BASELWORLD 2018 CORUM New Model2018年 コルム新作情報
個性的なスタイルに磨きをかけている

2017年11月から日本での本格的な展開を再開した「CORUM(コルム)」。既にオールドファンを中心に人気が再燃しているようだが、それを牽引するのは、かつて「アドミラルズカップ」の名称で親しまれた「アドミラル」コレクション。カラフルな国際海洋信号旗をインデックスに用いるスタイルで人気を集めている。しかし世界的には、コルムのアイコンである「ゴールデンブリッジ」の人気も高く、日本でも今後は力を入れていくそうだ。
バーゼルワールドの会場では、芸術家のアレクセイ・サブーロフがシルバーコインに彫刻作業を行っていたが、このコインを時計とする「ヘリテイジ アーティシャン コインウォッチ」として発売。さらには若手層を意識して「バブル」コレクションにも注力。幅広い個性を磨いており、ますますコルムから目が離せなくなりそうだ。
>>>アドミラル Legend 42 クロノグラフ(ADMIRAL Legend 42 CHRONOGRAPH)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2018年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
BASELWORLD 2018 FLASH Report CORUM BOOTH2018年BASELWORLD コルム ブース画像
BASELWORLD 2018のコルム ブースの様子を全天周画像でご覧いただけます。スマートフォンでご覧の方は、FACEBOOKページにてご覧いただけます。
ブース撮影:篠田哲生 Photo:Tetsuo Shinoda
159551 159553 staticcontent
Jaquet Droz | 2つの比類なきクリエーションが披露された「THE STORY OF THE UNIQUE-ジャケ・ドロー創業280年特別展-」第6ステージ
「銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM」に展示された、唯一無二の懐中時計「パロット・リピーター(PARROT REPEATER)」
Jaquet Droz
2つの比類なきクリエーションが披露された
「THE STORY OF THE UNIQUE
-ジャケ・ドロー創業280年特別展-」第6ステージ
ジャケ・ドローが、ブランド創業280年を祝う特別展を銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMにて2018年6月24日まで開催し、2018年の新作および、「パロット・リピーター ポケットウォッチ(PARROT REPEATER POCKET WATCH)」&「サイニング・マシーン(THE SIGNING MACHINE)」といった2つの比類なきクリエーションが披露されました。
高名な創業者ピエール-ジャケ・ドロー(1721年-1790年)の遺産を継承するジャケ・ドローは、ブランドにとって大切な時計愛好家の皆様にクリエーションを披露するため世界中を巡っています。
「the Story of the Unique」と名付けられたこの特別展は、ジャケ・ドロー創業280周年を称えています。これまですでに5つの都市(香港、ミラノ、チューリッヒ、マカオ、リスボン)を巡り、特別展の3大テーマ「アトリエ・オブ・アート(ATELIERS D’ART)、オートマタ、グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)」が披露されています。
同特別展は、2018年6月21日にプレビューが開催され、ジャケ・ドロー ブティック銀座に程近いGINZA SIX 6階にある銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUMで開催されました。
会場に蔦屋書店を選択したのは偶然ではありません。スローガンに、《Some watches tell time, some tell a story》を掲げて以来、ジャケ・ドローと時および顧客との関係は、まるで1冊の本のように、ブランドの現代的なクリエーションはもちろん、280年の歴史に沿って刻まれています。イベント会場は、等身大の開いた本を中心に演出がなされており、来場者の一人一人が魅力あふれる時計製造の歴史に浸れるようになっていました。
2018年6月24日まで開催されたこの時のイベントに参加すべく、クリスチャン・ラトマン(ジャケ・ドロー社CEO)およびクリストフ・サビオ(スウォッチ グループ ジャパン株式会社 代表取締役社長)が、2018年6月21日のプレビューでホストを務めました。ジャケ・ドローは、この機会にアトリエ・オブ・アート(ATELIERS D’ART)の職人を呼び寄せ、特別に実演を行い、文字盤に施す細密画の緻密さを披露しました。
