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ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2153.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2169.jpg

KAWSとオーデマ ピゲによる、オートオルロジュリーの新定義

 オーデマ ピゲから2024年の新作として、、KAWS(カウズ)とのコラボレーションモデル「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン “コンパニオン”」が登場しました。オーデマ ピゲは、多様なカルチャーの世界とインスピレーションをあたえ合うことで、クリエイティブの新たな領域を探求し続けています。この度、KAWSとのコラボレーションにより実現した43mmの「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン」限定モデルは、このコレクションの革新的なビジョンを力強く体現する新作です。チタンに身を包み、未来的なデザインに仕上げられた250本限定のこのモデルは、ニューヨークを拠点とするアーティスト、KAWSの代表作である「COMPANION(コンパニオン)」のミニチュアが中央に配されています。カートゥーンを思わせるこのキャラクターにスポットライトを当てるため、マニュファクチュールは革新的なペリフェラル式時刻表示を採用し、時刻を文字通り周縁に配置しました。普遍的でありながら示唆に富む、ウィットと好奇心を織り交ぜたこのコラボレーションは、オートオルロジュリーの新たな定義を示すとともに、限界を超え人々に感動を与えるイマジネーションの力を再考するものです。

「アート、ポップカルチャー、スポーツ、エンターテイメントなど、多様な分野と交流し、コラボレーションを深めているオーデマ ピゲは、常にコンテンポラリーカルチャーの一部となっています。KAWSはコラボレーションをこれまでにないレベルへと発展させました。ミニチュアのCOMPANIONをロイヤル オーク コンセプトの中心に据えることは、オーデマ ピゲにとっては新たな限界への挑戦でした。それだけでなく、クラフツマンシップ をよりヒューマニスティックな観点から捉え、イマジネーションとオートオルロジュリーの双方が持つ、好奇心と強い感情を呼び起こす力を再考する機会となりました」とオーデマ ピゲ CEOのイラリア・レスタは語ります。

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カルチャーとクリエイティビティの融合

 アーティスト、KAWSとのコラボレーションはオーデマ ピゲの探求心とカルチャー界との継続的な対話をさらに深めるものとなりました。長年にわたり、オーデマ ピゲはアートやポップカルチャーなど、さまざまな分野の才能あふれる人々とパートナーシップを結び、その活動を通じて創造性を育み、既存の概念を打ち破り、現代におけるオートオルロジュリーの意味を捉え直しています。KAWSは、1990年代にニューヨークでグラフィティアーティストとしてその活動をスタートさせました。公衆電話ボックスやバス停の広告に作品を描き 足し、新たな意味を生み出す“オーグメンティング”の手法によってその名を知られることとなります。“広告への介入”を試みた初期作品から始まったCOMPANIONを含むキャラクターたちは、形、素材、サイズの可能性を探る実験の場となりました。オーデマ ピゲの自由なマインドセットと「ロイヤル オーク コンセプト」コレクションの画期的なビジョンは、その精神と強く共鳴します。

 KAWSのCOMPANIONはフィギュアから大型彫刻、巨大バルーン、ARアートに至るまで、メディアの垣根を超えて世界中を旅しています。生命と死、現実と虚構を想起させるこのカートゥーン風キャラクターは、愛らしく、同時にどこか不気味でもあります。COMPANIONに内在する二面性は既存のルールや想定に問いを投げかけます。好奇心を持ってコンフォートゾーンを抜け出し、異なる視点で世界を見つめることの大切さを人々に語りかけます。

 カルチャーの世界に大きな影響を与えるCOMPANIONは、今回、かつてないミニチュアサイズとなって、高級時計製作の創造性に新たな領域をもたらしました。その名を冠したこのロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨンの限定モデルは、中央に配置された想像上のキャラクターが、オートオルロジュリーの既存概念を覆すと同時に人間味をもたらし、クラフトの限界を押し上げています。

「このプロジェクトの実現にあたり、2年という時間を かけてオーデマ ピゲと仕事ができたことは素晴らしい経験でした。私は時計製作の世界に魅了されると同時に、オーデマ ピゲの職人たちの技術力が真に傑出した存在であるということを知りました。卓越した時計を100年以上にわたり作り続けているオーデマ ピゲの作品リストに、私の時計が名を連ねることを光栄に思います」とKAWSはコメントしています。


KAWSの美学にインスパイアされて

 43mmの「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン “コンパニオン”」は時計の両面にKAWSの美学が吹き込まれています。“広告への介入”を試みた初期作品にオマージュを捧げ、サファイアクリスタル風防の下に配されたKAWSのCOMPANIONは、ガラスの内側に顔と手を押し当て、まるでその向こうにあるものを好奇心いっぱいにのぞき込もうとしているかのようです。

