ランゲマティック・パーペチュアル・ハニーゴールドは来る日も来る日も修正を必要とすることなく、2100 年まで日付を正しく表示します。特許技術のゼロリセット機構が組み込まれた定評ある自動巻きキャリバーをハニーゴールドケースに収め、製作数100本限定の特別エディションとして展開します。A.ランゲ&ゾーネが専用使用権を有するハニーゴールドは、厳選モデルにのみ使用されています。この素材は、永久カレンダーの持久力にふさわしい硬度と耐久性の高さを誇ります。
ランゲマティック・パーペチュアル・ハニーゴールド 2019年のジュネーブ国際高級時計サロン(SIHH)に、ハニーゴールドケースに身を包んだランゲマティック・パーペチュアル・ハニーゴールドが、100本限定エディションとして登場します。ランゲが専用使用権を有するこのケース素材の特徴は、他の金合金よりも優れた耐久性です。ベゼルと存在感のあるラグを光り輝くように磨き上げたのとは対照的に、輪郭のはっきりとしたケースのセンターエレメントの表面には線彫り模様を施しています。この時計はその複雑さに似合わず、ケース直径38.5ミリ、高さはわずか10.2ミリで、腕元にしっくりと収まるサイズです。
シルバー無垢製ダイヤルのシルバーカラーを背景に、夜光針とハニーゴールド製のローマ数字がくっきりと浮かび上がります。時マーカーが描くサークルに型押しされたフルーティング模様は、ダイヤルに立体感を生み出します。ハニーゴールド製バックルを付けたダークブラウンのアリゲーターベルトを取付けることによって、時計全体を完璧に調和させています。
/sites/default/files/newsImage1/01_182.jpgランゲマティック・パーペチュアルの永久カレンダーは、うるう年を含め、日数の異なる大小の月に対応しています。時計を一旦正しく調整して連続して動かせば、12時位置にある日付表示を修正する必要が生じるのは2100年のことです。この年は世紀年のため、グレゴリオ暦の例外規定により2月29日が省略されるのです。9時位置のサブダイヤルには曜日表示とデイ・ナイト表示があり、3時位置にあるもう一つのサブダイヤルには月表示、そして少し下にずらしてうるう年表示が配置されています。6時位置には三つ目のサブダイヤルがあり、そこにはスモールセコンドとムーンフェイズ表示が見えます。このムーンフェイズ表示も、誤差が累積して1日分に達するまでに122.6年かかるほど精密に設計されています。カレンダーの各表示要素は、一つずつ進めることもできれば、10時位置にある埋込み式メインボタンを押して一斉に進めることもできます
/sites/default/files/newsImage2/02_208.jpg2001年にランゲマティック・パーペチュアルを発表した当時、このモデルは世界初のアウトサイズデイト表示と永久カレンダーを組み合わせた自動巻き腕時計でした。自動巻きキャリバーL922.1SAX-0-MAT には、特許技術のゼロリセット機構が組み込まれています。この機構によって、リューズを引くとテンプが止まると同時に秒針が帰零します。したがって、容易に時刻合わせができるのです。外側にプラチナ製分銅を付けた21Kゴールド製ローターは両巻上げタイプで、短時間の着用で最大46時間分のパワー(動力)が自動的に巻き上がります。このローターは、ムーブメントの4分の3プレートに取り付けられています。薄型の4分の3プレートの大きな開口部からは脱進機にも視線が届き、ハンドエングレービング入りテンプ受けの美しい装飾模様と昔ながらのスワンネック型精度調整装置の姿を楽しむことができます。さらにサファイアクリスタルのシースルーバックからは、二度組工程を経て五姿勢で微調整されたムーブメントの随所に施された美しい仕上げ装飾を愛でることができます。
ランゲマティック・パーペチュアル・ハニーゴールド
Ref. 310.050
ケース径:38.5mm
ケース厚:10.2mm
ケース素材:ハニーゴールド®
ストラップ:ダークブラウン手縫いアリゲーター、ランゲ特製ハニーゴールド®製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.L922.1 SAX-0-MAT(ランゲ自社製、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み)、素材の特性を生かした洋銀製の4分の3プレート、プラチナ製分銅付き21Kゴールド製両方向巻上げ式4分の3スケールローター、4カ所にボールベアリングを使った巻上げ輪列、ハンドエングレービング入りテンプ受け、43石、46時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)
仕様:時および分による時刻表示、ストップセコンド機能および特許技術ゼロリセット機構搭載スモールセコンド、日、曜日、月、ムーンフェイズおよびうるう年表示付き永久カレンダー、デイ・ナイト表示 操作系 巻上げおよび時刻調整用リューズ、カレンダー要素を一斉に調整する埋込み式メインボタン、曜日・月・ムーンフェイズを個別に進める埋込み式調整ボタン
限定:100本
予価:9,330,000円(税抜)
発売予定:2019年5月以降
フライバック・クロノグラフ、ムーンフェイズ表示付き永久カレンダー、ストップセコンド搭載トゥールビヨン、パワーリザーブ表示を同時に搭載するというA.ランゲ&ゾーネの異色のモデルが、ホワイトゴールドケースとピンクゴールドダイヤルで表情も新たに登場します。