ラ・ショー・ド・フォンのブランドが、日本初公開の作品を含む2018年の新作を数多く展示し、さらに2つの作品が特別に披露されました。
まず1つ目は、ジャケ・ドローが持つ時計製造技術および、エナメル装飾、エングレービング、細密画、宝石のセッティングを始めとする装飾工芸技術を結集した、唯一無二の懐中時計(世界限定1/1)「パロット・リピーター(PARROT REPEATER)」です。このめったに展示されることのない極めて崇高な傑作は、オートマタの長い歴史を受け継ぎ、新たな技術的・創造的・芸術的展望を切り開いています。
そして2つ目の「サイニング・マシーン(THE SIGNING MACHINE)」もまた、見事なまでに生きているものを魅惑的かつ神秘的に模倣する驚異的な機構を実現して、ピエール-ジャケ・ドローの遺産を引き継いでいます。4年もの期間を研究開発に費やしたこの新作オートマタは、手作業により組立て・装飾を施した585個の部品で構成された類稀な機構であり、ジャケ・ドローの職人の手でコード化された、一人の人物のサインを比類のない滑らかさで再現します。
2018年の新作の傍らでは、ジャケ・ドローのシンボル、グラン・セコンド スケルトン(GRANDE SECONDE SKELET-ONE)や、女性らしく繊細なレディ 8 プティ(LADY 8 PETITE)がジャケ・ドロー創業280周年を華やかに彩っています。
またオープニング・プレビューには、400年の歴史を持つと言われる伝統芸能、歌舞伎の大名跡を襲名した、三代目 市川右團次丈が登場。トークショーでは、ジャケ・ドローと共通の使命である、伝統を継承するということについて等が語られ、日本とスイスの芸術の融合が披露されました。
パロット・リピーターポケットウォッチ
オートマタコレクション
-
-
Ref.:J080533000
ケース径:56mm
ケース厚:27mm
ケース素材:手作業による彫刻、パイヨンエナメル装飾、216個のイエローダイヤモンド(0.72カラット)、23 個のルビー(0.11カラット)、2個のマルキーズカットルビー(1.1カラット)、111個のピンクサファイア(0.34カラット)、 2個のマルキーズカットピンクサファイア(1.12カラット)、9個のブルーサファイア(0.04カラット)、2個のマルキーズカットブルーサファイア(3.26カラット)、85個のイエローサファイア(0.10カラット)、621個のエメラルド(2.42カラット)を施した18Kレッドゴールド
防水性:非防水
ムーブメント:ミニッツリピーター機能付手巻きムーブメント、Cal.JAQEUT DROZ RMA88、シングルバレル(パロット/オウム、孵化する卵、滝が流れるアニメーション)、69石、48時間パワーリザーブ、毎時18,000振動
仕様:ケースバックに「Piece unique」の刻印、手作業による彫刻と彩色を施したホワイト マザー オブ パールダイアル、ホワイトマザー オブ パールサブダイアル手作業による彫刻と彩色を施した18Kレッドゴールドの装飾
限定:ユニークピース
価格:114,120,000円(税抜)
サイニング・マシーン
オートマタコレクション
Ref.:J899.000.070
ケースサイズ:250.00mm×130.00mm×266.20mm
ムーブメント:JAQEUT DROZ MASIF AUTOMATON、2分パワーリザーブ
限定:世界限定8台
価格:17,120,000円(税抜)
staticcontent
モーリス・ラクロアが、ゲーム感覚のグローバルキャンペーン『#CHASEYOURWATCH』(リアル宝探しゲーム)の開催地を、SNS投票によって決定するキャンペーンを実施すると発表しました。
2018年1月からスタートしたグローバルキャンペーン『#CHASEYOURWATCH』は、モーリス・ラクロアの公式SNS(Facebook/Instagram/Twitter)から発信されるヒントを元に、宝の隠し場所を探し出すリアル宝探しゲーム。世界各国の中から選ばれた4都市(ロサンゼルス・東京・ロンドン・ベルリン)で行われ、各都市の勝者は2018年3月にスイスのバーゼルで開催された「バーゼルワールド 2018」にご招待。そしてバーゼルワールドの会場で行われた最終ゲームに挑戦し、勝者にはモーリス・ラクロアの限定ウォッチ(=宝)がプレゼントされました。
本来は、4都市のみで開催するグローバルキャンペーンでしたが、大好評であったため続編が決定。2018年6月にはチューリッヒで第4弾のリアル宝探しゲームが開催されました。
/sites/default/files/newsImage2/02_40.jpg今回、モーリス・ラクロアは次の開催地を公式SNSで投票を募り、一番票の多い都市で開催することを発表しました。2018年2月に行われた東京に続き、あなたの町でもリアル宝探しゲームが開催されるかも?