 ライトグレーとダークグレーでコントラストを表現したミニチュアサイズの3Dキャラクターは、チタンで全体を作り上げ、サンバースト模様のチタンダイヤルプレートに取り付けられています。サテン仕上げとサンドブラスト仕上げの組み合わせが質感と奥行きを表現し、丸みのあるシルエットを際立たせます。スカルシェイプのヘッド、Xの形をした目、グローブ、クロスボーンは、ひと目でそれと分かるアイコニックなモチーフです。Xの目はチタンのパーツをくり抜き、グレーラッカーのレイヤーを薄く流し入れることで再現されています。そして、KAWSの解剖シリーズにちなんで、トゥールビヨンがCOMPANIONの胸にのぞく心臓となり、キャラクターとムーブメントの境界を曖昧にする演出がなされています。

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時刻表示はダイヤル外周に

 ダイヤルに配されたミニチュアのCOMPANIONを遮ることがないよう、時刻表示はダイヤル外周に配置されました。このために採用されたペリフェラル式時刻表示は、ムーブメントとダイヤルデザインに新たな可能性をもたらします。時・分を示すロイヤル オーク針はムーブメントとダイヤルの外縁に沿って回転します。外から見える重なる2つのホイールは、カナから動力が供給されローラーによって保持されています。チタンの時針・分針は暗闇でブルーに光る蓄光加工が施され、それぞれのペリフェラル式ホイールに固定されています。さらに分針にオープンワークを施すことで時針と区別し、時刻の読み取りやすさを高めています。チタンのインナーベゼルに刻まれた5分刻みの目盛りも、暗い場所でブルーの光を放ちます。

「このコラボレーションは、時計製作技術の限界への挑戦でした。中央のキャラクターをペリフェラル式ムーブメントに組み込んだ時・分表示が囲むという大胆なセッティングを実現したのです」とオーデマ ピゲ 研究開発ディレクターのルカス・ラッジは述べています。


質感と光の競演

 サンドブラスト仕上げ、サテン仕上げ、ポリッシュ仕上げを組み合わせたマルチファセットのチタンケースは、ミニチュアCOMPANIONのコントラストのきいた質感とグレーの色合いと呼応します。ケースのチタンインサートはロイヤル オーク コンセプトの未来的な構造を強調しています。ベゼルとケースバックをミドルケースに固定する六角形の8つのネジには、KAWSのトレードマークである「X」がさりげなく刻まれています。サファイアクリスタルガラスのケースバックに配されたサテン仕上げのフレームにもこのモチーフが刻印され、KAWSのシグネチャーと“Limited Edition of 250 pieces”の文字が添えられています。さらに、チタンのチップを冠したブラックセラミックのリューズが全体を引き立てます。質感と光の遊びは、ダークグレーのカーフストラップにも取り入れられています。ケース、トリプルフォールディングバックルと一体化するインターチェンジャブル仕様によって、クリック&リリースするだけで簡単にストラップを交換できます。交換用に付属するスレートグレーのカーフストラップにも、グレートーンのコントラストを引き立てるテキスタイル加工が施されています。


最新のトゥールビヨン ムーブメント

 この限定モデルにはペリフェラル式時・分表示を採用した新しい手巻きムーブメント、キャリバー 2979が搭載され、ダイヤル側の6時位置に配置されたトゥールビヨンを際立たせています。トゥールビヨンは重力が時計の精度に与える影響を抑える高度な複雑機構です。テンプとエスケープメントを収めた小さなキャリッジは1分で1回転し、常に向きを変えることで重力を分散させます。サファイアクリスタルガラスのケースバックから眺められるブラックPVDチタン製のブリッジには、KAWSのキャラクターたちにインスパイアされたパデッドデザインが取り入れられています。輪列のブリッジの下には、巻き上げ時に香箱芯を回転させるラチェット ホイールがのぞき、そこにはKAWSの象徴的な「X」を思わせるクロスが描かれています。12時位置には巻き戻りを防ぐクリックも見ることができます。ブラックトーンのブリッジに、レーザーエングレービングとホワイトラッカーであしらわれた“Swiss”“39 jewels”の文字と“Audemars Piguet”のシグネチャーが際立ちます。

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Royal Oak Concept Tourbillon "Companion"
ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン “コンパニオン”

Ref:26656TI.GG.D019VE.01
ケース径:43.0mm
ケース厚:17.4mm
ケース素材:チタン(サンドブラスト仕上げ)
防水性:10気圧
ストラップ:インターチェンジャブルのテキスタイル加工ライトグレーカーフスキンレザーストラップ、チタンのトリプルフォールディングAPバックル、インターチェンジャブルのテキスタイル加工スレートグレーカーフストラップが付属
ムーブメント:手巻き、Cal.2979、約72時間パワーリザーブ、39石、毎時21,600振動(3Hz)
仕様:ペリフェラル式時・分表示、トゥールビヨン、ブラックセラミックのリューズとチタンのチップ、サンバースト模様のチタンダイヤルプレート、グレートーンのチタン製ミニチュア KAWS COMPANION、サンドブラスト仕上げのライトグレーチタンインナーベゼル、暗闇でブルーに発光する蓄光加工を施したチタンのペリフェラル式ロイヤル オーク針とアワーマーカー、両面反射防止加工サファイアクリスタルガラス、サファイアクリスタルガラスのケースバック
限定:250本
価格:要お問い合わせ

