SIHH2018 Cartier New Model2018年 カルティエ新作情報

芸術的な感性と創造力を駆使した
タイムピースの開発と確かなバージョンアップ
毎年1月に開催される世界的な時計展示会であるSIHH。このSIHHにおいて主導的立場を堅持するカルティエ(Cartier)は、2018年もまた、世界的な宝飾メゾンならではの創造力と、ウォッチ・マニュファクチュールとしての実力を駆使し、絢爛たる新作で我々を出迎えた。
特筆すべきは「カルティエ リーブル(CARTIER LIBRE)」と名付けられた新たなコレクション。 「LIBRE(リーブル)」とは「自由」を意味するが、その名称通り、メゾンの歴史を彩る象徴的でタイムレスなベニュワールのシェイプを引き延ばしたり縮小したり、大胆にデフォルメすることで自由奔放な造形美を表現している。このコレクションには今回5つの新作が発表され、カルティエならではの豊かな創造性を体感出来る。

さまざまな工芸技法を駆使して生み出される芸術的タイムピースの新作では、文字盤に900個ものゴールドのビーズと特殊な液体を封入し、これが手首の動きに合わせてメゾンの象徴であるパンテールの顔を描いては消える「レヴェラシオン ドュヌ パンテール ウォッチ(RÉVÉLATION D’UNE PANTHÈRE WATCH)」が発表された。
メゾンの伝統を体現する「サントス ドゥ カルティエ」は全面的にアップデート。ベゼルからブレスレットにかけて流れるようなラインが生まれ、ムーブメント精度の改善、1,200ガウスの耐磁性、100m防水、ブレスレットがワンタッチで交換できたり、工具不要でコマ調整が簡単な新システムの導入など、着実なバージョンアップが図られた。
レディス・ウォッチでは、2017年にリニューアルされて大好評を得た「パンテール ドゥ カルティエ(PANTHÈRE DE CARTIER)」にダブルあるいはトリプルで腕に巻き付けられるロング・ブレスレットが登場。驚くほどしなやかなブレスレットが女性の腕でエレガントに輝くのである。
>>>新たに生まれ変わった「サントス ドゥ カルティエ ウォッチ LM」
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎、江藤義典 / Photos:Ryotaro Horiuchi、Yoshinori Eto
※表記は2018年4月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ LM(SANTOS DE CARTIER WATCH LM)
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ MM(SANTOS DE CARTIER WATCH MM)
パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ SM(PANTHÈRE DE CARTIER WATCH SM)
パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ SM(PANTHÈRE DE CARTIER WATCH SM)
パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ ミニ(PANTHÈRE DE CARTIER WATCH MINI)
レヴェラシオン ドュヌ パンテール ウォッチ(RÉVÉLATION D’UNE PANTHÈRE WATCH)
ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス アワー ウォッチ(ROTONDE DE CARTIER MYSTERIOUS HOUR WATCH)
ロトンド ドゥ カルティエ スケルトン ミステリアス ダブル トゥールビヨン ウォッチ(ROTONDO DE CARTIER SKELETON MYSTERIOUS DOUBLE TOURBILLOIN WATCH)
ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス デイ&ナイト ウォッチ(ROTONDE DE CARTIER MYSTERIOUS DAY & NIGHT WATCH)
ロンド ルイ カルティエ ウッド&ゴールドリーフ マルケトリ ウォッチ(RONDE LOUIS CARTIER WOOD AND GOLD LEAF MARQUETRY WATCH)
