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Gressive ImpressionRICHARD MILLE CHARITY“DEAR FAMILY 2017” 決してあきらめない ―― 復興支援の道 東日本大震災・熊本地震 復興支援チャリティ2017 by リシャール・ミル

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Gressive Impression
RICHARD MILLE CHARITY“DEAR FAMILY 2017”
決してあきらめない ―― 復興支援の道
東日本大震災・熊本地震 復興支援チャリティ2017 by リシャール・ミル

2011年の東日本大震災への復興支援として始まった、リシャール・ミルによるチャリティ活動。本年の2017年も“DEAR FAMILY 2017”として継続することが発表された。これはリシャール・ミルが提供する、希少ピースのチャリティ・オークション落札金額が運営資金となっている。では、これまでの支援活動の内容と本年のオークションの詳細を報告したい。


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文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka


リシャール・ミル (RICHARD MILLE) についてのお問合せは……
リシャール・ミル GINZA
〒104-0061 東京都中央区銀座 8-4-2
TEL:03-5537-6688
>>リシャール・ミル (RICHARD MILLE) 公式サイトはこちら
>>リシャール・ミル (RICHARD MILLE)のGressive掲載ショップはこちら

/special/impression/20170804-richard-mille -
ブランドニュース ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) /sites/default/files/newsThumbnail/1619.jpg /sites/default/files/newsMainImage/1619.jpg /sites/default/files/newsImage2/1619.jpg

 ヴァシュロン・コンスタンタンは、260年以上も途切れることなく時計づくりを続けている世界最古の高級時計マニュファクチュール。2017年は日本初上陸100周年を記念し、東京・銀座ブティックにヘリテージピースが期間限定で集結します。


  時計製造における知識継承の中で生み出され、今もなお、時を刻み続ける稀少なヘリテージピースの数々が2016年に銀座ブティックにて展示され、大好評を博しました。2017年も9月9日(土)より、1910年代から1970年代の懐中時計/腕時計が20点以上展示される予定です。ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史遺産として価値あるタイムピースを<見て楽しむ>だけでなく、実際に<購入する>ことのできる、またとない機会となっていますので、ぜひお立ち寄りください。



VACHERON CONSTANTIN’S COLLECTIONNEURS EXHIBITION 概要
開催期間:2017年9月9日(土) ~ 10月15日(日)
開催会場:ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティック 2階
       東京都中央区銀座 7-8-8 Tel:03-3569-1755
営業時間:平日12時~20時、土11時~20時、日・祝11時~19時
定休日:なし



展示予定のヘリテージピース一例
(※売約済みとなった時計は展示されない場合もあります)


1928年製 エクストラフラット・ミニット・リピーター懐中時計 (写真右上)

ケース径:46.0mm
ケース厚:5.7mm
ケース素材:プラチナ
ムーブメント:手巻き、Cal.RA 17’’20/12
仕様:ミニット・リピーター、6時位置にスモールセコンド、ブラック・エナメ ルのアラビア数字、アーカイブ保証書付き
価格:6,250,000円(税抜)


1958年製 マルタ十字型ラグ付き機械式自動巻き腕時計 (写真右下)

ケース径:35.00mm
ケース素材:18K イエローゴールド
ムーブメント:自動巻き、Cal.12’’ P1019
仕様:サンレイ仕上げのシルバーダイヤル文字盤、イエローゴールド製のインデックス、マルタ十字から想を得たラグのシェイプを使用、アーカイブ保証書付き
価格:1,875,000円(税抜)

[お問合せは]
ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL:0120-63-1755
www.vacheron-constantin.com
ブランドニュース アーミン・シュトローム(Armin Strom) /sites/default/files/newsThumbnail/1618.jpg /sites/default/files/newsMainImage/1618.jpg /sites/default/files/newsImage1/1618.jpg

 Armin Storm(アーミン・シュトローム)が、オンリーウォッチ・オークション 2017において、アートとウォッチメイキングの境界線を打ち破るタイムピースを出品します。モダンなスイス ウォッチメイキングの芸術と、アメリカ人アーティスト、Hunt Slonem(ハント・スローネム)の表現力豊かなペインティングの融合は、まさに2つの手法による本物の芸術作品です。