ブランドニュース チャペック(CZAPEK) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2152.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2168.jpg

 2024年の新作としてチャペックが、象徴的なアンタークティック・コレクションに加わった魅惑的なニューモデル、「アンタークティック パープル・ストーム」を発表しました。この18本限定のモデルは、2024年11月20日に香港で開催されるHorology Clubの3周年記念イベントでデビューします。

 スイスのダイヤル専業メーカー、メタレムによって手作業によるヴァーニッシュ(ニス)仕上げがなされた特別なダイヤルを備えたアンタークティック パープル・ストームは、チャペックの自己表現、芸術性、そしてコラボレーションの精神への取り組みを反映しています。

 このプロジェクトは、チャペックのCEOであるザビエル・デ・ロックモーレルが、メタレムと協力して手作業で仕上げた独創的な文字盤を製作するアーティストの作品に出会ったことから始まりました。この文字盤は、あまりにも独自性が高く個性的で、どのブランドにも提案されることはありませんでした。ある文字盤は、宇宙の星雲にさえ似ていました。その後、ザビエルはドバイ・ウォッチ・ウィークのディナー中にインスタグラムで「@Tranqated」として知られるコレクターに出会いました。彼らは天文学への共通の情熱について活発な会話を楽しみ、ザビエルはこのコレクターが宇宙にインスパイアされた文字盤を夢見ていることを知りました。

 2020年5月、チャペックはアンタークティック・コレクションを初公開、販売する準備をしており、この会話がきっかけで、スペシャル版である「アンタークティック オリオン・ネビュラ」の製作が始まりました。この限定10本のモデルは、銀河にインスピレーションを得たハンドメイド、ヴァーニッシュ仕上げの文字盤が特徴で、すぐに完売しました。続いて、ターコイズブルーの「アビス」、グリーンの「エメラルド・アイスバーグ」、そして「セレスティアル」など、ユニークなダイヤルを備えたモデルが続きました。最新版のアンタークティック パープル・ストームは、この独特の文字盤製造技術による鮮やかなバイオレット色を採用した初めてのモデルです。

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 それぞれのダイヤルは、精巧で芸術的に仕上げられた魅惑的なバイオレットのグラデーションを特徴としています。自然の嵐の雰囲気と深みを捉えるために一枚一枚丁寧に作られており、ミステリアスで動きのある印象を与えます。光が表面にあたると、空を横切る嵐の雲を思わせるように、渦巻きながら重なり合うパープルの色合いが浮かび上がります。

 このステンレススティール製タイムピースの心臓部には、パワーと精度の両方を兼ね備えた高性能な自動巻きムーブメント、自社製キャリバーSXH5が搭載されています。キャリバーSHX5は約60時間のパワーリザーブを誇り、計時の精度と効率を最大限に高めるように設計された4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプを備えています。サファイアクリスタル製のケースバックから見えるマイクロローターは、リサイクルされたプラチナで作られており、高級時計におけるサステナビリティの可能性へのチャペックの取り組みと一致しています。ムーブメントの精巧な構造と手作業による仕上げは、現代のオート・オルロジュリー(高級時計製造)に対するブランドのビジョンを視覚的に表現しています。

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「この時計は、アート、クラフトマンシップ、そして個性を讃えるものです」とチャペックのCEO、ザビエル・デ・ロックモーレルは語ります。「パートナーであるメタレム社の優れた才能と、当社のキャリバーSXH5のパワーと精度を組み合わせることで、本当に際立った作品を生み出すことができました。アンタークティック パープル・ストームは、夢や情熱を持つレアな人々のためにユニークな時計を作りたいという私たちの使命を反映しています。時計愛好家の皆様とその情熱を分かち合えるHorology Clubの記念すべきイベントで、この時計を発表できることを非常に楽しみにしています」と続けました。

 アンタークティック パープル・ストームは、2024年11月20日に香港で開催されるThe Horology Clubの3周年記念イベントで先行公開されます。このモデルは18本の限定生産で、世界中の指定販売店、ジュネーブのチャペック・ブティック、およびczapek.comで予約注文できます。デリバリーは2025年11月に開始される予定です。

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Antarctique Purple Storm
アンタークティック パープル・ストーム

ケース径:40.5mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、レザーまたはラバーストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH5(自社製)、約60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、28石
仕様:時・分・秒表示、独自の手作業によるヴァーニッシュ仕上げのダイヤル(手作業による仕上げのため、すべてのダイヤルがユニーク)、ねじ込み式リューズ、サファイアクリスタルケースバック
限定:18本
予価:5,720,000円(税込)

ブランドニュース ジャケ・ドロー(JAQUET DROZ) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2193.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2209.jpg

 東洋の暦法の干支で巳年にあたる2025年に向けて、ジャケ・ドローより蛇にオマージュ(敬意)を捧げた、マザー オブ パールとソノラ サンライズの文字盤を備えた2つのユニークなモデルが登場します。