カルティエ リーブル クラッシュ ラディウーズ(CARTIER LIBRE CRASH RADIEUSE)
カルティエ リーブル ベニュワール デボルダント ウォッチ(CARTIER LIBRE BAIGNOIRE DÉBORDANTE)
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SIHH 2018 Report Cartier BOOTH | 2018年SIHH カルティエ ブース画像
SIHH 2018のカルティエ ブースの様子を全天周画像でご覧いただけます。スマートフォンでご覧の方は、FACEBOOKページにてご覧いただけます。
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ブース撮影:篠田哲生 Photo:Tetsuo Shinoda
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性能とスピードの追究、そして創造性への挑戦を掲げ、2014年にはパワフルなコンセプトバイク、「B-ROCKET(ビー・ロケット)」を製作し、2015年には戦闘機ラファールを想起させるスーパーカー「AeroGT(エアロGT)」、そして2017年には1940年代に使用された戦闘機の燃料タンクを思わせるレーシングカー、「Bellytanker(ベリータンカー)」を発表しました。
そして2018年のBaselworldにて、常に飛行機からインスピレーションを得てきたBell & Rossが描く理想の飛行機、「BR-BIRD(ビーアール・バード)」を発表いたしました。デザインスタジオを率いるクリエイティブ・ディレクター、ブルーノ・ベラミッシュが目指したのは、アメリカのネバダ州で毎年開催される“リノ・エアレース”で記録を打ち破るような高い性能を保持した飛行機。最新の素材を用いて設計した超現代的なシングルシートの飛行機は、時速909km/hを想定しています。
/sites/default/files/newsImage1/01_47.jpg「BR-BIRD」から誕生した「BRV1-92 レーシングバード」と「BR V2-94 レーシングバード」(各世界限定999本)には、さまざまなディテールに飛行機のカラーコードを反映。文字盤には白を採用し、計器と同様のタイポグラフィをインデックスに用い、3日間のデイト表示はまるでメーターを連想させます。クロノグラフのベゼルやカーフストラップには尾翼のブルーを、文字盤の外周には機体のグレーも取り入れています。
「BR レーシングバード」は、ブランドの特徴である創造性を象徴するもので、2018年7月12日にマルニ木工のショールームにて、ローンチを記念したイベント「BR-BIRD ADVENTURE」を行ないました。
マルニ木工は今年90周年を迎え、常に日本のインテリア業界における新たなスタンダードを築いてきました。広島に本社と工場を構え、優れたノウハウと技術力、そして高いビジョンから発信される家具は多くの人々を魅了しています。アーティスティック・ディレクターに深澤直人氏を迎えた「maruni collection」から誕生した「HIROSHIMA」は世界的なプロダクトとして高く認知されています。
「機能が形をつくる」という無駄を省いたデザインと常に限界に挑む創造力はBell & Ross の大きな強みであり、デザインを切り口に得意とする木工で新たな挑戦を仕掛ける「マルニ木工」の姿勢に共鳴し、今回のイベントが実現しました。
/sites/default/files/newsImage2/02_57.jpg会場にはメインテーマである「BRレーシングバード」の世界観をマルニ木工の空間で表現するほか、新作も展示し、最先端のブランドの姿をご覧いただけます。
Bell & Ross本社からはGeneral ManagerのFabien de Nonancourt氏が来日し、待望の新作ローンチで日本市場がより活性化し、成功することを祈るスピーチが伝えられました。
会場に集まった大勢のプレスと取引先関係者の方々は、夜に現れた美しい空間での「BR-BIRD」の世界観を存分に楽しんでいただきました。
ジャガー・ルクルトは映画界と特別な結びつきを築き、映画文化の振興に大きく貢献しています。 第75回ヴェネチア国際映画祭では、ジャガー・ルクルトと映画界の一大イベントとのパートナーシップも 13年目を迎え、ユニークな取り組みと映画のようなひと時によって映画界の才能をサポートします。