ミニチュアの偉大なるアート


 オンリーウォッチに出品されるアーミン・シュトロームのマニュアル ハント・スローネム・エディション(Hunt Slonem Edition)は、ケース径が43.4mm のチタニウム製で、オフセンターの時・分表示とスモールセコンドを備えた手巻きムーブメント、キャリバー AMW11が搭載されています。オープンワークの香箱は、約5日間のパワーリザーブを供給します。また地板とブリッジには手作業による繊細な装飾とエングレーブがなされているということは言うまでもありません。


  ダイアル側には、ハント・スローネムのコンテンポラリー・アートが再現されています。パステルの色合いとパワフルなラインによる構成は、彼の有名な「バニー・ペインティング」シリーズを引き継いでいます。オークションの入札者は、時計とともに、46×31cm の時計の色とモチーフを取り入れたハンドペイントのサイン入り原画を入手することができます。“Rex” と題された彼の作品では、彼の特徴的なリニアスタイリングのベースとして油絵具に金属顔料が使用されています。



ハント・スローネムとアーミン・シュトローム社


 アーミン・シュトロームのオーナーであり、アートの愛好家でもあるSerge Michel(サージュ・ミシェル)は、長い間スローネム作品のファンでした。それゆえ彼は、この共同プロジェクトのために世界的に有名なニューヨークのアーティストを迎えることができたのを喜びました。現在、約250のミュージアムに出品されている、世界中でひっぱりだこの彼の作品は、ブルックリンにある自身のスタジオで創作されています。熱帯性動植物に対する解釈は別として、スローネムの好んだテーマは「バニー・ペインティング」に見られるように、自分の生まれ年の干支である「ウサギ」であり、彼はそれを1980年代の初めから取り入れています。

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オンリーウォッチ・オークション


 サージュ・ミシェルとハント・スローネムは、この共同作品をモナコの財団に捧げたいと思いました。「この協力を通じてデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy)の研究に貢献できることを誇りに思っています」と強調しました。オンリーウォッチ・オークションは、ウォッチメイキングの世界において非常に権威のある名前で、2年に1回、各時計ブランドの専門性を披露する機会を与えるものです。前回のこのイベントでは、1040万ユーロの記録が達成されました。2017年11月11日、ジュネーブで開催されるこの特別なオークションにて、49ウォッチブランドのユニークモデルが出品されます。



Manual Hunt Slonem Edition
マニュアル ハント・スローネム・エディション

ケース径:43.40mm
ケース厚:13.00mm
ケース素材:チタニウム
防水性:5気圧 (50m)
ストラップ:ブラックのホーンバック・アリゲーター・ストラップ、チタニウム製のアルディオン・バックル
ムーブメント:手巻き、Cal.AMW11、毎時18,000振動、約5日間パワーリザーブ、20石
仕様:オフセンターの時・分表示、スモールセコンド、ダイアルにハント・スローネムのアート、無反射加工サファイアクリスタル風防、ブラックのラバーストラップが付属、チタニウム製ダブル・フォールディング・バックル(オプション)
限定:ユニークピース

アーミン・シュトローム(Armin Strom)についてのお問合せは…
株式会社ノーブルスタイリング
TEL:03-6277-1604
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BASEL WORLD2017 BLANCPAIN New Model2017年 ブランパン新作情報

複雑機構、復刻、そしてユニークピースまで高いクリエイションを実感できる新作
ブランパン(BLANCPAIN)

 2016年、ブランパン(BLANCPAIN)はレディス・コレクションの「レディバード(Ladybird)」がデビュー60周年という節目を迎えたこともあり、これを記念した限定モデルがひとつの大きな話題となっていた。


 2017年のバーゼルワールドでは、こうしたアニバーサリー的な話題こそなかったものの、コンプリケーションから復刻モデル、レディス・モデル、そしてユニークピース(単品製作モデル)まで、バリエーションに富んだ7モデルの新作を発表。そのいずれもが、ブランドの高い技術力をアピールするものであった。それを象徴していたのが、「ヴィルレ コレクション(Villeret Collection)」に新たに加わった3つのタイムピースである。