 蛇にオマージュ(敬意)を捧げたモデルは非常に稀です。ジャケ・ドローでも、ここ12年間、つくっていませんでしたが、巳年にあたる来るべき新年に向けて発売することとなりました。しかも、初の試みとして針を廃し、前例のないレベルの芸術的な職人技が駆使されています。曲がりくねったソリッドゴールド製の蛇の体には、グラデーションカラーのエナメル装飾が施され、さらにジャケ・ドローのパートナーで『ロード・オブ・ザ・リング』のイラストレーター兼コンセプチュアル・アーティストでもあるジョン・ハウ氏がデザインしたモチーフがアクセントとなっています。

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 動物には堂々とした体躯のものもいれば、しなやかな体つきのものもいます。しなやかな部類に属する蛇は、2025年の干支です。ジャケ・ドローはこれを新たな創造のチャンスとし、1本も針を持たない初めてのモデルをデザインしました。それがオフィディアン(「ヘビ類」の意)・アワーです。レッドゴールド製の41 mmのユニークピースで、時と分はゆっくりと回転するディスクに表示され、時を示すのは蛇の頭、分を示すのは尾となっています。

 ジャケ・ドローはその頭と尾の間に、高度な職人技で巧みにシンボルを盛り込みました。蛇の長い体が「福」の文字を描いているかのように配されています。5つのソリッドのホワイトゴールドの塊から彫り出したものを継ぎ目のないひとつのモチーフに見えるよう組み立てられたこの蛇が文字盤で圧倒的な存在感を放ちます。最も厚みのある部分は4 mmもあり、サファイアガラスすれすれ、触れんばかりにセットされています。

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 このモデルの真価はそこではありません。しなやかな蛇の体が表現する創造的な簡素さは、滑らかな曲線だけでつくられている形状ならではの加工の難しさを感じさせません。焼成する前のエナメルはパウダー状で、理論上、蛇の曲線状の表面全体にしっかり塗布することはできないため、面の数が多すぎてエナメル装飾を施すことはほとんど不可能とされてきました。しかし、ジャケ・ドローの職人たちはこの難題を克服したばかりか、それ以上のことを成し遂げたのです。エナメルを蛇の体の細かい凹凸にまでむらなく施すことで薄いグリーンから濃いグリーンへと見事なグラデーションが生まれ、片方のバージョンはブラッドレッドのモチーフと交互のパターンを成しています。金の枠で囲んだ浅い穴状の部分に正確にエナメルを施して焼成してから研磨し、ホワイトゴールドの表面も手作業で研磨します。ジョン・ハウ氏がデザインした、古くから守護と幸運を象徴する「Ruyi(如意)」モチーフはこのようにしてつくられました。

 今回の2つの新作では、ジャケ・ドローが18世紀以来その原動力としてきた自然主義の手法に従っていわば蛇を本来の生息地に帰しました。1つめの文字盤は、ゴージャスなマザー オブ パールに竹をモチーフとしたグラデーションの細密画が施されています。

 2つめの文字盤は鉱物製で、これもまたジャケ・ドローの長い工芸の伝統につらなりますが、このユニークピースのために選ばれた石も特別なソノラ サンライズです。これも初の試みで、ジャケ・ドローでは一度も用いられたことのない素材です。採用されたのは、ひとつの石の中に、ブラックインクルージョンを含む柔らかな色味のグリーンと、濃いマーブル模様が入ったブラッドレッドの補色が共存しているからです。これほど小さなサイズでカラーが鮮明な石を見つけるのも困難ですが、厚さわずか0.8 mmの文字盤に切り出すのはさらに極めて大変な作業です。

 2つのユニークピースは、どちらもグリーンのラバーストラップとの組み合わせです。サファイアのケースバックから覗くレッドゴールド製ローターには、「如意」のモチーフをあしらったマザー オブ パールまたはソノラ サンライズのインサートが備わり、シリコン製ヒゲゼンマイを組み込んだ68時間のパワーリザーブを誇るムーブメントを駆動します。

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オフィディアン・アワー レッドゴールド - マザー オブ パール
Ophidian Hour Red Gold - Mother of Pearl

Ref.J0050230031
ケース径:41.00mm
ケース厚:13.78mm
ケース素材:18Kレッドゴールド
ストラップ:ラバー、18Kレッドゴールド製フォールディングバックル
防水性:3気圧(30m)
ムーブメント:自動巻き、Cal.Jaquet Droz 2653、68時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:12時位置にオフセンターの時・分表示、手作業による彫刻を施したホワイト マザー オブ パール ダイアル、手作業による彫刻とエナメル装飾を施した18Kホワイトゴールドの彫金細工、プリントの真鍮製ディスクによるインジケーター
限定:世界限定1本

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オフィディアン・アワー レッドゴールド - ソノラ サンライズ
Ophidian Hour Red Gold - Sonora Sunrise