13年にわたり、ジャガー・ルクルトは新たな映画制作技術の創造と発展に貢献するすべての才能を支援する一方、貴重な遺産の保護を推進してまいりました。
こうした取り組みの一環として、ジャガー・ルクルトは“現代映画に偉大な革新をもたらした”人物に グローリー・トゥー・ザ・フィルムメーカー・アワードを授与しています。(アルベルト・バルベラ)
/sites/default/files/newsImage1/01_46.jpg過去の受賞者には、次のような錚々たる人物が名を連ねています:北野武(2007年)、アッバス・ キアロスタミ(2008年)、アニエス・ヴァルダ(2008年)、シルベスター・スタローン(2009年)、マニ・ラトナム(2010年)、アル・パチーノ(2011年)、スパイク・リー(2012年)、エットーレ・スコラ(2013年)、 ジェームズ・フランコ(2014年)、そしてブライアン・デ・パルマ(2015年)、アミール・ナデリ(2016年)、 スティーヴン・フリアーズ(2017年)。
/sites/default/files/newsImage2/02_56.jpgヴェネチア国際映画祭のメインスポンサーを務めるジャガー・ルクルトは、映画祭の主要イベントに参加するだけでなく、最高級のクリエーションによってスターたちを彩り、最優秀作品賞(金獅子賞)と最優秀男優賞 および最優秀女優賞(ヴォルピ杯)の受賞者にはパーソナライズしたレベルソを進呈します。その腕時計は 優れた伝統技術によって手作業で製作されたものであり、ラッカー仕上げとエングレービングによって ヴェネチアの象徴である獅子が描かれ、“75. Mostra”の文字が刻まれています。
ジャガー・ルクルトは、正統派の高級時計製造による優れた名作の創造を可能にする専門技術を維持 しながら、時計製造の歴史的遺産を確かに継承しています。常に卓越性を追求し、ユニークな発明の精神に支えられているジャガー・ルクルトは、長きにわたり、映画の価値を高め、保存するための支援活動に 携わっています。
2018年6月、環境問題で先駆的な役を演じるレース・フォー・ウォーターの船は、ブレゲの支援を受けて「2017-2021 オデッセイ」プロジェクトを継続中です。その目的は、プラスティックごみをエネルギー資源に変換できる革新的な手法のプロモーションと、クリーンエネルギーへの転換を促進することです。2018年6月に寄港したチリのヴァルパライソでは、250人の学童と70人近い政策決定者や政治家を含む850人以上ものビジターが乗船し、大盛況となりました。
チリでは続く2つの寄港地として、2018年8月にロビンソン・クルーソー島、同年9月初旬にイースター島が予定されています。レース・フォー・ウォーターの寄港は、科学者や政策決定者が集い、人類にとって最も大切な海洋の保護について議論を深め、意見を交換し、知見を分かち合う大事な行事です。
/sites/default/files/newsImage1/01_44.jpg海洋で同じ情熱をもって集う人々
太陽光と水素、凧によるエネルギーをミックスした動力で動く初の船で航行するのは、科学技術の大いなる挑戦です。これには、多くの工学者、プロのセイラー、経験豊富な技術者の協力が必要でした。船上でのクルーたちは、船長をはじめ、副司令官や技師、給仕など、それぞれの職務がありますが、上陸した際は、誰もがレース・フォー・ウォーター財団のアンバサダーの役を演じます。ミッションを遂行するクルーのメンバーたちが着けているのは、「ブレゲ マリーン」のスペシャル・エディションです。
レース・フォー・ウォーターの船:島のエネルギー転換モデル
世界の島々は、とくに海洋を漂うプラスティックごみの被害を受けており、また近年では化石燃料への依存も非常に高くなっています。言うまでもなく、彼らが使う電力の大半を生み出すのは、莫大なコストをかけて貨物船で運ばれてくる石油なのです。財団のマルコ・シメオーニは、「太陽と水と風のエネルギーだけで動くレース・フォー・ウォーターの船は、島にとってエネルギー転換のモデルになります。これらの自然資源は、彼らが利用できるものなのです。さらに、「2017-2021 オデッセイ・プロジェクト」を通じて、船はプラスティックごみをエネルギー資源に変換する技術を広め、エネルギー・ミックスにこれを加えるよう促します」と語ります。
ブレゲ ブティック銀座
TEL:03-6254-7211
オメガが、新しい#SpeedyTuesday(スピーディ チューズデー)の限定モデルを、今回で2度目となるInstagramの公式アカウント(@OMEGA) 経由で告知し、オンラインでの予約を開始しました。限定数は、2,012本です。