ホワイトゴールドケースにピンクゴールドのダイヤルを収めたダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン 2016年に発表されたダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨンが、機械式時計の高水準の技術を凝集した時計であることは、そのモデル名からも窺い知ることができます。「ダトグラフ」は、ランゲ独特のアウトサイズデイトとプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載フライバック・クロノグラフを、「パーペチュアル」は、瞬転表示式永久カレンダーと、誤差が1日分に集積されるまで122.6年かかるという高精度ムーンフェイズを表します。そして「トゥールビヨン」は、その内部に収められた脱進機への重力の影響を補正する機構を指しますが、このモデルのシースルーバックから見えるのは、特許技術ストップセコンドを搭載するワンミニッツトゥールビヨンです。時刻、カレンダー、クロノグラフの表示要素のすべてが見やすいダイヤルデザインは、タキメータースケールの端にパワーリザーブ表示を配置することによって実現しました。
ブラックダイヤルにプラチナケースを収めた100本限定の第一弾に続き、ホワイトゴールドケースにピンクゴールドダイヤルを組み合わせたこの新バリエーションも製作数100本の限定モデルです。直径41.5 ミリのホワイトゴールド製ケースとロディウム仕上げのゴールド製針とアプライドインデックスが醸し出すクールな印象を、温かみのあるピンクゴールドカラーで和らげています。A.ランゲ&ゾーネでは、コレクションのモデル数をあえて増やさない方針を取っていますが、その中にあって、このモデルはコレクションに心地よいニュアンスを添えてくれます。
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ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨンの開発の原動力となったのは、1999年に発表した初代ダトグラフが大反響を呼んだことです。伝統的なコラムホイール制御方式、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターとフライバック機能というまれに見る組み合わせは、時計界を大いに驚かせました。ランゲ独自のアウトサイズデイトとダイヤル下部の二つのサブダイヤルが正三角形を形成するように配置するという明快で分かりやすいダイヤルデザインにより、ダトグラフは時代を越えて愛されるアイコンウォッチになっています。その特徴的なダイヤルレイアウトを、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨンも継承しています。このモデルでは、初代ダトグラフよりもケース直径を大きくし、永久カレンダー表示の役割を持つ二つのサブダイヤルも大きめにしました。左サブダイヤルにはスモールセコンド、曜日およびデイ・ナイト表示を、そして右サブダイヤルにはプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、月およびうるう年表示を収めています。
ランゲ自社製キャリバーL952.2 ムーンフェイズ、曜日および月を調整するには、三つの埋込み式調整ボタンを操作します。カレンダー表示要素すべてを一斉に進めるのは、10時位置のワンタッチ調整ボタンです。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、729個の部品で構成される自社製キャリバーL952.2が見えます。その複雑極まるムーブメントの隅々にまで手作業で施された美しい仕上げ装飾は、機械式時計製作技法の限界を何度も定義し直すA.ランゲ&ゾーネの気概を反映するものです。
/sites/default/files/newsImage2/02_206.jpgダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン
Ref. 740.056
ケース径:41.5mm
ケース厚:14.6mm
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:ダークブラウンの手縫いアリゲーター、ホワイトゴールド製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L952.2(ランゲ自社製、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み、素材の特性を生かした洋銀製の地板および受け、ハンドエングレービング入り中間車およびトゥールビヨン受け)、59石(うち1石はダイヤモンド受け石)、ビス留め式ゴールドシャトン 5(うち1石はダイヤモンド受け石)、毎時18,000振動、50時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)
仕様:時、分およびスモールセコンドによる時刻表示、特許技術ストップセコンド機能搭載トゥールビヨン、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載フライバック・クロノグラフ、タキメータースケール、アウトサイズデイト、曜日・月およびうるう年表示付き永久カレンダー、デイ・ナイト表示、ムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示 操作系 ゼンマイ巻上げおよび時刻調整用リューズ、クロノグラフ操作用ボタン2個
限定:100本
予価:30,090,000円(税抜)
発売予定:2019年6月以降
2019 New Model | A.LANGE&SÖHNE
2019年 A. ランゲ&ゾーネ新作情報
ブース撮影:江藤義典 Photo:Yoshinori Eto
遂に傑作ランゲ1が25周年!