Ref.J0050230021
ケース径:41.00mm
ケース厚:13.78mm
ケース素材:18Kレッドゴールド
ストラップ:ラバー、18Kレッドゴールド製フォールディングバックル
防水性:3気圧(30m)
ムーブメント:自動巻き、Cal.Jaquet Droz 2653、68時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:12時位置にオフセンターの時・分表示、ソノラ サンライズ ダイアル、手作業による彫刻とエナメル装飾を施した18Kホワイトゴールドの彫金細工、プリントの真鍮製ディスクによるインジケーター
限定:世界限定1本

ブランドニュース コルム(CORUM) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2151.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2167.jpg

 2024年の新作としてコルムより、ダイアルに龍の目と鱗を手作業で描いた「バブル 47 オートマティック」が登場しました。

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■ 特徴

◆ 2024年のために作られた限定モデル
 中国の神話を起源とする龍は、神聖な霊獣として財産や幸福をもたらすと信じられています。最も縁起の良い干支とされている辰年・2024年を記念し、ダイアルに迫力ある龍の眼がデザインされています。

 世界限定88本。“LIMITED EDITION”“1 OF 88”の文字が裏蓋に記されています。

◆ 手作業の鋳金による「ドラゴン アイ」
 龍の眼と鱗が手作業で描かれた「ドラゴン アイ」ダイアル。複雑な凹凸と濃淡が印象的で、まるで目の前に龍がいるかのような臨場感を際立たせています。

 まずは3Dモデルに基づいて作成された鋳型に真鍮を流し込み、緻密な形状を忠実に再現。そして、表面を保護するため薄く透明なラッカーをコーティングし、その上から塗装を施します。色の濃淡に応じて何度も重ね塗りすることで、美しい仕上がりを長く保ちます。

◆「バブル」ならではのドーム型風防
 高度な技術で、厚さ8mmのサファイアクリスタルを滑らかなドーム型に成型。見る角度によって龍の眼が拡大・縮小し、浮かび上がっているようにも感じられる唯一無二の仕様が、所有者の満足感を高めます。

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■「バブル」コレクションについて

 1960年代に実験的に製作された深海潜水用時計をデザインベースとする「バブル」。2000年のバーゼル・フェアで初めて発表されて以降、「アドミラル」「ゴールデンブリッジ」と並ぶコルムの主要コレクションとして愛されてきました。47mmや52mmといった大径ケース、泡のように膨らんだドーム形状のサファイアクリスタル風防、デザイン性に富んだ奇想天外な文字盤を組み合わせ、唯一無二の時計を作り上げています。

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Bubble 47 Automatic
バブル 47 オートマティック

Ref:L082/04508
ケース径:47.0mm
ケース厚:18.5mm
ケース素材:ステンレススティール(ブラックPVD)
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:バルカナイズラバー(※シューズの製造技術であるバルカナイズ製法を応用し、柔軟性や耐久性、耐熱性を向上させたラバー)、ステンレススティール製尾錠(ブラックPVD)
ムーブメント:自動巻き、Cal.CO 082、約42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、25石
仕様:時・分表示、龍の眼と鱗をデザインした文字盤、ドーム型サファイアクリスタル風防(無反射コーティング)、シースルーバック
限定:世界限定88本
価格:1,595,000円(税込)

ブランドニュース 大塚ローテック(OTSUKA LOTEC) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2149.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2165.jpg

現代の名工が、「時計界のアカデミー賞」にて国産初の快挙

「大塚ローテック」は現代の名工・片山次朗の時計ブランドです。このたび大塚ローテックの機械式腕時計「6号」が、2024年度のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG 2024)のチャレンジ部門にてグランプリを獲得しました。ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリは「時計界のアカデミー賞」と称され、チャレンジ部門は3,000スイスフラン(約50万円)以下の時計を対象としています。同部門のグランプリ受賞は、国産時計では初となります。


受賞のコメント―片山次朗

 世界中の素晴らしい時計が集まるコンペティションで選ばれたことを大変光栄に思います。私の時計製作は、約20年前ヤフオクで旋盤を購入し、機械の練習のつもりで腕時計の外装部品を作ったことから始まりました。どんどん楽しくなって、やりたいことが増えていきました。5番目に作った時計を恐る恐る売ったところ、喜んでくれる人がいたことが嬉しくてこれまで時計を作り続けてきました。これからも大塚で時計作りを続けていきます。

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「大塚ローテック」について

 2012年創立。創業者兼代表の片山次朗はもともとカーデザイナー・プロダクトデザイナーでしたが、インターネットオークションで旋盤を購入したことをきっかけに独学で時計製作技能を習得。2012年より「大塚ローテック」のブランド名で、自身が製作した腕時計の販売を開始。ブランド名は工房を構える東京・大塚に由来します。創業者兼代表の片山次朗は2024年、厚生労働大臣が定める卓越した技能者(現代の名工)に選出されました。