「ヴィルレ デイ・デイト(Villeret Jour Date)」は、モデル名が示すとおり、コレクション初となる “デイ・デイト” コンプリケーションを搭載し、シンプルかつエレガントな佇まいが印象的なモデル。


 一方の「ヴィルレ ウィークリーインジケーター ラージデイト 8デイズ(Villeret Semainier Grande Date 8 Jours)」は、週番号表示、曜日表示、ラージデイトを採用。情報量が多いながらも、各表示の判読性に優れ、かつヴィルレらしい上品な仕上がりとなっている。


 そして、ユニークピースの「ヴィルレ 8デイズ マニュアル(Villeret 8 Jours Manuelle)」は、「雌牛の闘牛」をモチーフとした作品。レッドゴールドにエングレービングされた闘牛の様子は、2016年に発表された「神奈川沖浪裏」同様、一見して目を奪われるクリエイションである。


 もうひとつの代表的コレクション「フィフティ ファゾムス(Fifty Fathoms)」も含め、ブランパンは2017年も意欲的な作品を取り揃えてきた。



取材・文:竹石祐三 Report&Text:Yuzo Takeishi
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2017年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



ブランパン(BLANCPAIN) についてのお問合せは……
ブランパン ブティック銀座
〒104-8188 東京都中央区銀座 7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター4F
TEL: 03-6254-7233
>>ブランパン(BLANCPAIN) 公式サイトはこちら
>>ブランパン(BLANCPAIN)のGressive掲載ショップはこちら

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ブランドニュース A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SÖHNE) /sites/default/files/newsThumbnail/1616.jpg /sites/default/files/newsMainImage/1616.jpg /sites/default/files/newsImage2/1616.jpg

 ドイツが誇る機械式マニュファクチュールの最高峰、A.ランゲ&ゾーネが毎夏恒例となっている日本最大級の時計の祭典「第20回 三越ワールドウオッチフェア」に、2017年も出展します。


  2017年1月にジュネーブで開催された、SIHH(国際高級時計展)でも会場の話題を攫った人気作「ランゲ1・ムーンフェイズ」や「1815 アニュアルカレンダー」などの新作モデルを始め、通常はめったにご覧いただくことができないコンプリケーションモデルなど、本フェアのために数多くのコレクションが取り揃えられています。


  ブース内には、A.ランゲ&ゾーネ独自の機構開発にまつわる展示などもあり、ブランドの世界観を楽しくご覧いただけます。この機会に是非足をお運びください。



第20回 三越ワールドウォッチフェア 概要
開催会場:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-4-1
       日本橋三越本店 本館7階催物会場
開催期間:2017年8月16日(水)~8月28日(月) ※8月22日は店舗休業日
開場時間:10:30~19:30 ※最終日(28日)は18:00閉場
お問合せ先:日本橋三越本店 時計サロン TEL 03-3241-3311 大代表



ランゲ1・ムーンフェイズ


Ref.:192.029 (写真右上)
ケース径:38.5mm
ケース厚:10.2mm
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:ブラックの手縫いアリゲーターベルト、ホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻、Cal.L121.3(自社製)、毎時21,600振動、72時間パワーリザーブ、47石
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、パワーリザーブ表示、ランゲ・アウトサイズデイト、デイ・ナイト表示兼用ムーンフェイズ表示、耐震機構および偏心錘付きテンプ、スワンネック形バネと側面にある調整用ビスにより微調整可能なビートエラー補正装置、サファイアクリスタル風防、シルバー無垢製ブラックダイヤル、ロディウム仕上げゴールド製の夜光性インデックスと針
価格:4,500,000円(税抜)


Ref.:192.032 (写真右下)
ケース径:38.5mm
ケース厚:10.2mm
ケース素材:ピンクゴールド
ストラップ:レディッシュブラウンの手縫いアリゲーターベルト、ピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻、Cal.L121.3(自社製)、毎時21,600振動、72時間パワーリザーブ、47石
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、パワーリザーブ表示、ランゲ・アウトサイズデイト、デイ・ナイト表示兼用ムーンフェイズ表示、耐震機構および偏心錘付きテンプ、スワンネック形バネと側面にある調整用ビスにより微調整可能なビートエラー補正装置、サファイアクリスタル風防、シルバー無垢製シルバーダイヤル、ピンクゴールド製の夜光性インデックスと針
価格:4,500,000円(税抜)