皆さんもぜひ1票を入れてください。Your Vote Is Your Choice! Your Time Is Now!
<キャンペーン概要>
開催期間:2018年7月2日(月) ~ 7月18日(水)
投票方法:モーリス・ラクロア公式SNS(Instagram/Facebook)キャンペーン募集の投稿のコメント欄に希望都市(OSAKAもしくはFUKUOKA)とハッシュタグ「#CHASEYOURWATCH」を入力
公式アカウント:インスタグラム(@mauricelacroix)
Facebook (@mauricelacroixJP)
※「東京」は2018年2月に開催されたので、東京以外の都市(大阪/福岡)を投票してください。
DKSHジャパン株式会社
TEL: 03-5441-4515 表示
スイス、ヘルシュタインに本社を置く、独立系時計メーカー、オリスが、そのブランドの世界を紹介するスタイリッシュで新しい「オリス ブティック」をチューリッヒにオープンしました。
チューリッヒのレンヴェークにある革新的なブティックは、110m²の面積で2つのフロアからなります。1Fのショップフロアでは、オリス製品を通してお客さまを美しいヴァルデンブルク渓谷と1904年以来オリスが時計を作り続けているスイスのヘルシュタイン村へいざないます。
2Fは、VIP顧客やプレスのためのイベントスペースです。
メインストリートから少し奥に入ったスタイリッシュな環境の新しいブティックは、オリス・バーとオリス・ラウンジのコンセプトも持ち合わせており、リラックスして本格的な焙煎コーヒーや、オリスオリジナルのビール・ジンを楽しみながら、オリスのコレクションを穏やかにゆっくりとご覧いただけます。
オリスのCEO ロルフ・ステューダー(Rolf Studer)氏は、「チューリッヒは世界的にもデザイン意識の高い街の1つで、オリスの現代的な時計デザインを紹介するのに最適な場所です。私たちは、お客様にオリスの独立した時計製作と独立した思考を探索していただける、ダイナミックな空間を作り出しました。そして、それがお客様の選択に役立つだろうと確信しています」と言っています。店内では、ブロンズケースのカール・ブラシア クロノグラフ リミテッドエディションや、2018年で誕生80周年を迎えた象徴的なビッグクラウン ポインターデイトなど、オリスの豊富な時計制作の遺産や最新のデザインを紹介しています。
オリスは、オリス・オープン・ディスプレイのコンセプトも推進しています。これは、スタイリッシュなワークベンチに時計を展示して、お客様がそれらを手に取り試着することで、インタラクティブな記憶に残る顧客体験を提供するものです。オリスの114年の歴史をご存知の方にもそうでない方にも、お楽しみいただけるよう、オリスの歴史と製品を熟知した高度に訓練されたスタッフによってサービスが提供されます。
チューリッヒのオリスブティックは、2018年6月22日 金曜日にオープニングイベントを、翌日の土曜日にはStyle Ride(www.styleride.ch)とのパートナーシップで自転車イベントも開催されました。そして同日、チューリッヒで開催された都市自転車ツアーの主なパートナーにもなり、DJ Evangelosの音楽を含む「Oris x Style Ride Event」も開催されました。ブティックのオープニングは、街の広報キャンペーンでも紹介されました。
ステューダー氏は次のように続けました。「これは、オリスブティック戦略の発展のための刺激的なステップであり、記念すべき瞬間です。今年の夏、ロンドンのメゾン・オリス・ブティック、バーゼルとオリス・ポップアップの成功を通して、私たちは今、お客様にオリスの話を披露し、”Go Your Own Way”の哲学を紹介しています。オリスの独立した精神とは、美しくデザインされ、高品質で、現実世界で手に届く時計を作成することでした。新しいブティックをとおして、オリスのストーリーや時計に、これまで以上に親しんでいただけます。私たちは世界中のオリスのお客様をこの新しいブティックに迎え入れることを楽しみにしています」
オリス(ORIS) についてのお問合せは……オリスジャパン株式会社
TEL:03-6260-6877 表示
自由かつ大胆な発想で独創的な時計を数多く生み出しているコルムが、特徴的なドーム型サファイアクリスタルの風防で人気の「バブル」コレクションよりサルバドール・ダリをモチーフにした新作モデルを、2018年8月より全国の正規販売店にて発売します。