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グランプリ受賞作「6号」について

 扇形の時分針が特徴の自動巻腕時計。これらの時分針は右端まで到達すると瞬時に帰零します(レトログラード機構)。中央に秒ディスク、中央右に日付表示が配されています。時計の心臓部のムーブメントは国産汎用ムーブメントの上に約30の部品で構成される自社製モジュールを搭載しています。2015年より販売、2024年より現仕様。

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大塚ローテック「6号」

ケース径:42.6mm
ケース素材:316Lステンレススチール
防水性:日常生活防水
ストラップ:カーフレザー
ムーブメント:自動巻、Cal.MIYOTA9015+自社製レトログラードモジュール、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:同軸2針レトログラード、秒ディスク、日付表示、サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング、指紋防止コーティング)、シースルーバック、1年保証
価格:440,000円(税込)

ブランドニュース シチズン(CITIZEN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2142.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2158.jpg

「エコ・ドライブ」、「電波時計」、「メカニカル」と、時計の基本性能とデザインを追求したシチズンコレクションから、2024年の新作としてNIGHT COLOUR EDITIONが登場しました。その名の通り、夜を思わせるブラックカラーで統一された3モデル+1ペアモデルです。

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シチズン コレクション / メカニカル

シンプルでベーシックなデザインと、美しいケース仕上げが特徴のモデル。ケース径38mmで細めの腕になじみやすいサイズです。

Ref:NB1054-58E
ケース径:38.0mm(設計値)
ケース厚:10.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(グレー色)
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレス(グレー色)
ムーブメント:自動巻き+手巻き、Cal.9011、日差-10秒~+20秒、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示
価格:88,000円(税込)

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シチズン コレクション / エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト

43mmのケースに、立体的なパーツと太めの針が存在感のあるデザイン。ビジネスからカジュアルまで、幅広いシーンでご使用できます。

Ref:CB0294-54E
ケース径:43.0mm(設計値)
ケース厚:9.8mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(グレー色)
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレス(グレー色)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.H145、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約2年可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分・秒・日付表示
価格:66,000円(税込)

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シチズン コレクション / エコ・ドライブ

ケース厚4.8mmの薄型モデル。フラットなケースデザインと細身ベゼル、繊細な文字板デザインがエレガントな印象を与えます。

Ref:AR3017-58E
ケース径:36.2mm(設計値)
ケース厚:4.8mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(グレー色)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス(グレー色)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.G872、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約6ヶ月可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分表示
価格:60,500円(税込)

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シチズン コレクション / エコ・ドライブ電波時計 ペアモデル

腕馴染が良く、幅広い年代の方に似合うシンプルなデザインで、さまざまなシーンにもマッチします。

Ref:AS1064-53E
ケース径:37.2mm(設計値)
ケース厚:8.4mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(グレー色)
防水性:5気圧
ストラップ:ステンレス(グレー色)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.H415、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約2年可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分・秒・日付表示
価格:49,500円(税込)

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シチズン コレクション / エコ・ドライブ電波時計 ペアモデル

腕馴染が良く、幅広い年代の方に似合うシンプルなデザインで、さまざまなシーンにもマッチします。

Ref:ES0004-51E
ケース径:28.0mm(設計値)
ケース厚:7.4mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(グレー色)
防水性:5気圧
ストラップ:ステンレス(グレー色)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.H0F6、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約2.5年可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分・秒・日付表示
価格:49,500円(税込)

ブランドニュース シチズン(CITIZEN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2143.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2159.jpg

 アンティークな雰囲気とスマートな機能性を合わせもつ「シチズン Kii:(キー)」から、オーセンティックなローマインデックスに、風合いのあるパターンを施したクラシカルなメッシュバンドを組み合わせた限定モデルが登場。

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 インターチェンジャブル構造なので、着用シーンに合わせて自分で付属の替えバンドに簡単に付け替えられます。

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 シルバーカラーのEG7040-74Aにはグレーの革バンド、ウォームゴールドカラーのEG7043-33Aにはバーガンディの革バンドがセットされています。

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シチズン キー / エコ・ドライブ スクエア 2way 限定モデル

Ref:EG7040-74A
ケースサイズ:横14.3mm(設計値)
ケース厚:7.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス、インターチェンジャブル構造、グレーの交換用カーフバンドが付属
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.G620、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約8ヶ月可動
仕様:時・分表示
限定:350本
価格:35,200円(税込)

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シチズン キー / エコ・ドライブ スクエア 2way 限定モデル

Ref:EG7043-33A
ケースサイズ:横14.3mm(設計値)
ケース厚:7.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(ウォームゴールド色めっき)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:ステンレス(ウォームゴールド色めっき)、インターチェンジャブル構造、バーガンディの交換用カーフバンドが付属
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.G620、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約8ヶ月可動
仕様:時・分表示
限定:350本
価格:35,200円(税込)

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    0 staticcontent
    ISHIDA表参道(R0239) Gressive eyes /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/title_305.jpg クロノスイスの過去・現在・未来を巡る オンライン・ツアー&トーク・イベント・レポート 東京都:ISHIDA表参道