[「A.ランゲ&ゾーネ」 に関するお問合せは]
A.ランゲ&ゾーネ
TEL:03-4461-8080
www.alange-soehne.com/ja/
ブランドニュース ミドー(MIDO) /sites/default/files/newsThumbnail/1615.jpg /sites/default/files/newsMainImage/1615.jpg

 ミドーが、北海道札幌市の大丸札幌店5階 時計売場に2017年7月26日(水)にミドーコーナーをオープンします。北海道初の出店となります。


  1959年からのロングセラーである「コマンダーシリーズ」から、洗練された顔立ちに高精度なムーブメントを搭載した、コマンダー キャリバー80 クロノメーターが大丸札幌店先行発売商品として店頭に並びます。どんなシーンやファッションにもよく馴染む、シックなデザインに、クロノメーター認定ムーブメントを搭載し、最大80時間パワーリザーブを実現しています。

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 快適な着け心地と高い機能性をあわせ持つ、エレガントなドレスウォッチからスポーティーなモデルまで、お客様のニーズにお応えできる商品を幅広く取り揃えています。


  ミドーは、1918年、ジョージ シャレンによってスイスで設立されたブランドであり、スイス ジュラ渓谷の麓、ル ロックルに本拠地を構えています。ミドーというブランドネームはスペイン語で「Yo mido」- 私は計測する - という意味から名づけられました。


  「時を超えること、それは真実のデザインの証」という信念のもとに、控えめな美しさ、信頼性、そして機能性を融合させることを目指しており、めまぐるしく変わる流行にとらわれないタイムレスで高精度な機械式時計を、ミドーは一世紀にわたって製造し続けています。現在は世界的時計メーカーを数多く擁するスウォッチグループの一員です。



ミドー 大丸札幌店 詳細

所在地:〒060-0005 札幌市中央区北5条西4丁目7番地
       大丸札幌店 5階 時計売場
営業時間:10:00~20:00



大丸札幌店 先行販売品


コマンダー キャリバー80 クロノメーター

Ref.:M021.431.11.061.00
ケース径:40.0mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:SS
防水性:5気圧
ストラップ:SS
ムーブメント:自動巻き、80時間パワーリザーブ
仕様:COSC認定クロノメーター
価格:149,000円(税抜)

ミドー(MIDO)についてのお問合せは…
ミドー /スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7190
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BASEL WORLD2017 CUERVO Y SOBRINOS New Model2017年 クエルボ・イ・ソブリノス新作情報

“平常心”で迎えた創立135周年。豊富な新作群で健在ぶりを発揮
クエルボ・イ・ソブリノス(CUERVO Y SOBRINOS)

 1882年、キューバの首都ハバナで創業した時計宝飾店「ラ・カーサ(La Casa=家)」を源流とするクエルボ・イ・ソブリノス(Cuervo y Sobrinos)。


 創業135周年を迎えた2017年の今年、ブースにはこれといった特別な演出は施されないものの、その熱気を感じる活況ぶりは相変わらずだ。中央に設えたバーでは、ヘミングウェイが愛したカクテル “モヒート” が供され、テーブルではシガーをたしなむ男女が歓談する。この光景も当たり前となったが、趣向を凝らしたブースが建ち並ぶバーゼル会場でも、ここはハバナのクラブをそのまま持ち込んだかのような一種独特なムードが漂っている。