アニバーサリーモデルが目白押し
例年、ブースに掲げられる巨大化したモデルがメインアクトとなるのがA.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE & SÖHNE)のスタイル。2019年の今年はアイコンである「ランゲ1」だったが、普通のモデルではない。なぜなら今年は「ランゲ1」誕生25周年という節目であり、全時計愛好家が注目するアニバーサリーモデルが誕生したのだ。さらに今年は機械式デジタルウォッチ「ツァイトヴェルク」の10周年でもあり、こちらにも魅惑的なモデルが登場した。
他3モデルは既存品のバリエーション変更ではあるが、残念がることはない。なぜなら今年は、毎月24日に「限定ランゲ1」が発表されることが決定している。一年を通してファンを楽しませる、最高の25周年になることだろう。
>ランゲ1・トゥールビヨン “25th アニバーサリー”(LANGE1 TOURBILLON 25th Anniversary)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
※表記は2019年1月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2019年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>正規時計販売店のバイヤー達が着目したA. ランゲ&ゾーネの新作
ジュネーブ発、2019年の最新注目モデル22
>2019年 A. ランゲ&ゾーネ(A.LANGE&SÖHNE)
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ブレゲの古くからの伝統を語るモデルの一つとして創作された「クイーン・オブ・ネイプルズ」が、ピンクとモーブの虹彩が織りなすマザーオブパールや、ダイヤモンドで美しく引き立てられました。この時計は、ムーンフェイズ表示も備わる自動巻ムーブメントが時を刻みます。
ブレゲは、バレンタインデーに向け、ブレゲの歴史において女性専用の時計として考案された「クイーン・オブ・ネイプルズ」コレクションに新たなモデル加えました。このレディスウォッチのコレクションは、アブラアンールイ・ブレゲが、ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラのために1812年に製作し、世界初の「腕時計」としても有名な時計を称えて、2002年に誕生しました。王妃の腕時計から想を得た「クイーン・オブ・ネイプルズ」は、優美な曲線に包まれたオーバル型で、わずかに細長いケースが特徴です。今年のブレゲは、オフセンターのスモールセコンドを配したオリジナルモデルのデザインを再び取り上げ、それをピンクに彩りました。28本のみが作られるこの限定モデルには、ムーンフェイズ表示付きの自社製ムーブメントが収められています。
ロマンティックな配色
「クイーン・オブ・ネイプルズ 8905」のバレンタインデー限定モデルは、ダイヤルに淡いピンクの虹彩を放つマザーオブパールが用いられています。ムーンフェイズ表示は、濃いピンクの下地にホワイトゴールドの月と星が映えます。また、リュウズにセットされたカボションカットのピンクサファイアも、今回のピンクを主役にしたデザインに鮮烈な輝きをもたらします。さらに、ロマンティックな配色に彩りを加えるのは、モーブ色のアリゲーターレザーストラップです。そして、ベゼルとダイヤルのフランジに配されたダイヤモンドがこのオーバル型のレディスウォッチの優美な表情に仕上げのタッチを添えています。
ブレゲならではの個性
このモデルの見やすいダイヤルは、アブラアン-ルイ・ブレゲが非常に大切にしたネオクラシックのスタイルを踏襲しながら、ブレゲのアルティザンによる手作業で仕上げられています。マザーオブパールとシルバー仕上げのゴールドを組み合わせたダイヤルには、美しいブルー・スティールの針があしらわれ、時間のチャプタ―リングの上方に各モデルの個別番号が記されています。ブレゲは18 世紀の終わりの頃から台帳に顧客の名前を記録してきましたが、ご要望があれば、この最も著名な人々が名を連ねる台帳に喜んでお名前を記帳させていただきます。