    クロノスイスのオンライン・ツアー&
    トーク・イベント・レポート
    東京都:ISHIDA表参道

    2023年に創業40周年を迎え、さらに今、新たな時代へと踏み出す高級機械式時計のクロノスイス。2024年10月25日、東京の「ISHIDA表参道店」にてクロノスイスの取扱いを機に、スイス・ルツェルンの本社アトリエと東京を結んでのオンライン・ツアー、そして長年クロノスイスの取材を続ける時計ジャーナリストであり時計専門ウェブマガジンGressive編集長の名畑政治氏によるトーク・イベントが開催された。


    「ISHIDA表参道」にて2024年10月25日から11月24日まで開催中の「クロノスイス フェア」

    「ISHIDA表参道」にて2024年10月25日から11月24日まで開催中の「クロノスイス フェア」。その初日にあたる10月25日に招待制のイベントが開催された。


    時計界に大きな影響を与え続ける
    クロノスイスの業績と新たな方向性とは?

     1983年、時計師ゲルト・リュディガー・ラング氏によってドイツのミュンヘンに設立された独立ウォッチブランドのクロノスイス。現在はオーナーでありCEOのオリバー・エブシュテイン氏によって本社はスイスの古都ルツェルンに移され、新たな体制で素晴らしい時計作りを進めている。


     今回のイベントでは、そのスイス・ルツェルンの本社アトリエと東京の「ISHIDA表参道」をリアルタイムにオンラインでつなぎ、エブシュテイン氏自らが案内役となって時計作りの工程を紹介。自社のアトリエ内で行われている100年前のマシンを駆使したハンドギョーシェ加工や、美しい釉薬を塗っては焼き、塗っては焼きする本格的なグランフー・エナメルの工程などを説明した。


     さらにその後、1994年の最初のバーゼル取材から現在まで、クロノスイスの動向を追い続けている時計ジャーナリストであり時計専門ウェブマガジンGressive編集長の名畑政治氏によるクロノスイスの歴史と、時計史に新たなページを開いたラング氏の功績とモデルの紹介、さらにエブシュテイン体制となってからの新たな時計作りの方向性についての話が展開された。


     そのポイントはラング氏時代には過去の歴史的な時計にインスピレーションを得て新たに開発されたものが主体だったのだが、エブシュテイン氏の時代となってからは、クロノスイスのテーマを「MODERN MECHANICAL(モダン・メカニカル)」とし、高精度な機械式時計をベースとしつつ、そこに新たな感覚を導入した新時代の時計作りを目指すという方向性が的確に定められたのであった。


     さらにトークセッション後は展示されたクロノスイス現行モデルのタッチ&フィールおよび歓談の時間となり、来場いただいた方が自由に最新モデルを手に取り、腕への装着感や、そのフィーリングを確認できる貴重な機会となったのである。

    夕方に始まったイベントに合わせて、スイス・ルツェルンにあるクロノスイスの本社アトリエとオンラインで接続

    夕方に始まったイベントに合わせて、スイス・ルツェルンにあるクロノスイスの本社アトリエとオンラインでつなぎ、CEOのオリバー・エブシュテイン氏自らが案内役となってアトリエ各所を紹介した。


    2012年、ラング氏からクロノスイスの経営を受け継ぎ、オーナー兼CEOとなったのがスイス人のオリバー・エブシュテイン氏。

    2012年、ラング氏からクロノスイスの経営を受け継ぎ、オーナー兼CEOとなったのがスイス人のオリバー・エブシュテイン氏。リアルタイムでつなげられたモニター越しに自分の言葉で来場者に語りかけた。


    ラング氏の時代から現代までクロノスイスの動きを追い続けている名畑編集長

    ラング氏の時代から現代までクロノスイスの動きを追い続けている名畑編集長。エブシュテイン氏とも旧知の仲であり、2015年、エブシュテイン氏がクロノスイスCEOとなって初めて来日した時から何度となくインタビューを行い、そのコンセプトと精神については熟知しているという。


    会場内に展示されたクロノスイスの歴史と製造工程を紹介するパネル。

    会場内に展示されたクロノスイスの歴史と製造工程を紹介するパネル。これを見るとクロノスイスがこれまでいかに優れた足跡を時計界に残してきたかが一目瞭然だ。


    クロノスイスの創業者であるラング氏とは時計会社のオーナーとジャーナリストという垣根を超え、時計愛好家として親しく付き合ったという名畑編集長。

    クロノスイスの創業者であるラング氏とは時計会社のオーナーとジャーナリストという垣根を超え、時計愛好家として親しく付き合ったという名畑編集長。そのラング氏の人間性と功績は時計界にとって今でも重要だと語る。


    会場に展示されたクロノスイスの現行コレクション。中心に置かれているのは創業40周年を記念して発表された新世代の「デルフィス」

    会場に展示されたクロノスイスの現行コレクション。中心に置かれているのは創業40周年を記念して発表された新世代の「デルフィス」。1997年に初代モデルが発売されたが、2023年に曲面ダイアルにギョーシェ彫りを施し、高温焼成の本格エナメルで色を添えた新世代の「デルフィス」が登場した。