今回のリミテッド エディションは「スピードマスター “ウルトラマン”」。円谷プロダクションが制作した最も有名な特撮テレビ番組のひとつである『ウルトラマン』シリーズのヒーローにトリビュートを捧げるモデルです。
1970年代の日本のSF作品を参考にして、遊び心をふんだんに取り入れたオメガの#SpeedyTuesdayの新作「スピードマスター “ウルトラマン” リミテッド エディション」は、1967年に発表されたオメガの“ムーンウォッチ”のDNAを受け継いだ、宇宙を感じられるタイムピースです。
クラシカルな1967年製クロノグラフでひときわ目立つのは、オレンジの秒針。ウルトラマンシリーズ第4作『帰ってきたウルトラマン』の制作チームは、この秒針に注目しました。大胆なオレンジが、ウルトラ警備隊の制服にふさわしい色であったため、オメガのムーンウォッチは隊への支給品として欠かせないアイテムとなりました。
新しい“ウルトラマン”の秒針は1967年のオリジナルモデルからインスピレーションを得ており、同じオレンジ色とサイズが採用されています。このテーマを受け継ぎ、陽極酸化処理を施したアルミニウム製のブラックとオレンジのベゼルを備えます。
新しい#SpeedyTuesdayのサブダイアルは、クラシカルな「スピードマスター」のデザインを踏襲していますが、新しい要素も取り入れています。ウルトラマンが3分間しか変身していられないことから、3時位置のミニッツカウンターの最初の3分間は、オレンジ色で示されています。また9時位置のスモールセコンドには、ウルトラマンのシルエットが隠れています。このシルエットは、時計に付属する特別なツールで姿を現します。ウルトラマンのベータカプセルを模したストラップ交換用ツールの一端にはUVライトが付いており、これでダイアルを照らすとウルトラマンのシルエットが浮かび上がるのです。
/sites/default/files/newsImage1/01_43.jpgダイアル上のオメガのヴィンテージロゴが、レトロな風合いを添えています。ケースバックには、「#SpeedyTuesday」と「QUALIFIED BY NASA FOR ALL MANNED SPACE MISSIONS」等の文字が刻印され、ストラップはブラックとオレンジのNATOストラップとブラックのレザーストラップの2種類が付いています。
世界限定2,012本となる「スピードマスター “ウルトラマン” リミテッド エディション」は真にコレクターズアイテムというべきモデルで、六角形のスペシャルボックスに入っています。これは、ウルトラ警備隊が使っていた斬新なテーブルをイメージしたものです。
このモデルは、オメガのインスタグラム アカウントからオフィシャルサイトの専用予約ページにリンクしていただき、そこでご予約を受け付けたのち、2018年8月中旬以降(予定)に日本に入荷後、下記の8店舗のいずれかでお受け取りいただきます。
オメガブティック銀座本店/大阪/心斎橋
オメガショップ銀座並木通り/小田急新宿/伊勢丹新宿/大丸心斎橋/大丸神戸
スピードマスター “ウルトラマン” リミテッド エディション
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:SS
防水性:50m
ストラップ:センターにオレンジのラインが入ったブラックのNATO(付替え用:オレンジのステッチの入ったヴィンテージカットのブラックレザー)
ムーブメント:手巻き、Cal.1861、毎時21,600振動、約48時間パワーリザーブ、18石
仕様:センター時・分・クロノグラフ秒針、3時位置に最初の3分間をオレンジ色で表示した30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンド、9時位置のサブダイアルをストラップ交換用ツールに付いているUVライトで照らすとウルトラマンの顔のシルエット
限定:世界限定2,012本
予価:767,000円(税抜)
※オメガのオフィシャルウェブサイトの専用ページより予約を受付。2018年8月中旬(予定)以降の入荷後、下記の8店舗のいずれかで受取。
オメガブティック銀座本店/大阪/心斎橋
オメガショップ銀座並木通り/小田急新宿/伊勢丹新宿/大丸心斎橋/大丸神戸
オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/
BASELWORLD 2018 PATEK PHILIPPE New Model2018年 パテック フィリップ新作情報