時刻表示のダイヤルは、中央がギヨシェ彫りでクル・ド・パリ模様が装飾され、その周りをローマ数の艶やかなチャプターリングが取り巻いています。オフセンターのスモールセコンドは、フラム模様のギヨシェ彫りで装飾されています。そして、ダイヤル最上部にパワーリザーブ表示があります。
「クイーン・オブ・ネイプルズ 8905」のホワイトゴールドケースに搭載されているのは、機械式ムーブメントの至宝、自社製キャリバー537DRL2 です。自動巻で45 時間のパワーリザーブが備わるこのムーブメントは、ブレゲの伝統に則り入念な装飾仕上げが施された246 個の部品で構成され、その姿がサファイアクリスタルによる透明なケースバックから鑑賞できます。
バレンタインデーに合わせ、ピンクの色彩とダイヤモンドで演出した「クイーン・オブ・ネイプルズ」は、ブレゲの比類ない時計づくりを語るまさに逸品です。
ナポリ王妃の腕時計
ナポレオンの妹のカロリーヌ・ミュラは、ナポリ王妃として即位していた時期に芸術や職人技に対して絶大な支援を行い、ブレゲから30点以上にも及ぶ懐中時計や置時計を手に入れました。1810年、パリのケ・ド・ロルロージュに工房を構える時計師ブレゲは、このナポリ王妃のために前代未聞の時計の創作に取り掛かりました。それは、もとより腕に着けるために設計された時計で、これこそが世界初の「腕時計」になるものでした。1812年に出荷され、1849年と1855年に修理のために戻ってきたこの時計の歴史や特徴については、ブレゲが保存する台帳に記録が残されていますが、しかしながら、現在の行方は定かではありません。細長い楕円ケースにギヨシェ彫りのシルバーダイアルがセットされたこの腕時計は繊細な造りで、リピーターやムーンフェイズ表示といった複数の複雑機構が組み込まれ、温度計も付属していました。そして、腕に装着できるように毛髪とゴールドの細線とを編み上げたブレスレットが取り付けられていました。
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BREGUET REINE DE NAPLES 8905
ブレゲ クイーン・オブ・ネイプルズ 8905
SPECIFICATIONS OF THE WATCH
バレンタインデー2019特別モデルはワールドワイド28本限定で作られ、01/28 から 28/28の番号が刻まれています。日本では、ブレゲ ブティック銀座のみでの取り扱いです。
Ref. 8905BB/W2/964 D00D
ケースサイズ:28.45×36.50mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:モーブカラーのアリゲーターレザー
防水性:3気圧(30m)
ムーブメント:自動巻、番号とBreguetのサインを刻印、Cal.537DRL2、28石、45時間パワーリザーブ
仕様:ケースバンドに繊細なフルート装飾、ベゼルに128個(約0.77カラット)のダイヤモンドリュウズにピンクサファイア(約0.3カラット)。サファイア・ケースバック(透明裏蓋)、ギヨシェ彫り、シルバーカラー仕上げの18Kゴールドおよびピンクマザーオブパールダイアル、7時位置にオフセンターのスモールセコンド、12時位置にムーンフェイズとパワーリザーブ表示、個別番号とBreguetのサイン、ローマ数字のチャプターリング、ブルー・スティールのブレゲ針
価格:4,270,000円(税抜)
発売予定:2019年1月中旬


ついに日本への本格展開が始まった
ジュネーブの実力派高級ウォッチ・メゾン
ローラン・フェリエの全貌
2008年に工房を設立し、2010年のバーゼルワールドでは最初の製品をリリースし、全世界の時計エンスージアストの耳目を集めた高級時計メゾンの「ローラン・フェリエ」。これまで一部の限られたショップでのみの展開だったが、老舗時計輸入代理店のDKSHジャパンと契約を結び、我が国への本格導入が2019年より開始された。さて「ローラン・フェリエ」とは一体、どんなメゾンなのか? そして彼らの工房から生み出されたタイムピースとは、どんなものなのだろうか?
