境の恩恵を受けることができます。

　 また、この時計は、Android 4.3＋またはiOS 9＋で動作するスマートウォッチと簡単に同期できます。充電には接触式充電器を使用します。ウォッチを充電器の上に置けば、充電が始まります。

　 コネクテッド モジュールおよび機械式モジュールには2年間の保証がつきます。この期間は、タグ・ホイヤーが通常、自社の時計について提供しているのと同じ高い保証基準を満たすものです。全てのアクセサリー（ストラップ、バックル、ラグ、充電器）には1年間の保証がつきます。

　 タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45の国内販売価格は、175,000円（税抜）～です。

　 タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー 45 ラグジュアリー キットは、コネクテッド ウォッチ（グレード 5のチタン、チタン製ラグ、ブラウンのレザーストラップ）に加え、名誉あるCOSC認定クロノグラフ Heuer-02T トゥールビヨン機械式モジュール、および追加のブラック ラバーストラップで構成され、価格は1,835,000円（税抜）となっています。

　 このセットは、3段の引出付の豪華な展示ボックスに、時計と充電器を置くための卓上ディスプレイスタンドが付属します。

　EDOX（エドックス）が、2017年4月1日(土)～8月31日（木）の期間中、全国の百貨店を中心とした一部正規販売店にて、ブライダルキャンペーンを実施します。期間中、対象店舗で婚約記念品や結納返しの用途でエドックスをご購入の方に、時計の裏蓋に結婚記念日やイニシャル、2人だけの言葉などを刻める無料刻印サービスの他、もれなくお好きなメッセージやお名前を入れたオリジナルラベルのワインがプレゼントされます。

　 エドックスの創設者クリスチャン・リュフリ＝フルーリーは、妻の25歳の誕生日に自身がデザインして作った懐中時計を贈りました。この贈り物に感動した妻の勧めがきっかけとなり、エドックスが誕生したのです。ラブストーリーから始まり、130年以上にも及ぶ歴史を積み重ねてきたエドックスは、ギリシャ語で “時間” を意味します。まさに、これからの人生を共に刻んでいくというメッセージにふさわしいタイムピースです。

【キャンペーン概要】

開催期間：2017年4月1日（土）～2017年8月31日（木）
対象店舗：全国の百貨店を中心とした一部エドックス正規販売店
対象商品：エドックス全モデル
特典詳細：オリジナルラベルの赤ワインをプレゼント ※水引、時計裏蓋に刻印も承ります。

デルフィン オリジナルクロノグラフ

Ref.：10110-3M-BUIN
ケース径：43mm
ケース素材：316L SS
防水性：20気圧/200m
ストラップ：316L SSのブレスレット
ムーブメント：クォーツ、Cal.EDOX101
仕様：時針・分針・秒針、クロノグラフ、日付、ブルーダイアル、サファイアクリスタル風防（無反射コーティング）
価格：110,000円（税抜）

　ロンジンは、卓越したクォーツ技術を礎に、究極的な高精度ウォッチであるコンクェストV.H.P.を創り出しました。コンクェストV.H.P.は、ブランドのエレガントな世界観を保持しつつ、極めて優れた精度や洗練された技術、そしてスポーティーなルックなどを組み込み、クォーツの分野で新たな偉業を達成します。またこのモデルは、衝撃が加わったり磁場にさらされると針がリセットされる世界初のシステムを搭載しています。

　 ロンジンはコンクェストV.H.P.（Very High Precision：超高精度）と共に、タイムキーピングという分野においてパイオニアとなり、また得意としてきたこの技術に回帰します。新モデルであるコンクェストV.H.P.は、スイス・ヌーシャテル天文台にて発表されました。この天文台は、1954年にロンジンが世界初のクォーツ時計を開発し、多くの精度維持期間の記録を塗り替えた場所でもあります。今回、世界中から招待されたジャーナリストにこの新コレクションがお披露目されました。また、ロンジン社長であるウォルター・フォン・カネルと副社長兼インターナショナルマーケティングディレクターのファン＝カルロス・カペリが来場者を迎え、ロンジンの歴史を振り返ると共に、この新作が出るまでのクォーツにおける技術変革を紹介しました。

　またこのイベントの最中は、携帯電話の持ち込みを禁止することで、来場客をわずかな間ですが、今日の情報社会から解き放ちロンジンの世界観に浸れるよう配慮がなされました。天文台のガラスドーム内に作り出されたイベント限定のロンジンミュージアムは、ブランドの歴史と共に多くのイノベーションを紐解く場所です。来場者はまずロンジンによるミュージアムでの説明を受け、その後、次の部屋にて新作コンクェストV.H.P.を目にしました。また、天文台の外では、実際に時計を手にできるスペースが設けられました。

　 ロンジンのクォーツに関する歴史は、多くの技術革新とその成果の連続でした。1954年、ロンジンは初のクォーツ時計を開発。この時計はほどなくして、スイス・ヌーシャテル天文台で精度維持期間の記録を次々と塗り替えていきます。そして伝説的なクロノグラフ装置、Chronocineginesに搭載されたこのクォーツは、計時の歴史においてパイオニアとなり、1/100秒単位で撮影したネガを提供することによりフィニッシュラインを越える瞬間のアスリートの動きを追えるようになりました。その技術力を駆使したロンジンは、1969年にウルトラクォーツを発表します。それは、世界初の量産可能なクォーツ腕時計の発表でした。そして1984年には、当時の精度記録を打ち立てたクォーツキャリバーを搭載したコンクェストV.H.P.が発表され、飛躍的進歩を遂げました。

　 こうした歴史的な功績の延長としてロンジンは、ロンジン専用ムーブメントを搭載した新しいコンクェストV.H.P.をリリースします。このムーブメントは年差±5秒というクォーツウォッチとしては高い精度を誇り、衝撃が加わったときや磁場に晒されたときは、GPD（ギアポジション探知）システムを使って時刻を自動的に補正できるようになっています。こうした魅力的な機能は、非常に長寿命のバッテリーとパーペチュアルカレンダー機能と共に、このムーブメントを非常に優れたものとしています。究極のスポーティモデル、というコンクェストの真髄を捉えたこのタイムピースは、高い技術性と美しいダイナミズムを兼ね備えています。それにより、コンクェストV.H.P.は高精度モデルのトップランナーに位置づけられます。

　 コンクェスト V.H.P.は、ステンレススティールモデルとブラックPVDモデルの2タイプがあり、それぞれ3針/カレンダー付きのもの（41mm）とクロノグラフ（42mm）の2バージョンがあります。クロノグラフモデルは、時針、分針、秒針のほかに、3時位置に30分計、9時位置に12時間計、中央に60秒計を備えています。いずれのモデルも、電子リューズで容易に切り替えができ、バッテリーが切れる前に、EOLインジケーターが寿命が近いことを教えてくれます。フォールディングクラスプ付きのブレスレットが付属しています。