時計愛好家を魅了する最高峰の新作ラインナップ

世界最高峰と呼ばれるジュネーブのマニュファクチュール、パテック フィリップ(Patek Philippe)。2018年は伝説的名品「ゴールデンエリプス(Golden Ellipse)」の新バージョンや、ダイアルに美しいハンドエングレービングを施した世界限定100本製作の誕生50周年記念モデル「5738/50P ゴールデン・エリプス 100個限定製作(5738/50P Golden Ellipse Limited 100-watch edition) 」、工芸技術を駆使した美しいエナメル・ダイアルを備える「5531 ワールドタイム・ミニット・リピーター(5531 World Time Minute Repeater)」など、幅広いジャンルでバランスのとれた新作を多数、発表した。
さらに注目すべきはハイエンドなスポーツモデルとして絶大な人気を誇る「ノーチラス(Nautilus)」に初の永久カレンダーが登場。「アクアノート(Aquanaut)」にはブラックのグラデーション文字盤が美しいクロノグラフが登場したことも特筆すべきだろう。
その他、美しいブルー・ブラックのグラデーション文字盤が特徴の「5205G 年次カレンダー ムーンフェイズ(5205G ANNUAL CALENDAR MOON PHASES)」も登場し、そのラインナップをさらに盤石のものとしたのである。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2018年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
BASELWORLD 2018 Report PATEK PHILIPPE BOOTH2018年BASELWORLD パテック フィリップ ブース内画像
BASELWORLD 2018のパテック フィリップ ブース内の様子を全天周画像でご覧いただけます。スマートフォンでご覧の方は、FACEBOOKページにてご覧いただけます。
ブース撮影:竹石祐三 Photo:Yuzo Takeishi
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2018 BASEL WORLD 2018年BASEL WORLD(バーゼルワールド) 愛知県:宝石の八神
今年のバーゼルでは、各ブランドの堅実で控え目な新作発表の中での衝撃は、やはりブレゲマリーンのフルモデルチェンジ、今まで以上にユーザー拡大となりうるウブロのビッグバンウニコのダウンサイズモデルの登場でした。

ウブロ
ビッグバンウニコ
スプリット・オブ・ビッグバンの42mm登場に続き、ビッグ・バン ウニコにも42mmモデルが登場しました。
ケースサイズの改良に伴い、新しいムーブメントが採用され、全体に小型化(でも
42mmですが…)されましたので、今まで大きさだけが気になられて見えた方には必見の時計です。腕に当てると思た以上にフィットします。ぜひ一度お試しください。
【Model Spec】
Ref.:441.NX.1170.RX
ケース径:42.00mm
ケース厚:14.50mm
ケース素材:チタニウム(ポリッシュ&サテン仕上げ)
防水性:10気圧
ストラップ:ブラックラバー(ライン入り)
ムーブメント:自動巻き、Cal.HUB1280 UNICO、毎時28,800振動、部品数354個、43石、約72時間パワーリザーブ、フライバック・クロノグラフ
仕様:オープンワーク・ダイアル
予価:1,890,000円(税抜)
発売予定:2018年11月

ブレゲ
マリーン 5517
このバーゼルで一番の衝撃を受けた新作でした。ネーミングを忠実に表現した全体のブルーカラーが印象的です。インデックスにもし蓄光塗料がしっかり施され、過去のマリーンにはなかった視認性の向上をはたしています。新しくチタン素材も追加され豊富なバリエーションの中からその方のスタイルに合ったモデルをお選びいただけます。
【Model Spec】
Ref.:5517BB/Y2/5ZU
ケース径:40mm
ケース素材:18KWG
防水性:10気圧
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.777A、26石、55時間パワーリザーブ、日付
仕様:サファイア・ケースバック
予価:3,110,000円(税抜)
発売予定:2018年秋