“CRAFT YOUR DREAM(夢をかたちに)”をブランドスローガンとするコルムは、現代アートの世界で活躍する数々の若手アーティスト達とのコラボレーションウオッチを発表しています。今回発売される「ビッグバブル 52 マジカル」は、イタリア系カナダ人の画家エリザベッタ・ファントン(35)とのコラボレーションです。彼女が得意とするのは、50~70年代のポップアートにインスパイアされた、独特な色遣いで描く人物画。「ビッグバブル 52 マジカル」には、宇宙の旅をテーマに、時間と空間を超えた宇宙飛行士が描かれています。周りをうずまくネオンオレンジのまばゆい光で目を大きく見開いた宇宙飛行士が、ダークグリーンの背景に飲み込まれるようなデザインです。
「バブル」の特徴である、ドーム型サファイアクリスタル越しに見るエリザベッタのアートダイアルは、さらに幻想的です。11mmもの分厚いクリスタルは、レンズのごとく文字盤を拡大させると同時に歪ませます。この作用を活かすため、目に錯覚を生じさせるような巧みなデザイン技術が使われているのです。
/sites/default/files/newsImage1/01_25.jpgまた、ブラックPVD加工を施したチタン製ケースとベゼルに、同じカラーのラバーベルトを組み合わせたブラックの一色遣いで、深淵な宇宙を表現しています。
常に独創性を追求する「バブル」は、ダイアルの内側に針を隠し、針の先端の大小の丸いバブルで時分を示します。「ビッグバブル 52 マジカル」は、ほかの誰かと同じでは飽き足らない方、夢や野望、想像を膨らませている方、身に着けるすべての方々に自由を捧げるスペシャルなタイムピースです。
/sites/default/files/newsImage2/02_38.jpgBIG BUBBLE 52 MAGICAL
ビッグバブル 52 マジカル
Ref.:L390/03667
ケース径:52.0mm
ケース厚:20.2mm
ケース素材:ブラック PVD チタン(グレード5)
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブラックラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.CO390、毎時28,800振動、65時間パワーリザーブ、30石、コートドジュネーブ仕上げ
仕様:ドーム型サファイアガラス風防(無反射防止加工)
限定:世界限定88本
価格:830,000円(税抜)
発売予定:2018年8月
GMインターナショナル
TEL:03-5828-9080
corumwatch.jp/ 表示
2018年6月4日、ジュウ渓谷の中心に位置するオーデマ ピゲを育んだ地、ル・ブラッシュで新しいHotel des Horlogers(時計師ホテル)が着工しました。
オーデマ ピゲ取締役会会長ジャスミン・オーデマ、同副会長オリヴィエ・オーデマ、CEO フランソワ=アンリ・ベナミアスの出席のもと、式典とカクテルパーティーが行われました。また、プロジェクトのメインパートナーであるデンマークの建築事務所BIGやスイスの建築事務所CCHE、さらにヴォー州やジュウ渓谷の当局担当者も出席しました。
/sites/default/files/newsImage2/02_31.jpg式典では、ジャスミン・オーデマがホテルの原点や世界に向けて開かれた姿勢、ジュウ渓谷の伝統の伝承や自由な想像力に対する敬意を融合したユニークなプロジェクトについて発表しました。「このプロジェクトは決して簡単なものではありません。しかし、オーデマ ピゲにとってのみならず、ジュウ渓谷全体にとって重要なプロジェクトです。ホテルは、私たちのすばらしいジュウ渓谷に、より多くの人々を呼ぶための手段になります。各国からの旅行者のニーズを満たすことができるようになるだけでなく、近隣の方々のニーズにも応えられる場所なのです」
新たなHotel des Horlogersは、歴史と現代性の両方を併せ持つことになります。ジュウ渓谷の環境に合うだけでなく、あたたかくオーセンティックな素材やフレンドリーな雰囲気など、地域の文化や習慣にも合うように構想されました。BIGによるデザインは、周辺の自然とも調和するものです。
ホテルにはリスーの森に面した客室が50室、2つのレストラン、ラウンジバー、ウェルネスエリア、フィットネスジム、3つのセミナールームが完備される予定です。
表示セイコーウオッチ株式会社が、ラグジュアリー ウオッチブランド<セイコー ガランテ>より、ブランド史上初となるダイバーズウオッチを2018年7月7日(土)に全国のガランテショップにおいて発売します。