取材・文:名畑政治 / Report & Text:Masaharu Nabata
協力:DKSHジャパン / Thanks to:DKSH JAPAN
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A.ランゲ&ゾーネを代表するモデルのアニバーサリーエディション
ランゲ1は、A.ランゲ&ゾーネのブランド復興第1号コレクションの一つであり、発表から今日まで25年間にわたりブランドのアイコンとして不動の地位を築いています。A.ランゲ&ゾーネは、幾多の賞に輝いたこの時計の誕生25周年を記念して、ホワイトゴールド仕様の“25thアニバーサリー” エディションを250本限定で展開します。一段低くすることで境界を明確にしたシルバーカラーのダイヤルにディープブルーで数字・マーカーをプリントし、日付表示の数字にもブルーを採用。レリーフ彫りでいにしえのランゲ時計工房の図柄を描いた裏蓋を付け、ハンドエングレービング入りテンプ受けの手彫りのラインを青く色づけして強調するなど、記念モデルにふさわしいデザインになっています。
1994年10月24日は、A.ランゲ&ゾーネの歴史において最も意義深い日付です。ブランド再設立の立役者ウォルター・ランゲとギュンター・ブリュームラインが、ドレスデン王宮でブランド復興コレクション第1弾として4本の腕時計を発表した日です。そのうちの1本がランゲ1でした。オフセンター配置のダイヤルデザインが議論を巻き起こし、アウトサイズデイトやツインバレルが示す技術力の高さは時計界を驚かせました。
独創的なデザインが発表されると、初めは賛否が分かれるのが常です。新しいデザインの美しさを理解するには、見慣れたデザインを疑ってみることが必要になるからです。ランゲ1はその良い例です。手作業で完璧に仕上げた機械式時計に、アウトサイズデイトをはじめとする表示要素をオフセンターに配置するダイヤルデザイン ― 1990年代中頃には、それを挑発と受け取る人が少なくありませんでした。しかし、常識を覆すデザインだからこそ注目を集め、A.ランゲ&ゾーネの名は一夜にして再び時計界に知れ渡ることとなりました。
/sites/default/files/newsImage1/01_179.jpg25周年を記念する2019年、ランゲ1 ファミリーの主要なマイルストーンに捧げる一連のコレクションを発表し、1994年にA.ランゲ&ゾーネを高級時計界の世界地図に再び書き込んだ歴史的な出来事に思いを馳せます。これらのモデルはいずれもホワイトゴールドケースで、シルバーカラーのシルバー無垢製ダイヤルにディープブルーでプリントされた数字とインデックス、日付の青い数字、そしてグレーの糸で縫製したブルーのアリゲーターベルトを持ち、ブルートーンで統一されます。
“25th アニバーサリー”シリーズの第一弾はランゲ1です。ランゲ1は、現在も1994年の発表当時とほぼ同じ外観ですが、技術面ではムーブメントに進化が見られます。2015年に新開発された手巻きキャリバーL121.1には、瞬転式アウトサイズデイト表示とランゲ自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイが組み込まれました。このヒゲゼンマイは、大型偏心錘付きテンプと連係して歩度を最高度に安定させます。手作業で丹念に仕上げ装飾を施したこのムーブメントは、ランゲ1の初代キャリバーL901.0がそうであったように、72時間のパワーリザーブを誇るツインバレルと、素材の特性を生かした洋銀製4分の3プレート、8個のゴールドシャトン、ハンドエングレービング入りテンプ受けといったランゲならではの品質の証しを備えています。なお、テンプ受けには特別に、25周年を表すシンボルとして25日を示すアウトサイズデイトがエングレービングされています。この手彫りの直線からなる新たな図案は、初めて彫り線を青く色づけしたことにより、くっきりと浮かび上がっています。
250本限定のランゲ1 “25th アニバーサリー”のもう一つの特徴は、ホワイトゴールド無垢製のエングレービング入り裏蓋です。そこには、1873年に竣工したランゲ時計工房の図柄と、ウォルター・ランゲとギュンター・ブリュームラインの名前、そして「25 JAHRE LANGE 1」(ランゲ1誕生25周年)のレリーフ彫り文字が見えます。
/sites/default/files/newsImage2/02_204.jpgLANGE1 25th Anniversary
ランゲ1 “25th アニバーサリー”
Ref:191.066
ケース径:38.5mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:ブルーの手縫いアリゲーター