愛知県:宝石の八神 | お問合せ先
〒474-0061 愛知県大府市共和町3丁目8-9
TEL:0562-48-8811
営業時間:10:30 - 19:30
定休日:火曜日
>>>店舗オフィシャルサイトはこちら
>>>ショップ詳細はこちら
2014年にA.ランゲ&ゾーネが発表した1815 トゥールビヨンは、トゥールビヨンにストップセコンド機構と秒針位置合わせのためのゼロリセット機構を初めて同時搭載した時計です。特許技術であるこれらの機構により、時計を停止して秒単位の正確さで時刻合わせができます。この度、このモデルに100本限定製作のエナメルダイヤル仕様の特別エディションが登場します。
1815 トゥールビヨンのこの100本限定の特別モデルは、伝統の工芸技術と最先端技術を駆使した複雑機構を融合した、究極の精密時計です。一見したところ、白色のエナメルダイヤルを備えた明晰なデザインのこの時計は、控えめで飾り気のない印象を与えます。しかし、6時位置の大きな開口部をのぞくと、この時計が複雑な作りになっていることが分かります。この開口部からは、ブラックポリッシュで仕上げた受けの下に取付けられたワンミニッツトゥールビヨンの動きを見ることができます。このトゥールビヨンは、重力の影響を相殺するだけではありません。A.ランゲ&ゾーネの設計技師たちは、この繊細な複雑機構と特許を取得した二つのメカニズムを連動させる技術を開発しました。1997年に発表されたランゲマティックに初搭載されたゼロリセット機構を、2008年に特許を取得したストップセコンド搭載トゥールビヨンと組み合わせることにより、秒単位での時計の停止と時刻合わせを可能にしたのです。
サファイアクリスタルのシースルーバックからは、自社製キャリバー L102.1の丹念に手作業で施された仕上げ装飾だけでなく、その精巧な動きもよく見えます。ムーブメントの精緻な装飾を締めくくるのは、ハンドエングレービング入り秒針車受けにビス留め式ゴールドシャトンで取付けられたダイヤモンド受け石です。
完璧に仕上げられたエナメルダイヤルにぴったりのフレームであるプラチナ製ケースは直径39.5mmで、限定製作のシリアル番号001/100~100/100が刻まれています。このモデル1本を仕上げるのに要する手作業の工程は、約30におよびます。別途プリントして焼成した赤い「12」の数字には、A.ランゲ&ゾーネの真の時計を作ることへのこだわりが反映されています。青焼きしたスチール製針、アラビア数字、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りをあしらったダイヤルデザインは、19~20世紀に名声を誇ったA.ランゲ&ゾーネの懐中時計を彷彿とさせます。この1815 トゥールビヨンは、ブラックの手縫いのアリゲーターベルトにプラチナ製フォールディングバックルを組み合わせ、落ち着きを感じさせる装いで登場します。
/sites/default/files/newsImage2/02_50.jpg1815 トゥールビヨン
Ref.:730.079F
ケース径:39.5mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:プラチナ
ストラップ:ブラックの手縫いアリゲーターベルト、プラチナ製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L102.1(自社製)、毎時21,600振動、72時間パワーリザーブ
仕様:時、分、ストップセコンド機能搭載スモールセコンド、特許技術ストップセコンドおよびゼロリセット機構付きワンミニッツトゥールビヨン、ホワイトエナメル仕上げのブロンズダイヤル
限定:100本
予価:21,530,000円(税抜)
A.ランゲ&ゾーネ
TEL:03-4461-8080
www.alange-soehne.com/ja/
BASELWORLD 2018 Alpina New Model2018年 アルピナ新作情報

伝統を尊び、技術を楽しむ。

スイスのスポーツウォッチブランド「アルピナ(Alpina)」の精神はスポーティであり、1883年に創業したという歴史をしっかりと受け継ぐことを個性としている。2018年は復刻モデルが目玉となり、さらにはセンサーを搭載したコネクテッドウォッチも登場。スイス時計ブランドには、現代的な技術を使ったスポーティな多機能時計が少ないだけに、今後の発展にも注目したい。
>>>スタータイマー パイロット ヘリテージ オートマチック GMT(Startimer Pilot Heritage Automatic GMT)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2018年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
BASELWORLD 2018 FLASH Report Alpina BOOTH2018年BASELWORLD アルピナ ブース画像
BASELWORLD 2018のアルピナ ブースの様子を全天周画像でご覧いただけます。スマートフォンでご覧の方は、FACEBOOKページにてご覧いただけます。
ブース撮影:篠田哲生 Photo:Tetsuo Shinoda
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BASELWORLD 2018 FREDERIQUE CONSTANT New Model2018年 フレデリック・コンスタント新作情報

ついにスイス時計業界にも、ハイブリッド化の波が。

個人的には、2018年の新作で最も興味を持ったのが「フレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)」だった。時計業界における“ハイブリッド”といえば、セイコーのスプリングドライブが有名だが、フレデリック・コンスタントの手法はもっと時代性を意識しており、機械式時計とスマートウォッチを融合させた。その発想力には驚かされる。
しかもデザインはあくまでもエレガントに徹しており、機械式時計の進化に新しい可能性を感じさせる。以前から独自のスタイルを武器としてきたが、その個性がさらに強まりつつあるようだ。
>>>クラシック ハイブリッド マニュファクチュール(CLASSICS HYBRID MANUFACTURE)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2018年7月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
BASELWORLD 2018 FLASH Report FREDERIQUE CONSTANT BOOTH2018年BASELWORLD フレデリック・コンスタント ブース画像
BASELWORLD 2018のフレデリック・コンスタント ブースの様子を全天周画像でご覧いただけます。スマートフォンでご覧の方は、FACEBOOKページにてご覧いただけます。
ブース撮影:篠田哲生 Photo:Tetsuo Shinoda
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