セイコー ガランテは、「自己の解放」をコンセプトに2005年に誕生したラグジュアリー ウオッチブランドです。発売以来、独創性に溢れるデザインと独自のマーケティング戦略、時代とシンクロした商品コンセプトにより、市場から高い評価を得ています。
DLCコーティングを施したオールブラックケースの本格ダイバーズウオッチ
グラマラスで官能的なデザインをかなえているのは、その独創的なケースの形状に加えて、ベゼル・胴・裏ぶたのすべてに施された、時計を傷から守る表面加工技術「DLC(※1)」が与える、色気漂う艶めきにあります。ケースに施されたこのコーティングは、ビジュアルとスペック双方を頑強なものに引き上げ、ラグジュアリースポーツの世界観を体現しています。200mの空気潜水に対応する水密性、気密性等を備えたガランテ史上初となるダイバーズウオッチは、非日常的なリゾートシーンにあっても圧倒的な存在感を放ちます。
海獣「クラーケン」を表現したケースバックとストラップデザイン
“巨大な海の怪物”として伝わる、クラーケン。ケースバックに刻印された「やられ顔のクラ ーケン」とストラップの裏側にあしらわれている「吸盤」は、海の脅威の象徴ともいえる存在であっても止めることのできない、ガランテのオーナーが持つ破天荒さや強さを演出しています。
深海をはじめとした過酷な環境下でも駆動し続ける、セイコー独自のハイスペック・エンジン「スプリングドライブ」
2005年の初代モデル以来、多数のモデルに搭載されるムーブメントは、セイコーが構想から20年以上の歳月をかけて完成させた「スプリングドライブ」。機械式時計と同様にぜんまいの動力のみで駆動しながらも、針の動きを制御する調速機構として水晶振動子とICを採用することで、高精度を発揮するセイコー独創の機構です。メカニカルウオッチの調速機構である「てんぷ」や「アンクル」に比べて衝撃に強いのも「スプリングドライブ」の長所として挙げられます。一方、クオーツウオッチとの比較では、電池を使用していないため、極低温下におかれる深海においても、不意の電池切れで止まる心配がありません。このように「スプリングドライブ」は、過酷な環境の中で使用するダイバーズウオッチにとって、理想的なムーブメントであるといえます。
スプリングドライブ ダイバーズ 200m
Ref.:SBLA109
ケース径:43mm
ケース厚:17mm
ケース素材:SS(DLC)
防水性:200m 空気潜水用防水
ストラップ:ブラックの強化シリコン、付け替え用ブラッククロコダイル(中留:ワンプッシュ三つ折れ方式)つき
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、スプリングドライブムーブメント Cal.5R65、約72時間(約3日間)パワーリザーブ、30石
仕様:日付表示機能、パワーリザーブ表示機能、平均月差±15秒(日差±1秒相当)、耐磁時計(JIS耐磁時計1種)、逆回転防止ベゼル、ねじロック式りゅうず、カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
限定:全国のガランテショップ(2018年6月現在:60店舗)にて取扱い
価格:1,400,000円(税抜)
発売予定:2018年7月7日(土)
(※1)DLC
Diamond-Like Carbonの略称で、イオン化させた炭素を、ダイヤモンドに近い構造にして、素材表面に硬い皮膜を形成させる表面加工技術。時計表面を擦り傷、小傷などから守ります。
創業280周年を祝して、ジャケ・ドローがグラン・セコンドにオマージュを捧げます
幾多の時代や世代、ファッションや流行を超えて生き続ける。2002 年に誕生したジャケ・ドローのグラン・セコンド(GRANDE SECONDE)は、アイコンのコレクションとして君臨しています。
ジャケ・ドローは創業280周年を機に、この歴史的な美の伝統を称えます。特別な納品ボックスに収められた、世界限定88本のグラン・セコンド トリビュート(GRANDE SECONDE TRIBUTE)は、このコレクションでは初のイエローゴールド製腕時計です。
このモデルは、遺産を継承しながら現行モデルを進化させようとするジャケ・ドローの精神を示しており、1784年に始まったブランドの歴史を踏襲しています。そこには、近道も妥協もありません。3世紀に渡る高級時計の歴史に触れることができるグラン・セコンド トリビュートは、時代を築いた高級時計の遺伝子を直に受け継いでいます。そしてこの新作モデルも同様に新しい時代を築き上げることでしょう。