    クロノスイスを実際に見て触って腕に装着できるタッチ&フィールの時間

    クロノスイスを実際に見て触って腕に装着できるタッチ&フィールの時間が設けられ、来場した時計愛好家の方々が、それぞれにお目当てのモデルを手に取り、その感触を確かめていただいた。


    クロノスイスについての疑問や質問に答える名畑編集長。

    クロノスイスについての疑問や質問に答える名畑編集長。実際に1997年の初代「デルフィス」を愛用する名畑編集長だけあって、クロノスイスの歴代CEOであるラング氏やエブシュテイン氏との交流から、歴代製品の特徴やその果たした役割についての興味深いお話を伺うことができた。



    ISHIDA表参道 クロノスイス フェア開催中

    ISHIDA表参道

    ISHIDA表参道にてクロノスイス・フェアを開催中です(11月24日まで)。“Modern Mechanical”をテーマに掲げ、時、分、秒をそれぞれ異なるディスプレイで表示する伝統的な「レギュレーター」時計をご紹介します。1987年、ゲルト・R・ラングは18世紀後半に発明されたレギュレーター ダイヤルを腕時計に取り入れ、「レギュレーター」を発表しました。この時計は、レギュレーター ダイヤル採用の腕時計として初めて量産されたモデルとして知られています。

    開発から30年以上経った今もなお、クロノスイスは研ぎ澄まされたデザイン性を保ち続け、妥協のない手作業による装飾技法と革新的な技術が凝縮された最新の限定作品をISHIDA表参道にて特別にご紹介します。フェア期間中にクロノスイスのモデルをご成約いただいたお客様には、純正高級革ベルトまたは3年間の損害保険のいずれかをプレゼントいたします。この機会にぜひ、ISHIDA表参道にてクロノスイスの世界観をお楽しみください。

    お問い合わせやご来店予約は、ISHIDA表参道(TEL: 03-5785-3600)までご連絡ください。


    https://ishida-watch.com/c/bestishida/watches/chronoswiss/



    tenpocontent クロノスイス(CHRONOSWISS)
    ブランドニュース ノルケイン(NORQAIN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2144.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2160.jpg

    My life, My wayを貫くチャンピオン、小林陵侑。

     ノルケインが、スキージャンプ界の王者として快進撃を続ける小林陵侑選手を公式アンバサダーのノルケイナーに迎えました。自分のジャンプを貫く小林陵侑選手の生き方は、ノルケインのモットーであるMy life, My wayそのものです。またスキージャンプは、風向きや風速といった自然に左右されながら、その中でベストな可能性を追求する競技でもあります。陵侑選手を通して、ノルケインが大切にする、Independence(独立心)、Adventure(冒険)、Freedom(自由)の精神を世界中の挑戦者、競技者に伝えていけることをノルケインは嬉しく思っています。北京五輪ノーマルヒル金メダル獲得、スキージャンプW杯年間総合優勝2回などの輝かしい栄光にとどまることなく、世界最長飛距離291m(非公式記録)を達成するなど、自らの夢に向かって進み続ける彼は、真のノルケイナーです。

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    小林陵侑選手の挑戦は、続く。

     小林陵侑選手は、北京五輪ノーマルヒルで金メダルを獲得し、小さな頃からの夢を成し遂げました。しかし、彼は、栄光にとどまることなく、次の頂きに向かって挑みはじめたのです。その第一歩として、独立を宣言し、プロのスキージャンパーとしての活動をスタートさせました。これからも自身の勝利を積み重ねていくことはもちろん、ジャンプ競技のもつ格好良さ、すばらしさを多くの人に発信していきたい。そんな思いから陵侑選手はファッションリーダーとしても活躍しています。挑戦のスピリットにおいても、スタイリッシュなファッションのアイコンとしても、ノルケインと小林陵侑選手は共に新しい頂きを目指していきます。

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    「NORQAIN PEAKS」に小林陵侑選手が登壇。

     ノルケインは、2024年11月15日に新作ローンチイベント「NORQAIN PEAKS」を開催します。全世界に向けて2024年の最新作をローンチするとともに、ノルケイナーの楢﨑智亜選手と小林陵侑選手が登壇し、スイス・ノルケイン社 副社長トビアス・カッファーと熱いメッセージを語り合います。

     小林陵侑選手とトビアス・カッファーは、2024年8月に対談を通して初めて出会い、それがきっかけとなり今回のノルケイナー就任につながりました。スイス機械式時計の新しい頂点に挑み続けるノルケインのブランド姿勢に対して、小林陵侑選手は心から共感しています。

     また小林陵侑選手は自らがスタイリッシュなファッションリーダーとなり、ヨーロッパのスキージャンプ大会のようにエンターテイメント性のある大会を日本に創っていきたいと願っています。自分の夢に向かって挑戦を続けるチャンピオンの言葉に耳を傾けてください。

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