ムーブメント:手巻き、Cal.L121.1(自社製)、毎時21,600振動、約72時間パワーリザーブ、43石
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、パワーリザーブ表示、瞬転式アウトサイズデイト
限定:世界限定250本
予価:4,890,000(税抜)
発売予定:2019年1月以降
2019 New Model | PARMIGIANI FLEURIER
2019年 パルミジャーニ・フルリエ新作情報
ブース撮影:江藤義典 Photo:Yoshinori Eto
らしさを存分に発揮した
魅惑のコレクションたち
天才時計師ミシェル・パルミジャーニの修復工房からスタートした「パルミジャーニ・フルリエ(PAERMIGIANI FLEURIER)」は、極めて趣味性の高い時計ばかりを作っている。ディテールに凝り、デザインに凝るだけでなく、理想を実現させるためにムーブメントのみならずダイアルやケースの工房を傘下に収めるなど、垂直統合によるマニュファクチュール化を進めた。そのため生まれる時計は、何にも似ていない独自性が楽しめる。パルミジャーニ・フルリエの時計に魅せられたら、それ以外に選択肢はなくなるのだ。2019年は2017年に発表復刻され、好評を得た「トリック」を中心としたラインナップとなっている。
>トンダ メトログラフ(TONDA METROGRAPHE)
取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
※表記は2019年2月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2019年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
>2019年 パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)
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一般社団法人 日本時計輸入協会が、ウオッチコーディネーター資格取得者(略称:CWC、2018年11月現在2136名、上級CWC含む)から、この一年以内に市場投入された輸入腕時計の中から「お客様に一番推薦したいモデルは?」(本年度はモデル単位ではなく、シリーズ・コレクション単位)というシンプルな基準で投票を受付け、メンズとレディスのグランプリを決定しました。
投票の結果、メンズはロレックス・GMTマスターII、レディスはカルティエ・パンテールが最多票を獲得し、それぞれグランプリに選ばれました。
メンズのロレックス・GMTマスターIIには、『新しいムーブメント、さらに高められた堅牢性、アイコン的なデザインはお客様へ自信を持って推薦できる』『セラミックベゼルの採用で光沢感が増し、ひときわ目を引くカッコいいデザイン』など、レディスのカルティエ・パンテールには、『女性らしいデザイン、宝飾の装飾性、ブランド力、全てでお客様に推薦できる』『最も日本人女性にフィットする時計であり、長期使用に応えられる不変性を持つ』といった理由が寄せられており、腕時計とお客様のニーズを熟知しているウオッチコーディネーターならではの推薦内容となっております。
/sites/default/files/newsImage1/01_174.jpgまた、同時にこの1年で「一番輝いているブランド」についても投票を受け付けました。ウオッチコーディネーターの目から見て、商品はもとより、情報発信、流通政策など多面的な視点で、時計業界に活力をもたらしているブランドに投票してもらいました。
その結果、今年新設した「一番輝いているブランド賞」にはオメガが選ばれました。
/sites/default/files/newsImage2/02_199.jpg投票理由としては、『1848年から続く長い歴史を持ったブランドでありながら、マスタークロノメータームーブメントやセラミック技術など時代に合わせて進化している』『2020年の東京2020のオフィシャルタイムキーパーで、記念モデルも期待が大きい』『スピードマスター、シーマスターをはじめ、憧れブランドの筆頭』などのコメントが寄せられました。
日本時計輸入協会では、今後も毎年インポート・ウオッチ・オブ・ザ・イヤーを開催し、時計販売のプロフェッショナルであるウオッチコーディネーターがお客様へ推薦する輸入時計という形で情報を発信していく予定です。
「日本時計輸入協会」についてのお問合せ
日本時計輸入協会事務局
TEL:03-3270-5901
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