このような遺産を宿すブランドは、ピエール-ジャケ・ドローの完成されたデザインを継承しています。12時位置のオフセンターに時分表示インダイアルが配置されており、そのインデックスは2世紀も前からローマ数字とアラビア数字を交差させ、重なり合う2つのインダイアルが優れた視認性を確保しています。6時位置の一回り大きなサークルには秒表示が配されており、ジャケ・ドローのシグネチャー、「8」の字に息吹を吹き込んでいます。このモデルには“高温焼成”エナメルダイアルが採用されています。この古の技術は今も困難を極めており、その技術を持つブランドはほんの一握りしか存在していません。ジャケ・ドローはその技術を駆使するだけでなく、完璧に均一なアイボリーカラーを生み出すことのできる唯一のブランドと言っても過言ではないでしょう。その構成は、グラン・セコンド トリビュートを、その精密な機構が刻む正確な時でもって生き続けさせるのです。
/sites/default/files/newsImage2/02_2_0.jpgすべて手作業で組み立てられたムーブメント Caliber 2663は、現代性を際立たせています。この自動巻きムーブメントはツインバレルを搭載して、およそ3日間のパワーリザーブ(68時間)を確保しています。その精度はシリコン製(ヒゲゼンマイおよびアンクルの先端)の脱進機により保証されており、温度変化や磁場の影響を受けません。ローターにはグラン・セコンド トリビュート独自の2つの装飾が施されています。1つは手作業による伝統的なギョーシェ装飾で、もう1つはブランドのシンボルである2つの星です。このポリッシュ仕上げが施された星々はジャケ・ドロー父子を表しています。彼らの遺産は歴史という名の天空で輝きを放ち、今日また新たな1ページを刻むのです。
GRANDE SECONDE TRIBUTE
グラン・セコンド トリビュート
Ref.:J003031200
ケース径:43.00mm
ケース厚:11.48mm
ケース素材:18K イエローゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのブルーアリゲーター、18K イエローゴールドの美錠
ムーブメント:自動巻き、Cal.JAQUET DROZ 2663.Si、毎時28,800振動、68時間パワーリザーブ、30石
仕様:オフセンターの時分表示、ラージセコンドサブダイアル、アイボリーカラーの“高温焼成”エナメルダイアル
限定:世界限定88本
価格:2,330,000円(税抜)
ジャケ・ドロー ブティック銀座
TEL:03-6254-7288
www.jaquetdroz.com 表示
スウォッチ グループ ジャパン株式会社スウォッチ事業本部が、2018年5月24日(木)よりメタルケース仕様の“SKIN IRONY”をスウォッチストア、およびスウォッチ取り扱い店舗にて販売を開始しました。
発売を記念し、2018年6月29日(金)から期間限定で、銀座のスウォッチブティックにて、SKIN IRONYの世界観を体験できるヴァーチャルスクリーンが登場します。
このヴァーチャルスクリーンは、「フェイストラッキング」技術を用いており、内蔵されているカメラの前に立つと、目の前にあるディスプレイ上の自分の顔がSKIN IRONYのキャンペーンビジュアルのように半分だけ「石像化」します。石像に変身した画像は、QRコードを利用して、その場でご自身のデバイスに取り込むことができるので、SKIN IRONYの「#FUTURECLASSIC」の世界観を持ち帰ることができます。
イベント概要
開催期間:2018年6月29日(金)~
開催会場:スウォッチ ブティック銀座
東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター B1F
ジャケ・ドローが、ブランド創業280年を祝う特別展を銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMにて2018年6月24日まで開催し、2018年の新作および、「パロット・リピーター ポケットウォッチ(PARROT REPEATER POCKET WATCH)」&「サイニング・マシーン(THE SIGNING MACHINE)」といった2つの比類なきクリエーションが披露されました。
高名な創業者ピエール-ジャケ・ドロー(1721年-1790年)の遺産を継承するジャケ・ドローは、ブランドにとって大切な時計愛好家の皆様にクリエーションを披露するため世界中を巡っています。