 2017年の新作群は135周年を祝う記念モデル一色に染まることはなく、いつものようにバラエティ溢れるモデルが豊富に用意された。


 創業135周年記念の唯一と言えるイチ押しの新作「ヒストリアドール トラディション(HISTORIADOR TRADICIÓN)」は、1940年代モデルを手本としたヴィンテージ風味溢れる快作。同年代モデルを範とするGMT「ヒストリアドール ヴェロ GMT(HISTORIADOR VUELO GMT)」は、大型の三角型スケルトン秒針が特徴。また「ヒストリアドール フレチャッツォ(HISTORIADOR FLECHAZO)」や、文字盤中央部が独創的なデザインのワールドタイマー「ヒストリアドール ヴェロ オラス デル ムンド(HISTORIADOR VUELO HORAS DEL MUNDO)」もクエルボ・イ・ソブリノスの魅力満開だ。


 1959年のキューバ革命で休眠状態にあった同社は、現プレジデントのマルツィオ・ヴィラ氏により2001年に再興、バーゼルデビューの2003年から数えて早14年が経過した。デビュー15年目となる来年はどのような新作で我々を迎えるのか、早くも楽しみである。



取材・文:田中克幸 Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi

※表記は2017年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



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SIHH2017 SPEAKE-MARIN New Model2017年 スピーク・マリン新作情報

ブランド史上初のSIHHへの出展を実現! 新たなフェーズへ進む独立ブランド注目株
スピーク・マリン(SPEAKE-MARIN)

 2004年にデビューした「スピーク・マリン(SPEAKE-MARIN)」。2017年はブランド史上初めて、ジュネーブで開催されるSIHHにて新作発表を実現し、多くの時計関係者からその成長ぶりが評価された。


 スピーク・マリンがブースを設けたのは「カレ・デ・オルロジェ(CARRÉ DES HORLOGERS)」と呼ばれる一角。これはフランス語で「時計の広場」という意味で、独立系ブランドが集結した特別展示コーナーである。


 ここに初のブースを出展したスピーク・マリンの新作で、まず我々が注目したのは、トゥールビヨン、ミニッツリピーターカリヨン、オートマタ(自動人形装置)を搭載する自社製造の複雑ムーブメントを採用した「クレイジースカル トゥールビヨン ミニッツリピーター(Crazy Skulls Tourbillon Minute Repeater)」だ。


 このモデルではスカルを重ねることでハートの形を作り、その下に時計の心臓部であるトゥールビヨン脱進機を設置するという粋なアイデアが秘められている。


 また、新作「ワン・アンド・ツー(One & Two)」には、巻き上げ効率に優れるタングステン製自動巻きマイクロローターをムーブメントに埋め込むことで薄型化を実現した、自社製造の「Cal.SMA01」を搭載。薄型ムーブメントに合わせ、これまでより格段に薄い新しいピカデリー・スタイルのケースを開発し、装着感を向上させた。


 そしてスピーク・マリンと言えば1本針モデル。新作「ブラック ヴェルシェダ ゴシック(Black Velsheda Gothic)」は、従来ホワイト・ダイアルだけだったが、ブラックのエナメル・ダイアルを新たに採用。さらに人気の「サーペントカレンダー」のモデルにも日付表示をダイアル外周部に移した新型文字盤が追加された。



取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2017年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



スピーク・マリンについてのお問合せは…
株式会社 大沢商会 時計部
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町1-7 スクエア日本橋5階
TEL:03-3527-2682(時計部)
SPEAKE-MARIN(スピーク・マリン) のGressive掲載ショップはこちら

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BASEL WORLD2017 CORUM New Model2017年 コルム新作情報

コルム時計史に残る2大名品。その堅実な進化が物語る希望の未来
コルム(CORUM)

 1955年以来、その先駆的なデザインで歴史を築いてきたコルム(CORUM)。


 彼らの創造力は1950年代後期から黄金時代を迎え、本物の米20ドル金貨を用いた「コイン・ウォッチ」(1964年)や、ベゼル上に直接ローマ数字インデックスを刻印した「ロムルス」(1966年)等を歴史に残している。だが何といっても時計史に刻まれる名品は、事実上のブランド創立年である1955年から、わずか5年後の1960年に誕生した角型防水時計「アドミラルズ カップ」と、特殊な直線輪列機構を持つ1980年の「ゴールデンブリッジ」である。