「the Story of the Unique」と名付けられたこの特別展は、ジャケ・ドロー創業280周年を称えています。これまですでに5つの都市(香港、ミラノ、チューリッヒ、マカオ、リスボン)を巡り、特別展の3大テーマ「アトリエ・オブ・アート(ATELIERS D’ART)、オートマタ、グラン・セコンド(GRANDE SECONDE)」が披露されています。
同特別展は、2018年6月21日にプレビューが開催され、ジャケ・ドロー ブティック銀座に程近いGINZA SIX 6階にある銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUMで開催されました。
会場に蔦屋書店を選択したのは偶然ではありません。スローガンに、《Some watches tell time, some tell a story》を掲げて以来、ジャケ・ドローと時および顧客との関係は、まるで1冊の本のように、ブランドの現代的なクリエーションはもちろん、280年の歴史に沿って刻まれています。イベント会場は、等身大の開いた本を中心に演出がなされており、来場者の一人一人が魅力あふれる時計製造の歴史に浸れるようになっていました。
2018年6月24日まで開催されたこの時のイベントに参加すべく、クリスチャン・ラトマン(ジャケ・ドロー社CEO)およびクリストフ・サビオ(スウォッチ グループ ジャパン株式会社 代表取締役社長)が、2018年6月21日のプレビューでホストを務めました。ジャケ・ドローは、この機会にアトリエ・オブ・アート(ATELIERS D’ART)の職人を呼び寄せ、特別に実演を行い、文字盤に施す細密画の緻密さを披露しました。ラ・ショー・ド・フォンのブランドが、日本初公開の作品を含む2018年の新作を数多く展示し、さらに2つの作品が特別に披露されました。まず1つ目は、ジャケ・ドローが持つ時計製造技術および、エナメル装飾、エングレービング、細密画、宝石のセッティングを始めとする装飾工芸技術を結集した、唯一無二の懐中時計(世界限定1/1)「パロット・リピーター(PARROT REPEATER)」です。このめったに展示されることのない極めて崇高な傑作は、オートマタの長い歴史を受け継ぎ、新たな技術的・創造的・芸術的展望を切り開いています。
/sites/default/files/newsImage2/02_1_1.jpgそして2つ目の「サイニング・マシーン(THE SIGNING MACHINE)」もまた、見事なまでに生きているものを魅惑的かつ神秘的に模倣する驚異的な機構を実現して、ピエール-ジャケ・ドローの遺産を引き継いでいます。4年もの期間を研究開発に費やしたこの新作オートマタは、手作業により組立て・装飾を施した585個の部品で構成された類稀な機構であり、ジャケ・ドローの職人の手でコード化された、一人の人物のサインを比類のない滑らかさで再現します。
2018年の新作の傍らでは、ジャケ・ドローのシンボル、グラン・セコンド スケルトン(GRANDE SECONDE SKELET-ONE)や、女性らしく繊細なレディ 8 プティ(LADY 8 PETITE)がジャケ・ドロー創業280周年を華やかに彩っています。
またオープニング・プレビューには、400年の歴史を持つと言われる伝統芸能、歌舞伎の大名跡を襲名した、三代目 市川右團次氏が登場。トークショーでは、ジャケ・ドローと共通の使命である、伝統を継承するということについて等が語られ、日本とスイスの芸術の融合が披露されました。
「ジャケ・ドロー」のお問合せはジャケ・ドロー ブティック銀座
TEL:03-6254-7288
www.jaquetdroz.com 表示
アドミラル Legend 42 クロノグラフ(ADMIRAL Legend 42 CHRONOGRAPH)
ゴールデンブリッジ レクタングル(GOLDEN BRIDGE RECTANGLE)
クリックすると#BASEL 2018 CORUMブースの全天周画像をご覧いただけます。
クリックすると#BASELWORLD2018 CORUMブースの全天周画像をご覧いただけます。スマートフォンの方はFACEBOOKページ(@gressive)からもご覧いただけます。
クリックすると#BASELWORLD2018 CORUMブースの全天周画像をご覧いただけます。スマートフォンの方はFACEBOOKページ(@gressive)からもご覧いただけます。