 やがて時代が21世紀に入ると、コルムのデザインはケース形状やダイアルにアート性を強く意識した傾向も見られたが、2010年前からは自社アーカイブの継承を強く意識した時計、いわば原点の再検証が見られ始めた。


 その代表モデルが、2017年でも強い存在感を示した「アドミラル(ADMIRAL LEGEND 42)」である。長らく時計愛好家の記憶に刻まれてきた1980年代モデルの伝統を引き継ぐデザインで、それは国際海洋信号旗を引き写したインデックスに明確に見て取れる。一時期はこのインデックスが目立たなくなり、それに物足りなさを感じていたコルム・ファンもいたのは事実。だが、彼らの声を聞き入れ明快なデザインコードを維持する当モデルは、スイス本国の正しい判断の結果である。


 そしてもうひとつ忘れてはならないのが、コルムの歴史遺産を現代に継承する「ゴールデンブリッジ(Golden Bridge)」。独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼが考案した直線状の輪列構造を備えることで、時計デザインの自由度が大幅にアップ。その結果、1930年代の代表的建築様式であるストリームラインを採り入れた今回の新作も可能にした。


 現代的なアプローチは試みながらも、自社の遺産を尊重するコルムの姿勢に、明るい未来が予感できたバーゼルである。



取材・文:田中克幸 Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi

※表記は2017年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



CORUM(コルム)についてのお問合せは…
株式会社ジーエムインターナショナル
〒110-0015 東京都台東区池之端 1-6-13 境会館2階
TEL: 03-5828-9080
>>CORUM(コルム)のGressive掲載ショップはこちら
>>CORUM(コルム)公式サイトはこちら

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BASEL WORLD 2017 LOUIS MOINET New Model2017年 ルイ・モネ新作情報

科学啓蒙時代のメカニズムを現代の技術で新たに定義する
ルイ・モネ(LOUIS MOINET)

 19世紀の科学啓蒙時代を生きたフランス人、ルイ・モネ(Louis Moinet。1768~1853)。アブラアン=ルイ・ブレゲと長年にわたる親交があり、船舶・天文・標準時計等の科学精密計器のみならず芸術分野まで広がっていた彼の活動領域を考えると、レオナルド・ダ・ヴィンチのような “万能人” に近い存在だったのではないかと思われる。


 精密機器発明で有名な業績のひとつが、1816年完成の「60分の1秒計」。すなわち現代のクロノグラフで、毎時216,000振動数(2万1600ではない)という超高振動性能を有していた。これは昨年(2016年)の「ギネス世界記録」で “世界最初のクロノグラフ” に公式認定され、ヨーロッパの各メディアでもウェブリポートされている。


 この歴史に名が埋もれた万能人の名は、2004年に新たな時計工房として復興、その功労者が創立者であり現CEO兼クリエイティブ・ディレクターのジャン=マリー・シャラー氏である。


ルイ・モネ(LOUIS MOINET)

 1990年代にペルレ(PERRELET)復興の実績がある彼は、個人的に19世紀の科学主義、例えばジュール・ベルヌなどのSF世界にも興味を持っており、それがルイ・モネに注目した遠因と思われる。


 2017年は都市建築を現代的に解釈した、名称もそのものズバリの「メトロポリス ブラック&レッド(Metropolis Black & Red)」や、彼らのテーマである天体に関係したサテライト・トゥールビヨン「スペース ミステリー(Space Mystery)」を発表、独自の世界観を提示した


 ギネスレコード認定の “60分の1秒クロノグラフ” を顕彰する2015年の「メモリーズ(MEMORIS)」限定モデルは、翌年のジュネーブ・ウォッチ・グランプリ(GPHG The Grand Prix d’Horlogerie de Geneve)の公式選定(Official Selection)時計となった。


 復興13年で着実な実績を残しているルイ・モネが、今後どのような科学啓蒙主義を見せてくれるのか期待したい。



取材・文:田中克幸 / Report & Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2017年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。


"LOUIS MOINET(ルイ・モネ) についてのお問合せは……
株式会社ムラキ
〒103-0027 東京都中央区日本橋 3-9-10
TEL: 03-3273-0321
>>"LOUIS MOINET(ルイ・モネ) 公式ページはこちら
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